秘湯・湯西川温泉で開催される「かまくら祭」は静かな温泉地で楽しむ、大人の雪遊び

2017.01.17

平家落人伝説が残る歴史ある温泉地、湯西川(ゆにしがわ)温泉。冬になると一面雪に覆われ、静かで厳かな雰囲気になります。ここで毎年行われる「かまくら祭」は、「平家の里」をメイン会場に2017年1月28日から3月5日まで開催されます。

車で湯西川温泉に向かうには、日光宇都宮有料道路の今市ICから国道121号・県道249号経由で約70分。この時期はスタッドレスタイヤやチェーンがマスト。
電車の場合は、東武鬼怒川温泉駅から会津鬼怒川線で湯西川温泉駅に向かいます。Suicaは使えないのでこちらも注意が必要です。

面白いことに湯西川温泉駅はトンネルの中!道の駅や温泉も併設された便利な駅です。地上へと階段を登ったら、ここからはバスで会場へと向かいましょう。会場へは日光交通バス湯西川温泉行きで約30分「本家伴久旅館前」下車、徒歩約15分です。
都会では見られない美しい雪景色と、小さなかまくらに輝く幻想的な灯りを見に、湯西川温泉へ行ってみましょう!
▲湯西川温泉駅に併設された道の駅「湯西川」。足湯もあるのでバスの待ち時間も楽しく過ごせます。帰りにはお土産購入にも嬉しい場所

「昼」と「夜」の2つの輝き、湯西川の冬イベント

どちらかといえば湯西川温泉は、その雰囲気からお忍びで訪れたくなるような、山里にひっそり佇む温泉地。湯西川を囲むように温泉宿が点在し、多くの宿では囲炉裏料理が振る舞われ、静かな時間が流れる大人の温泉地です。

毎年行われている「かまくら祭」は、各地から多くの人が訪れる大人気のイベント。
昼間は子どもたちがソリ遊びや大きなかまくらで遊べる他、個性ある雪だるまが並ぶ光景は家族みんなで楽しめる賑やかな雰囲気。
一方、夜になると雰囲気は少し変わって、ロマンチックな様相に。
ミニかまくらに灯された光が輝く幻想的な景色からは、寒さで気持ちがひきしまるような、凛とした空気が漂ってくるのです。

人気はやはり「夜」のライトアップ

源平合戦に敗れた平家の生き残りが暮らしたとされる、平家落人伝説が残る湯西川温泉。その平家落人たちが実際に生活していた頃の文化を今に伝える「平家の里」は、昭和60年(1985年)に建てられた展示施設で、敷地内には9棟の茅葺き屋根の民家が点在し、伝統工芸や農産物などの販売も行われています。
2016年より「かまくら祭」のメイン会場は、この「平家の里」となっています。
▲写真は雪が降っていない季節の「平家の里」。ここに雪が降り積もるとなんとも言えない荘厳な雰囲気になります
▲日本夜景遺産にも認定された「かまくら祭」。特に圧巻なのは、幻想的にライトアップされた「沢口河川敷ミニかまくら会場」(木曜を除く17:30~21:00に開催)
「かまくら祭」のなかでも、特に人気のライトアップイベントは見逃せません。幻想的な冬の夜は、次の会場で楽しめます。

■雪のぼんぼりと雪だるま街道(ぼんぼり点灯とライトアップ17:00~21:00)
地元の方手作りの個性的な雪だるまが商店街に並びます。昼間であれば、アイデアあふれる雪だるまと記念撮影してお店ものぞいてみましょう。夕方には雪のぼんぼりが灯り始め、厳かな雰囲気に。

■今渕会場(イルミネーション16:30~21:30)
LEDを使用したきらびやかなイルミネーションの光が、雪景色を7色に染めて輝きます。近くの食堂では金土日限定の特別メニュー「あったかセット」も登場します。

■平家慈光寺会場(ライトアップ17:00~20:00)
ライトアップされた趣ある「平家慈光寺」が、雪景色を際立たせます。また、地元の人気店のグルメも楽しむことができます。

さらに今年は、2月12日(日)の17:00より平家の里でバレンタイン特別企画として「かまくらカクテルバー」が開催されます。カクテルの街で有名な宇都宮から招いたバーテンダーが腕を振るったカクテルを楽しむことができるそう。
▲夜のミニかまくらに灯るあかりを眺めながらのお散歩は、静かな大人の時間です

昼間のイベントのおすすめは
白い壁に囲まれて楽しむバーベキュー

▲人が入れる大きなかまくら。昼間は明るいのでまた違った雰囲気
昼ももちろんイベントがもりだくさん。人気はメイン会場「平家の里」で行われる「かまくらバーベキュー」。
かまくらの中に入ると、最初はひんやりするものの段々温かくなってくるから不思議。雪の白く大きな壁に囲まれ、非日常なスタイルでバーベキューをするのですから、それはもう楽しいこと間違いありません。

バーベキューは事前予約制。お昼は11:00から15:00の毎時、夜も17:30と18:30、合計1日7回開催されます。(バーベキューの時間は50分間)
毎年大変な人気なので、まずは早めに電話で問い合わせてみるのがおすすめです。

冬のアウトドア体験や雪遊びをしたいならこちら

体を使って雪遊びを楽しみたいなら他の会場へも足を伸ばして。
■湯西川水の郷スノーパーク (10:00~15:00 ※最終受付14:00)
長いすべり台でのソリ遊びを楽しめる会場。思い切り雪と触れ合えるので、子どもたちは大喜び間違いなし。
[入場料]大人800円、子供500円(共に税込)

■沢口会場(アウトドア会場)
スノーシューやスノーラフティングが体験できます(有料。木曜休み)。レンタルグッズもあるので初めてでも気軽に参加OK。スノーシューは事前予約制ですが、スノーラフティングは予約なしでも大丈夫(10:00~16:00)。1回500円(税込)という気軽さで思い切り楽しめます。

■湯畑(ゆばた)スノーランドと案内所(10:00~21:00)
案内所ではかまくら祭り全ての詳しい案内がしてもらえるほか、湯畑スノーランドではそり遊びやストラックアウトなどの雪遊びが15:00まで体験できます。

どの会場も、街なかでは決して体験できない楽しさです。

昼と夜、2つの楽しみ方がある「かまくら祭」。
2017年の冬は、日本夜景遺産にも選ばれた、湯西川温泉の幻想的な雪景色を見に出かけてみては。
ぐるたび編集部

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