【時之栖イルミネーション2017-2018】富士山麓・御殿場の冬の風物詩は超キラキラ

2017.12.23

初めて明かりが灯されたのは2002年。以来、2017年で16回目を数える「時之栖(ときのすみか)」のウインターイルミネーション。2017年10月28日~2018年3月21日の期間中、毎日開催されています。見どころは“ひかりのすみか~気分はエレガンス~”をテーマにした「光のトンネル」。イルミネーションは、噴水イルミネーション以外はすべて無料で見学可能です。静岡県は御殿場の冬の一大イベントがスタートしたと聞きつけ、早速見に行ってきました!

東名高速道路・裾野ICから車でおよそ5分のところにある「御殿場高原 時之栖」。「御殿場高原ビール」の製造でも知られ、ホテルやロッジなどの宿泊施設やレストランもある複合施設では、毎年美しいイルミネーションが開催されていることで有名です。毎年、シーズンになると、県内はもちろん、東京や神奈川など県外からも多くの観光客が訪れます。

さっそく一番の見どころ、「光のトンネル」を楽しもう

まずは「時之栖」のイルミネーションのメインとも言える「光のトンネル」へ。トンネルに入ると、キラキラの王冠が出迎えてくれました。
▲スワロフスキーで作られているような、キラキラの王冠!

まばゆい光のトンネルの中にいるのに、それ以上にキラキラと輝く王冠がとてもラグジュアリー!
近寄って見ると、王冠を構成する1粒1粒が輝きを放っています。このような光景が450mも続くなんて、ドキドキ。胸が高鳴ります。
王冠の向こうには、シンデレラのガラスの靴を思わせるハイヒールのイルミネーションが。階段には真珠のようなビーズが使われていて、お城のような贅沢さを感じます。
▲王冠の向こうに立って写真を撮れば、SNS映え間違いなし!
▲まるで姉妹のお姫様のような2体のトルソーもキラキラと輝いていました

ウワサの約100万円の金魚を探そう!

光のトンネルの途中には「AQUARIUM」の看板がありました。この看板の先にあるのが「水中楽園AQUARIUM」。およそ200種、4,500匹の金魚がいる水族館です。
▲開館時間は、9:00~21:00(2018年1月9日以降は~20:00)。入館料は中学生以上1,000円、小学生300円(ともに税込)
▲カラフルな光を放つ水槽が並ぶ、幻想的な空間

開館した当初は2016年3月末までの期間限定でしたが、人気が高いため常設が決定したそう。光で彩られた空間で金魚がゆったりと泳ぐ姿を眺めることができます。昼間も楽しめるのが魅力です。
水の中をたゆたうようにゆったりと泳ぐ金魚の姿に癒されながら進んでいくと、彫刻と金魚が並ぶ空間があります。ここにある水槽には、なんと!約100万円もするというウワサの金魚がいるんです。
▲この3匹それぞれが、約100万円(2017年11月現在)

ウワサの金魚は、「ジャンボオランダ獅子頭」という品種。「オランダ獅子頭」の巨大な個体を掛け合わせて生まれた金魚で、全長が50cmを超えることもあるそう。約100万円もするという金魚は一体どれかなと探してみると…この3匹全部、それぞれ約100万円なのだそう。
▲新ゾーン「GOLD FISH TOWN」は、リトアニアの街並みの中に金魚が泳ぐメルヘンチックな光景を楽しめる

「GOLD FISH TOWN」は、2017年に新たに登場したゾーン。リトアニアの街並みを再現した精巧なジオラマの中に池や水槽があり、その中を金魚が優雅に泳いでいます。じっと眺めていると、ジオラマの中の光の色が刻一刻と変わって行きます。朝から夜へと1日の流れを表していて、夜になり街中が暗くなるとジオラマの家に明かりが灯る幻想的な光景を眺めることができます。
▲専用の用紙に専用のペンで描いたイラストが、スクリーン上の水槽の中を泳ぎだす「紙アクアリウム」

このゾーンの隣には、体験コーナーがあります。金魚すくい(1回300円、2回500円、いずれも税込)や、自分が描いた絵がスクリーン上に泳ぎだす紙アクアリウム(1回100円、税込)、陶器の金魚に色を塗って楽しむ金魚の色つけ(500円、税込)といった体験もできますよ。

さて。金魚の世界を堪能したら、再び光のトンネルへ。
光のトンネルの後半も見どころがいっぱい!シャンデリアのようなデコレーションや、
光り輝くダイヤモンドのような光を堪能したら、気分はすっかりエレガントに。次は、新しく登場したというツリーを見に行ってみることにしましょう!

ファンタジックなツリーに釘付け!

新しいツリーが登場したのは、「レストラングランテーブル」や「バイキングレストラン麦畑」などレストランが並ぶエリアにある広場「虹のヒカリラ」。
▲次々に色が変わるから、見ていて楽しい!

実はこのツリー、見る角度や天候、空の明るさでさまざまな表情を見せてくれるのだそう。冬の間に何度も足を運んで何度も見たいと思わせる美しさです。今まで見たことのないツリーの美しさに言葉が出ません。
ふと見上げると、広場の木にミラーボールが!これが光の演出のポイントの1つになっているんですね。
ツリーもキラキラ輝いていますが、ミラーボールが反射する小さな光をたくさん受けて、地面も木の葉も建物もキラキラと輝いていました。

次はいよいよ、第2会場で催される噴水イルミネーション「王宮の丘」を目指します。

光と水と音楽の競演!迫力満点の噴水イルミネーション

▲第2会場の入場料は大人(中学生以上)1,000円、子供200円(ともに税込。5歳以下は無料)

第2会場では、噴水イルミネーションを楽しむことができます。2年ぶりにプログラムを変更し、最初から最後までテンションの高い、刺激的なショーに生まれ変わりました。
会場は、高台にある「よろこび山」。光に誘われ、ゆるやかな坂道を上って行きます。
途中には、キラキラと輝くメリーゴーラウンドが。土日のイルミネーション点灯時に1回200円(税込)で乗ることができます。後ろを振り返ると……。
時之栖内にある宿泊施設「ブルーベリーロッジ」の屋根をパープルの光で彩った「スローハウストゥインクル」と、歩道を飾る「ヒカリの散歩道」が見えました。ハートのオブジェは刻一刻と色を変え、ずっと見ていても飽きません。
この場所から、噴水イルミネーションの舞台までは目と鼻の先。あと少しだけ、坂道を登れば到着です。
▲光が水を捉えるイルミネーションはとにかく華やか

噴水イルミネーション「ヴェルサイユの光」は、フランスにあるヴェルサイユ宮殿で催されている噴水ショーを御殿場で再現する形でスタートしました。それが今では、ヴェルサイユ宮殿のショーを上まわるほどレベルの高いショーに進化しているんですって!
▲カラフルな光に照らされた噴水が左右に揺れたり飛び跳ねたり。水がダンスしているかのような躍動感

寒さ厳しい御殿場は、冬になると観光客がグッと少なくなります。
冬の御殿場をもっと楽しんで欲しい。1年の締めくくりと新しい年への期待を込めて、みんなが寄り添えるイベントはなんだろう……。そんな思いから生まれたのが、このイルミネーション。
当初、100万個もの電球を使用し、毎年競うようにその数を増やしていったそうですが、今はその数にこだわらず「時之栖」ならではのイルミネーションを作ることを心がけているそう。それが、この「ヴェルサイユの光」開催のきっかけとなりました。
▲美しい色彩に思わず見とれてしまう

2009年のスタート時には光と音の2つだけで構成されたショーでしたが、2010年に光と音と噴水の3つを組み合わせたショーへと成長。9回目の2017年のデザイナーやエンジニア、レーザー技師は、世界の第一線で活躍するクリエイティブなメンバーたち。
フランス人デザイナーのミッシェル・アマンさんがデザインした噴水ショーは、ときに優雅でときにパワフルで、躍動感と驚きに満ちあふれています。噴水の到達点は、高さ70m!世界一の高さを誇る噴水は、まさに必見です。
▲「ガイザージェット」というパフォーマンスでは、水の最高到達点が高さ70mに!アマンさんオリジナルの作品で、「時之栖」が世界初のお披露目の舞台に

音楽と水と光の競演に、最初から最後まで目は釘付け。心踊るひとときは、本当にあっという間に過ぎていきます。

大興奮の光と噴水のショーを堪能したら……冷えた体を施設内の温泉で温めるもよし。レストランに立ち寄って御殿場高原ビールとバイキングでお腹を満たすもよし。御殿場で過ごす夜を温もりいっぱいのひとときにしてくれる「時之栖」には、イルミネーション以外にもたくさんの楽しみがあって、1日中楽しめるのが魅力です。

まだまだ見所あり!駐車場に巨大な橋が出現!

紹介が遅れましたが…イルミネーションの会場から第1駐車場にかかる、巨大な朱色の太鼓橋があります。2016年まではなかったこの新しい橋は、イルミネーションに合わせてできた時之栖の新名所「初夢の橋」。駐車場からその橋の階段を登ってみると…
▲2017年にできたばかりの新名所「初夢の橋」

橋のてっぺんから見えた景色がこちら!
▲ジャーン!巨大なツリーを見下ろすように眺められる

橋の向こうに見えたのは「ツインツリー」。樹齢およそ120年のもみの木が、虹色の光をまとっています。反対側に目を向けると……。
▲まるで大鷹がツリーにKissしてるみたい!

もう1つのツリーの横に、ブロンズ製の巨大な大鷹が見えました。
▲大鷹の足元には、なすびがころりん

天気のいい日中、この橋の正面には富士山がどーんと見えるのだそう。そして橋のたもとには、大鷹となすびが。そうなんです、ここは初夢に見ると演技がいいとされている“一富士二鷹三茄子”がそろっている場所。初夢の橋と名付けられているのも納得のスポットなのです。
富士山の姿を拝みたいなら、日没前の到着がオススメ。天候次第ですが、夕日に染まる美しい富士山の姿を見ることができます。
数々のイルミネーションや催しを楽しめる「時之栖」は、クリスマス前の土日は混雑必至。特に18~19時頃に車の渋滞が起きやすいそうです。平日や年明けは比較的ゆったりとイルミネーションを楽しむことができそうですよ。個人的には、日没前に到着して、温かいものでおなかを満たしてからイルミネーションを楽しむのがオススメです。ビールを楽しむなら、公共交通機関を利用して、三島駅や御殿場ICなどから出発している無料シャトルバスを利用すると便利です。
永井理恵子

永井理恵子

日大芸術学部写真学科卒のフリーライター。食いしん坊(飲んべえでもある)。東京の荒波に15年揉まれて気づいたのは、生まれ育った静岡県と御殿場市が思いのほか素敵な場所だったってこと!地元のいいところを発信すべく鋭意活動中。

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