出雲大社参拝と合わせて楽しみたい!おすすめの観光スポット・グルメ・過ごし方10選

2019.03.13 更新

古来より神話の国として栄えた島根県出雲エリア。全国から八百万(やおよろず)の神様が集い、日本屈指のパワースポットが点在する人気の観光地です。今回はそんな出雲エリアの楽しみ方をご紹介。「出雲大社(いずもおおやしろ)」はもちろんのこと、神話の国にピッタリの”ものづくり体験”や、グルメに温泉と盛りだくさんでお送りします。

▲神門(しんもん)通りの宇迦橋(うがばし)のたもとにある出雲大社大鳥居

1.出雲大社への参拝&門前町の街歩きの前に着物をレンタル!

和装が似合う出雲の街並み。散策をはじめる前に着物をレンタルしたら、気分は絶対あがるはず!

一畑(いちばた)電車大社線・出雲大社前駅から徒歩約5分のところにあるお店「ご縁スタイル」では、着物の1日レンタルを行っています。店から徒歩約1分の場所にある出雲大社へのお参りはもちろんのこと、門前町の散策にも便利な場所にあり、観光客に人気です。
▲着物姿がよく似合う風景がいっぱいある出雲エリア

かわいらしい振袖から、大人っぽい訪問着まで約100着。バッグや草履など、和装に必要なアイテムは全て揃っているので、手ぶらで行ってもOKです。
着物を選んだら着付けてもらい街へくり出しましょう。追加料金でヘアセットも可能。肌寒い時季に嬉しい長羽織も貸してもらえるプランもありますよ。
基本的には当日17:00までのレンタルですが、オプションとして翌日返却やホテル(出雲市内のみ)での返却サービスも行っています。時間を気にせず1日中着物姿で過ごしていられるというのもうれしいポイントですね。また、スーツケースなど大きな荷物だって返却時間まで預かってくれますよ!
▲「旧出雲大社駅」の構内。現在は国の重要文化財となっている

着物姿が映えるおすすめスポットは、旧出雲大社駅。風格ある純日本風の建物で、大正ロマンの雰囲気が残るステキな駅舎です。また、出雲大社すぐのところにある「ご縁横丁」もおすすめ。風情のある街並みを再現した商業施設で、出雲の名物にたくさん出合えます。着物姿での食べ歩きにもピッタリです!

2.御朱印デビューは出雲大社から。「御朱印帳専門店 しるべ」でお気に入りをゲット!

最近ブームになっている御朱印集め。これから始めたいという人は、神話発祥の聖地でもある出雲大社で御朱印デビューしませんか?

出雲大社の表参道、神門通りにある「御朱印帳専門店 しるべ」は、御朱印帳の専門店。伝統的な和柄からカラフルでポップなものまで、150種類以上を取り揃えています。きっとあなたにピッタリの一冊が見つかるはずです。
▲こちらは「出雲」をテーマにデザインされたオリジナル御朱印帳
▲色とりどりの御朱印帳がいっぱい!見ているだけでもワクワク

御朱印とは、神社仏閣などで参拝の証として授けられるお印のこと。神社やお寺によってデザインが違うので、集めた御朱印を鑑賞するのも楽しみの一つです。
▲まるでアートのような御朱印。最近は色付きや絵入りのものも増えているとか

御朱印をいただくにはまず御朱印帳が必要です。ノートや手帳では受け付けてもらえないので注意してくださいね。
また、御朱印をいただく際、神職の方が書いている間は手元を覗き込んだりせず、静かに待つのがマナーです。記念のスタンプとは違うので、つつしんで授かるようにしましょう。

お気に入りの御朱印帳を手に入れたら、さっそく出雲大社へ参拝といきましょう!

3.満を持して、日本屈指のパワースポット・出雲大社をお参りする!

出雲大社といえば縁結びの神様として知られています。”縁”とは恋愛成就ばかりでなく、仕事の縁、友人との縁など様々な良縁を導いてくれます。その創建は日本最古の書物『古事記』にも登場するほど古く、伊勢神宮などと並び、日本で最も重要な古社のひとつと言われています。正しい作法で参拝して、たくさんのご縁を授かりましょう!
まず、参道入口「勢溜(せいだまり)」の大鳥居からすぐのところにある「祓社(はらえのやしろ)」をお参りしましょう。ここで身についた穢(けが)れを祓い清めます。
▲祓社は勢溜にある大鳥居をくぐって間もなく、参道の右手にある小さなお社
▲太いしめ縄が印象的な出雲大社の拝殿

樹齢400年という松並木を通り、正面に見えてくるのが拝殿。ここで出雲大社の主祭神である大国主命(オオクニヌシノミコト)にお参りします。一般的な神社では「2礼2拍手1礼」ですが、出雲大社では「2礼4拍手1礼」が正しい作法です。そしてお祈りをする時は、まず心の中で名前を名乗り、日頃の感謝をお伝えした上で、お願い事をします。
▲亀の尾の滝にある「天神社」

また出雲大社周辺には隠れたパワースポットが点在します。
その一つが、出雲大社境内の東隣にある北島国造館(きたじまこくそうかん)敷地内の「亀の尾の滝」。滝の前にある「天神社」には大国主命と協力して国づくりを行った神様「少名毘古那神(スクナビコナノカミ)」が祀られています。
▲圧倒的なパワーを感じる「命主社(いのちぬしのやしろ)」の御神木

もう一つは、北島国造館の東にある「命主社」。こちらには樹齢1000年とも言われるムクの御神木があります。なんとも荘厳で神秘的な姿。見ているだけでもパワーをいただいたような気分になります。

このほかにも、出雲エリアにはいたるところにパワースポットがあります。出雲大社だけにとどまらず、各所を散策してみると良いでしょう!

4.出雲に泊まるなら早朝の出雲大社ガイドツアーがおすすめ

▲朝日を浴びながら出雲大社を参拝。神秘的な雰囲気を感じることができる

出雲市内に宿泊する予定なら、ぜひ参加したいおすすめのツアーがあるんです!「出雲観光協会」が毎週土・日曜限定で行っている、出雲大社の早朝参拝ツアーです。
出雲に精通した地元ガイドの案内で出雲大社を巡り、その歴史や神話にまつわるトリビアまで詳しく解説してもらえます。早朝なので人出もまばら。朝の静けさで、より神聖な雰囲気を感じることができますよ。
▲朝食の一例。野菜中心のヘルシーメニュー

このツアーでは通常の参拝プランの他に朝食付きプランと軽食付きのプランがあります。
朝食付きプランでは、地元の食材にこだわったヘルシーな朝食を出雲大社近くのカフェでいただきます。また、軽食付きプランでは、門前町にある「ご縁横丁 出雲ぜんざい餅」で「ぜんざい粥」をいただくことができます。実はぜんざいは出雲が発祥の地。出雲観光では外せないグルメの一つです。こちらはツアー終了時に食事券がもらえるので、当日の11:00までプライベートで使用することができますよ。
また特典として参加者限定で、出雲らしい雲をあしらった御朱印帳をもらえるのも嬉しいですね。このツアーは集合が朝早く、所要時間は約60分。参加後も1日を有効に使えるのでおすすめです!

5.出雲観光に来たなら、ランチは「出雲そば」の名店で

街歩き中のランチには、出雲エリアのご当地グルメ「出雲そば」がおすすめ。”日本三大そば”にも数えられる名物です。丸い器にそばと薬味を入れ、つゆを直接かける「割子(わりご)」というスタイルが特徴的な出雲そば。地元でも特に人気の名店をご紹介します。

【荒木屋】
出雲大社の参道入口から徒歩約3分。天明年間から続く創業230年以上の老舗「荒木屋」。
▲観光客の一番人気は、2段の割子そばのほか、ぜんざいとおみくじが付いた「縁結びセット」

自家の井戸水を使っているのが創業時からのこだわり。また、出雲そばはそばの実の甘皮だけでなく黒い殻の部分まで一緒に挽き込んだものが主流ですが、こちらは皮までしっかり取られており、コシが強いのにつるりと食べやすいんです。
また茹でたそばを水洗いせず、そのまま器に盛る「釜揚げそば」も、出雲そばの特徴的な食べ方の一つ。割子そばだけじゃなくこっちもおすすめです!
【献上そば 羽根屋(はねや)本店】
JR出雲市駅から徒歩7分ほどのところにある「羽根屋本店」も創業約200年を誇る老舗。ここでは殻の部分まで一緒に引き込んだ「出雲そば」らしい黒いそばを堪能できます。
▲「出雲そば」特有の黒いそば。喉ごしも香りも楽しめる

人気店だけにそば打ち職人も常時4~5人が稼働。出雲産のそば粉だけを使って、老舗の伝統を守りつつも、今の時代に合った味わいや食感を追求しています。ちなみにこのお店、そば屋さんにしては珍しく、出雲そばのコース料理(夜のみ/要予約)を提供しています。ディナーで出雲そばとご当地の味を楽しみたい方にもおすすめです。

さっぱりと時間をかけずに食べられるそば。観光中のランチにちょうどいいですよね!

6.ご利益ありそう!ミニしめ縄のアクセサリー作りに挑戦

パワースポットにあふれる出雲エリア。この土地ならではの、記念に残るものづくり体験なんていかが?

出雲大社の目の前。ご縁横丁内にある「ご縁しめ縄体験工房」では、出雲らしいアイテムのしめ縄作りを体験することができます。さらにこれをアレンジしたアクセサリー作りが人気なんです。
▲ミニしめ縄をアレンジした和風のピアス

材料となるのは、出雲大社の神楽殿と同じ飯南(いいなん)町産のしめ縄用の藁。自分の手で藁を撚って縄状にします。これをアレンジしてピアスやイヤリング、ピンバッジやストラップなどを製作します。別料金で勾玉や天然石、お花やリボンなども用意されているので、デコレーションにこだわればオンリーワンの作品にしあがりますよ。
もちろんお正月に飾るような本格的なしめ縄飾りも製作できます。和のインテリアアイテムにアレンジして、お部屋に飾るのもいいですね。
所要時間は作るものにもよりますが、大体30~60分。体験後にはお菓子・ドリンクのサービスがあるので、散策で疲れた時の一休みにもおすすめです。

7.カフェで、発祥の地ならではの「出雲ぜんざい」スイーツをいただく

出雲大社の表参道・神門通りには、出雲が発祥と言われるぜんざいの名店がいっぱいあります。定番の出雲ぜんざいはもちろん、ぜんざいをアレンジしたスイーツもめじろ押しなんです!

出雲大社正門の目の前にある「くつろぎ和かふぇ 甘右衛門」は、古民家のような木造建築で落ち着いた雰囲気のお店。
▲「出雲ぜんざい縁結びセット」。セットのドリンクは出雲産抹茶など5種類の中から選べる

こちらの出雲ぜんざいは、紅白餅と出雲大社の御祭神「大国主命(大黒様)」の形をした最中の皮が入っていて、なんとも縁起が良さそうな一品。汁が多めなので最中の皮を崩していただくとトロッとした食感が楽しめます。
▲「ぜんざいパンケーキ」は自家焙煎のコーヒーともよく合う

ぜんざいをアレンジしたスイーツが人気のお店「cafeまるこ」では、オーナーが老舗和菓子店「坂根屋」の経営者ということもあって、素材や製法にこだわった美味しい和スイーツが食べられます。
おすすめは「ぜんざいパンケーキ」。オーダーを受けてから焼き上げたふわふわのパンケーキに、アイスクリーム、あんこ、紅白白玉、たっぷりの生クリームをトッピング。パンケーキの間には求肥(ぎゅうひ)が挟んであり、モチモチの食感も楽しいですよ!
cafeまるこでは、島根県産のそば粉で作った「ぜんざいガレット」も人気。出雲名物のぜんざいとそばを一緒にいただける和スイーツです。

他にも個性的なぜんざいスイーツに出合える神門通り。甘いものには目がないという人なら、食べ比べずにはいられません!

8.宿泊は少し足を延ばして玉造温泉へ。日本一の混浴大露天風呂を体験

1日たっぷりと散策したら温泉で疲れを癒すのはいかが?
JR出雲市駅から快速電車で約30分。約1300年の歴史を持つ「玉造(たまつくり)温泉」は美肌の湯として名高い名湯です。この温泉街にある「湯之助の宿 長楽園」(以下、長楽園)には、広さ日本最大級の混浴大露天風呂があり、温泉ツウの間で大人気なんです。
▲宿泊者のみ入浴できる「龍宮の湯」。露天風呂というよりも、まるで大きな池のよう

長楽園は2018年に創業150周年を迎えた老舗旅館。話題の混浴大露天風呂「龍宮の湯」は約120坪の広さを誇ります。しかも“沸かさず、薄めず”の源泉100%かけ流し。明治42(1909)年に完成して以来、100年以上も人々に愛され続けています。
脱衣所には着用したまま湯船に入れる湯あみ着(無料)が用意されており、混浴が初めてという方も安心して楽しむことができますよ。
日が沈むと照明が灯り幻想的な雰囲気に。立ちこめる湯気で他の入浴客がよく見えなくなるので、意外と恥ずかしさは感じません。家族や恋人同士でゆっくりと湯浴みを楽しんでみてください。
▲男女入れ替え制の大浴場「華泉」

他にも男女入れ替え制で楽しめる大浴場や、貸切制の家族風呂(別料金/要予約)、パウダールームを完備した女性専用風呂と、数種のお風呂をいろいろ楽しめます。
また、食事は地元産の食材を使った月替りの会席料理。エステやマッサージなど女性に嬉しいサービスもありますよ。

9.不思議な霊力が宿るという勾玉のアクセサリーで運気アップ

玉造温泉に1泊したら翌日はJR玉造温泉駅からタクシーで約5分のところにある「いずもまがたまの里 伝承館」に行ってみましょう。こちらは勾玉の文化や歴史を紹介する施設です。古代よりこの地域で生産され、不思議な力が宿るとされる勾玉。「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」は皇室に伝わる三種の神器の一つとされています。館内では勾玉職人の技を間近で見ることもでき、勾玉の魅力にふれることができるスポットです。

こちらでは勾玉を使ったブレスレット作りを体験できます。
▲カラフルで見た目にも可愛らしい勾玉ブレスレット

まずはシルクの三撚紐(みつよりひも)2本とロウビキ紐を撚って組紐を作ります。三撚紐は全12色、ロウビキ紐は全10色の中から好きな色を選ぶことができ、色の組み合わせ次第で仕上がりのかわいらしさが変わるんです。
▲自分で完成できるまで作業させてくれる。平均的な所要時間は60分くらい

組紐を撚る作業は複雑そうですが、手順さえ覚えてしまえば難しくありません。初めての人でも、道具の使い方からスタッフが丁寧に教えてくれます。
最後に止め飾りとして勾玉を取り付けて完成。勾玉はアメジスト、アラゴナイト、アベンチュリン、オレンジアベンチュリンを加工した16mmサイズのものから選べます。(オプションで20mmサイズを選ぶこともOK。)
できあがったブレスレットを身につけてパワースポット巡りをしたら、もっと運気がアップしそうですね。

10.出雲へ行くなら、人気の寝台特急「サンライズ出雲」でゆったり鉄道旅

▲二階建ての寝台特急「サンライズ出雲」

出雲まで、時間をかけずに飛行機でひとっ飛び、というものいいけれど、その道中も楽しめる列車旅もおすすめ。特に東京から出雲までは、今では数が少くなった寝台特急が運行していて、女子のあいだで人気が高まっています。

JR東京駅とJR出雲市駅を結ぶ長距離寝台特急「サンライズ出雲」は、東京駅を毎日22:00ちょうどに発車。仕事帰りに乗り込めるとあって週末や連休前は満席になることもある人気の列車です。出発日の1カ月前から乗車券が発売されているので、乗ってみたい人は早めにおさえちゃいましょう。
▲友達同士で修学旅行的な楽しみ方もできそうな「ノビノビ座席」

部屋はデスクや洗面台まで完備した個室「シングルデラックス」から、フラットなカーペット敷きの「ノビノビ座席」まで料金別に6種類。どこに乗ってもそれぞれの楽しみ方ができる魅力ある車内です。
▲個室寝台としては最も料金が安い「ソロ」

女性には嬉しいシャワールームも完備されています。こちらは使用できる人数が決まっているので、乗車したらまずはじめに買っておきましょう。また車内には自動販売機しかないので、飲食物は事前に買ってから乗り込むことをお忘れなく。
▲ラウンジから美しい日の出を拝む。これぞ寝台列車の醍醐味!

中国地方の最高峰「大山(だいせん)」の姿や「宍道湖(しんじこ)」の風景を眺めながらゆっくりと旅を楽しむ。新幹線や飛行機では味わえないぜいたくな時間です。移動自体が特別な体験になるサンライズ出雲の旅。ぜひ一度体験してみてください。
八百万の神様が集うという出雲。”パワースポット”という言葉では、ひとくくりにできないほど、どこか厳かな気持ちになります。新生活のスタート前など、心機一転したい時にはピッタリの旅行先ですよ。心のリセットをしに、出雲に出かけてみませんか?
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

学びや刺激・感動のある旅サイト「ぐるたび」の編集部。選りすぐりの旅グルメ&観光情報レポートを発信していきます。

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