福岡「海の中道海浜公園」の花畑はめちゃくちゃ映える!いつ来ても季節の花がお出迎え

2019.05.28 更新

日本の国営公園として5番目に設置された福岡県福岡市の「国営海の中道海浜公園」。四季折々の花が楽しめる公園やプール、遊園地などが点在する家族連れに嬉しい観光スポットです。最近では、SNS映えするスポットが多数とカップルや女性グループにも評判。一年中いつでも、誰でも楽しめる、魅力たっぷりの公園をレポートします。

▲取材時にちょうど満開だったネモフィラ(写真提供:海の中道海浜公園)

車でも船でも行ける!花の楽園

「国営海の中道海浜公園(以下、海の中道海浜公園)」へは福岡市街地から約30分と嬉しい距離で、車の来園が一般的。ですが船も同じくらい便利。天神エリアからも博多駅からもバスで約10分の博多港から市営渡船が運航していて、所要時間はこちらも約30分!船旅を味わいたい方におすすめですよ。
▲博多港から運航する「きんいん号」(写真提供:福岡市)

「海の中道海浜公園」は、約540ヘクタールという広大な敷地に、水族館「マリンワールド」やホテル、デイキャンプ場、動物たちとふれ合える「動物の森」などが点在。約540ヘクタールと言われても……という方、東京ドーム約115個分!!と聞けばどれだけ広いか想像していただけると思います。
▲上空から見た「海の中道海浜公園」。手前側には「志賀島(しかのしま)」があります(写真提供:海の中道海浜公園)

全エリアのうち、一般的に「海の中道海浜公園」と呼ばれるのは、「大芝生広場」や「動物の森」、遊具のある「子供の広場」などがある公園とのこと。それが大人450円というリーズナブルな料金で全部遊べるのだから、スゴイ!(夏季限定の「サンシャインプール」など別途有料施設もあり)

どんな目的で来園するかによって遊び方は無限大!今回は地元民がおすすめする「海の中道海浜公園」の楽しみ方をご紹介します!

壮観な花景色!色とりどりの花畑で写真撮影

まず注目なのは、何といっても広大な敷地に咲く季節の花々!ここ「海の中道海浜公園」では、とにかく種類豊富な花々が咲き誇ります。しかも、その規模もすごい!一面を覆いつくす花畑もたくさん。どこを撮っても写真映え必至!花の鮮やかな色彩が青空に映え、まるで海外にいるかのようなメルヘンな景色が楽しめます。
▲ネモフィラの花畑!一面が水色に包まれます

さらに、花スポットは敷地内に大小含めて8つも!大芝生広場の奥にある小高い丘の花畑「花の丘」、子供の広場の中央にある「花桟敷(さじき)」、屋根のない花の美術館をテーマにした「フラワーミュージアム」、その奥にある「バラ園」、西口そばにある「おもちゃ箱花壇」、虹の池・彩りの池周辺にそれぞれ広がる「虹の花壇」「彩りの花壇」、松林の林床に植えられた「あじさいの小径」。花ではありませんがガーデナー向けのボーダーガーデンを展開する「シンフォニーガーデン」もありますよ。
▲カラフルな花で彩られた「フラワーミュージアム」(写真は4月ごろの様子)(写真提供:海の中道海浜公園)

嬉しいのは“どの季節に行っても花が観賞できる”ということ。訪れるたびにどこかしらの花たちがお出迎えしてくれる、そんな花の園なんです。

公園で楽しめる季節の花々と例年の見ごろ時期はこちら!

<春(3~5月)>

■菜の花/花の丘付近・スカイドルフィン近く
(写真提供:海の中道海浜公園)

1月下旬~3月下旬が見ごろ。公園では、ハナナ(前半)とアブラナ(後半)の大きく2種類を植え、長い期間楽しめるように工夫されているそう。

■桜/花の丘付近・西サイクリングセンター近くのサイクリングコース・あじさいの小径近く・おもちゃ箱花壇
(写真提供:海の中道海浜公園)

3月下旬~4月上旬が見ごろ。園内各所にソメイヨシノとオオシマザクラが何と計1,600本も植樹。満開の時期は桜のトンネルも! 

■チューリップ/虹の花壇・彩りの花壇
(写真提供:海の中道海浜公園)

3月下旬~4月中旬が見ごろ。色も豊富ながら、ユリ咲き、フリンジ咲き、パーロット咲き、八重咲きなど、咲き方までイロイロ楽しめます。

■ネモフィラ/花の丘
(写真提供:海の中道海浜公園)

4月上旬~下旬が見ごろ。可愛らしい青の花が花の丘を覆いつくします。「インシグニスブルー」という品種で、英名では「ベイビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれているそう。

■バラ/バラ園・フラワーミュージアム(春のみ)
(写真提供:海の中道海浜公園)

春は5月上旬~6月上旬、秋は10月下旬~11月中旬が見ごろ。バラ園では4,000平方メートルの敷地に約1,200株のバラが植えられています。バラ園とフラワーミュージアムを合わせると1,800株!

<夏(6~8月)>

■あじさい/あじさいの小径
(写真提供:海の中道海浜公園)

6月上旬~下旬が見ごろ。松林の中にあるあじさいの小径では、紫や青などの大輪のあじさいが見る人を楽しませてくれます。

■スイレン/フラワーミュージアム
(写真提供:海の中道海浜公園)

6~9月が見ごろ。日中に花を開き夜になると閉じる水上に咲く花。フラワーミュージアムの池で見ることができます。

■コキア/虹の花壇・彩りの花壇
(写真提供:海の中道海浜公園)

8月上旬~10月中旬が見ごろ。ちょっと珍しいこのまあるい草は別名「ほうき草」と言い、夏は鮮やかな緑、秋は真っ赤に紅葉した姿に!

■パンパスグラス/フラワーミュージアム・大芝生広場
(写真提供:海の中道海浜公園)

8月下旬~9月下旬が見ごろ。まるでススキのように穂先に花をつけるイネ科の植物。高さは約3mにもなり、ダイナミックな迫力と美しさがあります。

<秋(9~11月)>

■コスモス/花の丘
(写真提供:海の中道海浜公園)

10月上旬~下旬が見ごろ。花の丘一面が150万本のコスモスのピンク色に染まり、フォトジェニックな景色に。観賞客が多く訪れる人気の時期のひとつ。

■ヒガンバナ/冒険の池近く
(写真提供:海の中道海浜公園)

9月上旬~下旬。燃えるような真っ赤な花を咲かせるヒガンバナも。

<冬(12~2月)>

■冬咲きチューリップ/フラワーミュージアム
(写真提供:海の中道海浜公園)

12月下旬~1月下旬が見ごろ。チューリップは春だけではありません。夏の時期から球根の冷蔵保存を一定期間行い、暖かい温室で植付・栽培を行うことにより冬咲きチューリップが楽しめます。

■スイセン/おもちゃ箱花壇
(写真提供:海の中道海浜公園)

ニホンスイセンとセイヨウスイセンの2種類あり、時期をずらしてその姿を楽しませてくれます。ニホンスイセンは1月上旬~2月下旬が見ごろ。セイヨウスイセンは3月上旬~4月上旬が見ごろ。

■クリスマスローズ/フラワーミュージアム
(写真提供:海の中道海浜公園)

2月下旬~3月下旬が見ごろ。その美しい花姿から「冬の貴婦人」とも呼ばれている人気の花です。

春夏秋冬、それぞれ見ごろの花が一年中見られるなんて、素敵ですよね!

取材時はネモフィラ満開時。一面の青じゅうたんは想像以上の感動!

取材に伺ったのは4月下旬。ちょうどネモフィラが満開のタイミングでした!花の丘が可愛らしい青に染まって、本当に絵本の世界のよう……!
▲和名は「瑠璃唐草(るりからくさ)」。瑠璃色の可愛らしさが人気の花です

花の丘の登頂部にはブランコが!
▲まるでハイジの気分。使用は無料です

このブランコは、例年3月下旬~5月上旬に開催する「海の中道フラワーピクニック」で登場。こんなメルヘンなブランコ、乗るだけで乙女な気分にさせてくれること必至です(2020年以降の設置は未定)。

「動物の森」で超キュートな動物たちと触れ合う

見るべきは花だけではありません。海の中道海浜公園の敷地内には、約50種類500点の動物が生息する「動物の森」も。もちろん、こちらも入園料のみで見られるので嬉しい限り!
▲柵からひょっこり顔を出す、ヒツジたち(写真提供:海の中道海浜公園)

「動物の森」は「動物たちとふれあえる自然動物園」をテーマにしていて、動物たちとの距離が近く、触れ合えるイベントが多いのも特徴です。
▲ヤギ舎ではエサやり(100円)ができます。ぐいぐい来るからちょっと怖い!
▲プレーリードッグの巣を透明なガラスで観賞できました
▲重なり合って寝ています!可愛い~

思った以上に鮮やか!水辺でのんびりしているフラミンゴたち。
▲ピンクの印象でしたが、オレンジ色に近いですね

「ふれあい動物舎」では毎日10:30~12:00、13:10~15:00の間、モルモットを膝の上に置いて直接触れ合うことができます。
▲土日などの繁忙期は1人10~15分が目安ですが、平日なら時間内であればいつまでも大丈夫だそう!
▲みんな人に慣れているのでおとなしいです。つぶらな目が何とも言えません

毎月第2・4日曜の13:30~14:30には、「動物のガイドツアー」を開催。飼育員の方と一緒に巡り、動物たちの特徴などを楽しく学ぶことができますよ。当日受付OK、しかも無料なので、気軽に参加してみてくださいね。
▲プレーリードッグのエサやりの様子を見ることも(状況によって変更あり)(写真提供:海の中道海浜公園)

「動物の森」近くにある売店「動物の森レストハウス」では、ドリンクやソフトクリームなどを販売。ちょっと休憩するスペースもあります。
▲目の前は白鳥が泳ぐ「水鳥の池」が。ゆったり泳ぐ白鳥を眺めながらいかがですか
▲おすすめは海の中道オリジナルの「ブレンドコーヒー」(300円)と「ハニードーナツ」(300円)※セットは550円

子供たちに嬉しい!充実すぎる公園で思い切り遊ぶ

子供連れファミリーに嬉しいのは、充実の遊具施設。至る所に遊具を備えた広場や施設が点在。大人でもちょっとチャレンジしたくなるアスレチックもあり、家族みんなで楽しめます。
▲「水辺のトリム」は体をいっぱい動かして進むアスレチックコースにもなっています(写真提供:海の中道海浜公園)
▲夏は大人気の「遊べる噴水」。水着着用がベター(写真提供:海の中道海浜公園)
▲「くじらぐも“ふわんポリン”は小さい子供にも大人気!(写真提供:海の中道海浜公園)
▲花の丘がある大芝生広場そばにある「スカイドルフィン」(写真提供:海の中道海浜公園)

その他、ローラー滑り台や未就園児も遊べる「ちびっこ広場」、有料ですがゴーカート(1回500円)やミニSL機関車(1回300円)などがある「ワンダーワールド」もあり、子供が退屈することはありません!

夏はプール、冬はイルミ&花火!季節ごとの楽しみも

そして「海の中道海浜公園」と言えば、夏季限定の「サンシャインプール」(入場料金は大人1,900円、小・中学生950円、3~5歳300円)!!福岡県民であれば、誰しも一度は行ったことがあるのでは?というくらい県民に親しまれている大型レジャープールです。
▲ザバーン!と水が樽から落ちてくる「ウォータージャングル」(写真提供:海の中道海浜公園)

大小様々な6つのプールがあり、未就園児の小さな子どもから大人まで楽しめる内容!特に高さ約14m、全長約100mの「ファイヤードラゴン」、高さ約10m、全長約92mの「チューブドラゴン」、高さ約4.9m、全長約34mの「リトルドラゴン」の3種類のスライダーがある「ドラゴンスライダー」は大人気です(各スライダー年齢制限あり)。
▲スリル満点の「ドラゴンスライダー」(写真提供:海の中道海浜公園)

夏だけではありません。冬には例年12月23日~25日に開催されるイルミネーションイベント「うみなかクリスマスキャンドルナイト」がカップルや女性客にも評判(入園料のみでOK)。
▲キャンドルの設置には毎年多くのボランティアが参加(写真提供:海の中道海浜公園)

LEDではなく、1万本の本物のキャンドルを使用して幻想的な景色を作り出す、ロマンチックなイベントに毎年多くのカップルが訪れています。ラストは打ち上げ花火もありますよ。
(写真提供:海の中道海浜公園)

ほかにも夏休みのサマーナイトキャンプや例年9月下旬に海の中道海浜公園内の光と風の広場で行う「Outdoor Park in UMINAKA(アウトドアパークinうみなか)」など、イベントも多彩。詳細は公式ホームページをチェックしてみてください。

一日中楽しみたい人にはレンタサイクルがおすすめ!

とにかく広大な敷地。花の鑑賞も、動物との触れ合いも、遊具施設も、どれも楽しみたい!って方におすすめするのがレンタサイクル。1日たっぷり利用して、大人700円、中学生以下400円(3時間なら大人400円、中学生以下250円)。
▲玄界灘を一望するサイクリングロード「玄界灘通り」(写真提供:海の中道海浜公園)

公園内はサイクリングコースが網羅されていて、どこへ行くのにも便利!サイクリングコースの中には、竹林を抜ける道や海辺を爽快に走れる道、桜の時季はピンクに染まった並木道などもあるので、移動中だって楽しめちゃいます。
▲取材時は新緑がキレイでした

貸出期間は閉園の1時間前までなので、時期によっては夕焼けも眺められますね。
▲「ドルフィン通り」は、桜の時季ピンクのトンネルに(写真提供:海の中道海浜公園)

また園内バスもあり、園内9か所のバス停をバスが常時周遊しています(7~8、12~2月は休み)。3歳以上一律で1回200円、1日フリーパスは500円、こちらの利用も便利ですよ。

お腹が空いたらレストランも。ワンダーワールドにあるレストラン「ワンダーシャトル」では福岡名物「とんこつラーメン」や「ソースカツ丼」などの丼ぶりもの、「カレーライス」などの食事も味わえます。
▲全300席を備えるレストラン「ワンダーシャトル」。ラストオーダーは閉園時間の30分前まで
▲海の中道海浜公園の先にある志賀島名物、ぷりっぷりのわかめを使用した「志賀島わかめうどん」(600円)

花鑑賞、動物との触れ合い、遊具公園でたっぷり遊んで……。とにかく一日中楽しめる「海の中道海浜公園」。お弁当などの持ち込みもOKなので、ピクニックに訪れる方も多いですよ。春夏秋冬、それぞれの楽しみがあり、いつ行っても新鮮な風景や楽しさ、感動が待っています。撮りたくなる景色もたっくさん!カメラ片手に訪れてみてはいかがですか?
※記事中の価格・料金はすべて税込です
桑野智恵

桑野智恵

フリーの雑誌ディレクター/ライター。福岡生まれ、福岡育ちの博多女。3つの出版社を渡り歩き、雑誌編集歴20年弱。食育アドバイザー、フルーツ&ベジタブルアドバイザー。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
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