高崎スイーツを支える職人たち

高崎スイーツを支える職人たち

高崎の和スイーツに注目!

古くからとっておきの銘菓が次々と生まれているスイーツの街・高崎。ここには和菓子・洋菓子を問わず、数多くの名店が存在しています。その中でも他県からわざわざ足を運んでくるファンも数多く存在するのが「和菓子」なんです。味も見た目も感動的なほど美しい逸品ばかり。高い技術を持つ和菓子の職人と、彼らが腕をふるう自慢の和スイーツたちを厳選してご紹介します。

恵後原 勝さん えごはらまさるさん(和創 わそう ふじのや)

和やかな雰囲気で地域の人々から親しまれている店主・恵後原 勝さん

認定技術を生かした和菓子を開発・製造

幼い頃から職人の仕事を見て育ち、小豆やお米などの素朴な材料から精巧な和菓子ができあがる不思議な魅力にハマっていったという「和創 ふじのや」の3代目店主・恵後原 勝さん。近年では、全国和菓子協会が主催する「選・優秀和菓子職」に認定され、お店で販売しているお菓子は、その技術の高さが存分に生かされたラインナップに。昔から販売されている羊かんやお団子などのシンプルなお菓子に加え、製菓専門学校時代に腕を磨いた洋菓子とのコラボが楽しめる「餅パイ」やあんこ入りシュークリームなどのオリジナル商品は、店主が新たに開発したもの。地域の子どもたちからも愛されています。

幅広い層に愛される
工夫が詰まった商品の数々

看板商品の1つとなっている紅白の「だるま最中」の中身は、赤が粒あん、白が白あん。こしあん入りの「ぐんまちゃん最中」とあわせて、好みでチョイス可能です。パリッとした口当たりの軽い皮と、じっくり濃厚な味わいに仕上げた北海道十勝産の小豆の相性がバツグン。ほかにも、豆の風味を生かすために手間を惜しむことなく作られる羊かんなど、スタンダードな商品も長年のファンが多いのだとか。小豆とお米の美味しい和菓子を子どもから大人まで食べてもらえるように、店内の商品はお手頃価格に設定されているのもうれしいところですね。

紅白の華やかな色合いと可愛らしい表情で人気のだるま最中(1つ税込76円)

石川久行さん いしかわひさゆきさん (鉢の木 七冨久 はちのきしちふく)

全国に足を運んでこだわり抜いた素材のみを使うという店主・石川 久行さん

熟練した技術力で和菓子界をけん引

創業から100周年を迎えた鉢の木 七冨久の3代目店主・石川 久行さん。全国和菓子協会の理事をはじめとした役職や職人に向けた講習会における講師を務めるなど、和菓子界の第一線で活躍中です。初代からの看板商品である「鉢の木」の伝統を守りながらも現代に適したアレンジを行っていることなどから、自身も全国和菓子協会が主催する伝統和菓子職の第1回認定者として長年の研さんにより培われた技術力が認められています。また、“食べる宝石”と呼ばれる美しい飴の特殊技術「有平細工」の数少ない伝承者としても注目を集めています。

受け継がれる伝統の逸話と
オリジナル和菓子

淡泊な風味でお茶席菓子や贈答品、出張みやげなどとしても長年にわたって人気の「鉢の木」は、求肥と淡雪かんを使った口当たりの良いマシュマロ風の半生菓子。「大雪の夜、宿を願う旅の僧(北条時頼)に貧しい夫婦が大事にしていた秘蔵の鉢植えの木(梅・松・桜)を割り、もてなした」という鎌倉時代を舞台とした高崎市佐野町の人情味あふれる “ふるさとの逸話”をぜひ残したいと、この名前をつけたのだそうです。そのほかにも、季節ごとに常時20種類以上がそろう生菓子など、店内にずらりと並ぶ色とりどりのキュートなお菓子に心が奪われること間違いありません。

「鉢の木」は梅・松・桜の3種類の彩りと味わい、香りが楽しめる
(9個入り税込1,204円)

宮澤啓さん みやざわけいさん (微笑庵 みしょうあん)

お菓子の味わいを引き立てる素材や工夫を追求し続ける店主・宮澤 啓さん

心にしみる伝統と新しい味わい

老舗和菓子店での修行から戻った後、初代より続いていた和菓子店「宮澤製菓」を“以心伝心”の意味を持つ「微笑庵」へ改名した3代目店主の宮澤 啓さん。説明がなくとも心から心に伝わる良質なものを作ろうという思いがお店の名前に反映されています。菓子店にたくさんの人々が集まった江戸時代のように、機械や保存料に頼らない“粋”な伝統と、イマドキのお洒落さをつなぐ架け橋となるのが目標なのだとか。商品数を増やすよりも絞り込むことで、究極までそれぞれの品質を高めていくのがポリシーです。

魅力的な商品の隠されたヒミツ

微笑庵の看板商品といえば、SNSを中心に口コミで大反響を呼び続けている「ちごもち」。販売期間が始まると遠方からも多くの人が訪れ、行列ができるほど魅力的な商品です。その理由は、地元特産のイチゴ「やよい姫」の中から希少な特大サイズのみを厳選する徹底ぶりからも伺えます。姉妹品の「しずくもち」も同様に、群馬県産のブルーベリーを上質なあんとともに羽二重もちで包んだもの。お菓子によって小豆や砂糖の種類を変えるなど、食感や甘みが程よく上品に仕上がるように素材にも計り知れない工夫や仕掛けが施されているので、1つずつ味わいながら探ってみては。

全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した「ちごもち」。販売は12月中旬~5月上旬まで(1つ税込324円)、姉妹品のしずくもちは6月~8月まで(1つ税込270円)

今回ご紹介した職人さんのお店はこちら

そう ふじのや

住所 : 群馬県高崎市大橋町26-6
営業時間 : 9:00~19:00(日祝は18:00まで)
電話番号 : 027-322-7712
定休日 : 月曜日
駐車場 : 有(2台)
HPhttp://www.maroon.dti.ne.jp/fujinoya/

はち しち冨久ふく

住所 : 群馬県高崎市赤坂町73
営業時間 : 9:00~18:30
電話番号 : 027-322-6001
定休日 : 水曜日
駐車場 : 有(6台)
HPhttp://www.hachinoki-s.com/

微笑庵みしょうあん

住所 : 群馬県高崎市剣崎町1038-4
営業時間 : 9:00~17:00(繁忙期は完売次第終了)
電話番号 : 027-343-3026
定休日 : 水曜日
駐車場 : 有(10台)
HPhttp://www.misyouan.com/

このページのトップへ戻る