函館の桜はGWが満開!五稜郭でお花見ジンギスカンはいかが?

2017.04.21

皆さん、今年のお花見は楽しめましたか?行きそびれちゃった…という皆さん、諦めるのはまだ早いですよ! 東京から新幹線で北に向かって一直線、北海道函館市のお花見シーズンはゴールデンウィーク。しかも、桜の木の下でジンギスカンを食べることもできるのですよ!函館市の観光名所、五稜郭公園や函館公園で、ちょっと遅い桜を見学しませんか?

▲五稜郭タワーをバックに、さくら色に囲まれた散策路を散歩(写真提供:函館市観光部)

北海道のお花見はゴールデンウィークから

皆さんがお住まいの地域では、いつ頃お花見をしますか?桜といえば卒業式や入学式の時期、という方が多いでしょうか。
南北に長い日本列島、北に位置する北海道へ桜前線がやってくるのは4月末。北海道は広いので、東部や北部では5月中旬から下旬になってやっと開花します。
北海道では、お花見といえばゴールデンウィークか、それ以降なのです。
▲毎年、ゴールデンウィーク頃に満開となる函館市内の五稜郭公園

北海道の中でも一・二を争う早さで桜が開花する地域が、北海道南部にある函館市周辺。函館市では例年、4月30日頃に開花し、5月4日頃に満開を迎えます。

日本気象協会が発表している予想によると、函館市での桜の開花は4月25日、満開が5月1日だそうです(4月19日現在)。
ゴールデンウィーク前半が満開の予想!仮に少し開花日が前後しても、連休中はおおむね見頃の桜の風景を楽しむことができそうですね。

函館で桜を見るなら五稜郭公園!

函館市で代表的な花見スポットといえば、五稜郭公園。星形五角形の西洋式城塞跡で有名な場所です。函館市電の五稜郭公園前電停から、歩いて15分程度の場所にあります。
▲五稜郭タワーの展望台からは、星形の城塞跡を一望

皆さんが頭に思い描く五稜郭公園は、きっと上空から眺めた星形の地形では?この景色は、どこかに登るか飛行機などで空を飛ぶかしないと見ることができません。

手軽にこの景色を眺めることができる場所は、唯一ここだけ。公園のそばに立つ、「五稜郭タワー」です。
▲白くすっと伸びる五稜郭タワー。桜の木やお堀の風景にも合います(写真提供:五稜郭タワー)

地上90メートルの展望台に上がると、眼下に星形の城塞跡が広がります。特に、桜が咲いている時期は周囲が見事なさくら色に染まった星形が!
▲桜の季節だけの特別な景色!(写真提供:函館市観光部)

1年間のうちに1週間から10日程度しか見ることができない、さくら色の星。お花見シーズン後半になると散った花びらがお堀にたくさん浮かぶので、くっきり青いお堀とさくら色のコントラストを楽しみたいなら、開花後、満開になる位までが理想ですよ。

展望台へは、「五稜郭タワー」1階で展望チケットを購入のうえ、エレベーターで上がることができます。展望台に上がった人だけが見ることができる、上空の特等席。ここはぜひ訪れておきたいスポットです。

五稜郭公園内の散策もおすすめ!

五稜郭公園のお堀の内外には、ソメイヨシノを中心に、ナデン、カンザン、フゲンゾウなど、約1,600本もの桜が植えられており、周辺を散策しながらお花見を楽しむことができます。
▲見渡す限りさくら色!前後左右、どこを見ても桜の木が(写真提供:五稜郭タワー)
▲公園の中心部に再建された「箱館奉行所」の周囲も、桜の木がたくさん!(写真提供:函館市観光部)

「五稜郭タワー」の展望台から見下ろした風景も見事でしたが、公園内を歩いて散策するだけでもかなり見応えあります!ぜひ、ゆっくり歩いてみてください!
▲お堀沿いにも桜の木々。シーズン後半は桜の花がはらはらと水面に浮かび、とても風流な雰囲気に(写真提供:五稜郭タワー)
▲お堀に浮かぶボートに乗って、桜を見物するのも「粋」かもしれませんよ(写真提供:函館市観光部)

夜のライトアップもおすすめ!

五稜郭公園では、毎年桜が咲く時期限定でライトアップも行われます!
ライトアップといっても、下から強力な光を照らすのではなく、桜の木の下に提灯を吊るして照らすスタイル。地元では「花見電飾」と呼んでいます。
▲昼間とは一転、幻想的な雰囲気に

「花見電飾」で彩られるのは、公園内の一部分、「五稜郭タワー」脇に広がるエリアです。約400個の提灯から放たれる、ほんのり赤い輝きが桜の花をやさしく照らします。
▲お堀水面に映るあかりも素敵!花見電飾を遠くから眺めるのも綺麗です

2017年は、4月29日~5月14日の、19:00~21:00(土・日・祝は~22:00)に実施される予定です。

道産子の花見は、桜の木の下でジンギスカン!

ところで皆さん、お花見の時に桜の木の下で何を食べますか?
北海道の人たちは、何かイベントがあると必ずと言っていいほど、ジンギスカンを食べます。それは、お花見の時も然り。お弁当やおつまみを食べるよりも、ジンギスカンなのです。
五稜郭公園内は通常火気厳禁なのですが、「花見電飾」が行われている期間のみ一部エリアが火気使用オッケーになるのです!
▲桜の木の下にコンロと鍋を持参してジンギスカンを楽しむのが、地元ではあたりまえ!(写真提供:函館市観光部)

観光で訪れる方など、器材を持っていない方も楽しんでみたくないですか?そこで朗報!手ぶらで行っても、ジンギスカンを楽しむことができるのです!

お肉や野菜はもちろん、コンロや食器類も準備されていて、しかも場所取りまでしておいてくれるという、とっても便利で有難いサービスがあるのです。これで1人2,200円(税込)なので、かなりお得!

生ビールなどの飲み物やオードブルも追加できるほか、食べ物や飲み物の持ち込みもオッケー!かなり自由な空間です。ただし、当日飛び込みでの申込はNG、事前に電話予約をしてから行きましょう。自分たちで器材を用意して食べるのであれば、ご自由に。ただし場所取りも自分で、ですよ。

もちろん、ジンギスカンは苦手…、という方も、お好きな飲み物や食べ物を持ってお花見を楽しみましょう。

遠目に津軽海峡を眺めながらお花見!

五稜郭公園のほかにも、市内には桜の名所がいくつもありますが、その中で代表的な場所を一つだけご紹介。

市電青柳町電停から歩いて約3分、函館夜景観賞で有名な函館山の麓にあり、緩やかな起伏のある「函館公園」です。函館山の山頂へと続くロープウェイ乗り場や、教会などが立ち並ぶ元町地区など、近隣に観光スポットが数多くあるエリアにあります。
▲小さな遊園地やミニ動物園が併設しているので、お子さん連れが多く集まります(写真提供:函館国際観光コンベンション協会)

函館公園の桜は、ソメイヨシノなど約420本。
明治時代に地元の商人が、函館山を奈良県の桜の名所、吉野山のようにしたいと桜の木を植え始めたのがきっかけで、緩やかな斜面や散策路の脇などを桜が彩ります。

お花見の時期になると、公園の中心部にある噴水広場の周囲は、レジャーシートを広げてくつろぐ人たちでいっぱいになります。屋台も40店以上並ぶので、賑やかなお花見を楽しめます。
▲斜面が多い公園ですが、噴水広場周辺は平坦。多くの人たちがここにシートを広げてお花見を楽しみます
▲公園内には屋台もたくさん並びます(写真提供:函館市観光部)

函館公園の一番の特徴は、眺めのよさ。公園内の高い場所からは、眼下に公園、遠くには津軽海峡まで見渡せます!晴れて空気が澄んでいる時は、対岸の青森県下北半島が見えることもあります。
▲手前に桜、遠くに海。夜はあかりも灯り、とても気持ちのよい眺めを楽しめます

こちらも五稜郭公園と同様、桜の時期には「花見電飾」で夜桜を楽しむことができます。薄暗い時間になると、手前はほんのり赤く輝く桜の木々、遠くには漁火が輝く津軽海峡という風景が楽しめるかも!?

お花見をまだまだ楽しみたい、という皆さん。ゴールデンウィークに函館で桜鑑賞はいかがですか?
※写真は2015年以前のものです。
※「花見電飾」の開催日等、最新情報はホームページをご確認ください。
川島信広

川島信広

トラベルライター/温泉ソムリエ/イベントオーガナイザー。北海道を拠点に活動。旅行雑誌や観光サイトでの執筆や撮影を中心に、観光施設などの集客支援や、イベントやツアーの企画と実施支援を行う。その日・その時・その場の空気感や現場感を活かした表現や演出が得意。常に「誰」を考え、利用者視点を重視している。

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