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知る人ぞ知る魅惑の町!島根県邑南町「映える絶景スポット×極上食材A級グルメ」1日周遊観光モデルコース

2022.04.26 更新

山陰でも屈指の“グルメの町”として知られる、島根県邑南町(おおなんちょう)。豊かな自然の恵みを受けて育った食材は品質も良く、そのおいしさから邑南町は「A級グルメのまち」とも称され、県内外から多くの食ツウが訪れます。極上のグルメと併せて大自然を体感できるスポットを巡れば、きっと大満足な一日を過ごせるはずです。

<10:30>大自然のパワースポット!名瀑「赤馬滝」でマイナスイオンを全身に浴びよう!

邑南町の街なかから車でおよそ30分。午前中に訪れておきたいのが、美しい滝が流れる名所「赤馬滝(あかばだき)」です。約20メートルの高さから流れ落ちる水を間近で眺めることができ、迫力満点!しかも、滝の裏側にまで入れる珍しい滝です。ここまで自由に間近で見られる滝もなかなかありません。マイナスイオンを全身に浴びながら、邑南町の大自然を五感で楽しめるスポットです。
▲迫力のある滝を間近で眺められる
▲道中は滑りやすい場所もあるので、足元に充分気をつけて進もう
▲滝の手前に架かる赤い橋は、格好の撮影スポット。人物にピントを当てると素敵な一枚が撮れそう

「島根の名水百選」にも選ばれるなど、水質も折り紙付き。特別天然記念物に指定されている「オオサンショウウオ」の生息地であることからも、きれいな川であることが伺えます。
▲赤馬滝の歴史を伝える掲示板の足元には、こんな看板も

★「赤馬滝」の魅力をさらに知りたい方へ
YouTube動画をチェック!↓

▲「雲海も!島根・邑南町絶景めぐり」(にっぽん旅先ぐるめチャンネル by ぐるたび)


動画内チャプター:「赤馬滝へ」
  ↑
※クリックすると赤馬滝の紹介から動画が再生されます

<11:20>ランチ前に美肌祈願のための「ひしね地蔵」に立ち寄ろう

赤馬滝から街なかへ戻る道中にあるバス停「萩原」。その横に鎮座するお地蔵さまが「ひしね地蔵」です。「ひしね」とは、この地域で“手足にできるイボ”を意味する言葉で、それを良くしてくれるといわれていることから、別名「美肌地蔵」とも呼ばれています。お地蔵さまの前に置かれた石を手に取り、自分の肌の気になっている部分に触れさせてお祈りをすると、願いを叶えてくれるとか。車移動の休憩がてらに立ち寄って、美肌祈願をしてみましょう。
▲肌の気になる部分にそっと触れさせてみよう
▲場所は県道31号線沿い。「赤馬滝」から「レストランおちらと」までの道中で見つけられる

<11:30>まるでアニメの世界!古民家フレンチ「レストランおちらと」でランチを

お昼は、フレンチ料理が気軽に楽しめる地元の方にも人気のお店へ。古民家を再生した趣ある佇まいの「レストランおちらと」では、入口付近で元気なニワトリたちがお出迎えしてくれます。
▲緑のアーチやブラックボードを配したおしゃれな入口
▲のびのびとした環境で元気な卵を産むニワトリたち

建物の隣には畑が広がっていて、料理には旬の時期に収穫した自家栽培の新鮮野菜を使用。手作りにこだわった個性豊かなランチは、つい目移りしてしまうほどの魅力的な主菜が揃っています。
▲3テーブル、12席を配した店内は落ち着いた雰囲気。レトロな西洋雑貨と和雑貨が多数飾られている

メニューは、ブラックボードから主菜を選び、全てにスープとサラダ、さらにコーヒーもしくは紅茶がセットになっています。薄切り肉で野菜などを巻いた一番人気の「ポーピエッド」には、九州産の三元豚を使用。食感がやわらかく、肉の旨みをたっぷり味わうことができます。
▲「九州産三元豚のポーピエッド」(1,200円)。自家栽培の野菜と一緒に楽しもう

この日の主菜は、他にも「野菜と魚のチーズグラタン」、「トラウトサーモンのムニエル」といった魚料理のほか、「黒毛和牛赤ワイン煮込み」などの肉料理を含め全7種類から選べました。どれも店主が自信を持って提供する料理ばかりです。
▲「九州産三元豚のミラネーゼ」(1,400円)
▲じっくり煮込んだ「交雑牛のスジ肉煮込み」(1,300円)
▲人気のデザートは、飼育しているニワトリの朝採れ卵で作るプリン

古風な落ち着いた空間で、邑南町の田園風景を眺めながら手軽にフレンチが楽しめるこちらのお店。ランチにはドリンクもセットになっているので、食後もゆっくり過ごせそうです。

<12:30>自分でお花を摘み取れる“秘密の花園”「摘み樹ガーデン」へ

「おちらと」でフレンチを楽しんだ後は、車で5分ほど走って穴場のお花スポットへ。標高400メートルの高台に広がるこちらの花園は、ありそうでなかった“花を摘める”お花屋さんです。春はチューリップ、夏はひまわりやガーベラなど約100品種以上が咲き誇る広いお花畑で、必要な数だけ、自由に摘み取り体験ができます。

気さくな女性ガーデナーが気ままに営んでおり、園内にはネコやヤギといった動物たちの姿も。人、動物、花との自然なふれあいを楽しみながら、素敵な時間を過ごせる場所です。
▲お花畑ではヤギやヒツジ、ネコなど動物とのふれあいも楽しみのひとつ
▲好きな花を摘み取って、オリジナルの花束を作ってみよう
▲季節ごとにさまざまな花が咲くので、時期を変えて何度も訪れてみたい

もともと山口県で花屋として働いていたというガーデナーのアキさん。邑南町に移住したのを機に「好きな花を摘んで飾る楽しさ」を伝えたいとの想いから、「摘み樹ガーデン」を開業したのだとか。
▲摘み取り後、ラッピングの仕方を丁寧に教えてくれるアキさん
▲「摘み取り体験」の料金は募金制。贈り物用の花束は1,000円~希望に応じて作ってもらえる
▲「摘み取り体験」は4月~11月上旬頃の来園がおすすめ

大らかで気さくなアキさんの人柄を表すように、ガーデンで生き生きと咲く季節の花。街なかで既に束ねられた花を買うのとは異なり、自らお花を一輪ずつ摘み取る体験は、ここだけの特別な思い出になるでしょう。想いものせてプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。

★「摘み樹ガーデン」の魅力をさらに知りたい方へ
YouTube動画をチェック!↓

▲「雲海も!島根・邑南町絶景めぐり」(にっぽん旅先ぐるめチャンネル by ぐるたび)


動画内チャプター:「摘み樹ガーデンでブーケづくり」
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※クリックすると摘み樹ガーデンの紹介から動画が再生されます

<13:50>“牛乳マニア”が営むミルクスイーツ店「Milk&Bean's Mui(ミューイ)」でほっこり一息

続いて、車で約25分の場所にある観光名所「香木(こうぼく)の森公園」へ。ハーブや花の香りに囲まれたオーガニックガーデンで、ハーブを使ったクラフト体験、摘み取り体験ができるほか、遊具を備えた広場もあります。その公園内にあるのが、牛乳工場が併設するミルクスイーツの専門店「Milk&Bean's Mui(ミューイ)」。牧場から直接届く牛乳や、生乳で作った出来立てのアイスクリーム、お菓子などを手軽に楽しむことができます。

しぼりたての生乳をたっぷり使用した「クラフトソフトクリーム」は、「香木の森手づみラベンダーソフト」「邑南さつまいもソフト」など地元食材を活かした季節限定の味もラインナップ。
▲無添加の「自然放牧ソフトクリーム」(410円)、ラテアートの「牧場カフェラテ」(400円)、生のイチゴをトッピングした「いちごシュークリーム」(460円)
▲ミルクスイーツのほか、おしゃれな食器やコーヒー、焼き菓子も並び、カフェタイムをトータルでプロデュース
▲旬の果物を使ったシュークリームやショコラなどが並ぶショーケースは彩りも豊か

こちらは「Mui」の経営元である「シックス・プロデュース有限会社」の洲濱正明社長。代表でありながら長靴を履いて現場に立つ姿がなんとも素敵です。
▲洲濱社長は自ら「変態です」と笑うほど、牛乳への愛情が誰よりも深い

「無為自然」をもとに名付けられた「Mui」は、その名の通り、生乳のありのままのおいしさを届けることがモットー。酪農家が異なる複数の牛乳を「合乳」せず、それぞれの生乳の味を「シングルオリジン」で楽しめます。

だからこそ季節や生産者で異なる牛乳の風味や味わいを、じっくり飲み比べられるのも同店の魅力のひとつです。
▲店のいたるところに手書きのブラックボードを設置。敷地内にいるだけで手作り感と温かみを感じる
▲店にはテラス席もあり、出来立てのスイーツやドリンクをその場で楽しめる

“牛乳マニア”ともいえる洲濱社長のこだわりが詰まったミルクスイーツのお店「Mui」。季節ごとの牛乳を飲み比べてみると「牛乳ってこんなに味が違うんだ!」という発見も楽しめます。スイーツはその場で味わって、ドライブ用にドリンクをテイクアウトしておくのもおすすめ。かわいいスイーツとドリンクで映え写真が撮れる、目でも舌でも楽しめるスポットです。

★「Milk&Bean'sMuiミューイ本店」の魅力をさらに知りたい方へ
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▲「雲海も!島根・邑南町絶景めぐり」(にっぽん旅先ぐるめチャンネル by ぐるたび)


動画内チャプター:「Milk&Bean'sMuiミューイ本店」
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※クリックするとMilk&Bean'sMuiミューイ本店の紹介から動画が再生されます

<15:00>ハーブと花に囲まれた「香木の森公園クラフト館」でお土産探し

「Mui」を出た後は、同じ「香木の森公園」内にあるお土産ショップへ立ち寄りましょう。観光案内所と公園で栽培されたハーブの加工品、町内産の食材を使った食品などが豊富に揃っており、邑南町のお土産を買うには最適のお店です。

また、邑南町のクラフト作家が手掛けた個性豊かな工芸品も並び、店内をゆっくり見て回るだけでも楽しめます。
▲売れ筋のハーブティーやハーブソルトのほか、米粉やマクロビのスイーツ、アロマ雑貨なども販売
▲ハーブティーは種類も豊富。見本もあるので購入前に香りを確認できる

店内にはハーブの苗やアロマオイル、リースのほか、邑南町のあらゆる食品・雑貨が揃っていました。ご当地感のあるお土産探しなら、ここに来れば間違いありません!ショップの入口に架かった木造の橋は撮影スポットとしても人気なので、ぜひ写真におさめておきましょう。
▲ショップ入口前の草木が囲む木造の橋

★「香木の森のハーブティー」の魅力をさらに知りたい方へ
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▲「邑南町・A級グルメフルコース」(にっぽん旅先ぐるめチャンネル by ぐるたび)


動画内チャプター:「香木の森のハーブティー」をいただきます
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※クリックすると香木の森のハーブティーの紹介から動画が再生されます

<16:00>「いわみ温泉 霧の湯」でハーブ湯を満喫!

「香木の森公園」を出たあとは、同公園育ちのハーブを使用した「ハーブ湯」に浸かってゆっくり疲れを癒しませんか?車ですぐのところにある日帰り温泉施設「いわみ温泉 霧の湯」では、ラベンダーやローズマリーなどを入れた「ハーブ湯」、ドクダミなどの薬草を入れた「薬草湯」といった2槽の露天風呂を完備。ハーブや薬草に癒されながら、ゆっくりと温泉を満喫できます。
▲2種楽しめる露天風呂。春と秋の早朝は、天候などの条件次第で雲海を眺められることも…!
▲大きな窓を備えた内湯は開放感も抜群。ハーブの香り漂うサウナもおすすめ

同館は2021年5月にリニューアルオープン。邑南町産の杉を贅沢に使用していて、ロビーから2階に至るまで木の温かみが感じられる空間に一新されました。男女が利用できるエステルーム、同時に3人利用できる化粧室も新設されたほか、ボルダリングで遊べるキッズコーナーも完備。カップルやファミリーでも過ごしやすい空間です。
▲2階には四季折々の景色が望める畳の休憩スペースが。湯上りにのんびりとくつろごう
▲杉の木をふんだんに使った1階ロビーは、木の温もりにあふれた和空間

2階ではエステルーム「おおなん町美容研究所」が温泉施設に準じて営業中。東洋医学をベースにした施術「ハンドトリートメント」では、肌に優しい天然成分のジェルを使用し、オールハンドで丁寧にケアしてもらえます。

女性はもちろん男性も利用できるほか、肌の手入れに関する悩みを無料で相談できるので気軽に立ち寄ってみましょう。
▲「ハンドトリートメント」(1,100円)。事前予約推奨

<18:00>夕食は「温泉食堂 釜之助」で熱々の釜飯をいただこう!

温泉で疲れを癒したら、ちょっと早めの夕食へ。温泉施設に隣接する「温泉食堂 釜之助」では、邑南町産の米を炊いた釜飯や、各種定食、さらに「石見ポーク」のサムギョプサルが味わえます。

注文後に炊き上げる釜飯は全5種類から選べ、中でも「石見和牛とごぼうの釜めし」は和牛の旨みとゴボウの滋味が絶妙に相まった同店を代表する名物。湯上りにいただく炊き立ての釜飯は、心も身体も満たしてくれる格別の味わいです。
▲右から「ほたてのバター醤油釜めし」(1,200円)、「石見和牛とごぼう釜めし」(1,600円)、「豚キムチとチーズ釜めし」(1,200円)。各種漬物・副菜・味噌汁付き
▲石見ポークを邑南町の新鮮な野菜と楽しむ「サムギョプサルセット」(1,500円)
▲豚バラ肉にキムチや辛みそを添えて楽しもう

店にはデッキが設けられていて、邑南町ののどかな風景を見渡すことができます。食後には絶好のロケーションを満喫しながら、旅の一日を振り返ってみるのも良いですね。
▲店の入口付近に設けられた展望デッキ
▲店内にはテーブル席と小上がりを備え、ファミリーでも利用しやすい空間
島根県邑南町の魅力をギュッと詰め込んだ1日周遊の旅。間近で滝を眺めたり、高台でお花を摘んだり、ハーブの湯に浸かったり…。頭ではなく五感に刻まれる体験は、ずっと忘れることのない思い出になるはず。

そして何より、温かく個性豊かな人たちとの出会いも邑南町の楽しさ。フォトジェニックやグルメを目的にした旅ももちろんですが、人や景色との出会いを通じて、のんびり自分を見つめ直したいときにもおすすめしたい旅先です。積雪する冬を除いて、春・夏・秋ならいつ出掛けても楽しめる旅先なので、ぜひお休みを見つけて島根県邑南町へお出かけしてみてはいかがでしょうか。

※価格はすベて税込

周遊コース考案者情報【森 里佳】

飲食店検索サイトを運営する“ぐるなび”より、2021年 4月から総務省の地域活性化企業人制度を活用して邑南町に派遣されています。邑南町の魅力の掘り起こしと磨き上げのため、町内の観光資源を調査し、町内事業者と連携して WEB コンテンツを作成したり、SNSで情報発信したりしています。私にとって邑南町は、住めば住むほど好きになってしまう理想郷です。

ライター情報【渡部 祥太郎】

島根県出雲市佐田町出身。山陰のポスティングフリーペーパー「タウン情報ラズダ」編集部、編集長。入社以来ラズダを作り続けています。また、「日刊ラズダ」の記事制作のほか、Youtubeチャンネル「ラズダTV」では企画・編集をしながら山陰を代表する大根役者として演者も務めています。
撮影:長谷川拓也

ぐるたび編集部

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学びや刺激・感動のある旅サイト「ぐるたび」の編集部。選りすぐりの旅グルメ&観光情報レポートを発信していきます。

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