期間限定・コスパ最高!松江「かに小屋」で激安の松葉がにや日本海の幸を食べまくる!

2019.02.04 更新

山陰の冬の味覚と言えばカニ!ですよね。そのカニを安く、気軽に味わえる「かに小屋」が2019年も期間限定で島根県松江市にオープンしました。高級ブランド蟹として知られる「松葉がに」をはじめ、日本海の幸もいっぱい。そして何より自分で焼いて食べるBBQスタイルが楽しいですよ。

2019年は3月24日(日)までの期間限定!

「かに小屋」があるのは絶景の夕陽で有名な宍道湖(しんじこ)がある島根県松江市。JR山陰本線・松江駅から東に徒歩10分ほどで、タクシーでも1メーターの場所。宍道湖から、島根県と鳥取県にまたがる「中海(なかうみ)」へと流れる「大橋川」のほとりにあります。
▲大橋川のほとりにある宍道湖観光遊覧船の第1乗船所

繁華街とは離れていて、県外から訪れるとちょっと分かりにくい場所にありますが、すぐ隣には宍道湖観光遊覧船「はくちょう号」の第1乗船所があるので、これを目印にしてください。ただし、JR松江駅から北に徒歩5分ほどの場所には第2乗船所もあるので、間違えないでくださいね。
▲かに小屋は倉庫を利用して店舗にしたもの。約20台収容の無料駐車場もある

かに小屋は毎年期間限定の営業で、2019年は1月18日(金)~3月24日(日)の約2カ月間。その期間だけ松江港管理所の倉庫を店舗として利用しています。なので、ムダな装飾は一切なし。シンプルというより無骨な感じですが、これがまたいい雰囲気。入口の「かに小屋」の字はいかにも手書きで味があっていいですね。
▲店内も飾り気ゼロ!で倉庫のまんまといった感じ

中に入ると、さっそくいい匂いがしてきました。そして、ワイワイガヤガヤと活気いっぱい。会社員グループや家族連れ、カップル、旅行者など客層も様々です。
▲松江冬季観光誘客プロジェクトのメンバーで、かに小屋店長の太田達也さん

「かに小屋は観光客が減少する冬季の対策として企画したもので、2013年から実施して今年で7回目になります」と店長の太田さん。今では松江の冬に欠かせない存在になり、観光客はもちろん地元の人もオープンを心待ちにしているそうで、2018年の動員数は何と約1万人。
▲山陰が全国に誇る高級ブランド「松葉がに」

山陰で水揚げされるカニは大きく分けて2種類。ズワイガニと紅ズワイガニです。ズワイガニは漁期が11~3月と決められていて、成長したオスは「松葉がに」と呼ばれ、流通価格は1杯1万円以上もする高級品。

「その松葉がにを気軽に味わってもらいたいと始めたのが、このかに小屋です。ここでは仲買を通さず市場から直接仕入れているので、時価の1杯税込2,500円~5,000円ほどで販売できるんです」と太田さん。ちなみに、松葉がには表記するときはひらがなで「がに」とするのが慣例になっています。
▲鮮やかな紅色でジューシーな紅ズワイガニ

紅ズワイガニは夏場を除いて水揚げされるため、ほぼ1年中食べることができます。鮮やかな紅色をしているので、松葉がに(ズワイガニ)とは一目瞭然。

「安くたくさんカニを食べたい、という人には紅ズワイガニがおすすめですね。みずみずしく甘みがあって、ミソも美味しいですよ」と太田さん。
こちらも同じように市場から仕入れるので1杯税込1,800円~3,000円と、一般的な飲食店で食べるよりも随分お手頃になっています。
▲セルフ方式なので、まずはトレイを受け取って食材選び

かに小屋にはセットメニューのようなものはなく、自分で食材を選び、自分で焼いて食べるセルフ方式。これも安さの秘密です。では、さっそく食材選びに。
▲ワゴンに松葉がに&紅ズワイガニがどっさり

まずは何といってもカニから。ボイルされた松葉がに&紅ズワイガニを自分でチョイスします。それぞれのカニの食べ比べを愉しみたいので、松葉がにと紅ズワイガニを1杯ずつ取りました。
▲岩手県陸前高田(りくぜんたかた)市産のホタテ貝も

松江かに小屋は東日本大震災の復興活動として陸前高田市からホタテ貝を仕入れ、食の交流でエールを送っています。それにしても、でかいっ!女性の顔ほどと言っては大袈裟かもしれませんが、かなりの大サイズです。
▲食材を選んだらレジに

食材をトレイにのせたら、レジで精算します。追加で食材が欲しい場合は、もう一度自分で取って精算、の繰り返し。ビールや日本酒などの飲み物は自動販売機で購入します。あ、それからクレジットカードは使えないのでご注意くださいね。
▲両手いっぱいに海の幸が!さて、これだけあってお値段は……?

カニは時価で、この日は松葉がにが3,500円、紅ズワイガニが2,200円。その他、サザエ(2個)400円、アワビ(2個)500円、ノドグロ300円、ハタハタ300円など島根の魚介たち。それに陸前高田のホタテ貝600円や焼おにぎり(2個)200円で8,000円。これにコンロ代が400円で、計8,400円(※価格はすべて税込)です。安っ!ほぼ2人分の量なので、普通の居酒屋で食べたらこんな値段ありえませんよね。

冬の味覚の王者・松葉がにの美味しさはハンパないって!

食材を持って席に移動したら、後はもう焼いて食べるだけ。松葉がにが1杯丸ごと食べられるなんて、まさに垂涎ものですよ、ホント!
▲服が汚れないように紙エプロンが用意されている

席にはガスコンロとカニスプーン、調理用バサミ、トングなどが準備されています。
▲まずは、主役の松葉がにから解体

では、さっそく調理用バサミを使ってすべての脚を胴体から切り離します。
▲甲羅はお尻の方からはぎ取る

胴体のエラを取り除き、ミソを甲羅の中に移したら準備完了です。
各テーブルにはカニの解体手順を写真付きで説明したチラシもあるので、参考にしてくださいね。それでも分からない場合は、スタッフに聞けばていねいに教えてくれますよ。
▲壁のお品書きに見逃せないメニューを発見!

ふと店内を見渡すと、壁に「名物・脚付カニ汁」(税込500円)のお品書きを発見。せっかくカニを食べに来たんだから、これをスルーする手はないですよね。
▲紅ズワイガニの脚が入ったカニ汁も登場!

いい香りのカニ汁も加わって、後はもう待ったなし!ジャンジャン焼いて、いっただきま~す♪
▲焼き過ぎないように注意

カニはボイルされているので、軽く炙る程度で大丈夫。あまり焼き過ぎると身がパサパサになって旨みが逃げるので、殻が乾く程度になれば食べ頃です。
▲ずっしりとした身は、さすが松葉がに!

身の繊維が太く、見るからに美味しそう。焼き加減もちょうど良くて、いい香りが漂ってきました。ジューシーさもしっかりありそうです。
▲ん〜〜……たまりません(絶句)

上品な甘み、それでいて日本海の旨みが凝縮された濃厚な味わい。もう、言うことありません。
▲カニミソも最高〜〜!

焼いたカニミソは香ばしさが引き立って、これまた絶品。そのまま食べ切ってしまうのはもったいないので、半分は残してカニの身に付け食べることにしました。カニを食べるときには最高の調味料なんですよね、ミソって。
▲様々な調味料も用意されている

調味料と言えば、店内には醤油やポン酢、マヨネーズなども用意されています。もちろん何もつけなくても美味しいのですが、お好みで味をアレンジするのも楽しいですよ。
▲カニを食べると人は無口になると言いますが、これは仕方ない……

身をホジホジするのと食べるのとで、つい会話も少なめに。ま、カニを食べるときの「あるある」ですよね。でも、いちばんの理由は松葉がにが美味しすぎるってこと。神経が味覚に集中しちゃっているんですよ。あぁ~シアワセ♪

松葉がにだけじゃない!日本海の幸で満腹に!

さて、松葉がにを堪能したら残りの食材もガンガン焼いちゃいましょう。って、松葉がにの陰に隠れちゃいましたが、よく考えれば普通ならどれも主役級の食材ばかり!
▲豪華この上ない海鮮BBQ

紅ズワイガニ、ノドグロ、アワビ、ホタテ、サザエ、ハタハタ……。スゴいメンバーです。もう、日本海オールスターズと言っても過言ではないくらい!(あ、焼おにぎりもね。)
▲紅ズワイガニも充分みずみずしくて美味しい

紅ズワイガニだって松葉がにに比べて味が劣っているわけじゃありません。甘みも旨みもしっかりあって、申し分なし。それに脂がしっかりのったノドグロ、ほくほくで噛むほどに旨みが出るハタハタ。アワビも口いっぱいに広がる磯の香りがたまらないし、この贅沢さは背徳感さえ覚えるほど!
▲サザエの旨みと肝の苦みは大人の味

磯の香りならサザエだって。キュルンと身を取り出して、ひと口でパクッ。肝が苦くて……と言う人もいるけど、ほろ苦さがつぼ焼きならではの醍醐味。殻の中に残った汁も美味しいですよ。
▲ホタテも殻が開いて食べ頃に

ホタテは活です。生きてます。最初はしっかり殻を閉じていましたが、焼くと10分ほどでパカッと開きました。中にはまだ汁気が残っていて、いい感じの食べ頃になりました。
▲まずは、ホタテの旨みたっぷりの汁から

ホタテ100%のスープをずずっ。磯の香りにホタテから出た旨みがミックスされて、美味しいこと美味しいこと。
▲貝柱たちは食べやすいようにハサミでカット

立派な貝柱やヒモはとてもひと口では頬張れそうにないので、口に入る大きさに切ることに。ここでもハサミが大活躍です。
▲美味しさに思わず「じぇじぇじぇ」

肉厚なホタテは旨みの塊ですね。そして、柔らかくて食べ応え満点!醤油を垂らそうかと思っていましたが、それも不要なほどでした。日本海から一気に太平洋側の三陸海岸へワープしたような気分です。
▲休日の夜などは予約がおすすめ

松葉がにをはじめ、島根県ご自慢の海の幸は、どれも絶品揃いでした。かに小屋は120席でかなりのキャパのように思えますが、県内外から多くの人が訪れるようになって、週末は満席になることも珍しくないそうです。旅行などで訪れる際は、事前に予約しておくのが無難ですよ。
廣段武

廣段武

企画から取材、撮影、製作、編集までこなすフリーランス集団「エディトリアルワークス」主宰。グルメレポートの翌日に大学病院の最先端治療を取材する振り幅の大きさと「NO!」と言わ(え?)ないフレキシブルな対応力に定評。広島を拠点に山陽・山陰・四国をフィールドとして東奔西走。クラシックカメラを語ると熱い。

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