天然の鳴門鯛が丸ごと一匹!おこげまで旨い絶品鯛めしをいただく
世界三大潮流「鳴門の渦潮」で知られる徳島県・鳴門海峡。その激しい潮流に揉まれたマダイは「鳴門鯛」と呼ばれ近年ブランド化されていますが、その美味しさは江戸時代の文献にも記されています。そんな鯛の美味しさをまるごと閉じ込めた「鯛めし」を出している名店が徳島市内にあります。


天然の魚介、徳島産の野菜、徳島の地酒のみを提供するというこだわりにも気合が感じられますね。

増田さんが漁師飯から発想を得たというこの店の鯛めしは、至ってシンプル。土鍋にちょうど収まる絶妙なサイズの鳴門鯛を、丁寧に下ごしらえし、まずは軽く表面のみを焼きます。これをお米と一緒に土鍋で炊くだけ。ちなみに炊き上がるまでに約40分かかるので、その時間を考慮して注文を。

鯛めしが出来上がるまで、おすすめの一品料理とお酒をいただきます。今回は、香り高い出汁醤油でさっと炊き上げた「鯛のあらだき」と、ぷりぷりの海老や肉厚の椎茸、季節の野菜を使った「天ぷら盛り合わせ」をチョイス。つまみながら会話を楽しんでいると、ついに運ばれてきました。




ツヤツヤと光るお米。ふんわりと膨らんだ鯛は上気しているように赤みが増して、食欲をそそります。




お酒を飲む方は、この「鯛めし」を肴に日本酒を味わうこともあるそうですよ。

「紅葉鯛」と呼ばれる10月~12月の鳴門鯛も、しっかりとした旨みがあるそうですが、「鳴門鯛」の中でも産卵を控えた3月~4月のマダイは「桜鯛」と呼ばれ、脂ののった濃厚な味わいが楽しめるそうです。ぜひ最高の時季に、感動の鯛めしを召し上がれ。
徳島魚問屋 とゝ喝
徳島県徳島市紺屋町13-1 とと喝ビル1・2F
[営業時間]17:00~23:00(L.O.22:00)
[定休日]日曜(祝日の場合不定、月曜が祝日の場合は日・月曜休)
088-625-0110

渡邊麻子
高知&静岡育ち。東京の出版社を経て「タウン情報まつやま」に10年間勤めたのち、2014年に独立。フリーランスのエディター&ライターとしてグルメ取材記事の作成ほか、企業のコンセプトブックなどに携わる。また音楽ライターとしての経験を活かし、南海放送ラジオでも音楽番組パーソナリティとして活動中。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。
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