「シーバーズカフェ」でオーシャンビューを満喫!日立駅直結の絶景天空カフェ

2019.04.21 更新

空中に浮かんでいるかのような不思議な外観。そして目の前にはどこまでも広がる青い海!茨城県日立市、JR日立駅舎内の「SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)」は、そんな絶景ロケーションでリゾートスタイルのドリンクやお料理が楽しめるカフェです。駅のホームから階段を上ったら、もうそこは別世界。空&海と一体になれる特別なカフェに行ってきました!

階段を上れば、そこは空と海の世界

茨城県日立市といえば、「日立製作所」で知られる日本有数の工業都市です。その玄関口であるJR常磐線・日立駅は、上野駅から特急・フレッシュひたち号で約1時間30分のところにあります。
▲改札内に置かれていた駅舎模型。奥に見える部分が「シーバーズカフェ」

2011年に完成した現在の駅舎は、日立市出身の建築家・妹島和世(せじまかずよ)氏の作品で、鉄道の国際デザインコンペ「ブルネル賞駅舎部門」の最優秀賞を受賞しているスゴイ建物なのだとか。妹島氏といえば、建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」も受賞している世界的な女性建築家です。

ホームに降り、改札へ向かう階段を上ると……。
うわ……!!
目の前一面ガラス張りのスタイリッシュな空間。そして窓の奥に広がるのは……。
はい、海ですーーー!
ちょっと待ってください、改札を出る前からこの絶景!? 
高鳴る胸を押さえながら先を進みます。
▲広々とした通路は全てガラス張り。明るい日射しが降り注ぐ

改札を出たら、左手の「海岸口」方面へ向かいます。
……と、窓際に何か見えました。こ、これはまさか。
ガラス張りの箱が宙に浮いている……。そう、今回訪れる天空の絶景カフェ「シーバーズカフェ 」です!早く行きたい!
▲駅東西の自由通路も妹島和世氏によるデザイン

カフェへ向かう自由通路は、まるで地上とは思えない透明感と開放感。別世界に迷い込んだようでワクワクが止まりません。「海岸口」へのエスカレーターの脇をさらに進んでいくと……。
え……、海の上!?
思わず目をこすってしまいましたよ、はい。
目の前には青い空と太平洋のみ。ミニマムな空間デザインが空と海の美しさをこれ以上ないほどに際立たせています。
▲駅構内のあちこちに置かれているベンチも妹島作品

つい絶景に見とれてぼーっとしてしまいましたが、このロビーの真横に「シーバーズカフェ 」はあります!

どこに座るか迷ってしまう!リゾートのような非日常空間

▲「シーバーズカフェ」 のシーバーズとは海鳥のこと

“日常を忘れる空間”がコンセプトの「シーバーズカフェ 」。中に入ってみると、まさに絶景天空カフェと呼ぶにふさわしい夢の空間が広がっていました!
▲入ってすぐにある人気のカウンター席。大海原を正面に眺めながらくつろげる

このカウンター席は、座るとちょうど目線の位置に水平線が来るんです。
▲日光に照らされた水面はキラキラと輝いて、見飽きることがない

全38席で全席禁煙の店内は、空間からテーブルの配置、椅子1脚1脚に至るまで全て妹島和世氏がデザインを担当。南国のリゾート地に来たかのようなポップで明るい雰囲気にあふれています。
▲カラフルなものからラフなDIY風のものまで、椅子もバラエティ豊か

季節や時間帯によっても異なるオーシャンビュー

縦に長く、入って左側には海岸線が続いているので、どこに座ってもオーシャンビューが楽しめる店内。
うーん、一体どこに座ればいいんだろう……。ベストビューを求めてウロウロしていると、「入って左手、一番奥の席が人気ですよ」と店長の西由紀恵さんが声をかけてくれました。
▲「デザインを監修した妹島和世さんも時々ふらりと来店されますよ」と、店長の西由紀恵さん

西さんが指したのは、一番奥のピンクの椅子席。座ってみると、右手には遠くまで続く海岸線を独り占めできるではありませんか!
カフェは高台に建っている上、宙に浮いているため見晴らしは最高!
▲西さんおすすめの席からの眺め

「海はもちろん美しいのですが、空の色の美しさにもぜひ注目していただきたいです」と、西さんは言います。「シーバーズカフェ 」は東の海岸に面しているため、水平線から昇る朝日と月の絶景を楽しむことができるのだそう。
「夕暮れ時にピンク色に染まる空や、海面に映る満月など、季節や時間帯によって全く違う表情を見せてくれるんです」と西さん。
▲2019年の元旦、カフェ厨房内から西さんが写した初日の出

毎年元旦は日の出前から営業しており、こんな美しい初日の出を拝むことができるんですって!
今回訪れたのは、春の午前中。さわやかな朝日を全身に浴びることができるこの時間は、パワーチャージに最適!朝は7:00から、夜は22:00まで営業しているので、時間帯や季節を変えて、何度でも訪れたくなりますね。

ふんわりパンケーキとスッキリスムージーでリゾート気分!

さて、そんな絶景の天空カフェで食べられるのは、リゾート感あふれる南国風のお料理の数々。まずいただいたのは、リゾート気分を高める「アサイーバナナスムージー」です。
▲「アサイーバナナスムージー」(税込500円)

ドリンクジャーの中は、白いバナナと紫のアサイーのスムージー、そしてトッピングにはたっぷりのグラノーラ。見た目のかわいさに写真を撮る手が止まりません。一口飲むと、甘すぎずすっきりとした味わい。これはスイーツと一緒でもイケちゃいそうです。

そしてリゾートといえば、やっぱりパンケーキですよね!
▲「ハニーキャラメルパンケーキ」(税込850円)は甘さ控えめで、男性にも人気

まさに王道!!厚みのあるふわっふわのパンケーキが2枚、その間と上に大きなバナナと生クリームがトッピングされていて、上からたっぷりの蜂蜜とキャラメルソースがかかっています。
この景色を眺めながらいただくクリームたっぷりパンケーキ……眼福+舌福で完全ノックアウトです。

この他、ランチやディナーにぴったりのメニューも充実。こちらのガパオライスなどアジアンテイストのお料理は日本人好みの味付けで、人気なのだそう。
▲「ガパオライス」(税込900円)

また、「本日のコーヒー」(Mサイズ税込370円、Lサイズ税込420円)は茨城県勝田市の名店「SAZA COFFEE(サザコーヒー)」の豆を使い、注文を受けてから一杯ずつ丁寧に淹れるなど、こだわりは隅々まで。
週末はもちろん平日のランチタイム(11:30~14:00)でも行列ができるほど混み合うとのことなので、早めの時間に訪問するのがおすすめです!

外からも名建築を堪能しよう

シーバーズカフェを後にして、日立駅海岸口のエスカレーターを下り、駅構外に出てみました。
エスカレーターを下りたところに広がっていたのは……。この絶景!目の前に広がる大海原も、直に潮風を感じながら眺めるとまた格別です。
そして、日立駅舎にもご注目を。JR日立駅は、駅自体が観光名所と言っても過言ではありません。
▲左側が改札内、右に自由通路が伸びている
▲自由通路からシーバーズカフェまでもすべてガラス張り

そして「シーバーズカフェ 」の足下には、こんな崖が!
駅と海岸線の間の高低差が、カフェから望む水平線を生んでいたのです。絶景天空カフェの秘密は、こんなところにあったんですね。
とにかくどこを撮っても絵になる日立駅。付近には海水浴場はもちろん、動物園やレジャーランドのある「日立かみね公園」、日本一長いすべり台が人気の「奥日立きららの里」などのレジャースポットもたくさんあります。非日常感たっぷりの日立駅と「シーバーズカフェ 」から、茨城の旅を始めてみてはいかがでしょうか?
髙松夕佳

髙松夕佳

編集者、ライター。茨城県つくば市のひとり出版社「夕(せき)書房」代表。『家をせおって歩いた』(村上慧著)、『山熊田 YAMAKUMATA』(亀山亮著)、『宮澤賢治 愛のうた』(澤口たまみ著)、『失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術』(池田剛介著)が好評発売中。ふるさと、茨城の魅力を再発見する日々。

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