硫黄含有量トップクラスの新潟・月岡温泉「美肌の湯」で癒されるリフレッシュ旅へ

2016.05.06

新潟の奥座敷と呼ばれる月岡温泉(新潟県新発田市)は、年間約60万人もの人が訪れる人気の温泉街。泉質は日本で2番目に高い含有量を誇る硫黄泉で、美肌やアトピーなどへの効能が期待されるとも言われています。もともとは地元の湯治場として利用されていましたが、現在は一大温泉街に成長。2014年に開湯100周年を迎えた現在も、「歩いて楽しい温泉街」として魅力を増しています!

▲温泉街ならではの風情あふれる街並みが広がっている

まずは温泉にまつわる金運とご縁のパワースポットへ

大正時代、石油開発のために掘削を行ったところ、温泉が湧き出たことから誕生した月岡温泉。まずは、温泉街のメインストリートにある源泉スポット「源泉の杜(もり)」をチェック!
▲美肌の湯と呼ばれる月岡温泉の歴史は100年以上!
ここでは実際に源泉を飲むことができます。日本各地に飲める温泉=飲泉は数あれど、硫黄泉を飲める場所はごくわずか。しかも温泉旅館ではなく公共の場所で飲めるのは非常にレアです。

ただし、月岡の飲泉は「自称・日本一まずい飲泉」。実際に飲んでみると…納得の味でした(笑)。しかし硫黄泉の味を知るめったにないチャンスなので、訪れた際には旅の思い出に是非チャレンジしていただきたいです。
▲未体験の味に思わず顔が…。地元の人曰く「胃腸にいいんだよね」とのこと
このスポットには、温泉掘削の際に掘り出された昇龍石(しょうりゅうせき)があります。この石は昔からなでると愛情運・財産運を呼び込むと言われているそう。また、そばには湯掛けご縁像のある湯結美(ゆむすび)の泉が。夫婦やカップル、お友達と一緒に像にお湯をかけながらなでると縁が深まるとのこと。
▲「源泉の杜」に2015年に新たに誕生した湯結美の泉
そのほかにも温泉街には恋人の聖地として認定されている緑地公園「月岡カリオンパーク」があったりと、月岡温泉は楽しくご縁を深められるエリアでもあります。

日本屈指の含有量を誇る硫黄泉で、すべすべポカポカに

続いては実際に温泉の魅力に迫るべく、自家源泉を所有し、しかも温泉ソムリエもいるというホテル「白玉の湯 華鳳(かほう)」へ、いざ!
▲20世紀最後の大型旅館と呼ばれる「白玉の湯 華鳳」
▲ゆとりにあふれた空間構成や美しい調度品の数々が非日常へといざなう
こちらは姉妹ホテルである「白玉の湯 泉慶(せんけい)」と共同で、月岡温泉の中で唯一の自家源泉を所有するお宿。白玉の湯とは「白玉のように入浴後肌が白くスベスベになるような温泉」という意味です。

こちらの宿の大浴場は内湯に加え、檜(ひのき)風呂や岩風呂、寝湯や腰掛湯などを回遊できる露天風呂も備えた大空間!
▲大浴場の大岩露天風呂(女湯)。夜はライトアップも
ノンシリコンシャンプーの用意や、湯上りには無料サービスでエビの味噌汁やドリンク、アイスが用意されており、細かい配慮も嬉しい限り。
今回はプライベートスパ「星の舟」を利用させていただきました。

華鳳には2つのプライベートスパがあり、「星の舟」は大理石、「月の舟」は岩でできたお風呂になっています。それぞれ専用の畳の休憩所にはマッサージチェアも用意されており、1時間4,000円(税込)で最大6人まで貸切利用をすることができます(利用時間は6:00~24:00)。車椅子の方もOKです。
▲お休みどころもゆったり。マッサージ機やお水の用意もバッチリ
▲ファミリーで入浴しても余裕たっぷりの大理石の浴槽
月岡温泉は「硫黄泉」と呼ばれる泉質が特徴です。「硫黄泉」と聞くと刺激が強いイメージですが、硫黄泉で弱アルカリ性という珍しい泉質のため、とてもお湯が柔らかい印象。美白やツルツルといった美肌効果はもちろん、肩こりや婦人病などへの効能も期待されます。硫黄の香りの中、お湯に浸かっていると、肌触りの変化を実感するとともに、身体の芯まで温まり、あがった後も温かさがずっと続きました。

エメラルドグリーンの湯色も特徴的です。飯豊連峰(いいでれんぽう)を望むロケーションも、癒し度満点! しかも華鳳には温泉ソムリエが在籍しているのです。
▲「楽しく安全に温泉を楽しんで欲しい」と、温泉ソムリエの穴澤敬太郎(あなざわけいたろう)さん
フロントでお願いすると、温泉ソムリエにオススメの入浴方法などを教えてもらうことができるので、私も1種類教えていただきました。
「よくお勧めするのは『浮遊浴』と言って、ヘリに頭を置いて、膝を90度に曲げてブリッジする姿勢の入浴法です。ふわふわ浮いた感じになって脳にα波が発生したり、心臓が水面に近くなるので心臓に負担がかからなかったりといいことづくしなんです」とのこと。ここで浮遊浴を習って自宅でも続けるお客様もいらっしゃるそうです。

日常の忙しさから離れ
豪勢な空間でゆっくりとリフレッシュ

じっくりお湯を楽しんだ後は、客室へ。

客室は田園風景とおおらかな山並みを望む「里山ビューサイド」と、華鳳が誇る6,000坪のお庭を眺められる「ガーデンサイド」に分かれており、すべてにおいて純和風の広々とした造りが特徴です。春から夏にかけては、新緑が目に眩しい景色が視界いっぱいに広がります。

華鳳はバリアフリーの配慮もされており、乳がん経験者へのサポートのある「ピンクリボン」のお宿の認定を受けるなど、老若男女が心地よく過ごせるサービスが徹底されています。「お子様からお年寄りまで、また外国の方にもゆったりと過ごして静かな贅沢を楽しんでいただけるよう、心がけています」(常務取締役・飯田武志さん)。
▲里山ビューサイドのお部屋。窓は一面ガラスになっており、爽快なパノラマビュー!
▲お部屋はベッドと布団の両方から選べます
お楽しみの夕食は、お部屋に料理の香りがつかないよう「泊食分離」と言うスタイルをとっており、料亭でいただきます。
▲料亭は18畳~35畳のバリエーションが。お座敷の他、掘りごたつやテーブル席も
お料理は料理の鉄人・大田忠男氏監修のもと、山岡総料理長が手がける日本料理。全国の美味しい旬のものを美味しいタイミングで、素材の味を生かした上品な味付けで提供されます。
▲料理は目で楽しむ工夫も凝らされていて、どのお料理からいただくか思わず目移り(一例)
▲朝食は80種類もの料理が並ぶビュッフェ!
日本有数の硫黄泉の実力を実感し、一流の料理人による日本料理に舌鼓。さらに客室はもとより野鳥がさえずる広大な日本庭園や鯉が泳ぐラウンジなど、すみずみまで贅を尽くした空間もたっぷり堪能!日常のせわしさはいつの間にかすっかり忘れて、身も心もとことん癒されました。

食べ歩き&足湯でじっくり楽しむぶらり街歩き

お宿を満喫した翌日は、月岡の街歩きを存分に楽しみました。

まずは2014年にオープンした「新潟地酒 蔵」。土日には行列ができる人気スポットです。
古民家風の店内には新潟県内のすべての蔵から取り寄せた日本酒がズラリ!吟醸酒や本醸造酒といったさまざまな日本酒が90種類も揃っています。

こちらでは、500円(税込)で全銘柄からおちょこ3杯の試飲が可能。気に入ったお酒はその場で購入できるので、日本酒好きにはたまりません。3種類の岩塩や米菓のおつまみの用意もあります(無料)。
▲一番人気は地元新発田(しばた)・菊水酒造の「無冠帝(むかんてい)」
ほかにも新発田のお菓子や雑貨といったお土産や、オリジナル化粧品も並びます。
▲月岡温泉のキャラクター、うさぎのゆららグッズもたくさん!
地元のお饅頭屋さんが作ったここでしか買えない「月の丘の焼きどーなっつ」(200円・税込)を食べながら街歩きを楽しむのもオススメです♪
▲月の丘の焼きどーなっつとコーヒー(150円・税込)はセットだと50円引き。店内で飲食可
「新潟地酒 蔵」のお向かいは、2015年にオープンした、セレクトショップ「新潟地物 旨(うまみ)」。

ここには新潟の海産物や漬物など新潟各地の様々な「旨み」が集結!なんと、アツアツのご飯が用意されていて、漬物やお味噌を乗せたり、お出汁をかけたりと、試食が堪能できるんです!
▲アツアツご飯に漬物を乗せて食べた出汁茶漬け、香り高く美味しい!

気になる品物を存分に堪能してから購入することができる、美味しいスポットになっています。モダンな店内には、漬物や乾物、甘酒などと一緒に、お土産にぴったりな柿の種や笹団子などがデザインされた新潟らしい手ぬぐいもありました。
お土産をチェックしたり、食べ歩きをしたりしていたら、あっという間に時間が経ってしまいました。ちょっと歩き疲れたら、温泉街ならではの休憩スポット・足湯へGO!
▲足湯の他に芸妓の舞が見られる演舞場や観光情報館も併設
気軽に温泉を楽しめる無料の足湯「あしゆ湯足美(ゆたび)」。足元からポカポカ温まって、気持ちも自然とのんびりモードに。広い浴槽のあちこちで、若い友達同士の旅行やご夫婦など、様々な人がゆったりと足を浸け、寛いでいました。
月岡温泉には、他にも女将や若女将がプロデュースする「宿カフェスイーツ巡り」や、自分でおせんべいを焼いたり限定米菓に出会える新たなスポット「田(でん)」(2016年4月29日オープン)など、見どころはまだまだたくさん!

ドライブ旅行はもちろん、JR白新線(はくしんせん)豊栄駅(とよさかえき)からはシャトルバス(大人300円、小人150円・ともに税込)も毎日運行しているので、電車での訪問もスムーズです。

友達同士で、カップルで、ファミリーで…色々な人と一緒に楽しめる月岡温泉へ、癒されに訪れてみてはいかがでしょうか。
丸山智子

丸山智子

ライター・コピーライター。新潟をもっと楽しくするWEBマガジン「にいがたレポ」参加ライター。東京の編集プロダクション、広告制作会社を経て2014年より新潟でフリーランスに。イベントの宣伝・広報、地方情報誌、住宅情報誌、会報誌等での執筆、広告の企画制作などの分野で活動中。関心分野は、和菓子・日本文化・舞台芸術。

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