さくらんぼ狩り開催中

和歌山市ならではのガストロノミーツアー!ふるさと納税の返礼品としても登場!

2022.06.13 更新

温暖で穏やか、恵みに満ちた和歌山の海。タイや足赤エビ、ヒラメ、ハモなどが水揚げされる和歌山市の「雑賀崎(さいかざき)漁港」にシェフと一緒に訪れ、漁船に直接声を掛けて魚を買う「直接販売」を体験。その魚を美味しいイタリアンに調理してくれるというガストロノミーツアー!和歌山市のふるさと納税の返礼品にもなっているこちらのツアーに、大阪在住の親友2人組が出掛けました。

「雑賀崎漁港」でシェフと、漁船から魚を買い付け

漁船から直接魚の買い付けができる雑賀崎漁港は、和歌山市の南西部にあります。JR和歌山駅からタクシーで約30分かかるため、直接販売が始まる1時間ほど前に和歌山駅を出発するのが良いでしょう。10月の体育の日から5月中旬は、朝早く漁に出た船が14時ごろに帰港し、15時ごろから販売が始まります。5月中旬以降は出港時間が変わるため、20時30分からのスタートとなります。

この日は15時ごろからの直接販売開始に備えて、14時には雑賀崎漁港に着くように向かいました。
▲あいにくの雨でしたが、好奇心いっぱいの女性二人は「漁港は初めて」「どんなお料理になるのかな」と、期待を膨らませます

漁港へ到着すると、既に集まる船とお客さんで大賑わい。漁船が煙突から白煙を出しながら、どんどん港へ入ってきます。
▲秋から初夏にかけての雑賀崎漁港では、タイやヒラメ、足赤エビなどが主に水揚げされる

新鮮な魚を目当てに、地元和歌山の人のみならず、県外からもたくさんの人が訪れます。漁船が着くと、人だかりができるほど。
この日、二人は和歌山市のイタリア料理店「GASTROTERIA F(ガストロテリア エッフェ)」のオーナーシェフ・藤原新吾さんとともに、漁船から水揚げされた魚を見て回ることに。和歌山の豊かな食材に魅了されてお店を開いたという藤原さんは、野菜、魚、肉、調味料に至るまで和歌山県の食材に精通しており、県産食材を豊富に使ったイタリアンのコース料理を提供しています。買い付けをするには、この上なく心強い味方です。
▲さまざまな種類の魚を真剣に見つめる藤原シェフ
漁船から発泡スチロールの平箱やバケツに盛られた魚を、どんどん下ろす漁師さんたち。手に取るお客さんと漁師さんがやりとりを始めます。
▲「このエビは殻のまま揚げて食べられる?」というお客さんの質問に、「こっちの小さいサイズのエビやったらいけるよ!」と漁師さん

漁師さん独自の視点や、経験から得た調理や下ごしらえの方法をアドバイスしてもらえます。魚をただ買うだけでない楽しみが「直接販売」にはあります。

藤原シェフと一緒に漁港をグルッと一回り。「この赤いお魚はなんですか?」「この熱帯魚みたいな魚は?」と二人も質問が止まりません。
▲「赤いのはホウボウという魚で今が旬。こっちはマナガツオですね、けっこう高級魚なんですよ!」という藤原シェフの返しに会話が盛り上がります

一通り水揚げされたものをチェックし、藤原シェフはその日の献立を考えていきます。苦手なものを打ち明けながら、二人のためだけの特別コースに使う食材を慎重に選んでいきます。生が苦手、脂の多い魚は苦手……とそれぞれの好みをシェフに伝えていきます。
▲「どんなお魚が好きですか?」というシェフの質問に、「白身のお魚が好きです。実は生の青魚が苦手です……」とポロリ

藤原シェフは青魚の中でも脂と臭みの少ないツバスを使った1品を提案。そのほか「雑賀崎漁港でよくとれる足赤エビや、旬のホウボウも使いましょう。今日は雨で寒いから温かいスープやリゾットにしましょうか」と提案が続きます。「パスタよりリゾットがいいね」など、二人も目をキラキラさせながらプランに賛同。二人の好みと並んだ魚を組み合わせて、スペシャルなメニューが魔法のように決まっていきました。
▲見た目の色鮮やかな白身魚・ホウボウは脂が乗る冬場が特においしい

「直接販売」には、汽笛が鳴るまでお金のやり取りができないというルールがあります。汽笛の時間は15時。それまでに買い付け予約をした人には札が渡されるので、15時になったら再び漁船に向かい、お金を払います。そしてついに手元に魚がやってきました。
▲買い付けの予約をすると渡される漁船の名前と番号の付いた札
結局この日は、ホウボウ、足赤エビ、ヒラメ、コウイカ、ツバスを購入。藤原シェフは魚を受け取って店に向かいます。二人はイタリア・アマルフィに似ていると評判の、雑賀崎の街散策に出掛けます。

「日本のアマルフィ」で迷路のような小路を歩く

▲昔ながらの漁師町・雑賀崎地区

ここからは雑賀崎の街の成り立ちに詳しい、和歌山市観光協会の街歩きガイドさんと合流し、お話を伺いながら散策です。雑賀崎は山の斜面に家々が密集して立ち並ぶ景観から、近年「日本のアマルフィ」とも呼ばれます。この中に一歩立ち入ると、そこはまるで迷路のように入り組んだ細い路地が続きます。ガイドさんの説明を聞きながら、坂道と階段をのぼり、山のほうへ向かいます。
▲見どころで立ち止まり雑賀崎の歴史や自然について熱心に話すガイドさん

まず「衣美須(えびす)神社」へ。この地区では旧正月に、大漁旗を飾り神様に供物を献上して船の安全を祈願する風習が残っているそう。
▲古い町並みのなかに新しいカフェも

坂を登りきると「雑賀崎灯台」です。
▲1960(昭和35)年に建立された雑賀崎灯台

紀伊水道から淡路島、晴れた日にははるか四国まで一望できるビューポイント!夕日が沈むときには最高の眺めです。
▲晴れた日の夕暮れ時は絶景が広がります

ここで記念写真を撮り、灯台横のカフェでレモネードを飲んで一息。先ほどの漁港での買い付けを振り返り、ここでもディナーへの期待が高まります。

「和歌山マリーナシティ」でイルミネーションの世界に浸る

カフェで元気をチャージした後、タクシーで約15分の「和歌山マリーナシティ」へ。中世ヨーロッパの風情が漂うテーマパーク「ポルトヨーロッパ」や観光魚市場「黒潮市場」のほか、ヨットハーバー、リゾートホテルや温泉もある人気の観光スポットです。
▲和歌山マリーナシティ内の「黒潮市場」はマグロ解体ショーも行われる観光魚市場

「黒潮市場」は魚を買うほか、和歌山の特産品がずらりと並ぶお土産コーナーもあり、観光客が多く訪れる場所です。
お向かいの「紀ノ国フルーツ村」でお土産にミカンを購入。「いろんな種類のミカンが安くてびっくり、さすが和歌山!」と声が上がりました。
夜のとばりが降りる頃、「ポルトヨーロッパ」へ向かいます。
▲ヨーロッパの街並みを再現した遊園地「ポルトヨーロッパ」

華やかな音楽が流れ、キラキラとイルミネーションが光ります。訪れた日は冬季限定のイルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェ」が行われていました。
▲パーク内の橋の中央に位置するシンボリックツリーの前で記念撮影

雨に滲むイルミネーションの光のなか、傘を手に散策します。どこを見ても、カラフルな光にあふれ、降り注ぐプリズムのように幻想的な風情です。
さあ、どっぷり日も暮れた18時、タクシーで藤原シェフが待つレストランへ。買い付けたお魚はどんな料理に変身しているのでしょうか!?

買い付けた魚を使った美しいコースに舌つづみ

▲和歌山市駅から徒歩約8分の「ガストロテリアエッフェ」

藤原シェフのお店は路地裏にある8席の隠れ家的なお店です。完全予約制でシェフのお任せコースのみ。「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」には「ミシュランプレート」として掲載されています。

腕によりをかけて作られた魚のコースは、全8皿+ドリンクとデザートの構成。この日一緒に選んだ食材が、シェフの手にかかると一体どんな料理に仕上がるのか……、いよいよディナーの始まりです!

1皿目は「ヒラメのカルパッチョ」。和歌山の紀の川市貴志川町の契約農家から届いた赤ピーマンをふんだんに乗せ、柚子の香りで和歌山を演出。新鮮なヒラメはムチムチとした歯触り。赤ピーマンのかすかな苦みとのバランスが考えられています。
2皿目は「ツバスのタルタル」。玉ねぎなどの香味野菜とたたき合わせ、マスタードやケイパーの風味を効かせたひと品です。
「生の魚が苦手だけど、とってもおいしい!」「脂身は苦手だけどお酢や塩気でさっぱり食べられる」と二人もご満悦。

「ブリほど大きくないツバスだからこそ脂のりがちょうどよく、血合いを使わず香味野菜と合わせることで臭みを消しました」とシェフが種明かしをします。一緒に行動したからこその親しげな雰囲気で、カウンター越しの会話も弾みます。
▲料理が提供される度にカウンター越しのディスカッションが弾みます

3皿目は、コウイカに山菜のウルイをあしらい、和歌山県産の柑橘・ジャバラで風味付けをしたティエピド(人肌程度の温かさ)のひと皿。コウイカのまったりとした舌ざわりに爽やかな苦みのあるジャバラとウルイがアクセントを添えます。
4皿目、雑賀崎漁港で大人気の足赤エビが温サラダになって登場です。足赤エビの身にバーナーで焼目をつけ、甘味の強い貴志川のトマトと北海道産のモッツァレラチーズとともにマリネ。フェンネルで華やかな風味をプラスしています。
続いて5皿目は、ソテーしたホウボウのスープ仕立て。あっさりとした白身ながら、味わいが深いひと品です。クロアワビタケのソテーとイタリアのオリーブ、タイムが複雑な味わいを添えます。
6皿目は、足赤エビに生で食べられるカリフラワー「カリフローレ」を合わせたリゾット。足赤エビの殻から出汁をとって炊いたリゾットを、トマトクリームソースで。芳醇なミソの香りがたまりません。
「さっきの料理よりエビが甘く感じる!」と声が弾みます。
7皿目は「ヒラメのムニエル」。炊いたレンズマメを敷いてヒラメのムニエルを乗せ、たっぷりの玉ねぎと生クリームで仕立てたソースをかけ、ディルで香り付け。パリッと焼き上げたヒラメの皮目の風味に、豆のまろやかさがベストマッチです。
8皿目は、本日のメイン料理「ツバスの赤ワイン煮込み」です。牛骨のスープフォンドボーと赤ワインで煮込んだツバスに、海老芋のピューレと下仁田ネギのソテーを組み合わせています。複層的に重なり合う旨みが新鮮な魚を引き立てます。
デザートは「パンナコッタ」。和歌山県産のイチゴ「まりひめ」とバラのシロップに漬けたキイチゴを使い、アクセントには青いトマトをライムで漬けたジャムをひとすくい。エディブルフラワーをあしらった、女子心をくすぐる愛らしいひと皿です。
食後にディナーを振り返って、「足赤エビはサラダもリゾットも甘くて印象的。青魚のツバスもおいしく食べられました」「合わせている野菜もおいしかったです。和歌山は野菜も新鮮ね」と二人は感心しきり!シチリアでは魚と柑橘を合わせた料理が多いといい、藤原シェフも今日のメニュー内ではジャバラやユズを使用。和歌山の柑橘類とお魚のマリアージュを意識してメニューを組み立てていると話します。
▲藤原シェフ手書きのメニューが「今日だけ」の特別感をより演出してくれる

豪華なディナーを終えて、学生時代の親友との海辺の休日を「日帰りだけど久しぶりの旅行気分を味わったね」「外国の景色みたいだったよね」「次は晴れた日に来てみたい。和歌山は見どころが多いね」と、二人は楽しく振り返りました。
▲「買い付けから食事の流れがとっても良かった。シェフに同行してもらい魚の知識が増えました」とご満悦の二人
※本ツアーは「令和3年度 観光庁 地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」の一環として実施されたモニターツアーになります。


和歌山屈指の活気ある漁港から始まった究極グルメ旅。和歌山の海が生んだ食文化に触れ、「ガストロノミーツーリズム」の名にふさわしい豊かな体験となりました。

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【ライター情報】株式会社Crop

和歌山で記事や映像など制作業務をしている女性中心のチームです。和歌山取材ならグルメ、観光、スポーツ、医療など何でもお任せ。ネタ出しから行います。

ぐるなび ふるさと納税のお知らせ

大阪市内から電車で1時間ほどの和歌山市は、『ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022』掲載店も数多くあり、美味しい海鮮が味わえる町です。
和歌山市に出かけるなら食は大きな楽しみのひとつ。旅先のレストランを探す前に選択肢に加えたいのが、「ぐるなび ふるさと納税」です。
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自分の意思で応援したい自治体へ寄附をして、その自治体から返礼品を受け取ることができる仕組みです。
寄附の後、確定申告などをすることで寄附金額から2,000円を除いた全額が税金から控除されます。
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ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

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