モータースポーツの聖地「ツインリンクもてぎ」が今、森のテーマパークに進化していた!

2019.06.18 更新

世界最高峰のバイクレース「MotoGP」をはじめ、国内外さまざまなトップレースが開催される栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」。日本を代表するサーキットの一つですが、最近では施設内に森をテーマにしたアトラクションやキャンプヴィレッジなどが続々オープン。子供から大人まで泊まりがけで遊べるレジャースポットとなっています。家族で楽しめる「ツインリンクもてぎ」のおすすめスポットをご紹介します♪

▲今大人気の「グランピング」も楽しめます

自然豊かな里山に位置する「ツインリンクもてぎ」

「ツインリンクもてぎ」は、栃木県の南東部、茨城県と隣接する茂木町の里山一画に平成9(1997)年夏、「人と自然とモビリティ」が豊かに触れ合える場としてオープンしました。
▲総敷地面積はなんと640ha!

東京ドーム約137個分もの広さがある敷地内には、国内外のさまざまなモータースポーツが開催されるサーキットをはじめ、森をテーマにしたアトラクションやクルマ、バイクなどの乗り物が楽しめる「モビパーク」、豊かな森の中で自然体験や動植物に触れ合える「ハローウッズ」、歴代の名車を展示する「ホンダコレクションホール」、さらにレストランやショップのほか、ホテルやグランピングなどの宿泊施設が揃っています。
▲森に囲まれた敷地内には家族で楽しめる様々な施設が点在している「ツインリンクもてぎ」

アクセスは、車の場合北関東自動車道・真岡(もおか)ICから約50分、常磐自動車道・水戸ICから約40分。北・南2つのゲートがあり、真岡ICからだと、多数の道の駅に寄りながら向かえる北ゲートが、水戸ICからだと最短距離で到着できる南ゲートがおすすめです。

電車の場合、JR宇都宮駅、JR水戸駅からいずれもバスで約90分、真岡鐵道茂木駅からはバスで約20分です。※バス運行は土・日曜、祝日のみ。イベント、レース開催時は臨時運行あり
▲国道沿いにある大きな看板を横目にしばらく進むと……入場ゲートが見えてきました

入場ゲートに到着したら、入場料、駐車料を払います。入場料は大人(中学生以上)1,200円、小学生600円、幼児(3歳~未就学児)300円、駐車料は4輪1,000円、2輪500円です。※特別イベント、レース開催日は別料金

入場ゲートをくぐり少し進むと現れる大きなロードコースや、遠くで聞こえるマシン音に「ここはサーキットなんだ」と改めて感じることでしょう。

アトラクション好きなら絶対楽しい「モビパーク」!おすすめは乗り放題で一日遊べる「モビパークパスポート」

そんな施設内の一角にあるのが、子供から大人まで楽しめるアトラクションが満載の「モビパーク」です。
▲森をテーマに新アトラクションが続々オープンしている「モビパーク」

料金はアトラクションによって異なりますが、思い切り遊びたい人はアトラクションが乗り放題で楽しめる「モビパークパスポート」(小学生以上3,200円、3歳~未就学児1,800円※別途入場料・駐車料が必要)が断然おすすめ!パスポートでは施設内の15(※2019年6月時点)のアトラクションが楽しめます。

その他、個別の「のりもの券」もあります(1枚100円。乗車できるアトラクションはのりもの券2枚~)。同乗の大人はのりもの券を必要な分だけ買って、アトラクションごとに遊ぶのもいいかもしれません。
▲「モビパークパスポート」は「モビパーク」内にあるこちらの「モビパークチケット売り場」のほか、「ハローウッズインフォメーション」などでも販売しています

モビパーク内にはレーサー気分で本格的に楽しめるレーシングカートや、3歳の子供から挑戦できるクルマ、バイクのアトラクション、平成29(2017)年から3年連続で順次オープンした3大アトラクション「迷宮森殿(めいきゅうしんでん) ITADAKI」「森感覚(しんかんかく)アスレチック DOKIDOKI」「巨大ネットの森 SUMIKA」などがあります。※各アトラクションによって年齢、身長などの利用制限あり
▲転倒の心配がない自立式バイクなので小さな子供でも安心して運転できる「ぶんぶんスクーター」
▲親子で同乗することもできる「レーシングカート」は、体験走行から速さを競うタイムアタックまで楽しみ方はさまざま
▲5層階に分かれ、その全てで森の生態系を体感できる立体迷路「迷宮森殿(めいきゅうしんでん) ITADAKI」。リアルな生き物のオブジェの中を、障害物を乗り越え、クイズに答えながら進みます

注目は、体を動かして小動物の気分を味わえちゃう、森がテーマの2つのアトラクション♪

数あるアトラクションの中でも特に注目なのは、2019年3月に登場した「巨大ネットの森 SUMIKA」。ネットを張り巡らせた巨大な空間に光や音の演出を加え、朝から夜、そして春から夏、秋、冬へと移り変わる森の美しさを表現した近代的なアトラクションです(3歳~利用可。2歳以下の子供はアトラクション内のレストスペースのみ利用可。小学生未満の子供は同伴者の付添いが必要。所要時間は約40分。時間入れ替え制。モビパークパスポート利用可※のりもの券1人8枚)。

ネットの面積は約1,000平方メートルもあり、屋内では日本最大級を誇るとか!(※「ツインリンクもてぎ」調べ)
▲中に入ると巨大なネットの森が目の前に!屋内施設なので、お天気に関係なく楽しめますよ
▲光の演出で夜の雰囲気が細部までリアルに表現されています

「巨大ネットの森 SUMIKA」はその名の通り、小動物から肉食動物まであらゆる生き物の隠れ家となっている森の「棲み家」。自らも小動物になりきり、捕食動物であるオオタカやヘビに捕まらないよう逃げて、隠れて、生き延びるというアトラクションです。

中には森を感じる32もの仕掛けがあり、まるで生き物がすぐそばに居るかのような臨場感があります。
▲昼間の演出ではオオタカが飛び回ります

そして仕掛けの一つ一つには、モデルとなった施設内にある本物の森「ハローウッズ」で活動するスタッフのアイデアが至る所に詰まっています。

例えば、アトラクション内にある針葉樹と広葉樹の2つのツリーネットで張り方や固さを変えてみたり、生き物の習性を取り入れたゲームがあったり……スタッフの観察力と経験が生かされた、他にはない本物さながらの森の魅力を感じることができます。
▲ヘビに見つからないよう、草むらや茂みに身を隠しながら進んで行く「草むらのすみか」はスリル満点!
▲巨大なネットの森を登って、寝転んで……小動物になりきるのがより楽しむコツ♪

さて、気分は小動物のまま次に向かったのは、すぐそばにある「森感覚(しんかんかく)アスレチック DOKIDOKI」。ここではアトラクション内にある巨大な昆虫や植物のオブジェが、小動物気分をさらに盛り上げてくれますよ~。(小学1年生~利用可。所要時間約30分。モビパークパスポート利用可※のりもの券1人8枚)
▲「森感覚アスレチック DOKIDOKI」は、巨大などんぐりの木に見立てられた5階建ての建物を登っていく“木登り型アスレチック”です

高さ約13m、延べ床面積630平方メートルの同アトラクション内では、巨大な昆虫や植物に触れたり、葉っぱの巻き付いたツルをイメージしたロープにつかまって渡ったり……森の営みを感じながら39のアスレチックを乗り越え頂上を目指します。
▲スタートは地中である1階から。ここにはアカネズミが冬を越すために蓄えた巨大などんぐりがいっぱい

アスレチックには体力が必要な「クライムゾーン」と勇気が必要な「空中ゾーン」があり、それぞれに難易度の優しいコースと難しいコースが出現するので、年齢などに合わせて楽しめるそうですよ~!
▲その名の通り「ドキドキ」を感じられるアスレチックが随所に。ギブアップ出口もあるので安心してチャレンジを!
▲人気のボルダリングも楽しめちゃう♪
▲カブトムシとクワガタのバトルシーンなど、貴重な場面を再現したスポットも多数!

小動物になりきった自分の力で、地中深く張った木の根をかき分け、幹のこぶをつかんで登り、さまざまな生き物と出会い、葉をかき分けながら頂上へと登っていく……。そんな中で、森と共生していくことの大切さを体感できるアトラクションです。

思い切り遊んだ後には、地元の新鮮食材を使った和洋中の料理と、石窯料理が味わえる「森のレストランMARCHERANT」へ♪

小動物気分を存分に味わった後は、忘れちゃいけない腹ごしらえ。お腹がぐぅ~っとなると、改めて自分が人間だったと気付かされます(笑)。

向かったのは、「ホテルツインリンク」1階にある「森のレストランMARCHERANT(マルシェラン)」。ここでは、町内の自然農園「空土(くうど)ファーム」から直送された新鮮野菜と地場産の食材を使ったランチが食べられます♪※ランチ営業は11:30~14:00(L.O.13:30)
▲大きな窓からサーキットが見下ろせる、明るく開放的な店内

早速注文したのは、同店おすすめの「とちぎ和牛100%石窯焼きハンバーグプレート」(1,500円)。遠赤外線効果で素材の旨味を引き出す自慢の石窯で焼いたハンバーグのジューシーさは、一度食べたらハマること間違いなし!手作りソースも、肉との相性バッチリです♪
▲「とちぎ和牛100%石窯焼きハンバーグプレート」には、「空土(くうど)ファーム」から直送された新鮮野菜のサラダをはじめとした多彩な付け合わせや天然酵母のパンなどが付きます

味、香り、音、見た目、食感……食べることを五感で楽しめる多彩なメニューで、お腹も心も満たされます。

ここでしか味わえない限定ジェラートがある「森のジェラテリア ROCCO」も外せない!

「森のジェラテリア ROCCO(ロッコ)」(土・日曜、祝日、レース、イベント開催時のみ営業)では、平成29(2017)年、ジェラートマエストロコンテスト全国一位に輝いた「ジェラートマスモ」や、老舗養蜂店の「黒田蜂蜜園」、道の駅しもつけの人気ジェラート専門店「Gelato&Caffe 伊澤いちご園」とコラボした限定ジェラートや、栃木県の誇る名苺「とちおとめ」などを使ったジェラートが味わえます。
▲見た目にも美しいジェラートたち(写真は一例。シングル、ダブル各450円~、トリプル500円~)。季節限定のメニューも随時登場!

他にも棒状のジェラート「ジェラートポップ」(500円~)やドリンク(300円~)などもあり、ひと休みスポットとしても人気ですよ♪

遊び、学び、発見する……子供たちが夢中になって遊べる森「ハローウッズ」

先にもご紹介しましたが、ツインリンクもてぎには広大な森があり、そこに住む生物種は何と約4,800種といわれています。
豊かな自然に囲まれた「ハローウッズ」(施設入場無料※別途ツインリンクもてぎ入場料、駐車料が必要)の森でも、ムササビやリス、タガメ、ゲンゴロウなど都会ではあまり見ることができないたくさんの生きものとの出会いがあります。
▲「ハローウッズ」入り口。これから待ち受ける森の仲間たちとの出会いに胸が高鳴ります
▲「ハローウッズ」全体マップ。東京ドーム9個分の広さがある広大な森です

ここでは、動植物の観察はもちろん、スタッフが森やそこに住む生きものの魅力などを詳しく紹介するガイドウォーク、木の実や枝などの自然素材を使ったワークショップのほか、空中散歩を楽しめる2つのジップラインなど、さまざまな自然体験ができます。
▲見つけた生きものをじっくり観察したり、手にとって触ってみたり……森で出会う生きものたちと安心して触れあえる「どんぐりの森ガイドウォーク」(ロングコース・90分1人500円、ショートコース・60分1人400円※土・日曜、祝日、イベント時のみ開催)
▲ノコギリやナタなどなかなか使うことのない道具を使って、自然素材を自由に加工!フォーミュラカーやルームプレートなどを作れる「森のクラフト」(300円~※作品により料金が異なります)

中でも人気の「メガジップラインつばさ」では、ハローウッズとサーキットを結ぶ往復561m、最大高低差約20mの空中散歩が楽しめます(1人1,300円。「モビパークパスポート」利用可。対象は体重35kg以上90kg以下の人)。
▲爽快感を味わえる「メガジップラインつばさ」
▲「ハローウッズ」の森を出発し、眼下に「モビパーク」を見て、目指すは国際レーシングコースのグランドスタンド付近に設置された中間デッキ。注目度も抜群のアトラクションです
そして、初めて「ハローウッズ」の森へ来た人におすすめなのが、クイズ型アトラクション「森のふしぎみっけ!」(「モビパークパスポート」利用可※のりもの券1人5枚)。森を散策しながら「ふしぎクエスチョン」に答えて、森に住むさまざまな生きものとの出会いを楽しみます。
▲はじめに「ハローウッズインフォメーション」でマップを貰います。インフォメーションを通過し、この「森の入り口」が「森のふしぎみっけ!」のスタート。いざ出発!
▲動物と出会えそうなポイントなどが記されたマップを参考に「ふしぎクエスチョン」がある「水生生物研究室」か「哺乳類研究室」のいずれかを目指します
▲森にはウッドチップを敷き詰めた遊歩道が整備されているので、とても歩きやすいです
▲立てかけてある木々は生きものたちの「棲み家」。思いがけない出会いがあるかもしれません

また、コース上には季節ごとに変わる6つの「みっけポイント」があり、その時季にみられる動植物などを紹介しています。それらを自分で見つけることの楽しさ、喜びを感じられます。
▲いよいよ今回目指す「哺乳類研究室」に到着
▲室内にはムササビや野ネズミなどの森の動物たちの展示が沢山。本物の毛皮やホネを観察しているうちに、生きものの暮らしがだんだんと見えてきます
▲運が良ければ、研究室の側にある巣箱からこんな可愛らしいムササビが見られるかも……?
▲「ふしぎクエスチョン」も発見!ドングリに関する出題でした
▲早速クイズに答えてみました。正解していたら、ゴールで「生きものポストカード」がもらえます

遊びきれない人はいっそ泊まってしまいましょう♪

1日遊んでもまだまだ足りないという人は、敷地内にあるホテルをはじめ、グランピングやキャンプサイトを利用してみてはいかがでしょうか。

ファミリーに人気なのは何といってもグランピング!テント設営いらず、キャンプ用品も持参することなく、準備や後片付けもすべてスタッフ任せでOK。アウトドアの雰囲気を楽しみながら、ホテルのように快適なひとときを過ごすことができます。
▲「森と星空のキャンプヴィレッジ」では、その名の通りまるでプラネタリウムのような満天の星を楽しめるとか

ここでは、シェフの厳選した食材によるバーベキューを味わうのもよし、星空観望などの宿泊者限定イベントに参加するのもよし……非日常的な空間で過ごす時間が、家族の絆をより深めてくれること間違いなしです。
▲ホテルツインリンクのシェフが時間をかけて煮込んだ「日光霧降高原牛ビーフシチュー」をメインとした食材をサイトまで持ってきてくれる「グランピング・ワイド森のテラス~スペシャルBBQプラン~」は大人気※写真はイメージです
▲ファミリーには、ハンモックやファイヤーピット、ソファやベッドなどが備え付けてある「グランピング・ワイド」(最大6人まで利用可)もおすすめ

利用料金は、グランピング・ワイドに宿泊で夕食のバーベキューと朝食が付く「らくらくプラン」の場合、大人2人、小学生2人、幼児1人で平日57,800円~、大人6人で平日79,020円~。※人数や食事の有無、時季などにより異なるので、ホームページで確認を。

年間を通じて家族で楽しめるイベントを開催中!

「ツインリンクもてぎ」では、モータースポーツや季節ごとの多彩なイベントを開催しています。

中でも、今や定番となっている人気イベントが、夏と冬に開催している「花火の祭典」。サーキットの観覧席から楽しめるのは、日本の名工が作る花火と音楽のコラボレーション。その美しさと迫力に誰もが圧倒されます。
▲「花火の祭典」では、サーキットのコースを見下ろすように設置された観覧席から、目線の高さと上空の2方向に打ち上がる“劇場型花火”を堪能できます

夏休みや冬休みに合わせ、子供たちが楽しめる季節のイベントも盛りだくさん!

今やモータースポーツファンだけではなく、ファミリーも存分に楽しめる「ツインリンクもてぎ」。マシンの轟音、人々の歓声、そして笑顔……すべてを優しく包み込んでくれる里山へ、ぜひ足を運んでみてください♪
※本記事の写真・画像の一部は「ツインリンクもてぎ」の提供です
※記事内の料金・価格は全て税込です
※本記事の内容は2019年5月取材時のものです
yuka

yuka

栃木が大好きで、大学卒業まで県内を出たことのない「栃木箱入り娘」。地元の魅力を知ってもらうべく県内の出版社、テレビ局、新聞社などに勤務。好きなことは直売所&日帰り温泉巡り。おいしい野菜と気持ちいい温泉のためならどこまでも行く。モットーは「思い立ったら即日!」

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