【保存版】これぞ和歌山グルメ!地元民もうなる、絶対に食べたい名物10選
和歌山県は太平洋に面し、マグロを代表とするとれたての海の幸と、豊かな自然に育まれた名産のみかんや梅などの山の幸も豊富。また、和歌山ラーメンなどのB級グルメをはじめ、めはり寿司など地元グルメの宝庫。和歌山に来たら絶対に食べておきたいご当地グルメ10選をご紹介します。※本記事の情報は取材時点のものです。最新情報は直接施設にお問い合わせください。

1、コクと旨味がクセになる豚骨醤油の和歌山ラーメン!

和歌山ラーメンの歴史は古く、1940年代、路面電車が走る道路脇に軒を連ねた屋台ラーメンが発祥。醤油をきかせたスープが特徴で、「中華そば」と呼ばれ親しまれています。まったりとしたコクのあるスープと醤油がマッチしたこだわりのラーメンは、全国から訪れるファンも多いそう。


醤油ベースの人気店「和dining清乃(せいの)」は、昔ながらの手作り醤油、しかも3年間じっくりと熟成させた濁り醤(にごりびしお)を使った醤油ダレを使うなど、醤油へのこだわりもひとしお。

豚骨ベースの人気店「井出商店」では、長時間豚骨と鶏ガラをしっかりと煮込んだダシに、チャーシューを煮込んだ旨味たっぷりの醤油ダレ、卵を使わず小麦粉の風味を味わう細麺と三位一体の美味しさを堪能できます。

また、醤油ベース、豚骨ベース以外にも、オリジナルのラーメンでファンを魅了しているのは「ラーメンまるイ 十二番丁店」。九条ネギがたっぷりとトッピングされたラーメンは、シャキシャキとしたネギの風味が特徴。良質な豚骨だけを使い13時間以上も煮込んで熟成させたコク旨スープと絡み合い絶妙な味に。
どのお店も1滴残らずスープを平らげてしまうほど、和歌山ラーメンはスープが旨い。全国からファンが訪れるというのも納得です。
まったりとしたコクと旨みがクセになる。和歌山ラーメン食べ歩き3選
中華そばとして親しまれてきた「和歌山ラーメン」の歴史は古く、1940年代、路面電車が走る道路脇に軒を連ねた屋台ラーメンが、その原点だといわれています。
2、水揚げ量日本一! 黒潮に育まれた絶品マグロに舌鼓

紀伊半島の南、世界遺産の町として有名な那智勝浦は、生マグロの水揚げ量で日本一を誇ることでも有名。黒潮に育まれた本マグロは「海のダイヤ」とも称され、旨みたっぷりで濃厚。鮮度抜群のマグロをリーズナブルにいただけるのも漁港の町ならでは。
また、串本町にある近畿大学水産研究所が世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した「近代マグロ」も有名です。天然の稚魚を捕獲して飼育してきた従来の養殖と異なり、近大マグロは卵から人工孵化させ、親魚の産卵へとサイクルを繰り返す完全養殖。徹底して品質管理され脂がのっているので、トロ好きにはたまりません。

口に入れるとひんやり冷たいマグロと温かいご飯が合わさり、まったりとしたマグロの食感と甘みが最高です。
思わず、「おかわり!」と言いたくなるほど!

こぼれ落ちそうなマグロの切り身。マグロ好きにはたまらないボリュームです。
透明感のある赤色がみずみずしいバラの花のように盛り付けられ、なかなかご飯が見えません。さすがは鮮度が命の生マグロ。艶が違います。
このほか、マグロのひつまぶしもあり、マグロ三昧を楽しめます。

最初はマグロ丼として、次に薬味を加えて、最後はダシを加えてお茶漬け風にさらさらと、3つの食べ方を楽しめます。
那智勝浦で、絶品“生マグロ”の「まぐろ丼」に舌鼓
天然“生マグロ”の、おいしい「まぐろ丼」が食べられると聞いて、和歌山県の南端に位置する那智勝浦町(なちかつうらちょう)の、「ますだや」と、「那智ねぼけ堂」へ行ってきました。

どれも1mを超える大きさで、近くで見るとすごい迫力!

マグロの解体ショーでは、目の前できれいに捌かれていくマグロの姿が圧巻。解体したマグロの即売会や重量当てクイズもあり、大満足です。


グルメ、遊び、ショッピングと一日楽しめる漁港です。
勝浦漁港にぎわい市場で食べる、新鮮・マグロづくしな朝ごはん
日本一の生マグロの水揚げ高を誇る和歌山県那智勝浦(なちかつうら)町の勝浦漁港。
3、鮮度抜群の生しらす丼!湯浅の醤油で旨味ひとしお

しらすとは、ウナギ・アユ・イワシなどの稚魚の総称のこと。なかでもとくにカタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシなどの2~3cm程度のイワシの稚魚を指すのが一般的だそう。
このイワシの稚魚を釜茹でしたものを地元では「しらす」と言い、これを半日程度天日干しし、乾燥させたものは「ちりめん」と言います。なかでも、港町の湯浅だからこそ食べてほしいのが新鮮な「生しらす」。透き通るように美しい生しらすは、とろけるような食感。一度食べたら忘れられない絶品です。



湯浅醤油をたらして味わえば、さっぱりしたしらすに深みが加わり、やみつきになるおいしさです。



極上のしらすに舌鼓。和歌山・湯浅の「しらす丼」3選
和歌山県の湯浅町は、全国有数の「しらす」の水揚げ量を誇る町。




添加物を一切使わない、完全手作りの醤油。「角長」の醤油は、長年の経験と実績によって、味、そして安全・安心を追求する人びとに愛され続けています。

醤油発祥の地・湯浅。情緒あふれる町並みを散策!
熊野三山へと続く熊野古道の宿場町として、古くから栄えた和歌山県の湯浅町。
4、和歌山の魅力、恵みに満ちた紀伊水道の海の幸!

なかでも雑賀崎(さいかざき)エリアは、山の斜面に家が立ち並ぶ様子がイタリアのアマルフィに似ていると近年話題になり、県外からも散策に訪れる人が多い風光明媚な場所です。

プリプリとした食感と甘味が特徴で、刺身、塩焼き、天ぷらがおすすめ。クルマエビより甘く濃厚な味として料理人の間でも評判です。


和歌山県沿岸の沖合に生息しているハタ科の高級魚・クエは、体長1メートル以上にもなる大型魚で、水揚げが少なく「幻の魚」ともいわれます。ほどよい脂と上品で深みのある味わいが特徴です。ゼラチン質がたっぷりの皮やアラなどもおいしく、「クエを食ったら、他の魚は食えん」といわれるほど重宝されている魚です。

【にっぽん旅先ぐるめチャンネル】日本のアマルフィ!漁師に弟子入り&和歌山グルメてんこもり
日本各地の美味しい情報をお届けするYouTubeチャンネル「にっぽん旅先ぐるめチャンネル」の和歌山市編がスタート。
自分で釣った魚を料亭で楽しめる!和歌山市で『海辺の休日』を家族で満喫
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5、目を見張るほどおいしい! 南紀の郷土料理「めはりずし」


あるいは目を見張るほどおいしいから、源平の合戦で熊野水軍の見張り役が片手で食べたことから見張り寿司が転じた、などという説もあるそうです。

「總本家めはりや」の「めはりずし」は、作り置きは一切なし。注文が入ってから丁寧に握られます。

食べるだけでは物足りないという人のために、お土産や通販用として、「めはりずし」が作れるキットも。めはりや秘伝のタレ付きなので、ご飯さえ用意すれば、自宅で「總本家めはりや」の「めはりずし」を作ることができます。
總本家めはりや 新宮本店
和歌山県新宮市緑ヶ丘1-1-39
[営業時間]10:00~22:00(L.O.21:00)
[定休日]水曜日
0735-21-1238
總本家めはりや 和歌山店
和歌山県和歌山市太田2-14-9 1F
[営業時間]11:00~14:30(L.O.14:00)・17:00~22:00(L.O.21:30、ドリンクL.O.21:50)
[定休日]月曜日
050-5487-0384
6、紀州のソウルフード「茶粥」とご飯のおとも「金山寺味噌」

山の多い和歌山では米が貴重だったため、少ない米でもお腹がいっぱいになるようにと生み出されたのが和歌山の茶粥。親しみを込めて「おかいさん」または「おかゆさん」と呼ばれています。かつては、お茶の木は家庭でも栽培されていて、1日5回、6回食べられていたそう。
作り方はいたってシンプル。番茶を煮だし、その茶で米を炊きます。米が膨らんだところで火を止め、塩をひとつまみ入れます。地域や家庭ごとにお茶や茶粥の炊き方に違いがあり、何も入れないものを「坊主茶粥」というそうです。
豆を入れたり、山芋や餅を入れるなどバリエーション豊かな食べ方があります。
最近では、茶粥は冷やすとのどごしがいいため、夏によく食べられるそう。おいしく食べるコツは米と汁にわけて、汁をしっかり冷やすこと。暑い日に試してみて。

7、和歌山といえば梅。みなべ町で楽しむ、観梅に梅グルメ、梅酒作り体験


南部梅林
和歌山県日高郡みなべ町晩稲
[開園時間]8:00~17:00
0739-74-8787(みなべ観光協会)

梅酒を作るための梅は、お酒が浸透して梅のエキスがしみ出しやすくなるように冷凍してあるそうです。そのため、1年中いつでも梅酒作りを楽しめます。

用意されているのは、氷砂糖・グラニュー糖・黒糖(きび砂糖)の3種類。選ぶお砂糖によってコクが出たり、まろやかになったり、梅酒の味わいの決め手になるのだそう。使うお酒は、「ブランデー」「日本酒」「焼酎」の3種類。砂糖とお酒の種類を組み合わせてオリジナルの梅酒を作れます。
「甘さ控えめ」「標準」「甘口」の目安を教えてもらいながら、好みの甘さになるようお砂糖の量を決めていきます。

梅酒ができあがるのは1ヵ月後。楽しみ!


直売店には梅干しや梅酒がズラリ!

そのほか、いろいろな梅の商品がいっぱい販売されており、お土産選びに最適です。
紀州梅干館
和歌山県日高郡みなべ町山内1339
[営業時間]8:30~17:00
0739-72-2151
和歌山・南部梅林で梅の香に酔いつつ、「紀州梅干館」で3種の梅酒作りに挑戦!
日本一の梅の里・和歌山県の「南部(みなべ)梅林」から、春の息吹をお届けするとともに、梅の最高峰ブランドと称される「南高梅(なんこううめ)」を使った梅酒作りの体験をご紹介します。




「露あかね」とは、地域で開発された梅の新品種のこと。「梅干し以外にもさまざまな用途に使ってもらえる梅を」ということで生まれた品種で、酸味が強いのが特長だそうです。

産地直売所では、ここでしか買えない珍しいものも。

「とまと梅」は、JA紀州が先導して開発した、新しい梅干し。
梅干しを地域の「優糖星」という高糖度トマトの汁に漬け込むことで、まろやかに甘い新感覚デザートとして、「とまと梅」が誕生したのだそう。
最後は、南高梅を使った麺類をいただきます。

梅とトマトの酸味がクリーミーな白湯スープと調和し、クセになるおいしさです。

観梅の際に絶対立ち寄りたい!「和歌山梅グルメ」スポットまとめ
梅の里として知られ、梅の代表品種「南高梅(なんこううめ)」発祥の地でもある和歌山県日高郡みなべ町。
8、フルーツ王国和歌山でもぎたてフルーツを堪能

上秋津には、温州みかんをはじめとして、ポンカンやハッサク、バレンシアオレンジなど、1年を通してみかんが実っています。毎年10月中旬~12月上旬にかけて体験できる温州みかんのみかん狩りですが、温州みかんの中にも様々な品種があり、旬の時期によって「極早生(ごくわせ)温州」「早生(わせ)温州」「中生(なかて)温州」「晩生(おくて)温州」に分けられ、種類によって収穫できる畑も変わります。


みかん狩りにみかんスイーツ!秋津野ガルテンでみかん尽くしの旅
みかんの産地として有名な和歌山県ですが、その中でも一年中みかんの実る里として知られる「上秋津(かみあきづ)」。
「秋津野ガルテン」みかん狩り
和歌山県田辺市上秋津4558-8
[体験時間]9:00~16:00(要予約)
[定休日]不定休
[期間]10月中旬~12月上旬
※時期により品種が変わります。
0739-35-1199

そんな高級いちご「まりひめ」を食べ放題できるいちご狩りプランも。

だからこそアルコールを入れたり、ソースにこだわったり、店ごとにオリジナリティが光ります。さまざまなフルーツを使った「わかやまポンチ」で、和歌山フルーツの奥深さを味わってみては。
和歌山県公式観光サイト
和歌山通がおすすめするグルメ情報
9、豊かな自然に育まれた山のご馳走「わかやまジビエ」を堪能

ジビエとは、フランス語で狩猟により得た野生鳥獣の肉のこと。ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから愛されてきました。和歌山では、豊かな自然が育んだ鹿やイノシシなどが「わかやまジビエ」として親しまれています。山野を駆け回った天然の肉はよく引き締まり、低カロリーで高たんぱく、鉄分も豊富でまさに山の恵みそのもの。
県内には、フレンチをはじめ、イタリアン、スペイン料理、居酒屋、和食などさまざまなジャンルのお店があり、「わかやまジビエ」料理を味わうことができます。

全国に先駆け、和歌山県ではジビエの肉質等級制度を導入。鹿は2等級以上、猪は3等級以上に区分され、脂肪の厚みや肉のきめ細さ、締まり、光沢、色味など各項目にわたって、ジビエの取り扱いに長けた「わかやまジビエ格付員」が審査しています。内臓から傷みがくるため、胴を撃ったものは使わず、基本的には頭や首を撃ったものか、罠猟で捕らえた個体のみを使うようにしているそうです。
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10、グルメ通もうなるおいしさの和歌山ブランド牛

和歌山のブランド牛には2種類あり、そのひとつ「熊野牛」はその名のとおり和歌山県南部「熊野地方」で昔(旧藩時代)から飼われていた和牛です。農作業や家畜として飼われており、農耕用の貴重な労働力として活躍していたそう。元々優秀な能力と由緒を持っている熊野牛は、選び抜かれた血統を取り入れた改良により和歌山県特産の黒毛和種として平成3年(1991年)にブランド化されました。熊野牛の肉質はきめ細かで柔らかく肉そのものの風味に優れ、一口食べると柔らかさとほどよい甘みに感動するほど。

もう一つの和歌山ブランド牛は「紀州和華牛」。赤身肉に対する消費者ニーズの高まりを受け、県畜産試験場では平成27(2015)年から29(2017)年にかけて、脂肪交雑を抑えた黒毛和牛の生産技術の研究を実施。
和歌山県内で飼育された黒毛和牛で、みかんジュースや醤油の絞りかすなど、県の名産品が製造される過程で得られる副産物を食べて育っています。その飼料こそが、脂肪交雑(サシ)を抑え、赤身肉になる魔法のエコフードなのです。ビタミン制限を行わずに牧場で飼育された「 紀州和華牛」は、ロースの脂肪量は通常の和牛より約1割少なく、ビタミンEは1.7倍多く含みます。県内の飲食店や小売店など7店が取り扱っており、「しつこさがなく、いくらでも食べられる」「やわらかく、肉本来の味が楽しめる」と牛肉好きからも好評です。

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和歌山は海の幸、山の幸が豊富にあり、四季を通してさまざまなグルメを楽しめます。
また、和歌山の美味に触れる体験も充実し、ロケーションも最高。何度も足を運んで、和歌山グルメを制覇してくださいね。
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和歌山市に出かけるなら食は大きな楽しみのひとつ。旅先のレストランを探す前に選択肢に加えたいのが、「ぐるなび ふるさと納税」です。
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寄附の後、確定申告などをすることで寄附金額から2,000円を除いた全額が税金から控除されます。
「ぐるなび ふるさと納税」では、お申込みいただいたレストランでのお食事券が郵送で届きます。
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また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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