具材デカっ!ホッキ貝カレーの名店「マルトマ食堂」でホッキ帝国・苫小牧の本気を見た
今や世界中で愛されるカレー。しかし、カレーの世界というのは奥深いもの。この企画では、カレーの第一人者・井上岳久先生と、私、カレー初心者ライター・井上こんの“ダブル井上”で全国の名店カレーを食べ歩き、先生の解説とともに地域性や歴史背景も交えてさまざまなカレーを紹介していきます!

【Contents】
2.甘さの正体…アイツ!
この日、井上先生と私がやってきたのは北海道・苫小牧市にある苫小牧公設地方卸売市場。目の前には魚介類が豊富に水揚げされる苫小牧港が広がります。


1.ホッキ貝ってどんな貝?






弾力のある身をエイッと噛んだ瞬間、口中に圧倒的な旨みと潮の香りが広がるのを感じます。そして後からやってくる貝本来の甘み。あぁ、ありがたやありがたや。
2.甘さの正体は…アイツ!






ご主人「そうそう。熱を入れ過ぎるとせっかくの食感が失われちゃうからね、ホッキは提供する直前に入れてるよ」

こん「本当ですね!噛んだ瞬間、ホッキから濃厚なエキスが出てきますよ!」
ホッキの天然の甘み、ピリリと辛さがたったルー。見事な掛け算です、ご主人。では、本日もカレー格言にて締めさせていただきます!

こん「部位ごとに異なるホッキの食感を楽しむべし!」
井上「レトルトではホッキの食感は損なわれてしまうし、ホッキを道外へ運ぶとなると鮮度が損なわれる。現地に来ないと食べられないところに付加価値があるね」

みなさんも国内漁獲量第一位の街が誇る、天然の甘みを蓄えた海の宝石を堪能あれ!マルトマ食堂さん、ありがとうございました!

井上岳久(カレー大學学長/株式会社カレー総合研究所代表)
カレー業界を牽引する、業界の第一人者。横濱カレーミュージアム責任者を経て現職に至る。カレーの文化や歴史、栄養学、地域的特色、レトルトカレーなど、カレー全般に精通。レトルトカレーは全国から2,000種類を収集し試食している。著書に『一億人の大好物 カレーの作り方』『国民食カレーに学ぶもっともわかりやすいマーケティング入門』など多数。
マルトマ食堂
北海道苫小牧市汐見町1-1-13
[営業時間]5:00~14:00
[定休日]日曜・祝日
0144-36-2023
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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