こだわりの名古屋モーニングサービスで、Happyな1日に!

2016.01.20 更新

今では全国に広がった「モーニングサービス」ですが、発祥の地は愛知県だといわれています。今から60年以上前の繊維業が盛んだったころ、早朝から喫茶店に集い、コーヒーを飲みながら商談する旦那さんたちに、ピーナッツやゆで卵を無料でサービスとして付けたのが始まりなのだとか。「休日の朝は、モーニングから始まる!」といわれるほど浸透した、愛知県の文化。今回は、名古屋市内でモーニングサービスを提供している数あるお店の中から、選りすぐりの3店舗をご紹介します。

「トップフルーツ 八百文」で、旬のフルーツに出会う

1軒目にご紹介するのは、名古屋市瑞穂区にあるフルーツ専門店「トップフルーツ八百文(やおぶん)」。モーニングタイムにはドリンク代だけで、トーストやゆで卵だけでなく旬の新鮮フルーツまで楽しめるということで、連日長い行列ができるんです。
この日も1時間待ちという人気ぶり。
▲目にも鮮やかなモーニングサービスのフルーツ盛り合わせプレート(提供時間8:00~10:30)
「わ~ぉ!」
食べてしまうのがもったいないほど綺麗ですね~。
みずみずしいフルーツたちが、宝石のようにキラキラと輝いています。

口に入れると溢れ出す濃密な果汁。
フルーツそれぞれの味が濃くて、甘くて…とにかくおいしい!
中でも、皮ごと食べられるぶどう「シャインマスカット」は、あまりのおいしさに、はしたなくも足をバタつかせて甲高い声で「ん~!」。
トーストに塗ってあるのは自家製のイチゴジャム。
ミネラルたっぷりの喜界島産のザラメのみを使い、いちご本来の味を生かしたピュアなジャムに感動です!
▲邪払(じゃばら)のフレッシュジュース 486円(税込)
ドリンクは、今が旬の「邪払」の生しぼりジュースをホットでいただきました。

見るのも口にするのも初体験の「邪払」にワクワク!
生リンゴのすりおろしがブレンドされているので、酸味が立つこともなくマイルドな甘さ。
毎日でも飲みたくなるさわやかな味です。
体の中が浄化されて、きれいになった気がしますよ~!

「邪払」は柚子に似た柑橘類の果実。邪気を払うという意味で付けられた名前なのだとか。抗酸化作用のあるフラボノイド成分が豊富に含まれているので、花粉症の改善に効果が期待できると、一躍有名になった果物なんですよ。ここ、トップフルーツ八百文にも「あんなに苦しんだ花粉症から解放された」と喜びの声が続々届いているのだそう。
▲フルーツの王様クラウンメロンをバックに。シャインマスカットといちごを手に微笑む、トップフルーツ八百文代表の鈴木和子さん
「邪払に限らず、フルーツのもつパワーってすごいの。一日一個のリンゴで医者要らずっていわれているでしょう。ほかにも目や脳にいいものや、美肌効果のあるもの、血液をサラサラにしたり、骨を強くしたり。どれも免疫力を高めて、体の中の有害物質を除去してくれるといわれているのよ。私、フルーツが大好きで大好きで。好きすぎてリンゴになりたいと思ってるぐらい(笑)。フルーツの良さをたくさんの人に知ってもらいたいし、いいもの、安心できるものを食べてもらいたいなぁと思っているんです」

そう熱く語ってくれるのは、フルーツをこよなく愛する鈴木さん。
▲所狭しと並ぶ、極上の厳選フルーツ
甘~い香りを放つ、みごとに熟れたフルーツたちに出会えた朝は、ステキな1日になることを予感させてくれます。

「喫茶ボンボン」で昭和レトロに酔いしれる

次にご紹介するのは、名古屋に住んでいて知らない人はいないといわれる、名古屋市東区の老舗「喫茶ボンボン」。
昭和を知る人には懐かしく、知らない人には新しい、レトロな魅力がたっぷりの店内。ガラス細工のシェードからこぼれる光が、温かい色を放っています。
妙に落ち着くこの空間。
昭和43(1968)年に前店舗が火事に遭い、建て替えられてから、ずっとそのままの姿で歴史を重ねてきたのだそう。
「当時のまま」が、「当時」を知る人には、とても懐かしくて居心地のいい空間なんでしょうね。
お客さんが途切れることのない、こちらのお店。本業は洋菓子屋さんなんですよ。
先々代がドイツ人にお菓子の作り方を教えてもらったのをきっかけに、先代がお菓子の卸業から、洋菓子の製造販売も始めるようになったそう。
バタークリームが主流だった時代、初陣をきって生クリームのケーキを売り出し、大人気に。
それ以来、時代は変わっても、変わらぬ味を守りつづけているんです。
▲ブレンドコーヒー 320円(税込) (モーニングサービス:8:00~10:00)
平日のみ、朝8時から10時までの時間帯にドリンクを注文すると、トースト1枚とゆで卵がついてきます。
コーヒーに付くフレッシュミルクは、コーヒーの味が変わってしまわないよう、選び抜いたこだわりのもの。
サービスでつくモーニングセットだからと侮ってはいけません。
トーストに塗られるのもマーガリンではなく、こだわりのフレッシュバターなんですよ。
「納得できるものしか、お客様には出せません」。
シャン! と言い切るオーナーの、味にこだわる姿勢が、お客さんの心をつかんで離さないのでしょうね。
「朝食は済ませてきちゃったから、ドリンクだけでいいよ」という方には、8時から13時まで、自家製カステラやプチシューなどの日替わりプチケーキがつくサービスも。

まるでタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気の中、芳しいコーヒーの香りに包まれて、まったりと豊かな時間を楽しんでみては?

くつろぎの和空間「甘味喫茶 おかげ庵」

そして次は、名古屋市東区にある「甘味喫茶 おかげ庵 葵店」を訪ねてみました。
こちらは、愛知県を中心に全国に展開しているコメダ珈琲店の姉妹店なんですよ。
8時~11時まで利用できるモーニングセットは、ドリンク料金のみで、「おにぎりセット」「トーストセット」「お茶の子セット」の3種類から選べます。
▲おにぎりセット お抹茶 470円(税込)
モーニングサービスにしては、ちょっとめずらしい「おにぎりセット」。
「やっぱり日本人はお米よね~」という方も多いのでは?
パリパリの海苔に包まれた、ふっくらとした握りたてのおにぎりは、塩加減が絶妙。ほうれん草のお味噌汁も温まるなぁ…。胃袋に沁みわたるかんじです。
食後のデザートには、わらび餅。さりげなく添えられた甘味がうれしいですね。
苦みの少ないまろやかなお抹茶とセットにしていただきました。
▲トーストセット ブレンド珈琲 420円(税込)
こちらは、小倉も楽しめる「トーストセット」。
愛知県の名物ともいうべき小倉トースト。小倉あんがパンに合うんですよね~。
小豆は北海道産のものを使い、パンは自社工場で焼き上げているんですって。
▲お茶の子セットの和菓子
「お茶の子セット」では、モーニングサービスとして、ショーケースに並ぶ和菓子の中から1つをセレクトして、ドリンクとセットにすることもできるんですよ。
甘いものに目がない私には、うれしい限り!
▲天井の高いゆったりとした店内
この広めの、ふっかりとしたソファーに腰を下ろすと、「抜け出せないかも」と思ってしまうほど、落ち着くんですよね~。
さりげない間仕切りのおかげで、陣取ったテーブル空間が自分たちだけのものになったようで、とってもくつろげます。
木を基調としたナチュラルなインテリアや、高い天井も開放感があって気持ちいいですね。
▲ほうじ茶用のお湯を沸かす大きな鉄釜
席に着くと、お水の代わりに出てくるのは熱々のほうじ茶(夏は冷たい麦茶になるそうです)。
ゆったりとした和空間で楽しむ朝食は格別なもの。
ひと手間かけたおもてなしが心にしみるステキなモーニングでした。
Yukitake

Yukitake

三重の雑誌「Edge」をはじめ、さまざまな雑誌・情報誌において、グルメ・観光などの記事を執筆。女性目線の取材とソフトな文体を大切にしています。

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