北海道北竜町ひまわりの里で、広大な大地が黄色く染まる絶景に出合う!

2018.06.15 更新

東京ドーム5つ分の畑に約150万本のひまわりが咲き誇る、北海道北竜町(ほくりゅうちょう)の「ひまわりの里」。地元の人たちが地道に作り上げたひまわり畑は毎年8月上旬頃に見頃を迎え、大地が黄色く輝きます。

▲北海道北竜町のひまわりの里

なぜ北竜町でひまわりが?

北竜町は人口約2,000人の町。ひまわりの本数は約150万本もあり、作付面積は日本一です。毎年夏になると黄色く染まる大地を眺めに各地から人が押し寄せ、近年は夏の北海道観光での人気スポットのひとつになりました。
▲これぞ絶景!一見の価値アリです
北竜町でひまわりが栽培され始めたのは30年以上前に遡ります。昭和54(1979)年に当時の北竜農協職員だった四辻進氏が、農協研修で訪問した旧ユーゴスラビアのベオグラード空港周辺にあるひまわり畑の風景に感動し、地元・北竜町でも栽培したいと思ったことがきっかけです。観賞用としてだけではなく健康食品としての可能性にも着目し、農協女性部の協力のもと町内で栽培が始まり少しずつ広がっていきました。

その後昭和62(1987)年には第1回ひまわりまつりが開催されましたが、翌年、集中豪雨のためにひまわり畑が壊滅的な被害を受けてしまいました。ただ、10年弱育ててきたひまわり畑に対する地元の人たちの思い入れは強く、ひまわり畑を観光用として復活させようという話にまとまりました。
▲地元の人たちが総出でひまわり畑を手入れします
全町民に草取りを呼びかけるなど、町が一丸となってひまわり畑を作り、平成元(1989)年に「ひまわりの里」が誕生しました。
その後、少しずつ作付面積を広げていき、展望台や観光の拠点となる建物などもできました。平成13(2001)年には竜巻の被害を受けたものの、町民有志が復旧に取り組み、見事再生しました。
北竜町には町民がひまわりを守り育てていく風土がすっかり定着しています。
▲町民の手で長年かけて作り上げた風景です

北竜町ひまわりまつりとは?

毎年7月下旬から8月中旬の約1カ月間開催される、「北竜町ひまわりまつり」。2018年は7月14日(土)から8月19日(日)までの37日間開催されます。
ひまわりの里が一面黄色に輝く見頃の時期は8月上旬前後。様々な品種があるため7月下旬頃~8月中旬頃までは、どこかの区域で満開になっている様子を楽しめます(気象条件により時期は多少前後する場合もあります)。
▲一面に広がるひまわり畑。この中に迷路があります
広大なひまわり畑には、毎年ひまわり迷路(有料)が登場します。ひまわり畑の中を散策できるほか、迷路内でのスタンプラリーや、迷路の総延長を当てるクイズも楽しめます。前後左右をひまわりに囲まれた中を歩いていると、きっと明るく開放的な気分になるはず!
ひまわりの里では、レンタサイクルや遊覧車での散策も可能です。また、地元の食や土産を楽しめるひまわり観光センターがオープンし、和太鼓の演奏やYOSAKOI演舞などのイベントが開かれる日もあります。
▲地元の和太鼓「北竜太鼓」の演奏
「ひまわりの里」のひまわりは、東向き斜面の丘で、花を東に向けて咲きます。午前中は太陽の光がひまわりにあたり、特に輝いて見えます。
地元の人たちが大切に守り育ててきたひまわり。約30日もの間、敷地のどこかで私たち観光客に向かって、その美しい花を咲かせています。
黄色に輝く広大な大地。規模の大きさに圧倒されるとともに、眺めているだけで気分が明るくなりますよ。
▲無数のひまわりが、こちらを向いて待っています
※本記事は2015年の取材内容をもとに一部更新したものです。
川島信広

川島信広

トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。

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