グローバルでカオスな音楽の街・コザ!眠らない夜の街を行く

2016.04.30 更新

沖縄市コザ。米軍キャンプの門前町で、週末になればアメリカ兵も地元民も繰り出して、朝まで歌って踊るエンターテインメントシティだ。眠らない街・コザのアツイ夜をお届けしよう!

まずは、かるく肩ならし&腹ごなし
Sideways(サイドウェイズ)

コザの中心地、パークアベニュー通り沿いにある「Sports&Music Bar Sideways」は、地元民や出張族のリピーターでにぎわうお店。開店後の早い時間帯だとアメリカ兵の姿もちらほら。まずは、こちらのお店からコザナイトをスタート!
店内の壁にはギターやトランペット、三線(さんしん)などが飾られていて、色とりどりのネオンサインとあいまって、まさに「オキナワン・アメリカン」な雰囲気だ。大画面のモニターにはスポーツ中継が映され、サッカーなどのライブ放映の時には大いに盛り上がるそうだ。
腹ごしらえに頂いたのは、特製ソースに漬け込んだ「ポークスペアリブのBBQソース」(税込1,200円)。甘酸っぱくて、後からピリリとくるソースが絶妙でビールがすすむ。ワイルドに骨ごとかぶり付いて大満足の一品だ。その他のフードも充実で、仕入れがあれば旬の魚やヤギの刺身なども味わえるそうだ。
週末には、各種ライブやイベントも開催されるとのこと。うまい飯とうまい酒、そしてノレる音楽。コザの夜は、こんなお店からスタートしてみては。

技巧派バンドが魅せるRock'n'Roll
Club QUEEN(クラブ クイーン)

地下への階段の上に、妖艶なネオンサインが輝く「Club QUEEN」。
ハード目なビジュアルのお店に若干尻込みしつつ、気を取り直して地下への階段を下りる。
扉を開けると、すでにバンドは音あわせの最中。ボックス席に陣取った4~5名グループと、バンドメンバーが和やかに談笑している。よく聞くと会話は英語のようだ。Club Queen専属バンド「Prizm(プリズム)」はフィリピンでは名の知れた実力派バンド。定期的にフィリピンと沖縄を往復しながら、ライブ活動を行っているそうだ。
ライブが始まった。聞き覚えのあるアルペジオの旋律。
オープニングナンバーはEric Clapton(エリック クラプトン) の「Change The World」。ミドルテンポの楽曲からのスタートは意外だったが、演奏はホンモノ。ボーカルの声もハスキーでハマッている。渋い。
ライブは毎日6~7公演ほど。夜の浅い時間帯はスローバラードなど聴かせる系、深夜や客の多い週末などはノリの良いナンバーなど、TPOに合わせて曲目を変えているとのこと。
演奏される曲はJourney(ジャーニー)、Bon Jovi(ボン ジョヴィ)、Van Halen(ヴァン ヘイレン)など、80'sのクラシック・ロックのカバーが中心で、その演奏技術はオリジナルに匹敵するレベルと評判だ。沖縄で行われるフェスなどにも多数出演しているとのこと。
▲コロナ、バドワイザーなどドリンク500円~。LIVEのチャージ料1,000円(いずれも税込)。フードメニューはなし、持ち込みOK
ライブも終盤。客席から飛び入りでドラマーが交代したり、かなり盛り上がってきた様子。ラストナンバーはThe Rolling Stones(ザ ローリング ストーンズ) 「Satisfaction」。確かな演奏技術に大満足のライブだった。

オールディーズのリズムが腰にくる!
LIVE&BAR REVERSE(ライブ&バー リバース)

2階建てのビルの階段を登ると、広めの客席とライブステージ。オールドアメリカンな雰囲気が漂う「LIVE&BAR REVERSE」。県内でも人気のライブバンド「REVERSE」が専属で活躍するライブバーだ。
▲客席の奥にはバーカウンター。ビール600円や各種カクテル700円など、ドリンクも豊富。ピザなどのフードも充実。入場料700円(いずれも税込)
オープニングナンバーはシャネルズの「ランナウェイ」。
伸びやかな歌声を響かせているのはNari(ナーリー)さん。ビシッとリーゼントを決めて舞台に登場!
▲時にメインヴォーカル、時にバックバンドでサックス、と大活躍のNariさん
ヴォーカルの声が弾けると、ステージ前のスペースに一人、また一人とお客さんが踊りだす!客席とステージが近いのは、いいライブバーの条件。場数を踏んでいるのだろう、客席をノセるのも上手い。徐々に会場のボルテージが上がっていく。思わず筆者もつられて手拍子!
曲目は50's~60'sのオールディーズを中心に構成。「かわいいベイビー」「オンリーユー」「恋はあせらず」・・・耳なじみのいい名曲ばかり。ビートに体が反応して、ステージ前で踊りだすこと請け合いだ。
アメリカとオキナワ文化が、音楽とともに溶け合う不思議な街、コザ。今回ご紹介した店以外にも、若者たちが踊り明かすクラブや、客席とステージの合唱が楽しい民謡居酒屋など、魅力的なナイトスポットで溢れている。異国情緒と音楽、朝まで踊れるディープな夜を、コザの街で過ごしてみては。
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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