函館の桜はGWが満開!五稜郭でお花見ジンギスカンはいかが?
皆さん、今年のお花見は楽しめましたか?行きそびれちゃった…という皆さん、諦めるのはまだ早いですよ! 東京から新幹線で北に向かって一直線、北海道函館市のお花見シーズンはゴールデンウィーク。しかも、桜の木の下でジンギスカンを食べることもできるのですよ!函館市の観光名所、五稜郭公園や函館公園で、ちょっと遅い桜を見学しませんか?(※最新情報は施設へ直接お問い合わせください。)

北海道のお花見はゴールデンウィークから
南北に長い日本列島、北に位置する北海道へ桜前線がやってくるのは4月末。北海道は広いので、東部や北部では5月中旬から下旬になってやっと開花します。
北海道では、お花見といえばゴールデンウィークか、それ以降なのです。

北海道の中でも一・二を争う早さで桜が開花する地域が、北海道南部にある函館市周辺。函館市では例年、4月末頃に開花し、GW中に満開を迎えます。
函館で桜を見るなら五稜郭公園!

皆さんが頭に思い描く五稜郭公園は、きっと上空から眺めた星形の地形では?この景色は、どこかに登るか飛行機などで空を飛ぶかしないと見ることができません。
手軽にこの景色を眺めることができる場所は、唯一ここだけ。公園のそばに立つ、「五稜郭タワー」です。

地上90mの展望台に上がると、眼下に星形の城塞跡が広がります。特に、桜が咲いている時期は周囲が見事なさくら色に染まった星形が!

1年間のうちに1週間から10日程度しか見ることができない、さくら色の星。お花見シーズン後半になると散った花びらがお堀にたくさん浮かぶので、くっきり青いお堀とさくら色のコントラストを楽しみたいなら、開花後、満開になる位までが理想ですよ。
展望台へは、「五稜郭タワー」1階で展望チケットを購入のうえ、エレベーターで上がることができます。展望台に上がった人だけが見ることができる、上空の特等席。ここはぜひ訪れておきたいスポットです。
五稜郭公園内の散策もおすすめ!


「五稜郭タワー」の展望台から見下ろした風景も見事でしたが、公園内を歩いて散策するだけでもかなり見応えあります!ぜひ、ゆっくり歩いてみてください!


夜のライトアップもおすすめ!
ライトアップといっても、下から強力な光を照らすのではなく、桜の木の下に提灯を吊るして照らすスタイル。地元では「花見電飾」と呼んでいます。

「花見電飾」で彩られるのは、公園内の一部分、「五稜郭タワー」脇に広がるエリアです。約400個の提灯から放たれる、ほんのり赤い輝きが桜の花をやさしく照らします。

五稜郭公園
北海道函館市五稜郭町44
[入園時間]散策自由(堀の内側は、4月~10月5:00~19:00、11月~3月5:00~18:00)
花見電飾の時期は施設へお問合せ下さい
[休園日]なし
0138-40-3605(函館市住宅都市施設公社 花と緑の課)
五稜郭タワー
北海道函館市五稜郭町43-9
[営業時間]4月21日~10月20日 8:00~19:00、10月21日~4月20日 9:00~18:00
※五稜星の夢(冬季のイベント)期間中は9:00~19:00
[休館日]なし
[展望料金]大人900円、中高生680円、小学生450円、小学生未満無料(すべて税込)
0138-51-4785
道産子の花見は、桜の木の下でジンギスカン!
北海道の人たちは、何かイベントがあると必ずと言っていいほど、ジンギスカンを食べます。それは、お花見の時も然り。お弁当やおつまみを食べるよりも、ジンギスカンなのです。
五稜郭公園内は通常火気厳禁なのですが、「花見電飾」が行われている期間のみ一部エリアが火気使用オッケーになるのです!

観光で訪れる方など、器材を持っていない方も楽しんでみたくないですか?そこで朗報!手ぶらで行っても、ジンギスカンを楽しむことができるのです!
お肉や野菜はもちろん、コンロや食器類も準備されていて、しかも場所取りまでしておいてくれるという、とっても便利で有難いサービスがあるのです。これで1人2,200円(税込)なので、かなりお得!
生ビールなどの飲み物やオードブルも追加できるほか、食べ物や飲み物の持ち込みもオッケー!かなり自由な空間です。ただし、当日飛び込みでの申込はNG、事前に電話予約をしてから行きましょう。自分たちで器材を用意して食べるのであれば、ご自由に。ただし場所取りも自分で、ですよ。
もちろん、ジンギスカンは苦手…、という方も、お好きな飲み物や食べ物を持ってお花見を楽しみましょう。
五稜郭のお花見ジンギスカン
北海道函館市五稜郭町44
[開催日時]4月下旬~5月中旬の「花見電飾」開催期間、昼の部(11:00~15:00)、夜の部(17:00~21:00)
※事前予約が必要です。
※雨天の場合は申込者と相談のうえ中止。
[料金]お花見ジンギスカンセット1人前2,200円(税込)
※上ラム肉300g、野菜5種、タレ、タレ皿、はし、紙おしぼり、カセットコンロ、簡易使い捨てプレートなど、器材一式の準備つき
※1人参加でもOK
おつまみオードブル盛り合わせ(1台5名用)3,500円(税込)
樽生ビール(サッポロクラシック、人数分のポリコップ付)10リットル10,800円(税込)、20リットル19,300円(税込)など
090-6694-7500(サンフレッシュサービス)
遠目に津軽海峡を眺めながらお花見!
市電青柳町電停から歩いて約3分、函館夜景観賞で有名な函館山の麓にあり、緩やかな起伏のある「函館公園」です。函館山の山頂へと続くロープウェイ乗り場や、教会などが立ち並ぶ元町地区など、近隣に観光スポットが数多くあるエリアにあります。

函館公園の桜は、ソメイヨシノなど約420本。
明治時代に地元の商人が、函館山を奈良県の桜の名所、吉野山のようにしたいと桜の木を植え始めたのがきっかけで、緩やかな斜面や散策路の脇などを桜が彩ります。
お花見の時期になると、公園の中心部にある噴水広場の周囲は、レジャーシートを広げてくつろぐ人たちでいっぱいになります。屋台も40店以上並ぶので、賑やかなお花見を楽しめます。


函館公園の一番の特徴は、眺めのよさ。公園内の高い場所からは、眼下に公園、遠くには津軽海峡まで見渡せます!晴れて空気が澄んでいる時は、対岸の青森県下北半島が見えることもあります。

こちらも五稜郭公園と同様、桜の時期には「花見電飾」で夜桜を楽しむことができます。薄暗い時間になると、手前はほんのり赤く輝く桜の木々、遠くには漁火が輝く津軽海峡という風景が楽しめるかも!?
お花見をまだまだ楽しみたい、という皆さん。ゴールデンウィークに函館で桜鑑賞はいかがですか?
函館公園
北海道函館市青柳町17
[入園時間]散策自由
※ミニ動物園の開園時間は、8:45~17:00(11月~ 3月は16:00まで)
[休園日]なし
0138-40-3605(函館市住宅都市施設公社 花と緑の課)
この時期だけ!桜と楽しむ珠玉のプラン
売切御免の大人気プランが続々登場
※本記事は2016年公開記事を一部更新したものです。
※記事内の金額は取材当時のものとなりますので、変更している可能性があります。

川島信広
トラベルライター・温泉ソムリエ・イベントオーガナイザー/横浜市出身、札幌市在住。北海道内の全市町村を趣味で訪ね歩くうちに北海道の魔力に惹かれ、都内での雑誌の企画営業と執筆業務を経て北海道へ移住し独立。紙媒体やweb媒体などで主に観光や旅行、地域活性をテーマにした取材執筆と企画・編集を手がける。スイーツ好きの乗り鉄、日光湿疹と闘う露天風呂好き。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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