日本海一のカニ直売所「マリンドリーム能生」でベニズワイガニを食べまくる!

2016.05.23 更新

新潟県糸魚川市(いといがわし)能生(のう)にある「マリンドリーム能生」は、道の駅であるとともに、日本海側最大規模というカニの直売所でもあります。中でも地元の漁師さんが出店する「かにや横丁」は、カニを堪能するおすすめスポット!日本海産のベニズワイガニを堪能してきました。

JR能生駅、北陸自動車道能生ICから車で約5分、国道8号線沿いにある道の駅「マリンドリーム能生」。広大な敷地面積の構内には、地元産の海産物を販売する鮮魚センターや、特産品・お土産屋さん、レストランが軒を連ねています。
▲鮮魚センターでは、地元産を中心に、日本海の海の幸がズラリ

全国からの旅行客に限らず、地元の方、近県の方など、多くの方で賑わう能生のオススメスポットです。中でも是非訪れていただきたいのが、ベニズワイガニの専門店街「かにや横丁」です。
▲かにや横丁

「かにや横丁」は、地元・能生の漁師さんが出店するお店のため、店名には船名をあらわす「丸」の文字が踊ります。看板もどことなく漁船をイメージさせます。
▲元気の良い呼びこみの声が響く

お店に立つのは、漁師の奥さんたち。元気なお母さんたちが、よく通る声で一生懸命に呼び込み合戦を展開。さすが漁師の奥さん方というべきか、とっても迫力のある声!
「どこで買おうかな」と考えながらウロウロしていると、「お兄ちゃん!ほらほら!試食してみて!」という威勢の良い声が。吸い込まれるように辿り着いたのは「盛紋丸(せいもんまる)」さん。「アレ知ってる?」「コレ知ってる?」と、畳み掛けるようにカニの話をしてくれました。

ベニズワイガニの旬はいつ?

良い機会なので、お母さんたちに、気になる「ベニズワイガニの旬」について聞いてみました。

「かにや横丁」で食べられるベニズワイガニは、本ズワイガニなどと比べると比較的深いところに生息しています。年間を通して水温が0度前後という、ほとんど変化のない環境で暮らしているため、はっきりとした「旬」がないカニであるとされているそうです。
▲「盛紋丸」のお母さんと若奥さん

「1月から2月は禁漁期間。解禁になる3月以降は、いつ来ても美味しいよ!」とお母さん。
▲試食も足まるごと1本と豪華!

「殻の厚いカニは身が詰まっていて美味しいよ!」というような美味しいカニの見分け方から、餌を入れた籠でカニを誘い出す「カニ籠」という独特の漁の仕方など、カニにまつわる楽しいウンチクを聞かせてもらいながら、カニの足を1本、試食させてもらいました。

美味しい!ちなみに、茹で加減は各お店によって微妙に異なるのだとか。各店舗で試食して、食べ比べてから決めるのも良いかもしれませんね。
お店の前に置かれた冷蔵庫には、ベニズワイガニがぎっしり。もちろん、お土産として持って帰ることも可能ですが、やはりその場で食べていくお客さんがほとんどだそう。並べられたカニを見ていると、早くこの場で食べたくなります!
値段は大きさによって異なり、1,000円、1,500円、3,000円、4,000円(ともに税別)から選ぶことができます。だいたいの予算、人数、お腹の減り具合などに応じて、お母さんたちが見立ててくれます。

どこのお店で買おうか、迷いに迷っていましたが、「こういうのは、タイミングとご縁なのかなあ」と思いまして、盛紋丸さんで買ってみることにしました。
▲ベニズワイガニ 3,000円(税別)

男2人で訪れた私たちとの自然な会話の中から、お母さんがセレクトしてくれたのがこちら!しめて3,000円(税別)。カニ3杯に加え、みっちりとカニ味噌のつまった甲羅の部分をいくつか付けてくれました!
▲満載のカニ

どのお店でも、写真のようなケースにカニをいれてくれ、道の駅構内であれば、どこでも食べることができます。マリンドリーム能生のすぐ裏は、日本海。天気の良い日には、海を見ながら食べることもできます。

今回訪れたのは、まだまだ日本海の寒い風が身にしみる4月上旬。鮮魚センターの脇にある「かにカニ館」という休憩所内でいただきました。
いただきます!

甲羅のちょうど裏にある「ふんどし」と呼ばれる箇所を外し、甲羅へカニ味噌を移して、スープのようにして食べます。これがまた非常に美味しい!
続いて、身をいただきます!

カニの食べ方は、少しコツが要ります。もし分からない場合はお店の方が丁寧に教えてくれますし、身を取り出してくれたりもします。

ですが、ここはやっぱり自分の手で剥いて、豪快に食べるのがよし。
いやー、鮮度のよいプリップリの身を買ったその場で楽しめるというのは、贅沢ですねえ。

マリンドリーム能生、その他の楽しみ方

マリンドリーム能生では、カニを使ったメニューを提供するレストランがあります。カニ屋横丁のカニだけで満腹になってしまいますが、こちらもまたオススメ。
▲リーフキッチンの「かにスパゲティ」\1,200(税込)
▲味千汐路 番屋(あじせんしおじ ばんや)の「カニづくしセット」\1,890(税込)
また売店では、カニ、お酒、特産品などを取り揃えるほか、能生にある新潟海洋高校の生徒さんが開発した特製の魚醤「最後の一滴」、魚醤を使ったぽん酢「うおぽん」などの商品も。
▲新潟県立海洋高校の生徒さんが開発した商品「最後の一滴」と「うおぽん」(共に970円、税別)

この魚醤は、糸魚川市でとれた鮭を使ってつくられたもの。

糸魚川市は、はるか北洋から産卵のために帰ってきた鮭が遡上する川がいくつも存在します。そこで最後を迎える鮭たちは、体力の消耗から脂が落ちるのだそう。魚醤というと少し臭いがするものというイメージがありますが、ほどよく脂の落ちた能生の鮭からは、臭みのないまろやかな魚醤が生み出せるといいます。

カニだけでなく、能生という土地ならではの工夫を感じるお土産を買って帰るのもよいのではないでしょうか。
カニをはじめとした日本海の海の幸が堪能できるマリンドリーム能生。買ったその場で食べられるという贅沢な楽しみ方ができる場所は、そうそうありません。新潟県上越地方を訪れた際は、マリンドリーム能生を訪れてみることをオススメします!
竹谷純平

竹谷純平

フリーライター。新潟をもっと楽しくするWEBマガジン「にいがたレポ」参加ライター。新潟県出身。SNS運営会社、WEB制作会社等に勤務後、独立。企業でWEBライティングに長年携わった経験とを活かし活動中。東京、アメリカなどを経て新潟へ帰郷した経験と、趣味の旅行での経験とを活かし、「新潟の魅力を内外へ楽しく発信する」をモットーに活動している。フィールドはインタビュー、グルメ、最新ITテクノロジーまでと幅広い。

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