【2018年版】京都の桜名所15選。おすすめの厳選お花見スポット!

2018.03.21 更新

少しずつ寒さも緩み始めた今日この頃。千二百年の古都・京都にも、春の訪れが近づいています。長い歴史に育まれた個性的な桜の名所の数々。人気の定番スポットから穴場、ライトアップされる桜まで、見頃情報も合わせてご紹介します!2018年の春は、どの桜を愛でにいきますか?

1.数々の桜名所ランキングに入選する桜の名所【哲学の道】

東山のふもと、琵琶湖疏水に沿って約2kmも続く桜の並木道。
「哲学の道」は、銀閣寺(慈照寺)から若王子(にゃくおうじ)神社まで、琵琶湖疏水に沿って続く小径。哲学者の西田幾多郎や田辺元らが、思索に耽りながら散策したことからその名がとられているそう。
歩きやすく整備された道の周囲には、さまざまな動植物が生息していて、季節を問わず多くの人々が散策を楽しんでいます。
疏水の両岸に植えられた約500本の桜が作る薄紅のトンネルは圧巻の美しさ。「関雪桜」と呼ばれる見事な木々は、日本画家の橋本関雪とよね夫人が寄贈したのが始まりと言われています。
疏水に映る桜、浮かぶ花弁の風情もひとしお。思わず写真に収めたくなるシーンです。
シーズン中は多くの観光客で賑わいますが、それもまた一興。華やかな春の風を感じ、もの思いに耽りながら歩いてみては。

【哲学の道へのアクセス例】
京都市バス・銀閣寺バス停下車、徒歩約2分(北端)
京都市バス・南禅寺・永観堂道バス停下車、徒歩約10分(南端)

2.春風感じて歩く、桜並木の名所【鴨川沿い】

京都市内の中心部を南北に通る河原町通から東へ歩くことしばし。満開の桜が河岸を美しく染めあげる鴨川も、桜並木の名所。
みどころの一つ目は、三条~四条大橋周辺の「花の回廊」。左岸(東側)には枝垂れ桜やソメイヨシノが咲き、桜と鴨川の競演を写真に収めようと、カメラ片手に多くの花見客が散策を楽しんでいます。

【鴨川(四条大橋)へのアクセス例】
京都市バス・四条京阪前バス停下車、徒歩すぐ
京阪電車・祇園四条駅下車、徒歩すぐ
阪急電鉄京都線・河原町駅下車、徒歩約5分
もう一つの名所は、北山大橋から北大路橋までの堤防上にある「半木(なからぎ)の道」。左岸には紅枝垂れ桜が、右岸にはソメイヨシノが主に植えられていて、それぞれ違った表情を見せてくれます。散策路も整備されているので、東山の景色と共にのどかな花見散歩を楽しんでみては。

【鴨川(半木の道)へのアクセス例】
地下鉄烏丸線・北大路駅下車、徒歩約10分(下流側北大路橋寄り)
地下鉄烏丸線・北山駅下車、徒歩約10分(上流側北山大橋寄り)

3.堂々と咲き誇る枝垂れ桜【円山公園】

四条通りを東へ歩き、突き当たればそこが八坂神社。そのさらに東にある円山公園は、京都有数の桜の名所。なかでも公園の中央にある枝垂れ桜は「祇園の夜桜」と呼ばれ、毎年3月下旬~4月中旬までの開花時期の間、美しくライトアップされます。樹高12m、幹回り2.8mの堂々とした姿は一見の価値アリ。
▲ライトアップされた枝垂れ桜

【円山公園へのアクセス例】
京都市バス・祇園バス停下車、徒歩すぐ
京阪電鉄・祇園四条駅下車、徒歩約10分
阪急電鉄京都線・東山駅下車、徒歩約10分

4.園内に130品種450本以上の桜が咲き誇る【京都府立植物園】

市内北部の下鴨にある広大な植物園。130品種450本以上の桜が鑑賞できる園内にあって、ひときわ威容を誇るのがこの枝垂れ桜。高さ14m、広がった枝の左右の幅は約20mもあり、遠くから見れば小山に見えるほど。その豪奢な姿と迫力は京都随一と評判です。

【京都府立植物園へのアクセス例】
地下鉄烏丸線・北山駅下車、徒歩すぐ
京都市バス・植物園前下車、徒歩約5分

5.巨大な三門と京都を代表する枝垂れ桜の競演【知恩院・友禅苑】

浄土宗の本山・知恩院の中にあり、友禅染の始祖・宮崎友禅の生誕300年を記念して昭和29(1954)年に改修造園された友禅苑。知恩院の三門を望む場所にそびえる枝垂れ桜は、形、大きさともに京都を代表する枝垂れ桜のひとつです。
見頃の時期は例年4月上旬、満開の頃に合わせて訪れたい桜名所です。

【知恩院へのアクセス例】
京都市バス・知恩院前バス停下車、徒歩約5分
地下鉄東西線・東山駅下車、徒歩約8分
京阪電鉄・祇園四条駅下車、徒歩約10分

6.古都の歴史を感じる桜景色【嵐山と渡月橋】

山から吹く風で、花弁が嵐のように舞う様からその名がついたとも言われる嵐山。亀山天皇に「くまなく月の渡るに似たる」と詠まれた渡月橋。そして、桂川沿いのソメイヨシノに山の中腹を染める艶やかな山桜。いにしえの「みやこびと」を魅了した、この時期だけの贅沢な絶景です。
渡月橋を渡った先にある中之島公園では、ライトアップも行われており、夜桜の名所としても知られています。

【渡月橋へのアクセス例】
京福電鉄・嵐山駅下車、徒歩約3分
阪急電鉄嵐山線・嵐山駅下車、徒歩約9分
JR嵯峨野線・嵯峨嵐山駅下車、徒歩約12分
京都市バス・嵐山天龍寺前バス停下車、徒歩約3分

7.古都の歴史を感じる桜景色【東寺(教王護国寺)】

弘法大師空海の「不二の教え」から名づけられた不二桜は、高さ13mもある八重紅枝垂れ桜。国宝の五重塔と、樹齢120年を超え国内最大級の大きさを誇る不二桜が織り成す風景は、これぞ京都の春、と感じられる桜景色です。2018年3月17日(土)~4月15日(日)は夜桜ライトアップも行われるので、訪れるのにおすすめな時期。数々のランキングでも登場する人気の夜桜名所です。

【東寺(教王護国寺)へのアクセス例】
京都市バス・東寺東門前バス停下車、徒歩約1分
近鉄京都線・東寺駅下車 徒歩約10分
各線・京都駅下車、徒歩約15分

8.ライトアップが美しい夜桜【岡崎疏水】

琵琶湖疏水の分流で、南禅寺前から岡崎公園、平安神宮の周辺を通る「岡崎疏水」。両岸に植えられたソメイヨシノが、疏水に張り出すように咲き誇る様は美しいの一言に尽きます。開花の時期はライトアップが行われ、疏水上を行く遊覧船も運航するそう。幽玄な夜の桜を楽しめる穴場です。

【岡崎疏水へのアクセス例】
地下鉄東西線・東山駅または蹴上駅下車、徒歩約7分
京都市バス・岡崎公園 美術館・平安神宮前バス停下車、徒歩約3分

9.早咲きの桜名所【平野神社】

平安時代より植樹された桜の木が、約60種400本も植えられている平野神社。数ある桜の中でも、神門の前にひときわ美しい花を咲かせるのが魁桜(さきがけざくら)。平野神社発祥の桜で、開花の時期は例年3月中旬頃。この桜が咲き出すと京都のお花見シーズンが始まると言われています。
見頃も他と比べて早めで、混雑を回避できる穴場の桜名所です。

【平野神社へのアクセス例】
京都市バス・衣笠校前バス停下車、徒歩約3分
京福電鉄北野線・北野白梅町駅下車、徒歩約10分

10.遅咲きの桜名所【仁和寺】

古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われた仁和寺の御室桜(おむろざくら)。遅咲きの桜として知られる御室桜の、満開の桜林の中から五重塔を仰ぎ見れば、過ぎ行く京(みやこ)の春を感じることができます。

【仁和寺へのアクセス例】
京都市バス・御室仁和寺バス停下車、徒歩すぐ
京福電鉄北野線・御室仁和寺駅下車、徒歩約3分

11.ライトアップが美しい夜桜【清水寺】

言わずと知れた京都観光の定番・清水寺。春には約1,000本のソメイヨシノやヤマザクラが境内を華やかに彩る桜の名所でもあります。例年の見頃は4月上旬。2018年3月30日(金)~4月8日(日)には春の夜間特別拝観が行われ、ライトアップされた幻想的な夜桜を楽しむことができます。

※清水寺本堂は現在改修中のため、外側が覆われている場合があります(本堂内への参拝は可能)

【清水寺へのアクセス例】
京都市バス・五条坂または清水道バス停下車、徒歩約10分
京阪電車・清水五条駅下車、徒歩約25分

12.古都の歴史を感じる桜景色【醍醐寺】

▲写真提供:醍醐寺

平安時代前期に創建された醍醐寺は、古くから「花の醍醐」と呼ばれる桜の名所。豊臣秀吉が贅を尽くして行ったと伝わる「醍醐の花見」でも知られています。例年3月下旬から4月上旬にかけて、河津桜やソメイヨシノ、枝垂れ桜など、さまざまな種類の桜・約800本が境内を彩ります。毎年4月の第2日曜には、「醍醐の花見」にちなんだ「豊太閤(ほうたいこう)花見行列」が開催されるので、歴史に思いを馳せながらお花見を楽しんでみては?

【醍醐寺へのアクセス例】
地下鉄東西線・醍醐駅下車、徒歩約10分
京阪バス・醍醐寺または醍醐寺前バス停下車、徒歩すぐ

13.ライトアップが美しい夜桜【元離宮二条城】

江戸時代、徳川家康によって創建された「元離宮二条城」。広大な敷地には、ソメイヨシノや枝垂れ桜、里桜など、50品種・約400本の桜が咲き誇ります。桜が見頃を迎える2018年3月23日(金)~4月15日(日)には「二条城桜まつり2018」を開催。期間中18:00~21:00には夜間ライトアップが行われ、城内が幽玄の世界に包まれます。和装の方は入城無料となるので、着物で訪れて日本の美をたっぷり満喫してみてはいかがでしょうか。

【元離宮二条城へのアクセス例】
地下鉄東西線・二条城前駅下車、徒歩約7分
京都市バス・二条城前バス停下車、徒歩約6分

14.春風感じて歩く、桜並木の名所【蹴上インクライン】

蹴上(けあげ)インクラインは、かつて琵琶湖から京都市内を結んだ琵琶湖疏水の途中に敷設された全長582mの傾斜鉄道です。昭和23(1948)年に休止となったのち、一度はレールも撤去されましたが、昭和52(1977)年に復元。平成8(1996)年には国の史跡に指定されています。

例年3月下旬~4月上旬にかけて、線路沿いに植えられた約90本のソメイヨシノやヤマザクラが淡いピンクの花を咲かせる桜名所として人気。満開の桜を眺めながら、線路上を散策すれば一風変わった桜の風景を楽しむことができますよ。

【蹴上インクラインへのアクセス例】
地下鉄東西線・蹴上駅下車、徒歩約3分
京都市バス・法勝寺バス停下車、徒歩約5分

15.堂々と咲き誇る枝垂れ桜【京都御苑】

▲写真提供:環境省京都御苑管理事務所

京都御所や仙洞(せんとう)御所を囲むように整備された国民公園「京都御苑」。約65ヘクタールの広大な敷地には、約5万本の樹木が生育しているほか、旧公家屋敷跡や庭園等歴史的遺構が点在しています。

春の苑内では、「糸桜」と呼ばれる「近衞邸跡」のシダレザクラや、「出水の小川」で見られるカンザン、御衣黄(ぎょいこう)といった里桜など、約1,000本の桜が可憐な花を咲かせ、華やかな雰囲気に。例年3月中旬から5月上旬にかけて、さまざまな種類の桜を楽しむことができます。

【京都御苑へのアクセス例】
地下鉄烏丸線・丸太町駅または今出川駅下車、徒歩約3分
いかがでしたか?いずれも京都の風情と咲き誇る桜のエネルギーを存分に味わえる名所ばかり。今回は詳しくご紹介できませんでしたが、京都の西、妙心寺の山内に位置する「退蔵院」や、花園の地にある「法金剛院」、山科の隠れた桜名所「毘沙門堂」などたくさんの名所がありますよ。
ランチ付きでお花見が楽しめるプランもあるので、是非チェックしてみてください。

陽射しに少しずつ春が混じり始めたら、素敵な花景色を探しに京都を訪れてみませんか。
【2018年の京都桜開花予報】
日本気象協会の発表によると、2018年京都の桜の開花は3月21日。満開は3月29日と予想されています。(2018年3月14日現在)
満開の時期に合わせて旅の予定を入れてみてはいかがでしょうか?

※桜の品種によって早咲き、遅咲きがあります。全ての桜が上記の期間内に開花、満開を迎えるわけではありません。
※写真は2018年のものではありません。
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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