会津若松・鶴ヶ城 約1,000本の桜に包まれる赤瓦の名城でイベントも
鶴ヶ城は、福島県会津若松市の名所のひとつ。戊辰戦争など歴史の舞台となり、難攻不落とうたわれたこの城は、大河ドラマ「八重の桜」に登場し注目を浴びました。桜の名所としても有名で、桜まつりでは各種イベントも開催されます。日本で唯一の赤瓦をまとった天守閣と、約1,000本の桜とのコラボレーションは必見!例年の桜の見頃は4月中旬~下旬です。(※最新情報は施設へ直接お問い合わせください。)

赤瓦をまとった天守閣は、日本でもここだけ
戊辰戦争時に、約1カ月のあいだ続いた攻防戦に耐えたことから「難攻不落の名城」とうたわれています。
明治7(1874)年に石垣だけを残して取り壊されましたが、昭和40(1965)年に再建。さらに2011年の大改修では、黒瓦だった天守閣の屋根を、明治に解体される以前の赤瓦に復元。日本で唯一、赤瓦をまとった天守閣となりました。



天守閣と桜のコラボレーションは必見
この約1,000本の桜は、元会津藩・遠藤十次郎らが、明治41(1908)年に歩兵第65連隊が若松に誘致されたことを記念して植樹されたものです。今でも、毎年4月中旬から4月下旬頃に見頃を迎え、桜の名所として訪れる人たちを魅了します。

「約1,000本の桜と全国唯一の赤瓦の天守閣とのコラボレーションはとても美しいので、ぜひ見ていただきたいです。天守閣五層の一番上は展望台になっていて、ここから見る城下町の景色もとても風情があっておすすめです」

さくらまつり開催期間中は、会津独自の食や工芸文化を体感できるイベント「會津十楽」や「大茶会」などさまざまなイベントが開催されますので合わせて楽しみましょう。
※各イベントの開催日はホームページなどでご確認ください。





夜にはライトアップ! 桜と鶴ヶ城が幻想的に輝く
ライトで照らされ、お堀の水面に映る桜の姿がまた格別。光輝く桜と天守閣の姿も幻想的で目を奪われるでしょう。


千利休の子が建てた茶室「麟閣」も見学しよう
天正19(1591)年、会津藩主・蒲生氏郷(がもううじさと)は、千利休が豊臣秀吉の怒りを買ったことを知り、利休の子・少庵にまで怒りが及ばないよう会津にかくまいました。麟閣は、その恩義に報い少庵が建てたといわれている茶室です。
福島県の指定重要文化財にもなっている貴重な建物で、めずらしい草庵風(独立した茶室)です。



鶴ヶ城の中にある博物館もチェック
地下には、塩蔵として用いられていた遺構を再現。武器庫として使われていた「南走長屋(みなみはしりながや)」や「干飯櫓(ほしいやぐら)」といった食糧庫もあります。
みどころ満載の鶴ヶ城。ぜひこの春に訪れて、桜とともに楽しみましょう。
鶴ヶ城公園
福島県会津若松市追手町1-1
[開館時間]8:30~17:00(入館締め切りは16:30)
[休館日]なし
[入館料]大人410円、小人150円
茶室麟閣共通券は510円(すべて税込)
0242-27-4005
この時期だけ!桜と楽しむ珠玉のプラン
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※本記事は2018年公開記事を一部更新したものです。

齋藤春菜
編集者、ライター。女性の美容・健康・ライフスタイルに関する書籍、雑誌を多数編集・執筆。文芸、料理、アート本の編集も行う。全国各地へと取材に訪れたさいには地元のおいしいお店を必ずチェックする。編集を担当した本に『お灸のすすめ』『瞑想のすすめ』(ともに池田書店)、『足もとのおしゃれとケア』『わたしらしさのメイク』(ともに技術評論社)、『はじめてのレコード』(DUBOOKS)、『顔望診をはじめよう』、『月の名前』、『健康半分』などがある。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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