下呂温泉のかわいい&おいしいスイーツ店4選。これを食べたら素肌美人になれる!?
2019.10.11 更新
日本三名泉のひとつに数えられる「下呂温泉」は、日帰り入浴のできる施設が20以上ある温泉街。美肌効果が期待できる泉質から「美肌の湯」とも呼ばれています。そんな温泉街でいま話題なのが、地元のシェフやパティシエが創作に取り組む新感覚スイーツです。今回は、歴史ある温泉街での湯めぐりとともに楽しめる、下呂の素材を使ったスイーツをご紹介します。

▲2019年3月に登場した話題の「下呂プリン」
下呂温泉へは、名古屋からJR特急「ワイドビューひだ」で1時間30分、車でも東海北陸自動車道経由で約2時間。温泉街には1時間以内無料(30分/税込100円)の市営駐車場が2カ所あるので便利です。
下呂温泉へは、名古屋からJR特急「ワイドビューひだ」で1時間30分、車でも東海北陸自動車道経由で約2時間。温泉街には1時間以内無料(30分/税込100円)の市営駐車場が2カ所あるので便利です。
下呂温泉の新名所!おいしくてかわいい「下呂プリン」
最初にご紹介するのは、下呂で一番新しいスイーツショップ「下呂プリン」です。(2019年9月現在)

▲「下呂プリン」は、JR下呂駅から下呂大橋を渡り徒歩約10分の「温泉博物館」隣りにある

▲入口ではカエルがお出迎え!
下呂温泉の「ゲロ」とカエルの鳴き声「ゲロ」をかけたダジャレから、カエルをモチーフにしたという「下呂プリン」は、2019年3月にオープンしたばかりのプリン専門店。店舗に併設された工房で毎日手作りしているそうです。
下呂温泉の「ゲロ」とカエルの鳴き声「ゲロ」をかけたダジャレから、カエルをモチーフにしたという「下呂プリン」は、2019年3月にオープンしたばかりのプリン専門店。店舗に併設された工房で毎日手作りしているそうです。

▲店内に入ると、銭湯にあるような靴箱があったり(開きません)

▲のれんがかかっていたり(この先には入れません)

▲レトロなテレビや扇風機、マッサージ椅子もあったり(こちらはすべて現役稼働!)

▲まるで洗い場のようにタイル張りのベンチがあったり
店内には昭和の銭湯を思わせるレトロな雰囲気が漂っていますが、どちらかというとポップでオシャレな印象です。だからか、SNSや思い出用に店内で写真を撮っているお客さんがとてもたくさんいました!
そして肝心のプリンはというと……。
店内には昭和の銭湯を思わせるレトロな雰囲気が漂っていますが、どちらかというとポップでオシャレな印象です。だからか、SNSや思い出用に店内で写真を撮っているお客さんがとてもたくさんいました!
そして肝心のプリンはというと……。

ショーケースにたくさんに並んでいました!

▲プリンは全部で6種類。写真手前からレトロ(400円)、まろやか(400円)、メロンソーダ(400円)、マンゴー(450円)、抹茶(450円)、珈琲ゼリー(450円)※すべて税込
マンゴーのみ季節限定です。オープン当初はいちごジュレを使った限定プリンだったそうで、季節ごとに旬のフレッシュな果実を使ったプリンが登場します。
マンゴーのみ季節限定です。オープン当初はいちごジュレを使った限定プリンだったそうで、季節ごとに旬のフレッシュな果実を使ったプリンが登場します。

▲購入すると、お風呂の手桶に入れてくれる(手桶は持ち帰り不可)。見映えを意識して全種類ゲット!
店内で食べても、テイクアウトもOKですが、筆者も他のお客さんと同様に、まずは写真を撮ることにしました。
店内で食べても、テイクアウトもOKですが、筆者も他のお客さんと同様に、まずは写真を撮ることにしました。

▲店内に置いてあるアヒルやカエルのおもちゃは、撮影用に自由に使ってOK!

▲店頭のカエルの前でも!
画になるスポットがたくさんあって、撮影していると楽しくなってきちゃいます。ついつい長居してしまうので要注意!プリンがぬるくなる前に食べましょう!
画になるスポットがたくさんあって、撮影していると楽しくなってきちゃいます。ついつい長居してしまうので要注意!プリンがぬるくなる前に食べましょう!

▲ということで、いよいよ実食!
今回は一番人気というまろやかとレトロ、そして三番人気のメロンソーダを食べてみました。
まろやかは、すべての下呂プリンのベーシックな味。マダガスカル産の最高級バニラビーンズを使用した香りとなめらかな食感、サッパリし過ぎずほどよい甘さで、安心できるおいしさです。
レトロは、少し固さが残る口当たりが特徴で、個人的には小さい頃に食べたプリンを思い出す懐かしさがあって気に入りました。
今回は一番人気というまろやかとレトロ、そして三番人気のメロンソーダを食べてみました。
まろやかは、すべての下呂プリンのベーシックな味。マダガスカル産の最高級バニラビーンズを使用した香りとなめらかな食感、サッパリし過ぎずほどよい甘さで、安心できるおいしさです。
レトロは、少し固さが残る口当たりが特徴で、個人的には小さい頃に食べたプリンを思い出す懐かしさがあって気に入りました。

▲サクランボが入っているメロンソーダ
メロンソーダは、上にメロンソーダ味のジュレと、下に下呂プリンのまろやかが半分ずつ入っています。最初はソーダとプリンでどんな味になっちゃうの?と思いましたが、食べてみると意外に合います!メロンソーダのジュレが後味を爽やかにしてくれていました。
今回は食べていない抹茶や珈琲ゼリー、季節限定プリンは次回のお楽しみにしましたが、見た目にもかわいいのでお土産にも最適だなと思いました。
メロンソーダは、上にメロンソーダ味のジュレと、下に下呂プリンのまろやかが半分ずつ入っています。最初はソーダとプリンでどんな味になっちゃうの?と思いましたが、食べてみると意外に合います!メロンソーダのジュレが後味を爽やかにしてくれていました。
今回は食べていない抹茶や珈琲ゼリー、季節限定プリンは次回のお楽しみにしましたが、見た目にもかわいいのでお土産にも最適だなと思いました。

▲お風呂グッズも売っているので、プリンと一緒にお土産にするのもあり!
下呂プリン
岐阜県下呂市湯之島545-1
[営業時間]10:00~17:00
[定休日]水曜(他、不定休あり)
0576-74-1771
テレビでも紹介された人気店「ゆあみ屋」の「温玉ソフト」
次にやってきたのは、「下呂プリン」から徒歩約3分。白鷺橋のたもとにある「ゆあみ屋」です。

ここはお土産やスイーツを買えるショップ&カフェがあるだけでなく、足湯も併設しているのが特徴です。ここでは、下呂温泉で展開中の「素肌美人プロジェクト」から誕生した「素肌美人スイーツ」も食べられるんです!「素肌美人スイーツ」とは、地元のシェフやパティシエが地元素材を使って創作したスイーツのことです。

▲足湯女子たちが食べていたのが……

▲「素肌美人スイーツ」の「ジミソース温玉ソフト」(税込470円)と……

▲お店一番人気の「温玉ソフト」(税込420円)
まずは一番プレーンな「温玉ソフト」を頂きます。
ソフトクリームと玄米フレーク、そして下呂温泉のお湯でつくられた温泉たまごを、グチャグチャに混ぜて食べるのですが、これがカスタードクリームのようになって絶品です!
続いて「素肌美人スイーツ」の「ジミソース温玉ソフト」は、「温玉ソフト」に地元の味噌を使った“ジミソース”がかかっていて、混ぜるとキャラメル味になり不思議!発酵食品である味噌のパワーでお腹の中からキレイになれるはず。ぜひ試してほしいスイーツです。
まずは一番プレーンな「温玉ソフト」を頂きます。
ソフトクリームと玄米フレーク、そして下呂温泉のお湯でつくられた温泉たまごを、グチャグチャに混ぜて食べるのですが、これがカスタードクリームのようになって絶品です!
続いて「素肌美人スイーツ」の「ジミソース温玉ソフト」は、「温玉ソフト」に地元の味噌を使った“ジミソース”がかかっていて、混ぜるとキャラメル味になり不思議!発酵食品である味噌のパワーでお腹の中からキレイになれるはず。ぜひ試してほしいスイーツです。

▲温泉で温められていた「ほんわかプリン」のバニラ味(税込370円)
そして、ここでもう一つ人気なのが「ほんわかプリン」です。これがただのプリンと思うなかれ!なんと店内にある温泉で温めて食べるのです(もちろん冷たいまま食べてもOK)。下呂牛乳100%使用のプリンはコクがあって超なめらかでした。
そして、ここでもう一つ人気なのが「ほんわかプリン」です。これがただのプリンと思うなかれ!なんと店内にある温泉で温めて食べるのです(もちろん冷たいまま食べてもOK)。下呂牛乳100%使用のプリンはコクがあって超なめらかでした。

▲「ほんわかプリン」は抹茶あずき味(税込370円)もあり
そして「ほんわかプリン」のバニラ味にソフトクリームをトッピングした「ほんわかプリンソフト」(税込420円)が2019年冬から新登場!
そして「ほんわかプリン」のバニラ味にソフトクリームをトッピングした「ほんわかプリンソフト」(税込420円)が2019年冬から新登場!

▲ソフトクリームの上に、オリジナルの寒天製干菓子「GERO琥珀」がトッピングされた「ほんわかプリンソフト」
プリンとソフトクリームの両方を同時に楽しみたい人、一石二鳥ですよ!
プリンとソフトクリームの両方を同時に楽しみたい人、一石二鳥ですよ!
ゆあみ屋
岐阜県下呂市湯之島801-2
[営業時間]4~11月/9:00~21:00、12~3月/9:00~18:30
[定休日]不定休
0576-25-6040
「素肌美人スイーツ」を楽しめる老舗旅館
「ゆあみ屋」から下呂駅方面へ徒歩約5分。昭和7(1932)年開業の老舗旅館「水明館」にやってきました。

▲格式を感じるエントランスですが、スタッフはとても親切でフレンドリー
ここでも「素肌美人スイーツ」が食べられるんです!
ここでも「素肌美人スイーツ」が食べられるんです!

「素肌美人スイーツ」は、窓から美しい庭園を眺められる1階のロビーラウンジ「エビアン」で食べられます!

水明館の「素肌美人スイーツ」がコレ!「下呂シューパルフェ」(税込660円)です。
カップにフルーツグラノーラ、バニラアイス、抹茶のスポンジケーキ、カスタードクリームの順で重ねられ、地元の酒蔵「天領酒造」の甘酒がかかり、その上にミニサイズのシュークリームが乗ったパフェです!
カップにフルーツグラノーラ、バニラアイス、抹茶のスポンジケーキ、カスタードクリームの順で重ねられ、地元の酒蔵「天領酒造」の甘酒がかかり、その上にミニサイズのシュークリームが乗ったパフェです!

▲ミニシュークリームのサックリ感は体験する価値あり!
このパフェ、食べ進めながら、サクッ、トロッ、ふわっ、ザクザクッと、いろんな食感を楽しめます。しかも甘すぎず、量も多すぎず、飲む美容液とまで言われる甘酒入りなので、大人な感じを満喫できました。
ちなみにミニシュークリームの食感が気に入った筆者は、もうひとつスイーツをオーダー!
このパフェ、食べ進めながら、サクッ、トロッ、ふわっ、ザクザクッと、いろんな食感を楽しめます。しかも甘すぎず、量も多すぎず、飲む美容液とまで言われる甘酒入りなので、大人な感じを満喫できました。
ちなみにミニシュークリームの食感が気に入った筆者は、もうひとつスイーツをオーダー!

▲「下呂シュー」(税込660円)。シューの長さは約30cm!
水明館の人気スイーツ「下呂シュー」は、ミニシュー同様に生地が本当にサックサクで食感が最高!中には飛騨産の牛乳と地卵を使ったカスタードとホイップクリームがたっぷり入っています。さらにほんのりシナモンが効いていてコーヒーと相性抜群!
水明館の人気スイーツ「下呂シュー」は、ミニシュー同様に生地が本当にサックサクで食感が最高!中には飛騨産の牛乳と地卵を使ったカスタードとホイップクリームがたっぷり入っています。さらにほんのりシナモンが効いていてコーヒーと相性抜群!

▲ナイフを入れた時のしっとりサクッと切れる感覚も気持ち良い!
「下呂シューパルフェ」も「下呂シュー」も、テイクアウトOK!ちなみに「下呂シュー」は、栗を使った「マロン下呂シュー」(税込825円)など、季節ごとの限定シューも登場するそうです。
「下呂シューパルフェ」も「下呂シュー」も、テイクアウトOK!ちなみに「下呂シュー」は、栗を使った「マロン下呂シュー」(税込825円)など、季節ごとの限定シューも登場するそうです。
ロビーラウンジ エビアン(水明館)
岐阜県下呂市幸田1268(水明館飛泉閣1階)
[営業時間]8:00~23:00(L.O.22:00)
[定休日]なし
0576-25-2800
苦みと甘みのハーモニーを楽しめる「下呂茶ップリン」
最後にやってきたのは、「水明館」から北へ徒歩約3分の場所にある「Rigolo×Rigolo(リゴロリゴロ)」です。

▲お店の名前が大きく出ているので迷わないはず
ここはシェフとパティシエのご夫婦が営む創作フレンチとカフェのお店で、ここでも「素肌美人スイーツ」が食べられます!
早速注文したのが、これ!
ここはシェフとパティシエのご夫婦が営む創作フレンチとカフェのお店で、ここでも「素肌美人スイーツ」が食べられます!
早速注文したのが、これ!

▲「下呂茶ップリン」(税込450円)
下の緑色の部分が下呂茶と抹茶を使ったプリン。上の白い部分が天領酒造の甘酒と下呂市萩原町の「ホナミルクラボ」製の飲むヨーグルトで作ったティラミスです。チョコをコーティングしたミニアイスとクッキーを帽子に、チョコシューをステッキに見立てて「茶(チャ)ップリン」をイメージしています。ちなみに「ホナミルクラボ」は、小さな酪農女子が営むチーズと飲むヨーグルトのお店です。
下の緑色の部分が下呂茶と抹茶を使ったプリン。上の白い部分が天領酒造の甘酒と下呂市萩原町の「ホナミルクラボ」製の飲むヨーグルトで作ったティラミスです。チョコをコーティングしたミニアイスとクッキーを帽子に、チョコシューをステッキに見立てて「茶(チャ)ップリン」をイメージしています。ちなみに「ホナミルクラボ」は、小さな酪農女子が営むチーズと飲むヨーグルトのお店です。

▲この日、6つ目のプリン!
下呂茶と抹茶の苦みとティラミス部分のさっぱり爽やかな甘みのバランスが良く、この日食べたプリンたちとは全く違う印象でした。見た目には分かりませんが、白い部分と緑の部分の境目には、レモンのメレンゲの隠し味があり、良いアクセントになっていて、美味しいー!
下呂茶と抹茶の苦みとティラミス部分のさっぱり爽やかな甘みのバランスが良く、この日食べたプリンたちとは全く違う印象でした。見た目には分かりませんが、白い部分と緑の部分の境目には、レモンのメレンゲの隠し味があり、良いアクセントになっていて、美味しいー!
Rigolo×Rigolo(リゴロリゴロ)
岐阜県下呂市幸田1190-1
[営業時間]11:30~16:00(ランチは14:00まで)、18:30~22:00
[定休日]日曜
0576-24-2013
ということで、下呂温泉のかわいい&おいしいスイーツ店4選、いかがでしたでしょうか?どこのお店のスイーツもテイクアウトができるので、足湯めぐりのお供におすすめです。また「素肌美人スイーツ」は、今回紹介したお店以外のものもあって、お店によっては毎年変わることもあるそうです。下呂温泉に行ったことがない人や、最近行ってないなぁという人は、ぜひ行ってみてください!

▲「下呂茶ップリン」を食べたら、白鷺橋にあるチャップリンの銅像との記念撮影もぜひ!
下呂市総合観光案内所
岐阜県下呂市幸田(JR下呂駅前)
[営業時間]8:30~17:30
[定休日]なし
0576-25-4711

澤井敏夫
愛知県・清須市在住のライター。情報誌の編集制作、音楽事務所でのマネジメント業務を経て独立。読書と落語鑑賞とヨガが趣味。
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