京都市/上京区 天神市(天神さん) 早朝から活気づく、全国天満宮の総本社

学問の御利益を求め多くの人が訪れる天神さんの総本社

菅原道真公を祀る全国天満宮の総本社で、学問の神として全国的に有名な「北野天満宮」。希望する大学や高校へ合格しますようにと、全国から多くの学生や親族たちが参拝し、受験シーズンはもちろん、夏休みといった休日に親子で訪れる方が多いといいます。
境内には、牛の像の頭を撫でれば頭がよくなるといわれることから、受験生が必ず立ち寄る「撫で牛」があるほか、北野天満宮は、道真公を慕う方々がここへ通うからこその伝統行事や季節の行事もありますから、老若男女問わず訪れる楽しみがあるといいます。例えば、50種約1500本ものが植えられる梅の名所で、道真公の命日でもある2月25日には、毎年梅花祭を斎行しています。また、秋になればもみじ苑にて約250本のモミジが見事に色づき公開されています。さらに、地元の方はもちろん、観光客からも人気なのは「天神市」。道真公の命日と誕生日の6月25日にちなみ、毎月25日に多くの方が参拝したことがきっかけで、いつのころからか開かれるようになったといいます。

三光門
中門にあたる三光門は重要文化財に指定。掲げられた「天満宮」の字は後西天皇御宸筆の勅額です

鳥居
今出川通に面した鳥居が目印。鳥居の前まで屋台が並び人で賑わっているので近くまで行けばすぐに分かります

国宝の社殿
露店を楽しみつつ本殿へのお参りも忘れずに。古社の風格ある楼門をくぐれば国宝の社殿があります

面白いものや美味しいものを再発見

御縁日「天神市」は、毎月25日に開催され、とくに1月の「初天神」や12月の「終い天神」など、いまも伝統行事として地元の方や各地から訪れる人々で賑わいます。北野天満宮の方によれば「最初は、参拝した帰りにひと息入れるための茶店やお酒を出すようなお店ができたことからだといいます。 多くの方々から信仰される天神さまだったからこそ生まれた縁日ではないでしょうか」とのこと。いつからという明確なことは残っていませんが、すでに元禄も頃には現在のような縁日の姿が整っていたようです。
歴史をたどれば、芝居や落語なども行われてきたという天神市。いまでは、縁日定番の屋台や骨董、古道具、植木、陶器、古着などが扱われ、今出川通に面する鳥居の前から楼門までの参道と、普段は駐車場として使われているスペース、境内東側の御前通にざっと店が並び、そのさまはある意味圧巻です。レトロなおもちゃや大正時代のアンティーク着物、刀剣の鍔や古銭といったマニアックなものから、最近は、手作りの雑貨やアクセサリーを販売する店もあります。
朝7時頃から始まり、境内以外は夕方頃に店終いとなりますが、一点物が多いことや遅い時間には品薄になってしまうこともあるので、やはり、早すぎない9時頃や10時頃からの午前中に訪れるのがおすすめです。

風景
散歩のついでにふらっと立ち寄った地元の方や観光で遠方から訪れた方もいらっしゃいます

露天1

露天2

「天神市(天神さん)」概要DATA

全国約1万社の天満宮の総本社として信仰される北野天満宮。菅原道真公の誕生日と命日にちなみ毎月25日に多くの参拝者が訪れることから境内で開催されるようになったのが天神市です。
骨董品や古道具を扱う店が並ぶ縁日として、今や地元の人から観光客まで多くの人で賑わう一大行事となっています。

名称
天神市 (てんじんいち)
場所
京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮境内
開催日
毎月25日
時間
7:00頃~16:00頃(境内は21:00まで)

花の苗や観葉植物から高価な盆栽まで
手頃な価格の花の苗や観葉植物から高価な盆栽まで植木だけでもさまざまな品が揃います


飴
色とりどりのかわいい飴。口に含めばどこか懐かしい優しい甘さが広がります

落花生やコーヒーピーナッツの量り売り
落花生やコーヒーピーナッツの量り売り。のどの痛みや気管支炎に効果ありのきんかんハチミツ漬けなどもあります

金魚すくい
縁日と言えばこれ!の金魚すくいは、いつの時代も人気です

撫で牛

境内のあちこちで見かけるのが、神の使いとされる牛の像。この像は「撫で牛」と呼ばれ、牛の頭を撫でれば学力向上、体の痛む箇所を撫でれば回復するなど、撫でた箇所にご利益があると言われています。絵馬掛け近くの牛は多くの人に撫でられた頭にひと際光沢が。顔つきやポーズが違う牛を見て回るのも楽しいです。

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