まだ間にあう 秋の京都

これって超贅沢!? 自然いっぱいの宮崎県新富町で楽しむ、食と体験のごちそう旅

2020.05.12 更新

宮崎ブーゲンビリア空港7時30分到着。南国情緒を漂わせるブーゲンビリアとワシントニアパームに迎えられ、これから新富町へ。宮崎空港駅からJR日豊本線で日向新富駅へは乗り換えなしで約30分ですが、新富町を1日満喫するなら車での移動がベスト。今回は、レンタカーでドライブを楽しみながら、新富町で過ごす『心のごちそう旅』に出発しましょう。

R220バイパスから一ツ葉有料道路へ。雰囲気は南国リゾートのドライブを満喫

▲宮崎らしい植栽に囲まれた、宮崎ブーゲンビリア空港に到着

ワシントニアパームにソテツなど、沿道の木々が南国の雰囲気を醸し出すR220バイパスを通り、一ツ葉有料道路へ。
▲道路標識を見逃さないように、一ツ葉有料道路に乗ります

南線と北線の両線でそれぞれ通行料150円(普通自動車)が必要ですが、新富町へスムーズに移動するには利用しない手はない。利便性もですが、それ以上に味わいたいのがこのロケーション! 松林に青い海、白い波が手に届きそうなくらい近くに感じます。
▲一ツ葉有料道路北線はこの景色が楽しめます

北線は海岸線に沿うように走り、ワシントニアパームが立ち並ぶ真っ直ぐな道のすぐそばに波が打ち寄せ、日向灘が遥か彼方まで広がります。お気に入りの音楽を聴きながら、海岸線のドライブを満喫すれば、約40分であっという間に新富町に到着です。

<AM9:00>新富町の食材ならココ! 『JA児湯農畜産物直売所 ルーピン』でサラダの野菜選び♪

本日最初の目的地は、『JA児湯農畜産物直売所 ルーピン』。新富町役場そば、国道10号沿いに立つこの建物が、地元の主婦から飲食店まで通い詰めている直売所です。
▲国道10号を北上すると左手に現れます

毎朝とれたての野菜をはじめ、ローカルブランド・こゆ牛や地元産の豚肉、鶏肉が豊富に並び、品質が良いのに低価格! まとめ買いしてここから発送する旅行者も多いのだとか。

こちらで、今日楽しむプランの案内人でもある、“サラダの達人”こと河野大樹さんと待ち合わせ。サラダにぴったりの野菜を一緒に選び、会場となる松浦牧場で「牧場で手作りモーニング」を体験します。

野菜が並ぶ棚には、ピーマン、キュウリ、ほうれん草、トマト、ズッキーニ、フリルレタスなど数えきれないほどの野菜がずらり。活き活きとした鮮度の良さに圧倒されます。
▲朝どれの野菜や果物が棚にずらりと並びます

「わー、どれも新鮮で美味しそう。どうやって選べばいいですか?」
「新富町の特産品キュウリは入れたいですね。見栄えも大事なので、赤や黄色などいろいろな⾊を入れると栄養バランスも彩りも良くなりますよ」
▲新富野菜の説明や美味しい野菜選びのコツを聞きました

『JA児湯農畜産物直売所 ルーピン』でアドバイスをもらいながら、サラダにする野菜を調達しました。ここで選ぶ野菜なら、どれを選んでもハズレなし! 期待に胸を膨らませながら、河野さんの車に続いて牧場に移動です。

<10:00>松浦牧場到着。牧場と新富野菜のコラボで最高のモーニングセットを作ろう!

▲松浦牧場2代目の松浦千博さんと奥様。サラダの達人河野さん(右)

<松浦牧場とは?>
新富町の新⽥原(にゅうたばる)基地のある台地で、親⼦2代にわたり乳⽜を育て、牛乳を生産。牛舎には約140頭の乳牛と繁殖用の黒毛和牛が十数頭、澄んだ空気の中で健やかに育てられています。土や餌、飼育方法を追求し、低温殺菌で牛乳本来の風味を生かした松浦牧場オリジナルの牛乳は、その味に納得した飲食店等に直送しています。
⼀般消費者は購入することはできませんが、今回体験するプランはもちろん、カフェオレで味わえるプランもご用意しています。

まずは、牧場の絶品ミルクでバター作り体験

▲とても清潔に管理された牛舎でエサを食べる牛たち

ときおり戦闘機が頭上を旋回する広い空、広々とした牧場。牛舎を見せていただくと、白黒模様のホルスタインが餌を食べたりのんびり過ごしています。
▲子牛にミルクを飲ませたり…
▲直に触れて乳しぼりができる貴重な体験も

今回の体験とは別プランですが、松浦牧場では子牛の哺乳&乳しぼり体験もできます。直に触れて乳しぼりをしたり、大きな哺乳ビンで子牛にミルクを飲ませたり…。知っていますか? ミルクを飲む子牛は人の指にも吸い付き、その感覚は味わった人しかわからない独特な感覚! 牛たちとの距離が一気に縮まり、1頭1頭に愛情すら感じてしまいます。
▲生後1週間から3カ月くらいの子牛がいました

さて、そんな牛からいただいた貴重なミルクを使って、早速バター作りを体験。ミルクが入った小ぶりのシェイカーを、ひたすらシャカシャカシャカシャカ…振り続けること約15分。
▲シャカシャカ振り続けると、中身が変化していくのがわかります

1人5分が限界でしょうか…できれば2~3人で交代することをお勧めします。
「途中で音が変わりますから、聞いていてくださいね」。2代目の松浦千博さんのアドバイス通り、中が固まってきたらいったん音が変わり、さらに振るとシャバシャバした音に。これで脂肪分と水分が完全に分離し、固形バターになった証拠。真っ白な、混ざり気のないフレッシュバターの完成です。やったー!力を合わせて振り続ければ、誰でも作ることができますよ。
▲自分で作ったバターは、後ほどゆっくり味わって

新富野菜のチョップドサラダ作り。 特徴的なナイフとカラフルな野菜にワクワク♪

バター作りと並行して、サラダ作りも始めます。
▲本⽇のサラダは朝調達したカラフルなこの新富野菜を使って

野菜を洗い、大きめにちぎったりスライスしたりと、まずは下準備。松浦牧場のキッチンをお借りし、カット前の段階まで用意しておきます。
せっかくのロケーションですから、外の開放的なウッドデッキに材料を運んで、調理スタート。

ザクザク刻んでさっくり混ぜるだけの、チョップドサラダ。ドレッシングがよく絡み、スプーンでも食べられるサラダです。カラフルでフォトジェニックな見た目もあって最近人気のサラダですが、なんと言っても見たことのない専用ナイフ「メッザルーナ」を使った調理時間が楽しみの1つです。
▲専用ナイフの使い方を聞きながら、挑戦!

まな板に下準備したサラダの材料を置き、専⽤ナイフを両⼿で持ち、左右交互に動かしてザクザクと野菜を切っていきます。簡単に見えても、慣れていないとぎこちなくなりますが、サラダの達人・河野大樹さんはさすがのナイフさばき! リズミカルにナイフを動かし、野菜を細かくしていきます。それを真似しながら…ザクザク切っていくと何だか気持ちがスッキリ~♪
チョップドサラダ作りって、意外にストレス解消できちゃうかも。
▲ザクザクと野菜を刻む音も、徐々に心地よく感じてきました♪

ドレッシングは、ルーピンで調達した“にんじんドレッシング”。新富町内の工房で手作りされている、知る人ぞ知る美味しいドレッシングを混ぜ合わせ、牧場自家製のカッテージチーズを乗せて出来上がり。楽しみながら、こんなにオシャレなサラダがあっという間にできました。
▲カラフルでヘルシーなチョップドサラダ

フレンチトーストとミルクを添えて、牧場モーニングセット完成!

「ん~、美味しそうな香り♪」
▲おいしそうに焼かれたフレンチトースト

サラダ作りの横で、奥様がフレンチトーストを手際よく作ってくれていました。ココアと粉糖で牛模様を描くという気の利いたサービスに感動しながら、サラダと一緒にワンプレートに盛り付け。そこに出来立てのバターと、牧場の絶品ミルクを添えたら、牧場モーニングセットが完成!
▲手作りバターをのせて、じっくり味わいながら食べたいですね

午前中の爽やかな空気の中、オシャレでヘルシーな作りたて牧場モーニングセットをいただく時間。フレッシュなバターとシャキシャキのサラダで体も喜び、気持ちもすっきりリフレッシュ!最高の朝が過ごせる事間違いなしです。

<PM1:00>お茶畑の中にある『夢茶房』。お茶のソフトクリームでほっと一息

遅めのモーニングでお腹が満たされたので、昼食はスルーして午後のスイーツタイム。航空自衛隊新田原基地の正門側を通っていると、茶畑の向こうに茶処が見えました。
▲自社茶園の奥に店を構える『夢茶房』

ここは、昭和元年に京都で創業し新富町で茶製造販売を行う『夢茶房(ゆめさぼう)』。露地栽培の自社茶園6ヘクタールをもち、加工販売まで手掛けています。
▲昔は⼯場だったという夢茶房の店舗。⼿⼊れをし⼤切に使われています

以前お茶工場として使っていた建物を生かした販売・喫茶コーナーでは、お茶を使ったスイーツや、甘味とお茶のセットなどがゆっくりと楽しめます。
なかでも様々な客層に好評なのは、自家栽培&自家焙煎のほうじ茶を使った「ほうじ茶ソフトクリーム」。ほうじ茶の風味が見事に生かされつつ、子どもでもハマってしまう自然な甘さでクセになりそう。宇治の抹茶を使った抹茶ソフトとのミックスも楽しめます(テイクアウト400円、ほうじ茶付き420円/ともに税込み)。
▲抹茶ソフトクリーム(左)とほうじ茶ソフトクリーム(右)

店内の窓際にはテーブル席が並び、天気が良ければ外に出て食べてもOK。ベンチに腰掛け、鳥のさえずりを聞きながらお茶スイーツでまったりと。基地のすぐそばだけあって、爆音に会話が妨げられることもありますが、それもまた新富町ならではの一コマですね。

店内にはお茶製品も種類豊富に並んでいるので、お土産を選ぶのにもぴったり。お茶のことはスタッフにどんどんご質問ください。

<16:00>BBQ会場から徒歩5分の富⽥浜でお散歩タイム⇒潮風を感じながら、サンセットタイムBBQで1日の疲れを吹き飛ばそう!

町がコンパクトな新富町は、海へも車で約10分ほどのアクセス。夕方からのサンセットタイムBBQの前に、会場となる『カフェレストランHatsune』から徒歩5分の富田浜(とんだはま)へ。
▲美しい水平線が広がる富田浜海岸

太平洋に面した約5kmにわたる美しい砂浜、富田浜海岸。ここは全国でも有数のアカウミガメの産卵地です。ここでは、夏場に貴重なアカウミガメの産卵・孵化が観察できたり、冬から春にかけては馬に乗り砂浜を走るビーチライディングができたりと、想像するだけでも贅沢な光景です。

波音を聴きながら砂浜を歩いて、お腹をすかせて『カフェレストランHatsune』に戻ったら…BBQ台に炭を入れて火おこし開始!

食材は新富町産の黒毛和牛から豚肉、鶏肉、新鮮野菜まで!

富田浜の入江に面した『カフェレストランHatsune』の、海が見えるウッドデッキで1日1組貸切でのサンセットタイムBBQ。
▲BBQを楽しむウッドデッキ

4~10人程度(人数は要相談)なら十分な広さがあり、一段高くなった立地からの開放感あふれる眺めも楽しめます。このスペースなら愛⽝と楽しい時間を一緒に過ごすことができます。その場合は予約時にあらかじめ伝えておきましょう。
▲ペット同伴で過ごせるのもうれしい

気になるBBQの食材は…。新富町(または児湯郡内)で生産された宮崎県産牛(こゆ牛)、豚肉、鶏肉にホルモン、ウインナー、焼き野菜数種類、そしておにぎり付き! 畜産がさかんで野菜の生産も多い町ならではの品ぞろえです。ドリンクは別メニューなので、来店してから飲み放題または単品で注文し、現地決済となっています。
▲火おこしが難しい場合はスタッフにご相談ください

空が夕焼け色に染まってきた頃、焼き台の炭にもまんべんなく火がまわり準備万端!焼き網に食材を並べてBBQスタートです。
▲お待ちかねの、カンパーイ!
海岸線のドライブに始まり、直売所で野菜を選んで牧場へ。ひたすらシェイクし続けたバター作りと、チョップドサラダ作り体験。牧場で最高のモーニングセットを食べて、お茶ソフトクリームでまったり。
シメのサンセットタイムBBQで、今日1日を振り返れば……また明日から頑張れる!
そんな気持ちになれる、新富町での『心のごちそう旅』はいかがでしょうか。

撮影:武本華江、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構

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ぐるたび編集部

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