大パノラマできらめく東京を楽しむ「the BAR」/東京 夜景・絶景レストランVol.4

2015.12.07

世界屈指のメガロポリス東京。新宿、丸の内の壮大なビル群をはじめ、東京タワー、レインボーブリッジ、東京スカイツリーといったランドマーク、隅田川や東京湾などの水辺のスポットと、景観においても他の都市にはない魅力でいっぱいです。この企画では、そんな美しい東京の景色が楽しめるビューポイントでありながら、料理の味わいでも世界に誇れるレストランをご紹介します!

2010年に開業した、東京の湾岸エリアに佇むレンタルSOHOオフィス「the SOHO」。デザインや音楽、アートなど、多方面で活躍するクリエーターたちが立ち上げのプロジェクトチームに参加していることや、これまでにないオフィスのスタイルで注目を集めています。

こちらの建物内には、入居者の共有スペースであるカフェや屋上テラス、フィットネスルームなどが存在。中でも最上階にあるバー「the BAR」は、東京の夜景を一望できる絶景スポットで、映画やドラマ、ミュージックビデオの撮影などでも頻繁に使われている場所なんです。

そして実は、この「the BAR」、事前に電話で予約することで、入居者以外の人も利用可能なんだとか!

そこで早速、知られざる東京の名夜景スポットへと行ってみました。

夜景に包まれているみたい…。ワイドに楽しむ東京の輝き

「the SOHO」へは、ゆりかもめの船の科学館駅もしくはテレコムセンター駅から徒歩5分。目印となる東京湾岸警察署を正面に見て、そのすぐ左隣にあるビルです。

ここで注意したいのが、「the SOHO」の正面玄関は入居者専用の入口だということ。一般の方はそこから「the BAR」に行くことはできません。
お店へ辿りつくには、東京湾岸警察署と「the SOHO」の間の細い路地へと入りましょう(上の写真です)。路地を少し進んで、左手にある防災センターのスタッフの方に「the BAR」を予約している旨を伝えると、ビル内に続く扉を開けてもらうことができます。

建物の中に入ったら、エレベーターで最上階の13階へ。通路から、吹き抜けになっているビル内の様子を眺めてみると…
とってもカラフルな扉がズラリ。こんなにポップでかわいいオフィスビルだなんて羨ましい~!と、お店に着く前から思わずテンションが上がります。
(注:通路には入居者以外立ち入り禁止の箇所もあります。お店へ向かう通路以外を歩く場合は、お店の方に確認を取ってください)

さて、それではいよいよ今回の目的地、「the BAR」へ行きましょう。看板を目印にお店に入り、店内の階段を上っていくと…
そこに広がっていたのは、思わずため息がこぼれてしまうほどの、絶景の大パノラマ!!一方向だけではなく、こんなにワイドに東京のまばゆい夜景を堪能できるなんて、本当に贅沢かつ幸せな空間です。

ビル群の光はもちろん、目の前の海をゆっくりと行き交う船の明かりも、なんとも情緒的。ガラス窓が天井まで高く取られているのもポイントで、まるで夜景の中にポーンと飛び込んだような感覚に包まれます。

言うまでもありませんがこちら、ランチ時もまた絶景なんだとか。日の光できらめく水面や、刻々と移り変わる空の姿が一面に広がると思うと、とってもドラマティックですよね。もちろんランチ時も、予約をすれば入居者以外の方も利用OKです。
店内にはゆったりとしたソファ席のほか、ラグジュアリーな雰囲気のバーカウンターも。ここで一緒になった入居者の方同士、話が弾んで一緒に事業を始めたり、旅行に行ったりすることもあるのだそう。
今回は、夜景を眺めつつ食事を楽しみたい…ということで、店内奥のこちらのテーブル席へ。窓の向こうには、煌々と輝く東京タワー×レインボーブリッジの絶妙なコラボレーション夜景を望むことができます。
まずはメニューの中から、お店のオリジナルカクテルを注文。おつまみはどれにしよう…と悩んでいると、店長でバーテンダー(お料理も担当!)の川又利江子さんが「うちのお店は、メニューが“あって無いようなもの”なんです」と笑顔で一言。

決まりきったメニューだけを提供するのでなく、お客さんの声に出来る限り応えながら、即興で料理やカクテルを作るという川又さん。実は入居者の方たちの中で、メニュー表に載っているものを注文する方はほとんどいないそうで、「今日はお腹、どんな感じ?」という川又さんの一言から始まることも多いのだとか。

コミュニケーションの中からメニューが生まれる、そんなスタイルに憧れて、筆者もおつまみはお任せにしちゃいました。

スタイリッシュなバーでいただく、ほっとするような手づくりごはん!

そして運ばれてきたのが、こちら。まず左のカクテルが「ショックウェーブ」(1,200円・税込)。男性向けに作られた甘みのあるカクテルで、35度、38度、40度と、アルコール度数が高めのウイスキーやリキュールのみで作られているとのこと。それなのに、度数が高いお酒によくある“ツン”とした匂いは全く無く、むしろ甘く華やか。その香りの良さと飲みやすさには、本当に驚かされますよ!

右のカクテルは、ブランデーベースのリキュールがアクセントになっている「ミルフィーユ」(1,200円・税込)。その名の通り、スイーツのミルフィーユをイメージしたというカクテルで、女性に大人気なのだそう。上品な甘さで、広がるシナモンの香りにうっとりです。

また期待のおつまみは、バゲットに辛味のあるスモーク牡蠣とマヨネーズをのせて、トースターでカリッと焼いたもの。口の中に牡蠣の香ばしい燻製香が満ちて、たまらなく美味しい…。アンチョビを詰めたオリーブや、生ハムも添えられていました。
(メニュー外のおつまみは税込1,200円程度から提供してくれます。)
「カクテルについて質問することを恥ずかしいと思わずに、もっと気軽に聞いて欲しい。“バーやお酒はこうあるべき”という考えにとらわれないで、とにかく楽しく飲んでいただきたいんです」と川又さん。お料理だけでなく、カクテルもお客さんの好みにあわせ、様々な味わいを提案してくれますよ。

さて、このお店はバーではありますが、お料理は簡単なおつまみだけじゃないんです。
近隣に飲食店がない分、入居者の方々がこちらで食事を取ることも多いそうで…
▲社長特製ハンバーグ(単品1,000円・税込)※定食の場合は1,200円・税込

こういったハンバーグや生姜焼き、豚もやし丼など、しっかり食べたい人にぴったりなメニューも揃っているんです。お料理は単品だけでなく、プレートにご飯やお味噌汁をつけて、定食のように食べることもできるそう。定食の場合、お値段は1,100円(税込)~。

お料理は“手づくり”がお店のモットー。一番人気のメニューであるこちらのハンバーグも、材料を刻むところからもちろん手づくりで、ジューシーかつほろっと柔らかな食感に仕上げられています。ちなみに、料理上手な“お店の社長のお母さん”のレシピがベースになっているとか。

女子会やデートで訪れるのもいいけれど、時にはこんな最高のロケーションの中、ほっこりするお料理でおひとり晩ごはん…っていうのも超贅沢かも。

さぁ、実は店内には、さらに上へと続く階段があるんです。上ってみると、そこには…
なんと360度、全面ガラス張りの空間が!!先ほどまでの景色に加え、羽田空港方面を飛び交う飛行機の明かり、お台場のパレットタウンや葛西臨海公園の観覧車、東京スカイツリーなど…東京のキレイをまるっと堪能できる景色に、ただ、ただ感動。

多くの方々にこの景色を見て欲しいという想いから、この空間はあえて、貸切や予約は受け付けていないそう。下の階に訪れた方が、グラス片手にふらっと景色を楽しみに行く…というスタイルで利用できる場所なのだとか。


うそみたいにキレイな東京の夜景に、美味しいお酒とおつまみ。それはそれは、本当に至福の時間です。「スタイリッシュな内装だけど、あくまで雰囲気はアットホーム。バーだからと言って構えずに気軽に訪れてくださいね」との川又さんの言葉通り、オトナな使い方も、心和む場所としても利用できる、誰にとっても心地良い絶景バーなのでした。

山田彩

山田彩

編集プロダクション・エフェクト所属の編集者&ライター。終電にすべり込むドタバタな日々の活力は、なんと言ってもごはんです。おいしいものがあると聞けば、好奇心と食欲にまかせ、全国どこでもひとっ飛び。一人ラーメン、一人モツ鍋だってどんとこい!な心意気です。食、街、旅、住宅など、ジャンルを問わずお仕事中。 編集:山葉のぶゆき(エフェクト)

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP