京都を観光するなら食べるべき郷土料理・伝統料理5選

2016.03.16

古くから日本の中心地として栄えた京都では、寺社を中心に湯葉や湯豆腐といった精進料理が発展。また、伝統の京野菜を使った漬物やおばんざいが庶民の知恵から生まれたほか、茶道の発展とともに京懐石などの格式高い料理も洗練されてきました。京料理は日本が世界に誇る食文化。その中から、京都を観光するなら是非食べていただきたい郷土料理・伝統料理5選をご紹介します。

1.湯葉料理

1200年前に唐(中国)から天台宗の開祖・最澄が持ち帰ったことによって伝わったと言われる湯葉。古くからお寺の精進料理の素材として使用されてきました。一口に湯葉料理といってもバリエーションはとても豊富。生湯葉の刺身や汲み上げ湯葉、湯葉春巻にできたての湯葉を楽しめる豆乳鍋等々、お店では様々な湯葉料理を堪能できます。また最近ではドーナツやソフトクリームといった湯葉スイーツも大人気。嵐山などの絶景を楽しみながら食べ歩きするのもおすすめです!

2.湯豆腐

水が綺麗な京都で作られる豆腐の美味しさは、素晴らしいの一言!昔から精進料理の素材として利用され、お寺の門前で参拝者に料理を振る舞う店々では、豆腐料理の味を競ったそうです。その中でも湯豆腐の作り方はいたってシンプルなだけに、豆腐の味や堅さ、食べ方など、店によって強いこだわりがあるそう。特に南禅寺周辺は、湯豆腐の起源とされるほど有名なスポット。ぜひお店ごとの味を食べ比べてみてください。

3.おばんざい

おばんざいとは、昔から京都の家庭で作られてきたお惣菜のこと。旬の素材を使った数々のおばんざいは先人たちの暮らしの知恵が詰まった伝統的な京都の郷土料理です。京野菜などを使用した料理が多く、体に優しくヘルシー!素朴で懐かしい美味しさを楽しむことができます。最近ではおばんざい料理教室も開かれているので、ぜひレシピを学んで、京都の家庭の味を持ち帰ってください。

4.京懐石

もともとは茶の湯と共に発展した懐石料理。京野菜などの素材を活かした薄い味付けに、洗練された職人技が光ります。下鴨の料亭ではフランスでもっとも権威のあるグルメガイドで3つ星がつけられるお店もあり、その見た目は勿論、繊細な美味しさに加え、お座敷や料理を通して感じる“おもてなし”の真心が、世界でも高く評価されています。

5.京漬物

京都の人は、自宅でぬか漬などを仕込むことも珍しくないほど漬物が大好き!上質な水と豊かな土地で育まれた京野菜で作った京漬物は、味も種類もとても豊富。聖護院蕪を使った「千枚漬け」や、すぐき蕪を使った「すぐき漬け」、しば漬けなど、今も昔も京都の人々に愛される色とりどりの華やかな漬物達の中から、お好みの一品を探してみてはいかがでしょうか?
以上、京都を観光するならぜひ味わいたい郷土料理・伝統料理をご紹介しました。


今回ご紹介した料理以外にも、ハモ料理や西京味噌で魚などを漬け込む西京漬け、高瀬川などを中心とした川魚料理、牛や鴨肉料理、いもぼうといった名物料理などなど……。バラエティーも豊かで、老若男女問わず楽しめる美味しい料理がたくさんあります。
京都はまさしく日本を代表する郷土料理・伝統料理の宝庫!訪れる際は是非味わってみてください。

※郷土料理と伝統料理の違い
本記事では、「郷土料理」はその土地に根差した素材(特産品)を使った料理、「伝統料理」はその土地に昔から受け継がれている(歴史のある)料理を意味するものとして使い分けをしています。
ぐるたび編集部

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