意外にカンタン!沖縄の青い海を見ながら気軽に楽しむ三線(さんしん)教室

2016.04.08

沖縄のソウルミュージック・沖縄民謡に欠かせない楽器「三線」。街を歩けば耳にするその音色に、「ちょっと弾いてみたいな」と思った人も多いはず。そんなあなたにおススメの三線教室が、読谷村(よみたんそん)にあるんです!ということで、早速トライしてみました!

海を見下ろす高台に佇む三線ショップ&教室
ASOVIVA(アソビバ)

今回お世話になったのは、那覇から車で約60分の読谷村の住宅街にあるASOVIVA(アソビバ)さん。白い建物の向こうには、青い海が広がる素敵な場所にあるお店です。
教えてくれるのは、代表の山崎さん。
沖縄の魅力に取り付かれ本土から移住、様々なお仕事をされる中で三線に出会い、「弾く楽しさを分かち合いたい」という思いからお店を始められたそうです。
ここで、三線についてカンタンに解説を。

13~14世紀ごろに中国大陸から伝わった「三弦」が三線の原型と言われています。琉球王朝の宮廷楽器として歓迎の行事などで使用され、発展しました。後に廃藩置県で沖縄の各地方に下った士族たちが民衆に広め、沖縄の文化として根付いたそう。今では沖縄県の学校で三線の授業があるほどです。

三線の種類も多様で、蛇皮や黒檀(こくたん)を使用した高級なものからリーズナブルなものまで幅広く作られています。

単音ずつ、譜面を見ながら弾く
意外にカンタン!?唄も歌える!

「じゃあ早速、音を出してみましょうね」と教室がスタート。
まずは、三線を手にとって、弦を弾くバチを右手の人差し指に装着。

「中指と親指で挟んで、はじいてみてください」

ペン、ペン、ペン・・・おお、いい音!なんともいえない優しい音
に感動です!
伝統的な教室だと、「工工四(くんくんし)」と呼ばれる漢字で書かれた譜面で習いますが、ASOVIVAさんで使用するテキストはオリジナルの楽譜。工工四、ドレミの音階、ギター風のタブ譜※が一つになっていて、初心者でも感覚的に弾けるように工夫されているんです。
※人指し指は1、中指は2・・・と指ごとに振られた番号を見ながら感覚的に演奏ができるように開発された楽譜のこと
左手で3つの弦を押さえながら右手で弦を弾くのはギターと似ています。ですが、三線は左手の位置はほとんど動かさないのです。指だけ動かせばOKなので、実は難易度が低く、意外にカンタンに弾けちゃうのです。
「1・・・3・・・2・・・1・・あ、違う、2・・・」
タブ譜に沿って、音を出して行きます。耳なじみのあるポップスが練習曲。頭の中にある曲のイメージをさぐりながら、音を出していきます。

「今のところはこういう風に弾いて、歌と合わせていきましょう」

教室は基本的に1組1時間限定。ペースに合わせ、横で一緒に弾きながら、じっくり指導してくれます。教室が終わるころには一曲通して弾ける人も多いそう。
琉球古典芸能コンクール三線の部で新人賞を受賞したこともある山崎さん。さまざまな楽器や音楽に精通していて、三線の新しい可能性にチャレンジしているそう。

三線をギターのように奏でながらBen E. King(ベン・E・キング)の「Stand By Me」を披露してくれました。独特の節回しと三線の柔らかい音が不思議にマッチしてカッコイイ!
▲カラフルなカラーリングや柄がかわいい「toropication」シリーズ(税込28,800円~)。教室が終わった後に買って帰る人も多い人気商品です
大きな窓から見下ろす、西海岸の青い海。自分で奏でる三線の音色を聴きながら水平線を眺めれば、沖縄気分はMAXです。心癒される三線体験、気軽にチャレンジしてみては。
妙加谷 修久

妙加谷 修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。日本酒好きが高じて利き酒師の資格を取得しました。

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