角館の桜まつりを120%楽しむ方法!2018年の見どころや桜スイーツまで

2018.04.11 更新

秋田県仙北市角館(かくのだて)は、東北屈指の桜の名所。特に武家屋敷と桧木内川堤(ひのきないがわつつみ)は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている見逃せないお花見スポットです。“みちのくの小京都”と呼ばれる角館の歴史ある街並みや風情を観光するなら、桜の見頃となる4月下旬から5月上旬はおすすめのシーズンですよ!今回はその見どころをご紹介します。

東京から角館へのアクセスは、秋田新幹線で3時間強。JR角館駅をスタート地点に、お花見に出発しましょう。最初に立ち寄りたいのは、駅前にある仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」。ここで観光情報をチェック。
▲蔵風の建物が目印の仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」
桜の開花時期(例年4月下旬~5月上旬頃)の角館は、花見客で混み合います。スムーズに観光を楽しむために、ここで角館の地図やパンフレットを入手することをおすすめします。また、観光協会の職員さんが観光の相談に応じてくれたり、手荷物の預かりサービスもあって便利です。
▲角館町観光協会観光案内係の門脇さん。「皆さまのお越しをお待ちしています!」
地図を見ながら「駅前通り」を歩いて桜の名所「武家屋敷通り」と「桧木内川堤」 へ。駅前から15~20分ほど歩きます。まずは道なりに真っすぐ進みます。「徒歩は大変…」という方は、角館駅前にタクシー乗り場がありますので、タクシーでどうぞ。
▲桜の見頃を迎えると多くの人で賑わう駅前通り
駅前通りを歩いて10分ほど進むと、T字路の突き当たりに角館郵便局があります。ここで右に曲がります。
▲郵便局前の案内看板を目印に右に曲がる。看板には「武家屋敷通り」と「桧木内川堤」までの詳しい道のりが描かれています

武家屋敷通りの歴史あるシダレザクラを観賞!

▲武家屋敷通りのシダレザクラ
郵便局前から徒歩5分ほどで「武家屋敷通り」に入ります。江戸時代からの歴史ある武家の屋敷が点在する通り沿いに、樹齢300年以上の古木から若木まで約400本のシダレザクラが並び、そのうち162本が国の天然記念物に指定されています。
▲武家屋敷「石黒家」とシダレザクラ
武家屋敷の黒塀に映える、シダレザクラの桜色。藩政時代にタイムスリップしたかのような街並みを歩きながら、優美な花景色を楽しみましょう。
▲武家屋敷通りにある「仙北市立角館樺細工(かばざいく)伝承館」前のシダレザクラ
人力車に乗って見る桜はまた格別!乗り場は、角館樺細工伝承館向かい。人力車が待機しています。(ただし、大変人気がありますので出払っている場合はご了承ください)

角館のシダレザクラのルーツは、京都にあるといわれています。藩政時代、角館の地を治めた佐竹北家角館所預の2代目、佐竹義明(よしはる)の妻が京都の公家の出身で、京都から角館に嫁いでくるとき、嫁入り道具の中に3本のシダレザクラの苗木を忍ばせてきたとか。

この苗木が親木となり、子孫が受け継がれて、角館の町に残る400本ものシダレザクラになったと伝えられています。
▲角館樺細工伝承館横のシダレザクラ。雨の日はひと味違った美しさ
「花より団子」という格言もあるので、武家屋敷通りのお花見時に、ご当地スイーツはいかがでしょう?
▲生もろこしの店「唐土庵(もろこしあん) 武家屋敷店」
武家屋敷「青柳家」の向かいにある生もろこしの店「唐土庵 武家屋敷店」は、生タイプの「もろこし」で人気の菓子店。「もろこし」とは、炒り小豆の粉(小豆粉)で作る秋田の伝統的な打ち菓子です。この伝統の味をしっとりとした食感の“生タイプ”に仕上げた、「唐土庵」の生もろこしは、伝統的なもろこしの香ばしさはそのままに、しっとり食べやすいと評判です。
▲「もろこしクッキー 桜ほろほろ」(左)と「もろこしあん」(右)
おすすめはこちら!左の桜の花びら型のお菓子が、もろこしの原料の小豆粉をしっとり、ほろり、やわらかな食感に焼き上げた「もろこしクッキー 桜ほろほろ」(税込645円・1袋2個×10包装入り)。右は、伝統のもろこし生地に小豆あんを入れ、一口サイズにした生もろこし「もろこしあん(プレーン)」(税込485円・1袋2個×6包装入り)です。

小豆の香ばしい風味と上品な甘みが広がる生もろこし。お茶と一緒に味わいたいお菓子です。
▲店内には、角館名物「もろこし」がいっぱい!試食もできます

桧木内川堤の桜のトンネルへ

続いて、もう1つの桜の名所「桧木内川堤」へ。「武家屋敷通り」を経て歩いて10分ほど。
▲桧木内川堤
桧木内川の川沿いには全長2kmにわたって、ソメイヨシノの花のトンネルが続いています。このソメイヨシノは、昭和9(1934)年に今上天皇のご誕生を記念して植えたもので、国の名勝に指定されています。春の陽に照らされて輝く水面と、川堤の緑、ソメイヨシノのアーチが美しい春の景色を描きます。
▲花が散り始めると、桜の花の絨毯に
桜並木と周りの景色が、絵画のような美しい風情で魅了します。2kmある長い桜のトンネルをゆっくり歩いて散歩を楽しんだり、川堤の緑にレジャーシートを広げて桜を眺めながらお弁当やお茶を味わったり。角館で優雅に春を満喫しましょう!

なお、2018年4月20日(金)~5月5日(土・祝)は、「武家屋敷通り」や「桧木内川堤」で「桜まつり」が開催されます。期間中は毎年全国から約120万人の花見客が訪れます。そして、両場所では日没後から桜のライトアップが行われる予定なので、時間帯によって移り変わる桜の表情を楽しみたいですね。

※2018年の角館の桜の最新の開花予想ならびに開花状況は、角館町観光協会のホームページよりご確認ください。
全国に桜の名所は数々ありますが、角館の桜は、この地ならではの花景色。歴史ある街並みと、美しい弧を描く川とともに、優美な景色で人々を魅了しています。春の感動をぜひ角館で体感してください。
※桜の写真は2016年以前のものです。
ぐるたび編集部

ぐるたび編集部

学びや刺激・感動のある旅サイト「ぐるたび」の編集部。選りすぐりの旅グルメ&観光情報レポートを発信していきます。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

こちらもおすすめ

もっと見る
PAGE TOP