長野県にある「Sweets market cafe」のカップケーキがかわいすぎる!

2016.04.04

ここ数年、ブームになっているカップケーキ。特に2014~2015年にかけてはニューヨークやロンドンなど海外で人気の店が日本に上陸し、ますます話題となっています。そんなカラフルでかわいいデコレーションカップケーキを2010年から手がけている、長野県須坂市にある「Sweets market cafe(スイーツマーケットカフェ)」に出かけました。


その日しか出合えないキュートなカップケーキでみんなを幸せに

長野電鉄の須坂駅から徒歩7分の店内に入ると、ショーケースには色鮮やかなカップケーキをはじめ、手作りマカロンや柔らかめのクッキー生地にクリームをサンドした「ウーピーパイ」、無添加素材を使い、さまざまな動物をかたどったドーナツが人気の「イクミママのどうぶつドーナツ!」など、かわいいスイーツがズラリ。
▲こぢんまりした店内にはショーケースのケーキのほか、キャンディーやチョコレートなどかわいいものがたくさん。まさに「スイーツマーケット」です
▲最上段が「ウーピーパイ」、2段目の段に並ぶのがカップケーキ、3段目は「イクミママのどうぶつドーナツ!」

特に、動物や花、フルーツなどの季節を感じるものがモチーフになったオリジナルのカップケーキは、乙女心がぎゅっと掴まれるかわいさで、見ているだけでワクワクします。
▲人気が高い「ハリネズミ(税込540円/1個)」
▲オーダーに応じて、こんなに素敵なカップケーキも!(税込4,536円~)

「カップケーキは日替わりで常に6~8種類を揃え、素材は安心安全なものを使っています」
こう話すのは、オーナーの浅野隆義(たかよし)さん。

カップケーキを手がけるのは、かつてホテルでウエディングケーキなどを制作していたスイーツデコレーターの小林恵梨子さんで、季節の変化やその時のインスピレーションでデコレーションをしているのだそう。

「なるべく他人の影響を受けないように、今まで培った技術を生かしながらオリジナリティーを出すことを大切にしています」と言う小林さん。売り手も楽しくなるようなケーキ作りを心がけているそうで、例えば冬から春にかけては雪だるまや桜をデコレーションしたり、5月から6月のバラまつりが開催される時期にはショーケースの中もバラまつりになるようなデコレーションを施すなど、四季の移り変わりや周囲のイベントも楽しみながら作っているそう。

「だから、定番メニューはないんです。来店した時のお楽しみですね」と浅野さん。

早速、この日の小林さんの“作品”をいただいてみました。
▲ショーケースが置かれたショップスペースから少し離れた一角には落ち着いた雰囲気のカフェスペースも

軽やかな味わいのバタークリームのおいしさにびっくり!

この日のメニューの中でも、特に花柄のカップがかわいかった「ピーチティー(税込454円)」をセレクト。
▲ほんのり温めて提供されるカップケーキ(税込454円~)。器がまたかわいい。コーヒーは北欧ロバーツコーヒー(税込486円)

食べるのがもったいないかわいさですが、思い切ってひと口いただくと…。

まず驚くのが、バタークリームのおいしさです。子どものころに食べたバタークリームのケーキは油っこくてヌルヌルしていて好みではなかったのですが、こちらのバタークリームはとても軽やかでおいしい! 思わず「これは本当にバタークリームですか?」と確認してしまうほど。

さらに、この「ピーチティー」には黄桃が入っていて、しっとりとした生地やバタークリームとのバランスもよく、絶妙な味わいです。「あぁ…もうなくなっちゃうー」と思いつつ、ペロリと食べてしまいました。

デコレーションに加えてカップまでかわいく、見た目にもおいしいこのカップケーキ。実は、北欧をはじめ、海外から輸入しているカップを使っているのだそうです。そのため、よくある半透明の紙ではなく、カラフルだったり模様が入ったものが並びます。
▲抹茶味の生地に抹茶クリームを絞った「ダブル抹茶(税込454円)」
▲大きなバラが魅力的な「アールグレー(税込454円)」
▲ココナッツ生地にマーマレードがポイントの「マーマレードココナッツ(税込454円)」
▲「ダブル抹茶」の別バージョン。甘納豆が乗った和風テイスト(税込454円)

「コストはかかりますが、1枚1枚のカップをカップケーキの“洋服”と見立てています。こうしたカップとデコレーションのコーディネートを考えるのもおもしろいですよね」
こう話す浅野さんのこだわりは、みんなが毎日楽しく過ごせて幸せになれること。だから、カップケーキもみんなが笑顔になれるよう、かわいく、おいしく仕上げているのです。
▲別の日には、右からチョコレートがコーティングされた「ラズベリーショコラ」や花模様の「クリームチーズ」、「メープルシナモン」などのカップケーキが揃っていました(税込454円~)

また、カフェスペースで注文できるドリンクは、コーヒーだけでも、北欧「ロバーツコーヒー」や岐阜の「自家焙煎珈琲工房さむ」のドリップコーヒー、軽井沢の名店「丸山珈琲」のプレスコーヒーやオリジナルブレンドなど6種類。
ドリンクメニュー全体では約40種類も揃っており、ほかに、天然ハーブからエキスを抽出した英国の伝統的な濃縮シロップ「有機コーディアル」を使った紅茶やソーダなどの体にやさしいものも充実しています。
▲「有機ベリーローズアッサムティー(税込486円)」
▲カフェスペースのメニューにはフレンチトーストも。写真はさっぱりとした後味が人気の「ハニーレモン」。テイストは全5種類(いずれも税込810円)

さらに今後は、以前イベントで提供した際に好評だった北欧系のリンゴンベリーやブルーベリーのジュースも定番化していく予定とのこと。

生活を豊かに彩るカラフルな雑貨のようなカップケーキ

そもそもこの「Sweets market cafe」は、創業21年を迎える北欧雑貨・インテリア店「n-style(エヌスタイル)」の併設店としてオープンしました。だから、浅野さん曰く、カップケーキもあくまで雑貨感覚なのだそうです。
▲左から、浅野さん、妻の知子さん、小林さん。小林さんはスイーツスペシャリストの資格も持っているそう
▲「心地よい暮らし」がコンセプトの「n-style」の店内
▲店内には、生活のアクセントになる北欧雑貨や生活雑貨、家具、インテリアが並びます

「雑貨屋はいつも同じ商品が並んでいるより、いつ来ても新しいものが入っている店のほうが楽しいじゃないですか。カップケーキもそれと同じです。『Sweets market cafe』のショーケースは“ケーキ屋さん”として飾っていないので、『n-style』で取り扱っているお皿などの商品もショーケースに並んでいます」
▲ショーケースの中のお皿や上に置かれた小物も「n-style」で取り扱っている商品が並びます

確かに、ショーケースに並ぶカップケーキが載ったお皿はかわいいものばかり。これらのスイーツはテイクアウトもイートインも可能ですが、イートインの場合は、「n-style」で扱っている器で提供されます。そのため、実際に使ってみて気に入った器や雑貨があったら、その場で購入することができるのです。
▲食器だけでなく、カフェスペースの家具やライト、オブジェなども気に入ったらその場で購入ができます
▲「Sweets market cafe」と「n-style」の間にはキッズスペースもあるので、子ども連れもうれしい

浅野さんが「Sweets market cafe」をオープンしたきっかけは、「n-style」の客層が女性中心で、遠方から足を運ばれる方も多かったため「カフェがあるほうが、より気軽に立ち寄れ休憩もしていただけることと、店内においしい匂いと食器やグラスのにぎやかな音がほしかったから」だそう。

そこで、カフェスペースのメニューも女性好みのラインナップに。カップケーキに注目したのは、妻の知子さんです。
▲デコレーションカップケーキを取り扱おうと決めたのは、カフェスペースで接客を担当する知子さん。進化するデコレーションに毎日ワクワクしています

「デコレーションによって表情が変えられるカップケーキは、生クリームのショートケーキとは少し異なる独特のかわいさがありますよね。手土産としても目を引きますし、テーブルに出すとパッと華やぎます。やはり、雑貨感覚の魅力ですね。でも、見た目だけではなく『かわいくておいしい』が基本です」

そう話す浅野さんの言葉通り、見ているだけで心が躍るようなカップケーキは、ちょっとした手土産や自分へのご褒美にも最適です。そして、「また食べたい」と思ってもまた出合えるかどうかがわからない、一期一会の「Sweet market cafe」のカップケーキ。その“今しか味わえない”特別感もまた、宝物を探すようなワクワク感があります。その日だけの出合いを楽しみに、かわいさとおいしさを探す旅に出かけてみませんか。
島田浩美

島田浩美

編集者/ライター/書店員。長野県出身・在住。信州大学卒業後、2年間の海外放浪生活を送り、帰国後、地元出版社の勤務を経て、同僚デザイナーとともに長野市に「旅とアート」がテーマの書店「ch.books(チャンネルブックス)」をオープン。趣味は山登り、特技はマラソン。体力には自信あり。(編集/株式会社くらしさ)

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