日本で唯一!クロアチア料理のレストランは、上質な空間もご提供/東京で楽しむ世界の料理Vol.7

2016.02.11 更新

フランスで最も権威ある美食ガイドにて、世界一のグルメ都市として評価されている東京。世界各国津々浦々、あらゆるジャンルの料理が集まっています。それも、現地の味わいを完全に再現していたり、もはや本場よりもクオリティが高かったり。海を越えて異郷の地へ出向かずとも、ここ東京は素晴らしい美食との出会いであふれているのです!

今回ご紹介するのは、日本でただ一つのクロアチア料理レストラン「Dobro(ドブロ)」。クロアチアと聞くと馴染みのない方もいるかもしれませんが、実は映画「紅の豚」「魔女の宅急便」の舞台と言われています。アドリア海を挟んでイタリアの対岸にあり、青々とした海だけでなく、美しい旧市街などの魅力であふれている国なのです。クロアチアのことを考えただけでも、素敵なイメージが膨らみます…!いつもよりちょっとだけお洒落して、行ってきました!
古美術店や画廊が並ぶ東京・京橋にある「Dobro(ドブロ)」は、クロアチアの国旗をかかげたどっしりとした店構え。期待に胸をはずませて、お店のドアをオープン!

豪華な内装に、夢うつつ!

少し廊下を進むと、そこには下にも上にも開けた空間が!赤を基調としたなんとも豪華な内装に、背筋がぴんと伸びました。まずは大理石の階段を降りて、1階からのぞいてみましょう。
1階の奥に飾られているのは、クロアチアの風景が描かれた絵画です。オレンジ色に統一された家々の屋根が、街を特徴づけています。テーブルクロスには、首都ザグレブの象徴とも言えるハートマークがあしらわれていて、かわいらしい雰囲気。

お次は階段を上がって、赤いカーテンに縁取られた2階を見てみましょう!
こちらは、コースメニューを注文するお客のみが案内されるお部屋だそう。大きな馬の彫刻やヨーロッパ調の絵画などが、高級ながらも伝統的な雰囲気を盛り上げています。
ところどころにアンティークの食器や置物が飾られています。どれも東ヨーロッパの雰囲気漂う品々です。
店内の壁には、クロアチアの写真やフラッグも。写真の中の風景を目に焼き付けながら席につくと、さっそくお料理がやってきました!今回は、お手軽に人気メニューを楽しめる、「コノバセット」をいただきます。

ボリューム満点のセットは、意外にもリーズナブル!

▲コノバセット 1名 2,980円~(税抜) ※写真は2名分

見てください、このテーブルからあふれんばかりのボリューム感!2名以上で注文することができる、前菜、パスタ、メインのセットです。この豪華さで2,980円は、かなりおトク!

まずは、前菜の盛り合わせからいただきましょう。
▲前菜の盛り合わせ ※内容は仕入れ状況によって変わります

左奥はいかのバジル風マリネ、右奥は若鶏のテリーヌ、真ん中はスナップエンドウと季節の野菜のサラダです。店長さんイチオシのメニューは、手前左の「マグロのカルパッチョ」と、手前右の「タコとジャガイモのダルマチア風サラダ」。クロアチアでは、新鮮な魚介類を使った料理が多いそうです。

「マグロのカルパッチョ」は、バルサミコ酢とパルミジャーノ・レッジャーノがかかっています。プリプリの赤身に、エスニックな味付けがぴったり。

「ダルマチア風サラダ」は、その名の通りクロアチアのダルマチア地方に伝わるサラダ。ケパという香辛料とオリーブオイル使った、マリネ風のさっぱりとした味付けです。
▲シュトゥルクリ

次にやってきたのは、伝統料理の「シュトゥルクリ」。一見、平たいロールキャベツのような、不思議な見た目をしています。

切ってみると、生地がくるくると巻かれている断面があらわれました!パスタの生地にカッテージチーズを振りかけて、巻いてから茹でているそうです。

オレンジ色の鮮やかなソースには、トマト、パプリカ、玉ねぎがじっくり煮込まれています。パプリカを食材や調味料に使うのも、クロアチア料理の特徴だそう。生地はもちもちと弾力があり、ソースと絡み合っておいしい!酸味と甘みをしっかりと感じられる華やかな味わいです。
▲パスティツァーダ

いよいよ、メインの登場です!こちらはお店で人気ナンバー1の「パスティツァーダ」。牛ほほ肉をじっくりと赤ワインで煮込んだお料理です。

フォークを入れるだけで、ホロホロと崩れるほどの柔らかさ!口の中でも、なめらかに溶けていきます。コクのあるソースからも、肉の旨みを存分に感じられました。
▲本日の鮮魚料理

メイン2品目は、築地で仕入れた新鮮な魚をまるっと1匹使ったアクアパッツァです。お皿の上に魚がどーんとのっていて、壮観!

仕入れ状況によって変わりますが、この日は大きなハナダイ。ナイフで切り開いてみると、真っ白な身が現れます。魚介の旨味がしっかり染み込んだスープをたっぷりかけて、いただきます!口いっぱいに広がるぜいたくな味わいに、自然と笑みがこぼれました。

ヨーロッパの各国からの影響を受けてきたクロアチア料理には、一言では言い表せないいくつもの特徴があります。新鮮な魚介類を大胆に使う料理、地域によって特色の違う煮込み料理、オリーブオイルやパプリカを使う料理…などなど、多種多様な料理たちを、「Dobro(ドブロ)」では優雅な時間の流れの中で味わうことができます。ぜひ大切な人を誘って、訪れてみてください。

平岡あみ

平岡あみ

編集プロダクション・エフェクト所属。ニューヨーク生まれ。6歳より雑誌「詩とメルヘン」「MOE」に詩を投稿し掲載される。産經新聞の「朝の歌」2001年度年間賞受賞。著書に『ami』『ともだちは実はひとりだけなんです』など。18歳より舞台芸術の制作者として、現在は編集者・ライターとして活動。 編集:山葉のぶゆき(エフェクト)

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