芝桜の名所、秩父・羊山公園。色鮮やかなパッチワークの絶景は必見!

2018.04.04

関東では桜(ソメイヨシノ)の見頃は過ぎつつありますが、代わってこの時期に満開を迎える“桜”があります。それはピンクや白、紫などの桜にそっくりな形の花を咲かせる「芝桜」。毎年4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。それに合わせ、埼玉県秩父市の羊山(ひつじやま)公園では2018年4月13日(金)から5月6日(日)に「芝桜まつり」を開催。広大な敷地に咲く、色鮮やかな芝桜を見に行きませんか?

▲「芝桜まつり」期間中は多くの観光客でにぎわう

羊山公園は、秩父を代表する観光名所。都心からのアクセスは、西武池袋線・池袋駅から急行で約2時間、西武秩父駅もしくは横瀬(よこぜ)駅で下車し、歩いて約20分のところにあります。

「芝桜まつり」が開催される「芝桜の丘」のほか、秩父市街地を一望できる「見晴しの丘」や秩父のシンボルである武甲山(ぶこうざん)の地質や植物などを紹介する「武甲山資料館」、さらに「わんぱく広場」やテニスコートなども有する公園です。
▲「芝桜の丘」に行く途中に出会えるかわいい綿羊たち。6頭ほどいます

羊山公園に入り、「芝桜の丘」へ向かう途中にぜひ立ち寄ってほしいのが「ふれあい牧場」です。かわいい綿羊(日本コリデール種、サフォーク種)が、気軽にふれあえるようにと放し飼いにされています。
以前、羊山公園内には、綿羊を扱う埼玉県種畜場秩父分場があり、「羊山」という名前の由来になったといわれています。
▲色鮮やかな芝桜。まるで別世界にいるよう!

お目当ての「芝桜の丘」には、羊山公園の入口から歩いて10分ほどで到着します。
(「芝桜の丘」は「芝桜まつり」期間中、入園料が税込300円かかります。通常は入園無料)

目の前にはまるでピンクのじゅうたんを広げたような一面の芝桜!
なんと、1万7,600平方メートルの敷地に40万株以上の芝桜が植栽されています。

芝桜をいろんな角度から楽しむ

芝桜は、毎年12月に秩父市で行なわれる秩父夜祭(よまつり)の屋台や笠鉾(かさぼこ)の囃し手の襦袢(じゅばん)模様と躍動感をイメージしてデザインされています。
▲武甲山をバックにした眺め。ごつごつとした山肌と可憐に咲く芝桜の対比が圧巻!

芝桜は北アメリカ原産の多年草。花の形が桜に似ていて、芝のように地面をはって広がることから芝桜と呼ばれています。
ここでは、濃いピンク色で花びらが大きな「マックダニエルクッション」や白い花びらにピンク色の筋の入った「多摩の流れ」など9種類の芝桜を見ることができます。近くで見るとひとつひとつの小さな花びらが、まるでハート型のようになっていてかわいい!
▲いちばん鮮やかなピンク色の「マックダニエルクッション」
▲まるでピンクの星のようでかわいらしい「多摩の流れ」

秩父市役所観光課の千島さんにおすすめのビューポイントを聞いてみました。

「芝桜の向こうに武甲山が見えるように立つと、ここだけでしか出会えない風景が楽しめますよ。場所によって見え方がガラリと変わるので、芝桜と芝桜の間から見渡してみたり、四つ角から斜めに全体を眺めてみたりして、ぜひたくさん歩き回っていろんな角度から芝桜の景色を楽しんでください!」

秩父市のB級グルメ、「みそポテト」も堪能あれ

期間中は「秩父路の特産市」が開催され、食事や地酒、お土産を購入できる売店が並びます。秩父市のB級グルメ、「みそポテト」も味わえるので要チェック!
運がよければ秩父市イメージキャラクターの「ポテくまくん」にも会えるかも?
▲ジャガイモの天ぷらに、甘めの味噌だれがかかった「みそポテト」(写真はイメージです)
▲「秩父」や「秩父錦」など、秩父の地酒も味わえる(写真はイメージです)

また、「芝桜の丘」のポストカードや、「芝桜の丘」をモチーフにしたキティちゃんグッズなど、芝桜関連グッズも充実しているのでお見逃しなく。

「芝桜まつり」期間中、「芝桜の丘」はとても混雑します。とくにお昼前後は混雑するので、その時間帯をはずして訪れるのがおすすめです。
▲芝桜の時期より前に満開になる「見晴しの丘」のソメイヨシノ。見頃は例年4月上旬頃

芝桜を見たあとは、ぜひ「芝桜の丘」から歩いて15分くらいのところにある「見晴しの丘」へも行ってみましょう。

「見晴しの丘」からは、秩父市街や秩父の山並みを見渡すことができます。
ちなみにこの丘は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」というアニメに登場したことで、若い人が「聖地巡礼」としてたくさん訪れるようになったのだそう。

羊山公園内には、秩父市の街中を巡回する無料シャトルバス乗り場があります(4月28日(土)~5月6日(日)の土日祝のみ運行)。少し足をのばして秩父神社や商店街を訪れて、芝桜だけでなく秩父観光も楽しんでみてはいかがでしょうか?

※写真は2015年のものです。
※芝桜の開花状況はホームページの「芝桜の開花便り」からご確認ください。
桑沢香織

桑沢香織

編集者、ライター。出版・編集プロダクションデコ所属。雑誌、書籍、小冊子、ウェブ媒体の編集・執筆などを手がける。編集を担当した本に『わたしらしさのメイク』『おとなのヘアケア読本』(ともに技術評論社)、『劇団四季ミュージカルCATSのすべて』(光文社)、『大相撲手帳』(東京書籍)などがある。デコ新刊:『新幹線を走らせた男 国鉄総裁 十河信二物語』『増補 健康半分』『顔望診をはじめよう』『サバイバル登山入門』など。

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