小樽の「鱗友朝市」で新鮮な海の幸を買い、その場で刺身にしてもらおう

2015.12.11

北海道の小樽市を訪れたら海の幸は外せません。特に小樽のお寿司は有名。でも、海の幸の楽しみ方はそれだけではありません。市内にある市場で新鮮な海産物を買ったらその場でさばいてもらい、刺身や焼き魚、煮魚などで食べることもできるのです!

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▲市場で買った小樽産のホタテとホッキをさばいてもらった刺身定食

小樽の鱗友朝市で好きなネタを品定め!

小樽市内には、地元の人たちが日々買い物に訪れる市場がいくつかあります。今回紹介する市場は、それら地元密着型市場のうちの一つ、鱗友(りんゆう)朝市です。小樽駅からは車で7、8分程度の場所にあります。
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▲鱗友朝市の飲食店側の入口。建物の反対側に魚屋さん側の入口があり、双方は中でつながっています

鱗友朝市の特徴は、市場内にある飲食店が市場内の魚屋さんで買った海産物をさばいて調理してくれること。自分で選んだネタが料理になり、その場で食べることができるのです。

朝市というだけあり、開店は朝の4時。そのため、早朝に小樽港へ到着する長距離カーフェリーの乗船客にとって、朝食や買い物の場所として便利なので、朝早くから賑わいます。特に、北海道をバイクで旅するライダーたちの間で話題になりました。

早速、市場内に数軒ある魚屋さんを見て回りました。
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▲目利きの目が光る!?でも、種類が多すぎて迷ってしまうかも。お店の方が気さくに教えてくれます

ところが、なんと訪れた日の数日前から悪天候が続いたため、漁師さんたちは数日間漁に出られなかったそう。つまり、海産物の種類が少ない、ということ…。でも、裏を返せば、新鮮な海産物しか扱っていないという証拠。漁は自然相手のものなので仕方ありません。何があるのか、何を見つけられるかは、行ってみないとわからないという、宝探しのようなお買い物ができるのも、市場ならではの魅力の一つです。
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▲北海道内で水揚げされた秋鮭

秋鮭やサンマ、カニなど、北海道産の秋の味覚も並んでいましたが、今回は小樽産にこだわってみました。
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▲生簀からホタテなどをとってもらいます。手前のカニは生簀から脱走中!?イキがいい証拠です

「しばらく漁ダメだったのよね、今日出ているので小樽のものはこのへんよ」
お店の方に教えてもらい、選んだネタは、小樽産のホタテとホッキ。今日のご飯は、貝づくし定食に決定しました。
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▲ホタテ2枚とホッキ1枚を買いました

お金を支払い、お皿に盛ってもらったホタテとホッキを受け取ると、そのまま市場内の飲食店へ直行!さっそくさばいてもらいます。

さっきまで生簀にいたホタテとホッキが刺身になって登場

鱗友朝市内には、飲食店が2軒あります。今回利用したのはそのうちの1軒、「お食事処のんのん」です。
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▲持ち込んだホタテとホッキを即解体、手早く刺身に切り分けてくれました

お店の通常メニューには、ウニ丼やイクラ丼などの定番メニューはもちろん、ホッケ焼き定食など、海産物を使った食事メニューがあります。
実は、これらとは別に、市場内で買った海産物を持ちこむと、定食や丼ものに調理してくれるサービスがあるんです。
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▲「生食の時はここを取り外さないとダメなのよ」と言いながら、手際のいい包丁さばきを見せてくれました

ホタテなどを持ちこんでから、ほんの数分。さっきまで生簀にいたホタテとホッキが、刺身に変身!
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▲今回のメニュー、「小樽産ホタテとホッキの貝づくし定食」と勝手に命名

ホタテ2枚とホッキ1枚では少ないかも、と思っていましたが、出てきた刺身定食を見たらびっくり!刺身はモリモリでした!さらに、ご飯、みそ汁、小鉢2品、漬物もつきます。

貝は量が少ないように見えて、刺身にすると意外とボリュームがあるのですね。最初にお魚屋さんで買う時、欲張ってあれもこれもと購入してしまうと、大盛どころか特盛、メガ盛になってしまいます。連れの方とシェアするのであればよいのですが、一人で訪れた時には要注意かも…!?
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▲では、小樽の旬の味をいただきま~す!

ちなみに、持ち込み料金は300円~500円程度(ネタにより変動)で、この料金の中に、ご飯など定食類の料金も、海産物を加工する料金も含まれています。
そのほかにかかる費用は、市場で買う海産物の料金だけ。今回はトータルで税込800円。買い物を楽しみつつ、新鮮な味も楽しめてこの値段、大満足です!
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▲店内の中央に4人がけテーブル席が1つと、壁際にカウンター席が数席あります

皆さんも、小樽を訪れた時には、旬の味を探しに鱗友朝市をのぞいてみませんか?宝探し気分で買い物と食事が楽しめますよ。
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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