奈良の桜は吉野だけじゃない!定番からライトアップまでおすすめ名所3選

2018.03.14 更新

いよいよ、待ちに待った桜の開花シーズンが到来! 宴会メインの花見ではなく、今春は、しっかりと花を愛でることのできる桜の名所へ行きませんか?今回は、奈良の人気桜スポットのなかでも、「ど定番」「一本桜」「お城の花見」の3スポットをご紹介します。

▲春らんまんの奈良公園「浮見堂(うきみどう)」

定番だけどはずせない!1カ月間花見が楽しめる奈良公園

まずは、奈良といえばココ「奈良公園」です。
東大寺や興福寺など世界遺産の大きなお寺が隣接し、可愛い鹿と触れ合える奈良公園は、観光しながら花見を楽しみたい人にオススメ!
▲鹿たちも桜の下でくつろいでます(写真提供:奈良市観光協会)
公園内の敷地はなんと、東京ドームおよそ107個分! そこに、奈良の県花であるナラノヤエザクラをはじめ、ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤマザクラ、ナラココノエザクラなど約1,700本の桜が植えられています。

種類が多く開花時期が少しずつ違うため、3月下旬~4月下旬まで1カ月にわたってさまざまな桜が楽しめるのも魅力です。
▲奈良公園の春日野園地(写真提供:奈良市観光協会)
散策の途中にぜひ立ち寄ってほしいのが、園内の鷺池(さぎいけ)に建つ六角形の東屋・浮見堂。
デートコースとしても定番のスポットですが、この季節は特に気持ちいいんです。
池のほとりに桜が咲いているので、ゆっくりと周囲を散策するも良し、ボートに乗って池の中から桜と浮見堂を愛でるも良しですよ。
▲人気の散策スポット、浮見堂。人力車に乗って春の奈良公園を巡るのも楽しいですよ
▲奈良でも数少ないボートが乗れる場所。気持ちのいいこの季節にぜひ

毎年数万もの人を魅了する、山里の一本桜

続いてご紹介するのは、奈良県宇陀市の山里で、ひときわ存在感を放っている一本桜「又兵衛桜」です。

樹齢300年ともいわれる大きなしだれ桜で、幹周りが3m超、樹高は13mもあり、近くで見るとその迫力は圧倒されるほど!
じーっくりと一本桜と向き合いたい、見惚れたい人にオススメです!
▲又兵衛桜。人と比べるといかに大きいかがわかります(写真提供:宇陀市商工観光課)
「又兵衛桜」の愛称で知られていますが、正式には「本郷の滝桜」といいます。
又兵衛とは、黒田孝高(官兵衛)・長政親子、豊臣秀頼らに仕えた戦国武将・後藤又兵衛のこと。

大坂夏の陣で敗れてこの地へ落ち延びた又兵衛は、僧侶となってここで一生を終えたという伝説が残り、この桜が後藤家の屋敷跡に咲くことから、「又兵衛桜」と呼ばれるようになったそうです。

もともとは、近所の方が静かに守ってきた桜でしたが、2000年放送のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニング画面に使われたことで一気に有名に!
以来、この一本の桜を見るため、毎年約8万人もの人が訪れます。

催し&出店で盛り上がる、城跡の花見まつり

最後にご紹介するのは、日本さくら名所100選にも選ばれる、風情たっぷりな郡山城跡です。
毎年桜の開花時期に合わせて「大和郡山(やまとこおりやま)お城まつり」が行われ、期間中は30万人の人出で賑わいます。

たくさんの催しが開催され、夜桜も楽しめるこちらは、にぎやかな花見がしたい人にオススメ!
▲石垣沿いに咲き誇る見事なしだれ桜(写真提供:大和郡山市観光協会)
郡山城は、天正8(1580)年に筒井順慶(つついじゅんけい)が築城し、豊臣秀吉の弟・秀長が居城したお城。
現在は本丸の石垣と堀のみ当時の姿を残し、追手門や追手向櫓(おってむかいやぐら)、追手東隅櫓(おってひがしすみやぐら)などが復元されています。

2018年の「第58回大和郡山お城まつり」は、3月25日(日)~4月8日(日)に開催!
4月1日(日)には、豊臣秀長など大和郡山ゆかりの城主や武将の姿で練り歩く「時代行列」と、白装束の子どもたちが狐メイクを施して軽快な白狐ばやしにのせて踊り歩く「白狐お渡り」が行われます。
▲甲冑を身に付けた武将らが続く時代行列(写真提供:大和郡山市観光協会)
また4月8日(日)には、大和郡山市内の中学・高校のマーチングバンドや警察音楽隊、地元の企業や団体による踊りなど、1,000人以上が参加する市民パレードが行われます。
▲多様なパフォーマンスが繰り広げられる市民パレード(写真提供:大和郡山市観光協会)
そして、期間中は毎日約500本のぼんぼりが点灯し、ライトアップされた夜桜が楽しめます。
その様子はとっても幻想的!
近鉄郡山駅すぐという便利な立地なので、会社帰りに寄るカップルも多いようです。
▲堀の水面に映る様子がきれい(写真提供:大和郡山市地域振興課)
▲天守台もライトアップ。赤、紫、緑といろいろな色に変わっていきます(写真提供:大和郡山市観光協会)
それぞれ特徴の異なる3つの桜スポット。
ぜひこの春は、あなたにあった桜の名所へお出かけください。

※桜の写真は2015年以前のものです。2018年の開花状況については、観光協会のホームページなどでご確認ください。
白崎友美

白崎友美

奈良の編集制作会社EditZ(エディッツ)の編集者。大阪、京都で雑誌や通販カタログなどの制作を行い、現在は居住する奈良県に軸足を置き、奈良の観光関連のガイドブックやホームページなどを制作。自社媒体の季刊誌『ならめがね』にて、「ユルい・まったり・懐かしい」奈良の魅力を発信している。

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