群馬「東武トレジャーガーデン」は、英国・湖水地方の美しいガーデンのような隠れSNS映えスポットだった

2019.05.16 更新

東京都心から電車で約60分の群馬県館林市。その中央部に広がる約80,000平方メートルもの広大な敷地に、1,500種・3,000株のバラをはじめとした花々を植栽する「東武トレジャーガーデン」があります。イギリスの湖水地方のガーデンを再現したお庭では、まるで宝探しをするように多種多様な花々が楽しめます。まもなくバラのシーズンを迎える園内の見所をたっぷりお届けします。

▲「東武トレジャーガーデン」のシンボル・ローズ、シェアリング・ア・ハピネス。名前の由来を1つずつ知っていくだけでも、とっても楽しめますよ

宝探しをするように、たくさんの美しい花々に出合える場所

東武鉄道・浅草駅から特急で約60分の館林駅で下車してタクシー利用で約8分(茂林寺駅より徒歩約15分)。耳をすませば、カッコウなどの野鳥の鳴き声が聞こえてくるほど自然豊かな場所にある「東武トレジャーガーデン」。宝探しをするように、さまざまな花に出合えることから、この名前が付けられました。

開園するのは春(4~6月)と秋(9~10月)のみ。東京ドーム2個分に相当する広さの敷地内にはメインとなる「ローズガーデン」、季節ごとに様々な花が楽しめる「シーズナルガーデン」のほか、ウェディングチャペル(ウェティングは通年営業)、レストラン・カフェ、ガーデンショップなどが併設されています。
▲イギリスの湖水地方の建物を彷彿させるレンガの建物と石造りのエントランス

「東武トレジャーガーデン」は、イギリスの湖水地方にある美しいガーデンがコンセプト。バラだけでも1,500品種・3,000株もの種類が植栽されています。お花だけでなく建物も異国情緒たっぷりで、まるで日本にいることを忘れてしまうような感覚を味わえます。エントランスで入園料(500円~1,200円 ※税込、開花状況により異なる)を払ったら、さっそく入園!

エントランスを抜けると噴水の向こうに石造りのアーチがあり、スパニッシュ・ビューティとピエール・ドゥ・ロンサールという2種類のバラがお出迎えしてくれます。
▲ここは園内1~2位を争うフォトスポット! あたりに立ち込めるバラの香りはまさに“天然のアロマ”。とても癒されますよ

石造りのアーチの先に広がるのが「ロングボーダーガーデン」。中央に水路を配した全長1,000m超のこちらには、華やかなビビットカラーの宿根草(何年も生育と開花を繰り返す多年草)の数々が植栽され、レンガ造りの建物と相まって素敵な光景を演出しています。
▲水路には蓮が植えられています。背景にエントランスの建物を入れて撮影するとステキです
▲水路の両側に植栽された、黄色や紫色の宿根草による美しいハーモニーは、まさに湖水地方のガーデンそのもの

「ロングボーダーガーデン」の先にあるのが、お待ちかねの「ローズガーデン」です。まずは、全長約27mのアーチいっぱいにポールズ・ヒマラヤン・ムスク・ランブラー(淡いピンク色のバラ)が咲き誇る通称「さくらのトンネル」を歩いて入ります。
▲初夏に登場する「さくらのトンネル」は、ガーデンウェディングでも大人気のスポットなのだそう。ぜひカメラで押えてほしいフォトスポットです

そしてバラのアーチのちょうど終着点に、「東武トレジャーガーデン」の象徴ともいえる素敵なスポットがあります。ここで出合えるのはシェアリング・ア・ハピネスと名付けられた、その名の通りとてもハッピーな印象のバラです。
▲館林市にある「茂林寺」が昔話「分福茶釜」の発祥の地であることから、「分福=幸せを分かち合う」という想いを込めて名付けられた同園のシンボル・ローズ。鮮やかなピンクのバラに魅了されて、多くの人が写真に収めていくそう

ここ「東武トレジャーガーデン」では、先述した「ロングボーダーガーデン」や「さくらのトンネル」をはじめ、それぞれテーマに沿ってバラを植栽したゾーン(7シーンズ)が展開されています。
また、世界平和を祈念して植えられたピースやヒロシマズ・チルドレンなど、その誕生背景にストーリーがある7種類のバラ(7ストーリーズ)も園内の各所に植樹されています。バラの名前を覚えたり、背景の物語を学んだり。奥深きバラの世界をたしなんでみるのも楽しみ方の1つと言えますね。
▲7シーンズの1つである「ブルーローズのラヴィリンス」。ここはブルー系のバラが咲く、癒しの小径。小規模なエリアにカラフルな宿根草もたくさん植樹され、印象派の巨匠クロード・モネが愛した「ジヴェルニーの庭」を彷彿とさせます
▲7ストーリーズの1つプリンセス・オブ・ウェールズ。その名の通り、イギリスの故ダイアナ妃にちなんだ白いバラです
▲毎年9月頃から「秋のローズガーデンまつり」も開催されます。敷地内を彩る秋のバラをはじめ、一面に咲き誇るコスモスもお目見えするそう

「ローズガーデン」だけじゃない! ブルーの美しいネモフィラやコスモス、あの伝説の幸運スポットも!

「ロングボーダーガーデン」北側の広大な敷地には、 「シーズナルガーデン」があります。こちらで楽しめるのが、ブルーカラーが美しいネモフィラやコスモスなどの四季折々の花々です。
▲緩やかな起伏の丘に、青い花を咲かせるネモフィラ(見頃:4月中旬~5月上旬)。爽やかな春風に揺れて、美しい景観を届けてくれます
▲ネモフィラに寄りそうように植えられているのはヴィオラ。黄色やオレンジといったカラーバリエーションが美しく、訪れた人々を楽しませてくれます
▲その一角には、菜の花も植栽されています。鮮やかな黄色のカラーは、元気を与えてくれますね
▲秋の開園シーズンになると、このガーデンにコスモスが咲き誇ります。9月~10月中旬が見頃です
▲「シーズナルガーデン」の一角には、分福茶釜のオブジェもありました。この茶釜に触ると、開運・長寿のご利益があるといわれているそうですよ

イギリスの教会の歴史を継承した「聖ペテロ&パウロ教会」はウェディングもOK

「東武トレジャーガーデン」内には、ウェディングセレモニーができる「聖ペテロ&パウロ教会」もあります。こちらは中世のゴシック様式を基調としており、なんと英国国教会(アグリカンチャーチ)より正式に認定も受けている真の教会です。
「ローズガーデン」にバラが咲き誇る5月が一番のハイシーズンで、年間を通して30組ほどのカップルが挙式をしているほか、フォトウェディングを実施するカップルも多数いるのだそう。
内部では、祭壇の天窓に掲げられた「ローズウィンドウ」が目を引きます。バラの花びらをイメージしたステンドグラスで、約200年ほど前にイギリスに実在した教会から譲り受けたものなのだそう。
▲天窓の下にあるメインのステンドグラスには、左からペトロ、フランソワドサール、マグダラのマリアの3聖者が描かれています
▲パイプオルガンも、イギリスの聖ペテロ&パウロ教会から譲り受けたもの。歴史的価値だけでなく、美術品としても高い評価を得ています

この教会はウェディングセレモニーだけでなく、年に1回「100万人のクラシックライブ」という音楽会(2019年は5月19日に開催予定。午前と午後の2回公園で入園料のみで参加可能)なども開催しています。音楽に興味がある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

有名リゾートホテル出身のシェフが織りなす、絶品イタリアンランチの数々

「東武トレジャーガーデン」に訪れたなら、ぜひレストラン・カフェ「ヴィクトリアンハウス」でランチを味わってみましょう。総料理長は有名リゾートホテル出身で、ガーデン内で栽培されているハーブと群馬の地産地消を活かした絶品のイタリアンを提供しています。
▲円形のホールに15卓を備えた大型レストラン・カフェ。かつてローマ風呂として営業していた当時の建物をレストランに蘇らせたというのだから、驚きです
▲一番人気の「ヴィクトリアンプレート」は、日替わりパスタ・魚料理・サラダ・パン・コーヒー・デザートが付いて1,850円(税別)
▲ハーブの効いたトマトソースがアクセントの「ハンバーグステーキ」はパンまたはライスが付いて1,500円(税別)
▲群馬産の野菜と2色のカレーが楽しめる「地場野菜の2色カレー」1,000円(税別)も人気メニュー

乙女心をくすぐるバラコスメやイギリスの雑貨がズラリ。ここにしかない逸品にも出合える

美しい花々と美味しいイタリアンランチにお腹も心も満たされた後は、ガーデンショップ「Mary’s Room」も訪れてみてください。
▲スタッフが厳選したローズグッズをはじめ、メイド・イン・イングランドの雑貨やガーデンニンググッズなど、乙女心をくすぐるアイテムの数々が販売されています
▲みんなに渡すお土産としても重宝しそうな「ハンドクリーム」各302円(税別)ほか、バラをテーマにしたバスグッズもおすすめ
▲バラをテーマにしたお菓子もたくさん。バラのクッキーにバラのクリームをはさんだ「ランドグシャ」は6個入り・750円(税別)
▲同園オリジナルの「ちゃがまんじゅう」も!バラ餡としそ餡が入ったおまんじゅうで、12個入り・650円(税別)というお手頃価格

開園期間は年間2回だけという「東武トレジャーガーデン」。一度訪れたらその美しさに魅了されてしまうこと間違いなしです。様々なバラや花が植樹されたガーデンを散策しながら、イギリス湖水地方の世界に没入してみてはいかがでしょうか。おひとり様でも家族や友達同士でも楽しめる、フォトスポット満載の群馬の隠れ名所といえそうです。
takeko

takeko

普段はIT系ディレクター、時々ライター。趣味は美味しいお店開拓(でも方向音痴で、いつも目的地に着くまで一苦労)。学生時代は一人海外旅行が大好きで、現地ですぐ友達を作っちゃうタイプでした。社会人になり、全国各地へ出張に行く度に、その土地の美味しいグルメと人に会う楽しみを覚え、現在も休みがあればどこかしらに旅に出ます。最近のブームは日本酒。いつかマイボトル酒が作りたい!と思う30代女子です。

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