京都市/中京区 懐石・宿 近又 店主の温かい心遣いをいただく、おばんざい

このページは取材時の情報を元に制作しております。
現在、朝ごはんの提供は終了しております。

ボリュームのある昔ながらの朝食です

心と体に優しい、予約制の京のおばんざい朝食。
「1日のはじまりにしっかり朝ごはんを食べていただきたい」との思いで、受け継がれてきた定食は2種類あります。
どちらも、食べる時間に合わせて“おくどさん(京町家のかまど)”で炊き上げた江州米コシヒカリの白ごはんに、豆腐などの味噌汁。 焚いたんと呼ばれる京野菜を使う煮物の小鉢に、胡麻豆腐。それに、京風出し巻き玉子や鮭の焼物など、出来立ての一品が付きます。2種の違いは、料金を500円プラスすれば、焼物が昔ながらの京の味の一つ若狭鰈の一夜干しとなり、季節のフルーツなど水物がつくことです。
ランクアップするも良し、オーソドッスな京の朝ごはんを楽しむも良し、好みに合わせて楽しめます。

アツアツのもので体をシャキッと

「朝は忙しいから、味に深みもでる前日から仕込んだもんやら、焼いたら良いだけのものなどが多いけど、やっぱり、湯気が立つのが見えるほどアツアツのもんも体をシャキッとさせるには必要不可欠」と店主は話します。
宿をしてきた経験上、皆さんが喜ぶ顔を見てきたからこその朝食の内容は完璧といえます。
朝ごはんだけを予約する人には、必ず店への到着時間を聞くのも、炊きたてのご飯や出来立てのものを出したいからこそです。

旬の京野菜は必ず使います

馴染みのかつぎ(鮮魚を港から持ってくる行商人)など、仕入れ先は、昔なじみの信頼おける人と取り引きしているという店主。
日本海、瀬戸内、太平洋の鮮魚を仕入れるだけでなく、実は
(社) 京のふるさと産品協会認定の京野菜マイスターという肩書きも持つほどで、野菜にも力を入れています。
季節ごとにおいしく仕上がった野菜の目利きはさすがです。
素材が良いからこそ、体にも良いし格別の味になります。

享和元(1801)年創業
典型的な京町家を今に伝える

「近江屋又八」と名乗っていた、近江の国出身の初代。そもそもは、麩屋町通六角下ル辺りで、同郷の薬の行商人たちを宿泊させる「近江屋」を開業したのがきっかけです。
その後、 明治になってから、近江屋又八という名前から「近又」と屋号を改め、明治35(1902)年、現在の四条御幸町上ルの場所へ。
紅殻格子作りの玄関、竹の穂垣の施された庭、傘天井による総檜作りの風呂など、200年以上経た現在も当時の面影があるお店です。

「懐石・宿 近又」概要DATA

店主 七代目 又八 鵜飼 治二氏 今は、懐石料理の店として親しんでいただいていますが、薬商人の定宿としての歴史があり、朝食はそのころから。
これから働きに出る商人のための食事ですから、朝食といえどもしっかり量があることが大切。それに、アツアツの白ごはんにお味噌汁で、ホッとひと息ついていただく。そういう意味でも、活動的になる観光客の皆さんにおすすめです。

名称
懐石・宿 近又
(かいせき・やど きんまた)
場所
京都府京都市中京区御幸町通四条上る
大日町407
電話
075-221-1039
営業日
水曜定休
(朝食は不定期)
  • 明治からの個室など座敷席に、気軽なテーブル席もあります

  • 鞍馬の赤石、鴨川の石を置き川の上流と下流をあらわす風流な庭

  • ふろふき大根にはオリジナルの田楽味噌を使います

  • 田楽味噌やちりめん山椒などはみやげで持ち帰ることもできます

「懐石・宿 近又」について

錦市場からすぐの好ロケーション。御幸町通りに面した、国の登録文化財でもある町家は、7代続く料理旅館であり懐石料理で知られています。現在は、1日2組限定で宿泊を受け付け、朝風呂も入れる傘天井でヒノキ造りの貸切風呂も楽しみの一つです。また、懐石料理の店として人気もあります。

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