文明開化の味わいはA5和牛が常識!? 伝統と革新の地、横浜の牛鍋を食す
教科書や小説、マンガなんかで見かける“文明開化”を象徴する料理、牛鍋。ここ最近では、ファストフードのメニューでも目にするようになったけれど、これってすき焼きと何が違うのでしょうか?

100年以上受け継がれる割り下が、黒毛和牛を更なる高みへと導く

秘伝の割り下は醤油と砂糖をベースに10種類程度の材料をブレンドしたものだそう。日本の食文化は世界的に見ても豊かだといいますが、そんな昔から創意工夫が盛んだったのですね。

使用する具材は甘くて太い千住ネギをはじめ、割り下に絡むように縮れ具合を調整したしらたき、香りにこだわった焼き豆腐など。中でも自慢は、一頭まるごと仕入れている仙台牛。国産の黒毛和牛のなかでも最高の格付け、A5を獲得したものだけを使用しています。
しばらく煮込んだ後、仲居さんがこれ以上ないタイミングで取り分けてくれました。

荒井屋
住所:神奈川県横浜市中区曙町2-17
営業:11:30~15:00(L.O.14:30)/17:00~22:00(L.O.21:30)
[定休日]第3火曜日
電話:045-251-5001
最高級の肉の旨みに浸るなら、すき焼きよりも牛鍋がいい!?





すき焼きの場合は、これに肉が焼けた際にでる香りが加わるのですが、それが無い牛鍋スタイルの方が、最上級の牛肉の旨みを純粋に楽しめるように感じました。もちろん優劣があるという訳でなく、好みの問題なのですが。
じゃのめや
住所:神奈川県横浜市中区伊勢佐木町5-126
営業:17:00~L.O.21:15、土・日・祝12:00~L.O.21:00
[定休日]月曜日(12月~1月は不定休)
電話:045-251-0832

佐藤潮
編集プロダクション・エフェクト所属。旅&グルメ媒体をメインに編集や執筆をしています。趣味は旅行。歴史探訪をはじめ、建築めぐり、秘湯巡礼、トレッキング、路上徘徊、見知らぬ人への声かけなど、法に触れない範囲で満喫中です。人生の目標は旅気分で働き続けること。著書に『夢がかなう世界の旅』。 編集:山葉のぶゆき(エフェクト)
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