高崎だるま市

高崎だるま市

一年のは高崎にあり

高崎の名物といえば「高崎だるま®」。高崎は、だるまの生産日本一を誇ります。
来る元日と2日、年の初めに「高崎だるま市」が開催されます。歩行者天国となり賑わう高崎駅西口正面の通りで行われ、伝統的な赤いだるまをはじめ各店の創作だるまがズラリと勢ぞろいします。だるま販売のほかに、大人気の「開運たかさき食堂」や会場を盛り上げるイベント開催も。
この機会に、高崎だるま市に出かけてみませんか。

高崎だるま®の特徴とは?

高崎だるま®の特徴は、何といってもこの“眉”と“ひげ”。実は、ある動物がモチーフになっているのだとか。それは、昔から日本で縁起が良いといわれている鶴と亀です。顔の上半分に入る眉が鶴、下半分に入るひげが亀を表現。それらが向かい合っているデザインは200年間変わらず、現在でも職人さんが1つ1つ手作業で描いています。また、だるまの“肩”といわれる正面から見て両サイドに“商売繁盛”“家内安全”などの祈願文字が入れられているのも高崎だるま®ならでは。持っている人に福が来るよう正面には「福」の文字が入っています。

高崎だるま®が製造されるまで

だるまの製造工程は、仕上がりまで12工程。素地は100%再生紙を使用し、かきまわしてドロドロに溶かしたものを型に流し込んでいきます。よく乾いた状態で底に重りを付け、さらに乾燥。底の重りが乾いたら、貝の粉をすりつぶした顔料に膠(にかわ)という糊を入れて、全体に塗り施します。しっかりと下塗りすることにより強度と発色の良さがアップ。紙とはわからないくらい丈夫な状態に。天日で乾かしてから全体を真っ赤に塗り、今度はハケで顔を塗った後、目のまわりにオレンジの擦り込みを入れます。顔に鼻と口、眉とひげ、最後に文字を書いて完成。すべて手仕事で、丁寧に仕上げられてできあがった逸品です。

人生の節目でだるまが大活躍

使う用途によってオリジナルにできるのも、だるまの大きな魅力。神棚がない家庭や店舗に置く場合には、スタイリッシュなデザイナーズだるまやキャラクターだるまが人気。ほかにも、その年の動物をかたどった干支だるま、結婚式で使われるブライダルだるま、受験に定番の合格だるま、選挙だるまなど、人生の節目となるさまざまなシーンで活躍します。最近では国内外問わずだるまの魅力を発信すべく、海外向けにも販売を開始。国内で創作だるまが人気を集め、もっと伝統的なだるまの良さも広めたいという思いから、日本の伝統に関心が高い外国人の方にも喜んでもらえるように始めた試みです。

だるまの絵付けを体験しました!

今回は、実際に絵付けを体験。鶴と亀をモチーフにした高崎だるま®の“眉”と“ひげ”の部分と、まわりの文字の部分の2つを描くことにチャレンジしました。まずは、前かけが手渡され、身に着けると職人らしいスタイルに。目の前でプロが実演してくれるので、よく見て真似ていきます。この職人技を自分のものにするまでには、およそ10年はかかるそう。同じようには描けなくても、あきらめずに最後までやり遂げることで良い表情を描き上げることができるといいます。細かいひげを描くのは集中力が必要な作業のため、しっかりと準備を整えてからスタート。

集中してだるま制作にいざチャレンジ

姿勢を正してだるまを自分から見て真ん中に置き、右半分、左半分とバランスが整うように描いていきます。描きにくい場合には、だるまを持ち替えて描きやすい位置にだるまを置いて描くのがコツ。鶴のくちばし、丸い頭、首元からしっぽ、羽まで一気に描き上げます。太さや本数に決まりはないので、顔の上半分に納まるように。親子亀を描いて、頭と胴体をつなげて足を付けたら完成です。墨汁を付けすぎないこと、筆先半分くらい付けて尖った状態を作ってから描くこともポイント。描き方の手順が記載された説明用紙もあり、途中でわからなくなっても安心して描き上げることができます。

名前や模様を入れて自分だけのだるまに

“ひげ”が描き上がったところで、今度は正面に文字を入れます。通常は「福」の文字が入っている部分ですが、好きな言葉や名前でもOK。名前を書くと、持つ人を見守るだるまという意味合いに。また、好きな言葉を入れると、その内容の言葉が成就するよう見守ってくれるだるまになるそうです。今回は、名前を入れて制作。肩の両サイドには祈願文字と唐草模様が入りますが、サイズが小さいので唐草模様のみを入れます。プロに手伝ってもらうことも可能です。模様が入ることでだるまらしい賑やかさが表れ、ステキな自分専用だるまができあがりました。

今回体験させていただいたのは…

今井だるま店
住所 : 群馬県高崎市上豊岡町75
営業時間 : 9:00~17:00
休業日 : 日曜日、祝日
電話 : 0120-787-816
【絵付け体験】1名1000円(税込み、だるま込み)
HP : http://imainaya.com/

※だるまは2種類のサイズから選べます。
※少人数から最大50名程度まで可能(50名以上になる場合は応相談)
※未就学児の場合は「お絵かきだるま」の用意もあるので、事前に予約を。

持つ人を見守るだるまを初市で

高崎だるま®の歴史は約200年前にさかのぼり、その時代に流行した疫病から民を救い、心を落ち着かせるために作られたといわれています。病は赤いものを嫌うことから、魔よけの意味も。
高崎では、必ず一家あるいは1人に1個のだるまを持つのが生活習慣として根付いています。正月にだるま市に出かけてその年のお守りとしてだるまを購入して、前の年のだるまを納めるのが習わしです。
縁起物といわれるだるまの値段は産地によって異なりますが、高崎では高い品質のだるまが適正な価格で販売されています。高崎には、創立100周年を迎える「群馬県達磨製造協同組合」があり、現在52軒のだるま店が加盟しています。加盟業者でなければ「高崎だるま® 」は製造できません。
正月は、高崎だるま市を楽しんで、だるまを手に入れましょう。

高崎だるま市

日程 : 1月1日(祝)、2日
時間 : 10:00~16:00
会場 : 高崎駅西口駅前通り
HP : http://takasaki-darumaichi.com/

高崎市が全国に誇るうまいものを集めた「開運たかさき食堂」では、名物の焼きまんじゅうや、モツ煮、パスタなど温かくて美味しい高崎グルメを販 売します。
また、イベントスペースでは、マーチングや和太鼓、ダンス、バンド演奏などが行われ、だるま市を盛り上げます。
さらに、だるま店と開運たかさき食堂で買物された方には、市内企業の協賛品が当たるお楽しみ抽選会も実施します。
様々なおもてなしイベントで、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

問い合わせ先:高崎だるま市実行委員会(027-330-5333)

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