名古屋の新スポット「金シャチ横丁」は、なごやめしの食べ歩き天国だった!

2019.06.08 更新

名古屋観光の新名所として2018年3月にオープンした「金シャチ横丁」は、名古屋城の正門と東門の前に多くの飲食店やお土産店などが立ち並んだ商業施設。まるで城下町のような雰囲気の漂う「金シャチ横丁」の魅力を体験してきました!

まずは名古屋城東門前の「宗春ゾーン」から!

「金シャチ横丁」へのアクセスは、車なら名古屋駅から約10分。電車なら地下鉄を利用し、東山線名城線の市役所駅、名古屋市営バスなら「名古屋城正門前」や「市役所」のバス停で降りると便利です。
▲市役所駅7番出口を出ると「金シャチ横丁」の看板が見えます

「金シャチ横丁」には、「義直(よしなお)ゾーン」と「宗春(むねはる)ゾーン」の2つのエリアがあり、市役所駅から名古屋城東門に向かう途中に「宗春ゾーン」が広がります。両エリアとも名古屋城の入館料不要の無料エリアなので気軽に行けるのが嬉しい!
▲名古屋城の東門に向かう道の右側が「金シャチ横丁」の「宗春ゾーン」。左側はお堀です

「宗春ゾーン」は、7代目尾張藩主の徳川宗春にちなんで命名されたエリア。派手好きだった宗春は将軍・吉宗の倹約志向とは対照的な政策を打ち出し、名古屋の活性化に尽力したお殿様として知られています。そんな「宗春ゾーン」のテーマは「革新」。モダンなデザインの街並みに、地元の若手経営者による新進気鋭の飲食店が並びます。

まずは一番最初に目に入った「bistro那古野(なごや)」でテイクアウトすることに。「bistro那古野」は、渥美半島で飼育された「保美豚(ほうびとん)」を使った料理が食べられる洋食店です。
▲入口の左側にテイクアウトコーナーがあるので、食べ歩きをしたい人は店内に入らずにオーダーできます!

オーダーしたのは「保美豚ベーコン串」と「白穂乃香(生ビール)」の「ちょい呑みセット」(1,000円)です。
▲保美豚ベーコンは脂がサラッとしていて旨みが強く上品な味わい!爽やかな香りのビールに超合います!

「bistro那古野」では、保美豚をはじめお米などの食材も地元産にこだわり、ランチやディナーで多彩なメニューを提供しています。
2店目は「vegetable cafe seafood bar saien」。ここは、自家栽培のオーガニック野菜や毎朝市場で仕入れたシーフードを中心に、おいしくて体に優しい料理を提供してくれる飲食店。ニューヨークのサラダ文化をランチに取り入れるなど、新しい食のスタイルも楽しめるお店です。

今回はお店の外に見つけたキラキラのオブジェに惹かれ……。
▲近づいてみると金ピカのソフトクリームのオブジェが!
注文すると目の前でソフトクリームに金箔を貼ってくれました!
▲できあがり!

金沢の金箔を使用した豪華絢爛なソフトクリーム「金シャチ横丁ソフト」(980円)です。普通のソフトクリームより少々お高いですが、ビジュアルは普通のソフトの何倍もテンションがあがること間違いなし!さらに金運もアップしそう(妄想)。

愛知県産の牛乳の味わいも感じられる滑らかな口当たりがするソフトクリームの上に、あられ菓子「おいり」をトッピング。「金シャチ横丁」に来た記念にオススメですよ!
続いては、「vegetable cafe seafood bar saien」の隣りにある「cafe diner POP OVER」に入ってみました。ここは低温熟成のステーキをはじめとした肉料理と焼きたての「ポップオーバー」が自慢のカフェダイナーです。
▲こちらはテイクアウトコーナー。隣に入口があります
▲店内は席数も多く広々。テラス席もあります

お店で人気のポップオーバーとは、外がサクサクで中に空洞があるパンの一種。野菜やチーズ、チキンを入れて食事として楽しめ、さらにフルーツやアイスクリームを添えればスイーツとしても食べられる人気メニューだそうです。
▲「ポップオーバーサンド」は540円~。店内には原寸大メニューがありますよ(写真提供:cafe diner POP OVER)

しかし、筆者が注文したのは、メニューを見てビジュアル的に実物が見たいと思ったこちら。
▲「金シャチパフェ デ ゴザール」(1,180円)

見るからにポップ!ピンクのシャチと手裏剣のクッキー、そして忍者モチーフの大福アイスがかわいい!写真映え必至なので、天気がよければテラス席での撮影がオススメかもしれません。

グラスにはイチゴ、生クリーム、イチゴのジェラート、イチゴソース、パンナコッタなどがたっぷりで、食べ応えが抜群。スイーツ好きにはたまらないはず!
食べ歩き用に「忍者アイス」(540円)も購入。求肥(ぎゅうひ)の頭巾にクッキーの額当てと手裏剣、ポッキーの刀で飾られた刀の鍔(つば)をシリアルで表現しているところがなんともかわいい!中身はバニラアイスです。
「宗春ゾーン」には他に、地元酒蔵の日本酒と野菜を中心としたスローフードイタリアンバール「SHIROMACHI GRILL」、串揚げとワインのお店「創作串揚げ つだ」、名古屋を代表するB級グルメとして知られるあんかけスパのお店「あんかけ太郎」、濃厚豚骨魚介のスープと添加物不使用の自家製麺で人気のラーメン店「フジヤマ55 金シャチ横丁店」が並びます。

名古屋城東門を横目に「義直ゾーン」へ!

忍者アイスを食べながら、名古屋城の東門と愛知県体育館の間を通りすぎ、「義直ゾーン」へと向かいます。
▲二之丸大手二之門を過ぎれば、まもなく「義直ゾーン」。「宗春ゾーン」から徒歩5分ほどです

「義直ゾーン」は、初代尾張藩主の徳川義直にちなんで命名されています。義直は法の整備や開墾・治水に力を入れ、尾張の国の基盤を作りあげた藩主として知られています。そんな「義直ゾーン」のテーマは「伝統」。名古屋城の築城当時にも使われた木曽の木材を使用した江戸時代のような街並みに、名古屋らしい飲食店が並びます。
▲道の両側にお店が並び、城下町のような雰囲気

まずは、味噌かつで有名な「矢場とん」に入ろうと思ったら行列だったので、テイクアウトメニューコーナーへ!
▲気軽に食べられる「串かつ(3本)」(500円)を購入。「ひれかつサンド」(850円)もありました
▲もちろん味噌ダレがかかっています!

味噌ダレは、一見すると味が濃そうに思えますが、ドロッとしておらず味もかなりサッパリ。サクッとジューシーな串かつを引き立てています。
▲こちらにも行列!味噌煮込みうどんで知られる「山本屋総本家」です

1925(大正14)年の創業以来、名古屋で愛される「山本屋総本家」の味噌煮込みうどんは、独特のこしを持つうどんと愛知県岡崎産「カクキュー」の八丁味噌と名古屋の白味噌を独自にブレンドしたコクのある味噌の味わいが魅力。ただ、うどんの打ち粉にそば粉を使用しており、そばアレルギーの筆者は食べられませんでした……。

ということで写真だけでもアップ!
▲「金シャチ煮込うどん」(1,932円)(写真提供:山本屋総本家)
▲「金シャチきしめん」(1,932円)(写真提供:山本屋総本家)

どちらも名古屋城の金シャチをイメージしたエビ天が美味しそう!同行したカメラマンに食べてもらい感想を聞くと「煮込うどんのこしは癖になります。ダシの効いた味噌は白いご飯が欲しくなる!」とのこと。「金シャチ煮込うどん」にご飯とお漬物が付いたセット(2,106円)もありますよ。
休日のランチタイムに訪れたからか、飲食店は軒並みどこも行列……。そんな中、行列の合間をぬってタイミングよく入店できたのが「ひつまぶし名古屋備長 金シャチ横丁店」。
▲名古屋だけでなく全国展開する「ひつまぶし名古屋備長」の金シャチ横丁店です

「ひつまぶし名古屋備長」は、店名通り備長炭を使い、職人がうなぎ一匹一匹ごとに最適な焼き方を追求しているお店です。
▲店内は落ち着いた雰囲気

お品書きには、なごやめしの定番「ひつまぶし」(3,672円)の他、「うなぎ丼」(2,894円)、「うな重」(3,888円)など(いずれも吸い物と漬物付)がありましたが、筆者は金シャチ横丁限定の「金シャチひつまぶし」(7,128円)を注文しました!
▲「金シャチひつまぶし」。筆者は吸い物を肝吸(うなぎの肝入りの吸い物/162円)に変更

「金シャチひつまぶし」は、「上ひつまぶし」の1.5倍の量のうなぎを使用。たっぷりの金箔がふりかかっていて贅沢!
▲しゃもじでよそうと、ご飯の中からまさかのうなぎが登場!ミルフィーユ仕立てになっています

ということで、ひつまぶしの定番の食事法でいただきます!

まず1杯目。
▲そのままいただきまーす!
▲2杯目はネギとわさびの薬味を入れます
▲3杯目は海苔も加え、ダシをかけてお茶漬けに

外はパリパリ、中はふっくらで香ばしさを感じられる焼き加減も、甘すぎないコクのあるタレも、個人的には大ヒット。正直、どの食べ方でも美味しいですが、筆者的には4杯目として薬味と海苔をかけて頂きました。
お腹が膨れたところで、次はお土産を探します。
▲「義直ゾーン」の中央に店舗を構える「えびせんべいの里 金シャチ横丁店」

えびせんべいは、海老せんべい発祥の愛知県ならではのお土産。「えびせんべいの里」は、知多半島に本店があり、名古屋市内で「えびせんべいの里」のえびせんべいが買えるのはここだけです。
早速ですが、店長の加藤さんにお聞きした、えびせんべい人気ランキングBEST3の発表です。

第3位は……。
▲すり身のえびを練り込みうすく焼いた「はませんえびうす焼」(540円・写真左)と、えびとイカを使いみりんで味付けした「えびみりん揚げ」(324円・同右)です。タイプは違いますが、どちらも食感抜群!

第2位は……。
▲「小袋ミックス」(648円)。約8種類の味のせんべいごとに小さく個別包装されお茶うけに最適

そして第1位は……。
▲「お好み」(540円)。何種類かのせんべいが1袋に入った食べ切りサイズの4パックセットです。たくさんの味が楽しめてお土産にピッタリの一品です!

「えびせんべいの里 金シャチ横丁店」には約30種類のえびせんべいが並んでいますが、初めて訪れたらどれを買おうかきっと迷うはず。そんな方のために、ここでは試食用のえびせんべいが用意されています!
▲各商品の前に試食BOXがあり、味を確かめて買えるから安心です(試食できないものもあります)
筆者も試食できるものはすべて試し、結局「お好み」「小袋ミックス」「えびみりん揚げ」の3種類をお土産にしました。
名古屋らしいお土産をもっと買いたいと思い、もう1店。
▲名古屋弁で言えば「和みゃー」といった感じになる店名の「なごみゃ」
ここでも店長の田村さんに、人気のお土産を聞きました。
▲一番人気は「なごみゃ」オリジナルの「深DORA」(1個216円)

「深DORA」は、愛知県大府市(おおぶし)にある「パティスリーFUKAYA」が手がけた名古屋風どら焼きです。北海道のつぶあんとフランス・オーベルニュ地方の発酵バターを使い、しっとり&ふっくら。パッケージもお土産として喜ばれそうなデザインです。
▲筆者的には意外でしたが、「じゃがりこ 手羽先味」(864円)も人気が高いそう

金ピカなパッケージと名古屋らしい手羽先味というのが受けているのかも……。と思ったら、金ピカのお土産を集めたコーナーもありました!
▲金ピカのマグやゴルフボール、珈琲ボトル、コンパクトミラーなど……
▲金ピカコーナーの一番人気「金箔入りあぶらとり紙」(15枚入270円)。金シャチ横丁限定品です
▲さらに「小判」(1枚378円)もありました(もちろん本物ではありません)

他に定番のクッキー類の他、刀や甲冑などもあり、店内を見ているだけでも楽しいショップです!
食べ歩きやお土産もいいですが、お酒も軽く楽しみたいという方にオススメのお店もありました!
▲「義直ゾーン」の中でも一番名古屋城正門寄りにある「十代目儀助(ぎすけ)」です

ここは、愛知県や名古屋城関連のお酒を売っている酒店で、お土産にもなるおつまみやグッズも扱っています。
地元の酒蔵の日本酒を全て1杯350円で飲める他、梅酒やクラフトビール、ノンアルコールの甘酒などもあります。筆者は、3種類の日本酒を楽しめる「呑み比べ・虎セット」(550円)を注文しました。
▲ついでに「おつまみ3点盛り」(500円)もいただきます

呑み比べセットは、地元の4つの酒蔵(東春酒造・金虎酒造・山盛酒造・神の井酒造)と「十代目儀助」がコラボしたオリジナルの日本酒「太鯱判(たいこばん)」シリーズと他2種類がセットになっており、太鯱判シリーズ全てが飲めるのは国内でもここだけ!ちなみに「呑み比べセット」の龍セット・虎セット・鷹セット・神セットの4種類はそれぞれの酒蔵や酒蔵を代表する銘柄から名付けられています。
▲店奥にある黒板を見て頼むのもよし。お店の人に好みを伝えればいろいろ教えてくれますよ!
「義直ゾーン」には他に、名古屋コーチンの親子丼で有名な「鳥開総本家」、味噌田楽を食べられる「名古屋とうふ 河口」、守口漬や魚の粕漬けで知られる「尾張屋」、肉の専門店が運営する「スギモト牛鍋店」、地産地消にこだわった天丼を食べられる「尾張那古野 天丼 徳川忠兵衛」、老舗菓子店・両口屋是清のカフェ「那古野茶屋」も並んでいます。

おもてなしキャストによるステージ演武も開催!

この日は、金シャチ横丁 公式おもてなしキャスト「徳川義直、宗春と忍び衆」によるステージ&おもてなし行列も開催されていました。月に2~3回、ステージは「義直ゾーン」の正面看板前もしくは「宗春ゾーン」のいずれかで、おもてなし行列は「義直ゾーン」から「宗春ゾーン」までの道中などで行われています。
▲「徳川義直、宗春と忍び衆」のメンバーは全11名だそうですが、この日は義直公と宗春公に加え、忍び衆の服部半蔵正重とくノ一・魔矢が登場!
▲迫力ある殺陣やおもてなしの演武、忍び衆の技などを見られます

なごや弁によるおもてなしトークはユーモアたっぷり。義直公、宗春公ともに親しみのあるお殿様で、県外からリピートするお客さんがいるというのも納得です。
▲ステージ後には握手や話をすることもでき、写真撮影もOK!さらにカードももらえます
▲義直公&宗春公&忍び衆カード

ちなみに忍び衆のカードは定期的に裏のデザインが変わるので、コレクションしているファンもいるそうです。
「徳川義直、宗春と忍び衆」の他、公式サポーターとして「PRINCESS SAMURAI of JAPAN あいち戦国姫隊」、チンドンパレードや舞を披露してくれる「金シャチチンドン海泉社・金シャチ舞」、名古屋城の外周をぐるりとまわってくれる「金シャチ横丁 名古屋人力車」などもいます。それぞれの活動予定は公式ホームページをご確認ください。

期間限定で屋外型ビアガーデンもオープン!

最後に、昨年好評で2019年も3月からオープンした「名古屋城金シャチ海鮮市場BEER&BBQ2019」をご紹介します。
▲「義直ゾーン」内にある食べ放題&飲み放題の屋外型ビアガーデンです
▲9月30日までの期間限定オープンで、これからの季節は特に人気

ここの一番の魅力は……。
▲伊勢志摩から直送された「貝」!

牡蠣やホンビノス(白はまぐり)、サザエなどが大人1人5,000円で食べ放題!お肉やおつまみ、デザート、ドリンクメニューも豊富でコスパ抜群です!
鮮度抜群の牡蠣を「ガンガン焼き」スタイルで食べられるので、牡蠣好きの方はぜひ予約を!
「金シャチ横丁」、いかがでしたでしょうか?名古屋城観光のついでに立ち寄るのもいいですが、筆者は丸1日満喫してリピート欲が湧いたほどなので、行ったことがない方はぜひ訪れることをオススメします。また今回はテイクアウトメインでしたが、各飲食店では「金シャチ横丁」限定の店内メニューも用意されているので、そちらも要チェックです!
▲「金シャチ横丁」最寄りの地下鉄市役所駅7番出口前にはインスタ映えしそうなオブジェもありますよ

※記事内の料金は全て税込です。
澤井敏夫

澤井敏夫

愛知県・清須市在住のライター。情報誌の編集制作、音楽事務所でのマネジメント業務を経て独立。読書と落語鑑賞とヨガが趣味。

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