「伊豆の国パノラマパーク」で今年こそ観るべき富士山と駿河湾の絶景!

2019.07.13 更新

静岡県伊豆の国市にある「伊豆の国パノラマパーク」。ロープウェイに乗って約7分で着く「葛城(かつらぎ)山」の山頂は、富士山と駿河湾を望む360度の大パノラマが広がります。さらに山頂にはラグジュアリーな展望デッキ「富士見テラス」があり、優雅にくつろぎながらこの絶景を眺めることができるんです!

伊豆の玄関口にある観光施設

東名高速道路・沼津ICまたは新東名高速道路・長泉(ながいずみ)沼津ICから車で約30分。伊豆縦貫道から伊豆中央道・伊豆長岡ICで下車し約2分で「伊豆の国パノラマパーク」(以下、パノラマパーク)に到着します。
▲絶景スポットへ運んでくれるロープウェイの乗り場はこの建物の中

パノラマパークがある伊豆長岡は、中伊豆を代表する温泉地。街中にはいくつもの日帰り温泉があり、温泉を目当てに訪れる人も少なくありません。温泉まんじゅうが名物として知られ、10軒の専門店が狭いエリアにひしめき合い湯治場の風情が漂います。
ロープウェイのチケット(中学生以上往復1,800円、片道1,000円。小学生往復900円、片道500円、未就学児無料 ※すべて税込)を購入したら階段を上って山麓駅の乗り場へ。ロープウェイに乗り込み、山頂の「空中公園」にある山頂駅を目指します。ちなみに「空中公園」の入園料はありません。
▲ゴンドラは6人乗り。乗車時間は約7分
四方を窓で囲まれたゴンドラからは、360度、景色を眺めることができます。
ふと下を見ると、眼下に道路が!この道路は、来る途中に車で走ってきた伊豆中央道。「伊豆の国パノラマパーク」のロープウェイは、国道をまたいで山頂へと一気に上がる全国でも珍しいロープウェイなんです。
振り返れば、伊豆長岡温泉の街並みが見えます。
「もうすぐ山頂!」と思いきや……実は正面の山は、山頂ではありません。目の前に見える山を越えると……。
もうひとつ、山が見えました!この山こそが、今回の目的地がある「葛城山」の山頂です。この先の最大傾斜は約36度。急斜面をゴンドラがふわりと上がっていく感覚がなんともいえません。
▲南から北へ流れる狩野川が見える

ゴンドラの中から360度の大パノラマを眺めていたら、7分間なんてあっという間でした。もうすぐ終点の山頂駅に到着です。

3つのエリアからなる「空中公園」

標高452mの葛城山の山頂にはパノラマパークの空中公園が広がっています。ではここで、どんな場所なのかご紹介しましょう。
▲「山頂展望台」にある案内板

空中公園は展望デッキがある「富士見テラス」と、山頂展望台や富士見の足湯などがある「山頂展望広場」、幸せの鐘などがある「恋人の聖地」の3エリアに分かれています。

ロープウェイの終点がある富士見テラスは、空中庭園の玄関口。メインデッキのほかにソファ−エリアや石張りエリアがある展望デッキ、軽食やドリンクを味わえる「かつらぎ茶寮」と「葛城珈琲」、デイベッドでくつろげる有料ゾーン「プレミアムラウンジ」があります。
山頂駅を出るとすぐに展望デッキのメインデッキが広がります。山頂駅に到着するやいなや、いきなりこの景色!
▲右手の雲の中に隠れているのが富士山。左手には日本一深い湾・駿河湾が見える
さらに展望デッキにはソファーエリアがあり、晴れた日には……
こんな絶景が広がります!取材に伺った日は残念ながら富士山の頭に雲がかかっていましたが、足を運ぶ方は、天気予報のチェックは必須です。
そして、メインデッキの真下には、「プレミアムラウンジ」があります。早速チェックしに行ってみましょう!

ベッドでくつろぎながら、絶景を楽しむ

メインデッキの真下にせり出すようにあるのが「プレミアムラウンジ」。6つある個室空間から、目の前に広がる景色を楽しむことができます。
▲1つ1つが区切られておりプライベート感抜群。寝転べるように配慮してあるのもうれしい
目の前には、富士山と駿河湾の絶景が!まるで天国にいるような景色を、デイベッドでくつろぎながら独占できます。
ちなみにプレミアムラウンジは予約制。パノラマパークのホームページのほか、FAX、メール、電話での予約が可能です。利用料は、2名までの利用で1時間税込2,000円。ウエルカムドリンク付きなのがうれしいですね!30分のショートプラン(利用は2名まで。税込1,000円。ウェルカムドリンクなし)もありますよ。

「ソファエリア」と「プレミアムラウンジ」の2つの場所から見える絶景を思う存分堪能したので、さらなる絶景を求めて次は「山頂展望台」を目指します。

気持ちのいい遊歩道を歩いて山頂へ

出発早々、富士見テラスのすぐ横に、鳥居を発見。「こんなところにどうして鳥居が……?」と不思議に思いながら中へ入ってみると……
もう1つ鳥居があって、その奥にお社がありました。この神社はその名も「葛城神社」。平安時代から続く歴史ある神社で、この山の名前の由来にもなっているそう。神社がこの場所にあることに大いに納得です。しっかりとお参りしてから、神社から足湯へ向かう道へ。歩くこと1~2分ほどで「富士見の足湯」に到着しました。
絶景を眺められるよう配置された横長の足湯は、横一列に15名ほどが座れるサイズです。
「足湯に浸かりたいけどタオルがない!」なんて心配はご無用。タオル(税込100円)が販売されていました。また、ストッキングやタイツを履いている方のために、ビニールソックス(税込100円)の販売も。上から履いて、足を濡らさずに湯の温かさを体感できます。
足湯からも、富士山と駿河湾が織りなす絶景を楽しめます。駿河湾の向こうには、南アルプスも見えました。富士見テラスでも観た同じ富士山、同じ駿河湾なのですが、ほんの数分歩くだけでまた違った表情を観ることができました。

絶景と足湯にほっこり癒されたら、いよいよ「山頂展望台」へ。歩いて1~2分ほどで到着です。
▲展望台が見えてきた!
標高452mの山頂には、展望台があります。さっそく上ってみると……
富士山、駿河湾、天城山、箱根山と、360度の大パノラマが広がります。さっきまでよりずっと高い場所にいるせいか、富士山と同じ目線に立っているような感覚があります。

景色以外にも見どころいっぱい!

空中公園の見どころは、景色だけではありません。まだ時間に余裕があったので、「山頂展望台」のさらに先にあるスポットもチェックしてきました!
「山頂展望台」から山を下るように歩いて1~2分ほどのところで、お地蔵様がたくさん並ぶ光景に思わず足が止まりました。
105体ものお地蔵様が並ぶ「百体地蔵尊」は鎌倉時代からこの地に鎮座しており、病気回復の願掛けにお参りする人が絶えないパワースポットなんですって。
赤い腹掛けには願い事が書かれ、黄色い腹掛けは回復したお礼に掛けられているそうです。
「百体地蔵尊」から先へは、緑豊かなボードウォークを歩きます。
▲木々が色づく秋には、紅葉のトンネルの中を散歩できる(例年11月後半頃)

気持ちのいい道を歩いて行くと、その先にあるのは「恋人の聖地」。日本全国にあるプロポーズにふさわしいロマンチックなスポットを、ファッションデザイナーの桂由美さんや華道家の假屋崎省吾さんなどが選定しているのですが、「伊豆の国パノラマパーク」の空中公園もその一つとして選ばれています。
▲「さえずりの丘展望台」にある「幸せの鐘」

富士山のほか、パノラマパークから見て東にある大仁(おおひと)や修善寺方面の景色を楽しめる「さえずりの丘展望台」には、「恋人の聖地」の象徴である「幸せの鐘」が設置されていました。
聖地を訪れ、日本一の富士山が見える絶景を前に永遠の愛を誓うなんて……とてもロマンチックですよね~!

絶景を見ながら味わうご当地スイーツ

空中公園をぐるっと歩くこと約1時間。富士見テラスへ戻ってきたら、小腹が空いてきました。
ほっと一息つきたくて、和カフェ「かつらぎ茶寮」へ。
和の空間をテーマにした店内は、落ち着いた雰囲気です。窓の外へ目を向けると……
絶景を楽しめるデッキ席が並びます。こちらは2段になっており、30席あるそう。座るなら店内より絶対こちらがおすすめ!
▲ぽこっとしたかわいい山は沼津市の「淡島」

こちらはセルフサービス式のカフェ。早速オーダーし、商品を受け取ってから席を選んで座ります。
▲「富士見だんご」(税込400円)

まずは山頂名物だという「富士見だんご」を。富士山の溶岩を使ったプレートで焼き上げているだんごは、もっちりとした食感。くるみ味噌の香ばしさが後を引きます。一つ一つが直径5cmほどと大ぶりで、ボリューム満点です。
▲「富士見だんごソフト」(税込700円)

そしてもう一つ、ソフトクリームに草団子と季節の餡をトッピングした「富士見だんごソフト」。この日の餡はオレンジの品種のニューサマー餡。春には桜餡、秋には紫芋餡などがお目見えします。
そして山頂駅に隣接する「葛城珈琲」には、SNS映えするドリンクメニューがあるんです。
それは、オレンジジュースとザクロのシロップで作るノンアルコールカクテル「かつらぎサンライズ」(税込500円)。
どこまでも突き抜けるような青空に、夕日を思わせるオレンジと赤のグラデーションが映えますよね!オレンジジュースの酸味にザクロのシロップの甘さがマッチする爽やかなカクテルは、この景色にピッタリです。

旅の終わりに味わいたい「本生わさびソフト」

空中公園から見える、めくるめく絶景に後ろ髪を引かれつつ、ロープウェイに乗って山麓駅へ。
実は、駅舎の1階にあるスナックコーナーに、ぜひ味わってほしいスイーツがあるんです!その名も「本生わさびソフトクリーム」(税込400円)。
ソフトクリームにはおろしたての本生わさびが添えられています。店員さんが「ソフトクリームに少しずつ混ぜてくださいね」と言いながら、渡してくれました。
忠告を聞かず、ソフトクリームと一緒に結構な量のわさびを口にすると、ひんやり甘いソフトクリームのあとに、ツーーーーーン!とわさびの刺激が襲ってきてすっかり涙目に。
猛省し、教えてもらった通り、次の一口からわさびを少しだけ混ぜてみると、甘さの中にわさびの香りが広がり、最後に爽やかな辛味が口の中を駆け抜けていきました。意外や意外、これは合う!

わさびの名産地・伊豆ならではのフレッシュなわさびとソフトクリームのコラボレーションをぜひご堪能あれ。
富士山と駿河湾を臨む絶景で話題沸騰中の「伊豆の国パノラマパーク」。伊豆半島を観光するときには必ず足を運びたいスポットです。訪れるなら、天気のいい日の午前中がおすすめ。特に冬は富士山が見える確率が高いですよ~!
永井理恵子

永井理恵子

日大芸術学部写真学科卒のフリーライター。食いしん坊(飲んべえでもある)。東京の荒波に15年揉まれて気づいたのは、生まれ育った静岡県と御殿場市が思いのほか素敵な場所だったってこと!地元のいいところを発信すべく鋭意活動中。

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