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自分で釣った魚を料亭で楽しめる!和歌山市で『海辺の休日』を家族で満喫

2022.06.13 更新

温暖で穏やかな海を擁する、和歌山市。なかでも雑賀崎(さいかざき)エリアは、山の斜面に家が立ち並ぶ様子がイタリアのアマルフィに似ていると近年話題になり、県外からも散策に訪れる人が多い風光明媚な場所です。そんな雑賀崎で釣りを楽しみ、市内で遊んで、釣った魚を料亭で味わう『海辺の休日』を過ごした仲良し家族に密着し、和歌山の魅力に迫りました。

「海辺の休日」の始まり

早朝のJR和歌山駅から1日は始まりました。魚は朝によく釣れるため、早めの行動が吉。1日貸し切りの観光タクシーに乗り込み、駅から車で約20分の「雑賀崎シーパーク」へと向かいます。
子どもたちが一番楽しみにしているのは釣り体験。「大きな魚を釣りたい」、「タイをたくさん釣りたい」と意気込み十分!お母さんは「お刺身が食べたいな」、お父さんは「たまには運転しない休日もいいかも」とそれぞれ期待が膨らみます。

さあ、家族で過ごす和歌山市での「海辺の休日」のスタートです。

「大漁だ~!」雑賀崎シーパークで釣り体験!

最初の目的地は、和歌山市南西部に位置する景勝地、和歌浦にある岬「雑賀崎」です。昔ながらの漁港がある漁師町で、多くの漁船が並びます。
そんな雑賀崎の一角に2020年7月にオープンした「雑賀崎シーパーク」は、桟橋を歩いて渡って行く海上釣り堀。絶好のロケーションで釣りが楽しめる注目のスポットです。
▲受付は9時30分から可能

竿のレンタルや、えさ、お持ち帰り用の発泡スチロールは購入可能なので、まさに身一つで参加できるのがうれしいところ。受付を済ませたら早速釣り堀へ。

海上釣り堀には8つの生け簀があり、手前の2つは初めての人でも気軽に楽しめる「ちょい釣りエリア」。マダイ・シマアジ・クロソイなど(季節によって変更あり)を最大1時間、2尾まで釣ることができます。今回は家族4名で8匹まで釣れる「ちょい釣りエリア」にしました。
▲お腹を空かせた魚が餌を求めて海面へ上がってきています

漁場が決まったら、次は竿選び。スタッフからは「リールのないのべ竿のほうがなぜかよく釣れますよ」など、子どもたちが楽しめるよう助言もいただきました。

竿が決まったところで、続いて自分で針への餌付けにチャレンジ!
▲餌も虫やみみずではないので、初めてでも付けやすい

餌を付けたら、スタッフから丁寧に釣りの指導を受け、いよいよ釣りのスタート。糸を垂らし、魚を待ちます。
▲竿の操り方も丁寧に指導してくれる

最初にヒットしたのは弟くん。人生はじめてのヒットに大興奮!
▲想像以上の引きで、思わずお母さんも後ろからアシスト

見事、念願のタイを釣り上げました。続いて、お兄ちゃんもヒット!
▲お兄ちゃんにはお父さんがすかさずフォロー
▲こちらはお父さんが冷静に網で捕獲

結局1時間ほどで、タイ7匹とシマアジ1匹の合計8匹を釣りあげました。
▲兄弟そろって釣りあげたタイと一緒にハイ、チーズ!

「子どもたちに釣りをさせてあげたかったけれど、道具を揃えるのは大変だし、釣れなくて飽きてしまっても困るし、こういった海上釣り堀は釣りデビューにぴったりですね!」とお父さんも笑顔でした。
釣った魚はシーパークのスタッフが目の前で、血抜きと神経締めの処理をしてくれます。なかなか普段は見ることのできない貴重な経験ですね。
▲神経締めをすることで魚の鮮度を保つことができる

魚は発泡スチロールに氷漬けにして、持ち帰ります。今回はディナーにいただくので、調理をしてくれる食事処に持っていきましょう。

釣果を「がんこ 和歌山六三園」に持ち込もう

釣りたての魚をディナー用に調理してくれるのは、「がんこ 和歌山六三園」。和歌山市堀止にある和風料亭です。
▲季節の懐石料理や鍋がいただける料亭で、大切な人が集まる会食や法事・慶事の際に利用されることが多い

大正時代に建てられた国の登録有形文化財「旧松井家別邸」をリノベーションした建物で、約2,000坪の敷地には、四季の花や木々、庭池、灯籠などが美しく配置された回遊式庭園があります。
食事は調度品や照明にもこだわった個室でいただくことができ、大きな窓からは見事な庭園の景色を楽しめます。

「ぼく焼き魚が食べたい!」と言うお兄ちゃんに、「お任せください」と請け合う料理長。たくさんの釣果に腕が鳴る様子です。
▲ベテラン料理長が食材を宝物のように受け取ってくれた

歴史と風格を感じるお店の佇まいに、お料理への期待が増していきます。さあ、お魚はプロに任せて、ディナーまでは自由時間を楽しみましょう。

和歌山城に動物との触れ合いなど、自由時間はタクシーで周遊

ランチに和歌山ラーメンを食した後、ファミリーが向かった先は「和歌山城公園」。天守閣や庭園、茶室、動物園などがあり、緑に囲まれた市民憩いの場所です。春はさくら、秋は紅葉の名所でもあり、毎年多くの人が訪れます。
徳川御三家の居城にふさわしい威容を誇る和歌山城、天守閣を目指すには、なかなかの急坂や石段が続きます。
天守閣下ではお城観光のお手伝いをしてくれる「おもてなし忍者」にも出会い、子どもたちは大喜び!忍者直伝の手裏剣のレッスンも受けました。
和歌山城の敷地内には、無料で入園できる「和歌山城公園動物園」があります。ペンギンやビーバー、アルパカなどを間近に見て喜ぶ兄弟に、お母さんもにっこり。お昼すぎからの餌やり体験にも参加し、子どもたちのテンションもどんどん上がっている様子です。
▲泳いでくるペンギンに弟くんも大興奮
▲お馬さんへの餌やり体験。多くのイベントが開催されているので公式Instagramでご確認ください

道の駅に併設のBBQエリアで焼きマシュマロ!

貸切タクシーに乗り込んだファミリーが次に向かったのは、「道の駅四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」です。
ここは和歌山市民に長年愛されてきた「四季の郷公園」がリニューアルし、2020年にオープンした和歌山市初の道の駅。25.5ヘクタールもの広大な敷地の中に「FOOD HUNTER PARK」が「Be Wild. 野生を楽しもう」をテーマとして、営業を開始しました。食事ができる地域食材レストラン「火の食堂」、BBQ広場「炎の囲炉裏」、農産物直売所「水の市場」、シンボルツリーが目を引く「木の庭」、そして農家さんから指導を受け、楽しみながら野菜づくりができる体験農園「土の農園」の5つのエリアで構成されています。

緑に囲まれたBBQ広場では、手ぶらでBBQができます。BBQに必要なセットが一式借りられるので、スペース予約をしておくだけでOK。食材は事前注文しておくか、当日「水の市場」で購入しましょう。その手軽さから市内外の多くの方々がBBQを楽しみに来場しています。
▲焼きマシュマロ体験は2個150円(税込)

今回はお昼を済ませていたので、おやつを楽しむことに。直径3メートルの石の囲炉裏では常時火が焚かれていて、焼きマシュマロを作って遊びました。炎のゆらめきを眺めながら暖を取り、大人も子どももほっと一息です。

お土産には農産物直売所で和歌山みかんを購入。「次は食材を買ってBBQを楽しみたいね」と公園を後にしました。

塩釜焼に握り寿司体験!釣果を舌と感性で味わうディナータイム

17時、暮れなずむ街をタクシーで移動し、再び「がんこ 和歌山六三園」へ。釣果はどのような料理になって出てくるのでしょうか!?
お料理はお持ち帰りまで含めなんと全12品が卓に並びました!ファミリーの釣果を使ったお料理のほか、和歌山の食材や季節感を盛り込んだ料亭らしい逸品が提供されました。

前菜に続いて提供された椀物に今日の釣果のタイが登場。タイの骨からとっただしに冬らしくユズが香るお吸い物です。
道明寺粉を使った真丈(しんじょ)に鶴亀モチーフの大根と人参を添えて金粉を散らした、新春の雰囲気が楽しめる凝った一品です。真っ白で上品な脂のタイを口に含むと、身が口のなかでほどけ、感動……!

続いて、タイとシマアジを2匹乗せた姿づくりが運ばれてくると、大人も子どもも大歓声!
▲記念にパシャり!
釣りたての魚は、ムチムチとした歯触りが新鮮さを感じさせます。寒ブリや熊野産の鮪トロなど、和歌山の海の幸も添えて豪華な極上盛りです。

和歌山らしく1粒の大きな梅を入れていただく「梅昆布茶しゃぶ」は昆布の風味と梅の香りで上品な仕上げです。釣果のタイの薄切りをサッとくぐらせると旨味がより感じられます。
次に出てきたのは、タイを1匹まるごと塩で包んでふっくら焼き上げた「塩釜焼」。焼き上げに時間を要する塩釜焼きも、市内観光の間にご準備いただきました。
▲鯛の塩釜焼き

紅白のリボンを巻き付けた木槌を兄弟2人でもって「せーの」で割ります。
▲「意外と固い」と弟くん。3回叩いてようやく姿を現した大きなタイ

「こんな経験、大人でもしたことないわ!」とお母さんは感嘆しきり。特別な1日を彩る華やかな瞬間となりました。

煮物はタイの頭まで余すとこなく使用。和歌山の名水「富田の水」を使い、ウメとショウガの香りでより味わい深く仕上がっています。
たくさんのお料理を味わって、そろそろご飯が欲しくなった頃、襖が開き現れたのはなんと寿司職人!お座敷で、タイとシマアジをはじめとした4種のお寿司を握ってくれるのです。
▲突如始まったお寿司にぎり体験

さらなるサプライズには「やってみる?」と子どもたちも寿司握りを体験できることに!手袋をして慎重にシャリを握り、ネタを乗せます。プロに褒められすっかりその気の子どもたち。自分で釣った魚を自分で握るのは、感性を刺激する贅沢な体験ですね。
▲お寿司はタイのアラ汁とともに。

お土産に用意されたのは三枚おろしにしたタイと、タイのあら煮、それに鍋用にぶつ切りにしたタイの切り身セット。さらに和歌山県名産の柑橘類じゃばらで香味をつけた、タイの棒寿司も。帰宅してもまだまだ旅の余韻に浸ることができそうです。
早朝から始まった旅は、おいしい料理とともに終盤です。兄弟は食事中も「釣りが楽しかった」と声を揃えます。ご両親も「あんなに大きな魚が釣れると思わなかった」、「こんなに立派なお料理と貴重な体験ができるとは予想外」「タクシー貸切で移動できたのは贅沢だった」と、すべてがスペシャルだった海辺の1日を振り返りました。

「今度は夏に来て、海水浴もしてみたい!」と次回の旅への期待が膨らんでいる様子でした。

小春日和の天候にも恵まれ、大満足の1日となった今回の旅。大漁の釣り体験に海の幸を生かし切ったお料理と、古来より海とともにある和歌山ならではの旅となりました。
本ツアーは「令和3年度 観光庁 地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」の一環として実施されたモニターツアーになります。

【ライター情報】株式会社Crop

和歌山で記事や映像など制作業務をしている女性中心のチームです。和歌山取材ならグルメ、観光、スポーツ、医療など何でもお任せ。ネタ出しから行います。

ぐるなび ふるさと納税のお知らせ

大阪市内から電車で1時間ほどの和歌山市は、『ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022』掲載店も数多くあり、美味しい海鮮が味わえる町です。
和歌山市に出かけるなら食は大きな楽しみのひとつ。旅先のレストランを探す前に選択肢に加えたいのが、「ぐるなび ふるさと納税」です。
レストランの食事券を返礼品として選べるので、地域を応援しながら厳選されたレストランでの美味しい食体験が叶います。
◇ぐるなびふるさと納税とは
自分の意思で応援したい自治体へ寄附をして、その自治体から返礼品を受け取ることができる仕組みです。
寄附の後、確定申告などをすることで寄附金額から2,000円を除いた全額が税金から控除されます。
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ぐるたび編集部

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