硫黄含有量トップクラスの新潟・月岡温泉「美肌の湯」で癒されるリフレッシュ旅へ
新潟の奥座敷と呼ばれる月岡温泉(新潟県新発田市)は、年間約60万人もの人が訪れる人気の温泉街。泉質は日本で2番目に高い含有量を誇る硫黄泉で、美肌やアトピーなどへの効能が期待されるとも言われています。もともとは地元の湯治場として利用されていましたが、現在は一大温泉街に成長。2014年に開湯100周年を迎えた現在も、「歩いて楽しい温泉街」として魅力を増しています!

まずは温泉にまつわる金運とご縁のパワースポットへ

ただし、月岡の飲泉は「自称・日本一まずい飲泉」。実際に飲んでみると…納得の味でした(笑)。しかし硫黄泉の味を知るめったにないチャンスなので、訪れた際には旅の思い出に是非チャレンジしていただきたいです。


源泉の杜
新潟県新発田市月岡温泉
[営業時間]7:00~22:00
0254-32-3151(月岡温泉観光協会)
日本屈指の含有量を誇る硫黄泉で、すべすべポカポカに


こちらの宿の大浴場は内湯に加え、檜(ひのき)風呂や岩風呂、寝湯や腰掛湯などを回遊できる露天風呂も備えた大空間!

華鳳には2つのプライベートスパがあり、「星の舟」は大理石、「月の舟」は岩でできたお風呂になっています。それぞれ専用の畳の休憩所にはマッサージチェアも用意されており、1時間4,000円(税込)で最大6人まで貸切利用をすることができます(利用時間は6:00~24:00)。車椅子の方もOKです。


エメラルドグリーンの湯色も特徴的です。飯豊連峰(いいでれんぽう)を望むロケーションも、癒し度満点! しかも華鳳には温泉ソムリエが在籍しているのです。

「よくお勧めするのは『浮遊浴』と言って、ヘリに頭を置いて、膝を90度に曲げてブリッジする姿勢の入浴法です。ふわふわ浮いた感じになって脳にα波が発生したり、心臓が水面に近くなるので心臓に負担がかからなかったりといいことづくしなんです」とのこと。ここで浮遊浴を習って自宅でも続けるお客様もいらっしゃるそうです。
日常の忙しさから離れ
豪勢な空間でゆっくりとリフレッシュ
客室は田園風景とおおらかな山並みを望む「里山ビューサイド」と、華鳳が誇る6,000坪のお庭を眺められる「ガーデンサイド」に分かれており、すべてにおいて純和風の広々とした造りが特徴です。春から夏にかけては、新緑が目に眩しい景色が視界いっぱいに広がります。
華鳳はバリアフリーの配慮もされており、乳がん経験者へのサポートのある「ピンクリボン」のお宿の認定を受けるなど、老若男女が心地よく過ごせるサービスが徹底されています。「お子様からお年寄りまで、また外国の方にもゆったりと過ごして静かな贅沢を楽しんでいただけるよう、心がけています」(常務取締役・飯田武志さん)。





白玉の湯 華鳳
新潟県新発田市月岡温泉134番地
[日帰り料金]1食付4,500円(税別)~/1名
[宿泊料金]1泊2食15,000円(税別)~/1名(1室4名利用)
0254-32-1515
食べ歩き&足湯でじっくり楽しむぶらり街歩き
まずは2014年にオープンした「新潟地酒 蔵」。土日には行列ができる人気スポットです。

こちらでは、500円(税込)で全銘柄からおちょこ3杯の試飲が可能。気に入ったお酒はその場で購入できるので、日本酒好きにはたまりません。3種類の岩塩や米菓のおつまみの用意もあります(無料)。



新潟地酒「蔵」
新潟県新発田市月岡温泉566-5
[営業時間]9:00~12:00、13:00~18:00※変更になる可能性があります
[定休日]なし
0254-32-1101
ここには新潟の海産物や漬物など新潟各地の様々な「旨み」が集結!なんと、アツアツのご飯が用意されていて、漬物やお味噌を乗せたり、お出汁をかけたりと、試食が堪能できるんです!

気になる品物を存分に堪能してから購入することができる、美味しいスポットになっています。モダンな店内には、漬物や乾物、甘酒などと一緒に、お土産にぴったりな柿の種や笹団子などがデザインされた新潟らしい手ぬぐいもありました。
新潟地物「旨」
新潟県新発田市月岡温泉565-1
[営業時間]9:00~12:00、13:00~18:00※変更になる可能性があります
[定休日]火・木曜
0254-32-1101

あしゆ湯足美
新潟県新発田市月岡温泉552-22
[営業時間]7:00~22:00
[定休日]なし
0254-32-3151(月岡温泉観光協会)
ドライブ旅行はもちろん、JR白新線(はくしんせん)豊栄駅(とよさかえき)からはシャトルバス(大人300円、小人150円・ともに税込)も毎日運行しているので、電車での訪問もスムーズです。
友達同士で、カップルで、ファミリーで…色々な人と一緒に楽しめる月岡温泉へ、癒されに訪れてみてはいかがでしょうか。

丸山智子
ライター・コピーライター。新潟をもっと楽しくするWEBマガジン「にいがたレポ」参加ライター。東京の編集プロダクション、広告制作会社を経て2014年より新潟でフリーランスに。イベントの宣伝・広報、地方情報誌、住宅情報誌、会報誌等での執筆、広告の企画制作などの分野で活動中。関心分野は、和菓子・日本文化・舞台芸術。
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