夜の嚴島神社を海上から参拝できる「宮島ナイトクルーズ」

2016.03.28 更新

広島・宮島にある嚴島神社は、潮の満ち引きによって海に浮かぶように見える神秘的な世界文化遺産です。訪れる人を魅了する優美な社殿と大鳥居ですが、夜ライトアップされた嚴島神社は神秘さを増し、息をのむような美しさを湛えます。そんな嚴島神社を海上から参拝するツアーをご紹介します。

ミステリアスな夜の参拝

宮島(嚴島)は「神にいつきまつる(いつく = 仕える)島」という語源のように、古代から島そのものが神として信仰されたと考えられており、その象徴ともいえる嚴島神社は平安時代の趣を感じる優美な寝殿造りで、平家一門の繁栄と、1400年以上の歴史を今に伝えます。

また嚴島神社は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)湍津姫命(たぎつひめのみこと) の三女神を祀り、海上の安全や商売、漁業、そして縁結びなどのご利益をもたらす神様として、いにしえから皆に愛されている神社なのです。
広島に旅行にいくならば一度は訪れるであろう、超ポピュラーな観光地でもある宮島そして嚴島神社の参拝時間は、年末年始や特別なときを除いて、6時半から18時までになります。
※参拝時間は季節によって変わります。詳しくは嚴島神社のホームページをご覧下さい。

そのため、参拝客のほとんどは明るい時間に宮島を訪れます。しかし、宮島好きの「通」がお勧めするのが「夜の宮島」。それは、遊覧船からの海上参拝ができる「宮島ナイトクルーズ」なのです。

「宮島ナイトクルーズ」に潜入!

「宮島ナイトクルーズ」ができるアクアネット広島の「宮島参拝遊覧船」は出航2時間前までに予約が必須。毎日17時55分から50分おきに6便運行しています。花火大会など大きな行事の際は運休になりますので、乗船当日の運航予定と空席状況をホームページなどで事前に確認しましょう。

大鳥居や嚴島神社周辺のライトアップはセンサーで暗さを感知して点灯するので、点灯時間は日によって変わります。夕暮れは夕陽に映える大鳥居が美しく、夜間は暗い海に浮かぶ朱の神秘的な社殿が人気です。日没の時間は季節ごとに異なりますので、夕暮れ~日没や夜間など、希望するシチェーションを選びましょう。
さあ実際に乗ってみましょう。今回は大潮の近い12月の19時台に乗船しました。満潮のピーク、水を湛えた嚴島神社参拝に期待が高まります。当日、風も強く波も荒々しかったのですが、遊覧船はしっかりとした造りの屋形船。あまり揺れることもなく、船酔いも心配なさそうです。遊覧船はゆるりと大鳥居を目指します。

大鳥居は高さ約16メートル、棟の長さ約23.3メートル、柱の根回りは約10メートルと巨大なものです。現在の大鳥居は平安時代から8代目にあたり明治8(1875)年に再建されました。乗船して10分ほどで大鳥居が見えてきます。いよいよ海上から参拝です。
▲その神秘的な姿に参拝客はただただ溜息
▲悪天候でない限り、外に出て撮影をすることができます。

そして、海上参拝の醍醐味。遊覧船ごと鳥居をくぐります!
この大鳥居をくぐることができるのは通常は徒歩。干潮時に社殿から陸地がつながったときだけです。満潮時、船上から鳥居をくぐる感動はプライスレス!乗客全員テンションあげあげです。
遊覧船はゆっくりと大鳥居をくぐり、社殿の目前でUターンをします。その後、大鳥居と社殿のコントラストもじっくり楽しめます。

あっという間の30分間。夜の闇に浮かぶ嚴島神社は筆舌に尽くし難いほど神秘的でした。

もう一つのおすすめ「宮島ナイトクルーズ」見学

「宮島ナイトクルーズ」でもう一つオススメしたいのが、宮島の陸地から遊覧船を眺めることです。海水が満ちた参道から遊覧船が鳥居をくぐる様を見ることができます。

大鳥居のスケールの大きさは、遊覧船が通るさまをはたから見ても充分に感じられます。
そして帰り道は「宮島表参道商店街」を通るのがオススメ。19時を過ぎるとお土産屋さんはほとんど閉店してしまいますが、ライトアップされた商店街がとにかく良い雰囲気なのです。昭和レトロな街並みを夜散歩して、居酒屋で一杯…なんて大人な宮島の楽しみ方かもしれません。
宮島に泊まってしっぽりも良し、宮島口へ戻る宮島発最終便も22時までありますので、広島市内へ帰るものよし、ゆったりと夜の宮島を楽んでみてはいかがでしょう。
ココホレジャパン

ココホレジャパン

ココホレジャパンは「地域の魅力を広告する」地域広告会社です。 広告といってもチラシやポスターをつくるだけではありません。地域のおいしい野菜があれば、それを使って商品も作ります。素敵だと思う商品を販売したりもします。地域の魅力を掘り起こして「これ、いいでしょ!」と伝えていく、それが私たちの仕事です。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP