このページは2014年1月のリニューアルよりも以前に掲載していた内容です
佐渡は知る人ぞ知る、美酒の島。 世界で高い評価を
受けているお酒から、地元にしか販売しないお酒まで
個性豊かな酒蔵が点在します。知れば知るほど
味わい深い甘美なお酒をめぐる旅に出かけませんか?

佐渡は魚沼と肩を並べる上質の米で知られる稲作地。「トキと共生する郷作り」を行い、2011年に世界農業遺産に認定されました。中でも棚田でとれる米はとびきりの品質を誇り“山付き”と呼ばれます。通常平野部の米と混ぜて出荷されるため、山付きだけを使える環境は島内だけの特権。山付きの米から造る酒は、極上の甘さが醸しだされるといいます。専属農家と専用の米作りを行う蔵もあり、島で育まれる米なしには酒造りは語れません。


1000メートル級の山々が連なる大佐渡山脈と、小佐渡山脈が南北にそびえる佐渡島。何十年もの月日をかけ、山々に浄化された水が今日もこんこんと湧き出ています。山の滋養をたっぷり含む水は極めつけの清らかさを誇り、質だけでなく量にも優れます。酒造りに必要な米を育み、この上なく口当たりまろやかな酒へと生まれ変わります。酒造りで使われる水はお酒と一緒に飲み深酔いを和らげる“やわらぎ水”としても最適です。


北雪酒造

ユニークなアイディアから世界的人気の銘柄まで輩出

 明治5年の創業以来、お酒は安心で安全でなければならないという信念の元、佐渡の自然環境へも配慮も怠らない北雪酒造。島内でも蔵を置く赤泊地区にこだわり、農薬・化学肥料を5割削減した米を使用。新潟県固有種である越淡麗や五百万石など朱鷺認証酒米を推進しています。
 伝統と熟練の技を受け継ぐ一方で、ユニークな取り組みにも余念がありません。振動を与えることで、新酒の鮮度と古酒の熟度を両立した“超音波熟成酒”や、24時間休むことなく音を聞かせた“音楽酒”など、斬新な発送を持つ商品作りでも知られています。NYやミラノなどに展開するレストラン『NOBU』で提供される銘柄“NOBU”の酒蔵としても名を馳せ、店内にはロバートデニーロなどのハリウッドスターや著名人のサインがずらりと並び、世界的な注目が伺えます。
 1日3回の見学では、造り蔵の中や貯蔵庫を巡ります。温度管理された部屋にぎっしりとお酒が並ぶ様は荘厳です!
北雪
代表銘柄はこちら

北雪大吟醸 YK35

山田錦(Y)を「35」%磨き上げ、熊本酵母(K)を長期低温醗酵させた、全国的に人気のある名酒。
■北雪酒造 基本情報
所在地 佐渡市徳和2377番地2
TEL 0259-87-3105
公式サイト http://shop.sake-hokusetsu.com/
営業時間 8:00~17:00 無休
見学 無料 1日3回
(11月~4月は不可)
尾畑酒造

国内外の品評会でトップに輝き続ける美酒

 1892年に創業し、2012年には120周年という節目を迎える尾畑酒造。現在でも手間を惜しまない昔ながらの酒造りにこだわり、多くの蔵で廃止されつつある冬期間無休の蔵人泊まり込みによる早朝仕込みを実践。四つ目の家紋に象徴される、「米・水・人」に「佐渡の風土」を加えた4要素が和を醸し出すとして『四宝和醸』という言葉を掲げ、酒造りを行います。
  代表となる銘柄は“真野鶴”。中でも、大吟醸の万穂は全国新酒鑑評会にて2001年以降8回金賞受賞。2007年のインターナショナル・ワイン・チャレンジでもゴールドメダルを受賞し、エールフランス航空のファースト・ビジネスクラスでは機内酒として採用されるなど、世界で高い評価を受けています。
  県内で最初に酒蔵見学を始めた蔵でもあり、米の種類や仕込み蔵、製造工場など無料で見学できます。充実の試飲も魅力的な見学は基本的に予約不要ですが、事前予約しておけば、あんなところまで見せてもらえちゃうかも?!
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大吟醸 真野鶴・万穂

数々の受賞にも納得の爽やかな味わい。ワイングラスで飲んでみて!
■尾畑酒造 基本情報
所在地 佐渡市真野新町449
TEL 0259-55-3171(代表)
公式サイト http://www.obata-shuzo.com
営業時間 8:00~17:00 年間無休
見学 無料
天領盃酒造

杜氏の経験と勘、そして最新技術が生み出す最上品質

 江戸時代に佐渡が幕府の直轄地、すなわち天領だったことにその名をちなみます。1983年創業という比較的新しい蔵元ながら、その実力は本物。品質安定生産を維持するために最新設備を兼ね揃えるなど、クオリティーの高さにとことんこだわった結果、1995年からの5年連続を含め、全国新酒鑑評会で8回金賞を受賞しました。理にかなうと信じたら、業界の固定観念を覆すようなことにも挑戦したいと、飽くなきチャレンジ精神を持ち続ける酒造です。
  佐渡で唯一のコンピューター制御により生み出される酒は、口当たりやわらかでスッキリとした優しい味わい。大佐渡山脈の主峰であり、佐渡で最も高い霊峰・金北山より湧き出た伏流水が香り高き銘酒を生み出しています。
  直売所に隣接する精米工場や瓶詰めの現場をいつでも間近で見学することができます。見学の後はすべての銘柄が試飲できるのでじっくりお気に入りを見つけてみて!
領盃 新撰
代表銘柄はこちら

天領盃 新撰

あっさりとしたクセのない呑み口で、料理を選びません。すっきりとした後味が特長です。
■天領盃酒造 基本情報
所在地 佐渡市加茂歌代458
TEL 0259-23-2111
公式サイト http://www.tenryohai.jp/
営業時間 9:00~17:00 年末年始ほか
見学 無料
逸見酒造

少数精鋭により、丹念に手作りされる清らかな美禄

 佐渡の西部に位置し、真野湾を望む、明治5年創業の逸見酒造。世界に名を轟かせる蔵元が点在する佐渡の中でも、とりわけ地元住民に愛されているのがこの蔵元です。手間隙掛かる山廃仕込をたった6人という少人数で作り続け、そのほとんどが地元で消費されてしまうという幻のお酒です。
  酒造りの工程のすべてが手作業で行われ、酒米は佐渡産の自家精米を、水は地下からくみ上げる軟水を使用。基本に忠実に作られるお酒は、あらゆる料理を引き立てる透明で素直な味に仕上がります。代表銘柄の“眞稜”はその真髄ともいえ、米豊かな米の味わいとふっくらとした口当たりが飲む人の心を捉えます。
  見学できるところは限られますが、創業当時のままの貯蔵庫や道具から130年間大切にされてきた長い歴史をひしひしと感じます。不思議な緊張感がありながらも、蔵人の人柄を感じるアットホームな雰囲気が心地よい空間です。
山廃純米大吟醸 真稜
代表銘柄はこちら

山廃純米大吟醸 真稜

やわらかな口当たりながら、一本筋の通ったキレの良さが際立つ一品。
所在地 佐渡市長石84の甲
TEL 0259-55-2046
営業時間 8:00~17:00
見学 無料(4月1日~11月中旬)

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