箱根に来たらぜひ味わいたい、旅館時代から愛される湯葉丼の誕生秘話
箱根は温泉地であると同時に、多くの湧き水スポットがあることでも有名です。そのうちのひとつ、大平台に湧く「姫の水」は、古くから名水として名を馳せてきました。そもそもなぜ「姫の水」と名付けられたのか。その由来は、北条早雲が関東一円を治めていた頃までさかのぼります。その頃、北条氏にいた“左保姫”という美しい姫が、よりキレイになるために化粧水用の水を家臣に探させたそうです。ようやく見つけた清水を姫が使ったところ、肌がより一層つややかになったのだとか!
箱根名物として、いまや不動の人気を誇る湯葉丼。その誕生秘話をうかがいました。

箱根湯本の早川沿いでいただけるオリジナル丼
「元々は、わたしが『直吉』を開業する前に経営していた旅館で出していた料理のひとつなんです。会席のご飯ものって、白米か炊き込みご飯ぐらいの選択肢しかない。どうせなら、うちでしか食べられないものを作りたかったんです。そこで、湯葉を玉子でとじて、ごはんにかけて食べるスタイルを料理長と考えました」




旅館の湯葉丼はまたたく間に人気メニューに!
会席料理のご飯として提供を始めた湯葉丼でしたが、その美味しさからまたたく間に話題になったのです。そこで田中さんは、湯葉丼の専門店をオープンすることにしました。それが、今の「直吉」につながります。



湯葉やお豆腐を使った甘味も見逃せない!
自家製の餡は甘さ控えめで小豆の味がしっかりと感じられます。聞くと、代表の田中さんは大の甘党なのだそう。甘いものが好きだからこそ、こだわりのスイーツを提供できるんですね。

高級食材の湯葉を身近な存在に昇華した湯葉丼。休日のお昼どきには待つこともあるそうですが、それでもオススメの箱根名物です。
湯葉丼 直吉
神奈川県足柄下郡箱根町湯本696
[営業時間]11:00~19:00(18:00 L.O.)
[定休日]火曜
0460-85-5148

いずみかな
フリーランスの編集ライター。男性の育児参加や自然エネルギーという少しかための分野の出版社出身。編集プロダクションを経て、女性ファッション誌・健康・グルメなど幅広く編集業を行う。 編集:山葉のぶゆき(エフェクト)
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