冬の味覚!コラーゲンたっぷりのアツアツ「あんこう鍋」に舌鼓

2016.02.12

東のあんこう、西のふぐ。昔から冬の味覚として親しまれてきた「あんこう鍋」。今回はあんこうの本場・茨城の「大洗ホテル 海鮮ダイニング 風和(かぜなぎ)」を訪れ、地元ならではの“通”の鍋やあんこう料理、一緒に楽しみたい日本酒など、知る人ぞ知るあんこうの魅力をご紹介します!

▲あんこうどぶ汁1人前6,480円(税込) ※写真は3人前(2人前より注文可)

まな板の上で切れない!?コラーゲンたっぷりの美食

あんこうといえばその身をぶら下げてさばく「吊るし切り」が有名ですが、それはただのパフォーマンスではありません。重さ20㎏を超えることも珍しくない大きなあんこうは、身が柔らかく、体の表面がぬるぬるしているため、まな板の上では上手くさばくことができないのです。そんなあんこうには美肌の源・コラーゲンがたっぷり含まれていて、体の中から綺麗になれる“美食”とあって女子にもうれしい絶品食材なのです。
▲解説に余談を交えながらあんこうをさばく料理長の青柳さん。お子様からお年寄りまで楽しめます

冬の絶品料理「あんこう鍋」には定義があった!?

これまで何気なく食べられてきたあんこう鍋ですが、本物と呼ぶための定義がありました。それは、「七つ道具」と呼ばれる「だい身(白身)」「肝」「水袋(胃)」「ぬの(卵巣)」「えら」「ひれ」「皮」の七つの部位すべてが入っていること。骨以外、捨てるところがないと言われるあんこうのすべてを堪能できるんです。
▲「出汁や余計な水分を入れず、あんこう本来の味を引き出すように調理します」と話す青柳さん
▲シンプルな調理法だからこそ楽しめるあんこう本来の味。淡泊な身と濃厚な肝のコントラストが絶妙!

食通もうなる絶品!知る人ぞ知る「どぶ汁」とは?

あんこう鍋は、醤油ベースのあっさりしたものや、味噌仕立ての濃厚なものなど、お店によってさまざまですが、こうした一般的なあんこう鍋以外に、地元で親しまれている独特な鍋があります。その名も「どぶ汁」。昔からこの地域に伝わる漁師料理です。まずはあん肝をヘラでつぶしながらオレンジ色になるまで溶かし、ペースト状に。あんこうの身や野菜をたっぷりと入れたら割り下などは加えず、素材の水分だけで調理します。そのため、濃厚なコクと旨みを楽しめるのが特徴。最後に味噌で味付けすれば完成!シメは雑炊にしてあんこうの旨みをすべて味わえる!
▲生のあん肝を焦げ付かないように手際よく乾煎りします
▲あんこうの七つ道具と野菜を入れて素材から出る水分だけで煮込みます
▲味噌を入れて味を調え、あんこうに味が入ったら完成です
▲あんこうと野菜の旨みがたっぷりしみ込んだ雑炊は別腹。おかわりがとまらない美味しさです

併せて味わいたいおすすめの一品メニューと地元のお酒

あんこうの美味しさを堪能できるのはお鍋だけではありません。趣向を凝らした一品をご紹介します。定番の「あん肝ポン酢」はもちろん、ゆでた身や煮こごりにした皮などをあん肝を練り込んだ酢味噌で味わう「あんこう供酢(ともず)」、海のフォアグラとも称されるあん肝の「ステーキ」など絶品が揃います。地元老舗酒蔵の日本酒と一緒に堪能すれば、あんこうの味もより一層引き立ちます。
▲「あんこう供酢」。茹でた身や煮こごりにした皮などあんこうの各部位を風和特製の「酢味噌」で食すこの地特有のあんこう料理 2,700円(税込)
▲「海のフォアグラ」ともいわれる「あん肝」。濃厚な肝の味わいを、さっぱりとポン酢醤油で楽しもう 2,700円(税込)
▲「あん肝のステーキ」4,860円(税込)は、あん肝を贅沢に使ってソテー。味噌味のソースは、あん肝をふんだんに練り込んだ青柳さんのオリジナルです
▲茨城の酒蔵「月の井酒造」の日本酒も揃っています。飲み方や好みに合わせておすすめのお酒を紹介してくれます

昔ながらの作り方を守り続けるこだわりの鍋

お店ごとにこだわりがある「あんこう鍋」。今回、取材した「大洗ホテル 海鮮ダイニング 風和」さんのこだわりは、余計なことはしないということ。「あんこうそのものの美味しさを味わってもらえるように出汁などは入れず、昔ながらの作り方を守っています」と青柳さん。冬の風物詩を味わえるのもあと少し。ぜひ現地を訪れて、あんこうの美味しさを堪能してみてください。
中村豪太

中村豪太

国内旅行、海外旅行の広告に携わり約10年。ウエディングのプロモーション企画や広告制作にも携わる。

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