京都市/大原 大原ふれあい朝市 新鮮な空気の中の、京野菜と人々

「里の駅大原」構内で開かれる人気の朝市

京都市内から車で約30分の山里。京都市内と比べて、夏は23℃までと涼しく、冬はマイナス7℃にもなり吐く息が白さを増すのが「大原の朝」です。
漆黒の空が少しずつ明けてくる早朝6時頃には「里の駅大原」構内で、朝市の開店準備が始まります。それから30分ほどしたら、続々と京都市内の和食やフレンチなど名店のシェフが現れ、リピーターや観光客も含め賑わいをみせてくるのが7時から8時ごろです。そこから9時まで朝市は人が絶えることなく活気をみせます。

有機栽培や無農薬の採れたて野菜がずらり

加工品もあれば特設コーヒーショップなどもありますが、何よりも6件の農家による、夏は生りもの、秋は葉もの、冬は土ものといった、有機栽培や無農薬など採れたて旬野菜が人気です。 甘味、旨味、苦味がはっきりした定番野菜に、黒大根など珍しい品種や大量生産しない面白い食材を発見できるのも魅力。
大原産野菜の美味しさの秘訣といえる、寒暖差と肥沃な土ならではの名産、香りが濃く色が鮮やかと定評の赤紫蘇は、8月が収穫期です。 手に入れるだけでなく、大原一帯の畑一面が赤紫に染まる景色も圧巻です。

大賑わいの朝市
夜が明ける前から大賑わいの朝市。座り込んで神妙な顔つきで品定めする人や両手に何袋も抱えて帰って行く人も

お客さん 「瑞々しい野菜は、見ているだけで食欲が湧く。料理の仕方や盛り付けを考えながら眺めるだけでも楽しい」というお客さんも

野口花店 彩り豊かな花々を揃える野口花店。コスモスなど切り花の包み100円~や赤い実付きの枝ものなど手頃な価格で並びます

うどんやパンのほか、豊富な惣菜も

いろんな野菜を目で見ながら選び、実際に育てた農家の人々と会話を楽しみながら買い物をする方ばかり。
調理したことのない食材も、調理、加工法を直接尋ねることもできるので、手頃な値段設定も相まって、チャレンジ欲がふつふつと涌いてくるのではないでしょうか。
ほかにも、大原育ちの地鶏や卵を扱う鶏肉店などの出店があり、目当ての食材を買い込んだ後は、屋台に移動する人がほとんどです。例えば、寒い日に好条件が重なれば、スターダストを見ることができるほどの大原の寒い朝には、湯気がたつうどんや豚汁など温かいものがおすすめです。
大原野菜を用いた惣菜パンや菓子パン、ホットコーヒーがあり、パン派も要チェックです。

周辺の観光スポットも充実

お腹を満たしたら次は、周辺の観光スポットへ繰り出す方も多く、苔庭が有名な三千院や額縁庭園の宝泉院、建礼門院ゆかりの寂光院などの拝観がおすすめです。
朝市の活気ある雰囲気を一度体験すれば「また行きたいな」と思う方が多いのは、美味しいものと出合えるだけでなく、大原を愛する生産者との語らがあるからこそと話します。
生産者側も自らの作物を美味しく食べていただけることと、
Face to faceが楽しいから続けているといいます。
通う方にとっては、早く起きるのが楽しくなる朝市です。

自転車乗り 「チーム朝市というグループがあるほど、自転車乗りもよく訪れますよ。」ひと走りした休憩に立ち寄るそうです

「大原ふれあい朝市」概要DATA

責任者 中辻孝行氏

責任者 中辻孝行氏 大原産野菜の美味しさの秘密は、肥沃な土といわれています。京都や近郊の料理店やホテルのシェフも新鮮な採れたてを求めて早朝からいらっしゃるのが嬉しいですね。農家による旬野菜を中心に生花や鮮魚、精肉、加工品、うどんやたこ焼きなどの屋台を含め毎週20軒前後が出店し、どれも自慢です。

名称
大原ふれあい朝市
(おおはらふれあいあさいち)
場所
京都府京都市左京区大原野村町1012
里の駅大原構内
開催日
毎週日曜日(年始休業有り)
時間
6:00~9:00
  • うどん

    麺屋彦次郎の旬野菜によるかき揚げ100円をトッピングしたうどん350円。気温が低い大原の朝にピッタリです

  • 豚汁

    豚肉と大根、人参、ゴボウほか3種の具沢山な豚汁130円は、たこ焼きあずまで販売しています

  • カフェ中村のホットコーヒー

    モミの木のカイザー130円とアップルレーズン140円には、カフェ中村のホットコーヒー200円がおすすめです

  • 本多鮮魚店

    和歌山の鮎を網焼きにする本多鮮魚店。若狭の新鮮魚介や、冬季には鹿肉を焼くこともあります

「里の駅」について

大原の朝市が評判を呼び、2008年に大原近郊の農家や手作り加工品店が出店する旬菜市場をメインとする里の駅がオープン。毎週火曜日から日曜日の9時から17時までの営業で、レストランやつきたてのお餅を提供するもちの館を併設します。
野菜や加工品、一つ一つに出荷者や加工者の名前を記したバーコードを貼り、「顔が見える販売」しています。約50軒の出店者による食材は、京都市内はもちろん他府県からもわざわざ訪れるほどです。

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