鶴岡の食をまるごと味わえるFOODEVERを食べつくす

日本初の「ユネスコ食文化創造都市」として認定された山形県鶴岡市。庄内地方の南部に位置し、日本海と雪深い山々に囲まれた特異な自然環境が、ここにしかない豊かな恵みを育んでいる。世代を越えて受け継がれている「在来作物」も多く残り、その数50種類以上。「つるおか食文化市場 FOODEVER」は、そうした鶴岡の食文化を存分に味わえるスポット。地場の食材を生かした料理や土産物など、個性的なお店が勢ぞろい。各店からイチオシの一品をご紹介。

「食の都庄内」親善大使の
二人が手がけるレストラン

  • farinamore(ファリナモーレ) /
    farinamore dolce(ファリナモーレ・ドルチェ)

    「粉を愛する」を意味する店名の通り、20種類以上のパスタと焼き立ての洋菓子が並ぶお店。鶴岡市の地場イタリアン「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフで、世界を股にかけ活躍する奥田政行氏の直営店。庄内を中心に県産の食材を用い、世界に通用する味に仕上げている。「庄内をはじめ山形の食材は、それ自体がとびきりおいしい。だからなるべく手を加えず、素材の持ち味を表現している」という奥田シェフ。その教えを受け、スタッフ自ら頻繁に生産者の元へ出向き、収穫した食材をお店へ。五感で感じた「採れたての味」をお客様に伝えている。

    アル・ケッチァーノのスペシャリテのひとつ「舟形マッシュルームのクリームソーススパゲッティー」 1,296円(税込)/「デザートセット」は+615円(税込)アル・ケッチァーノのスペシャリテのひとつ「舟形マッシュルームのクリームソーススパゲッティー」
    1,296円(税込)/「デザートセット」は+615円(税込)

    「食の都庄内親善大使」も務める奥田政行シェフ。庄内産食材の質の高さを世界に知らしめた料理人「食の都庄内親善大使」も務める奥田政行シェフ。庄内産食材の質の高さを世界に知らしめた料理人

    奥田シェフお薦めの一品

    県の内陸部、舟形町で栽培される「舟形マッシュルーム」は、トリュフにも負けない非常に豊潤な香りです。このマッシュルームをピューレにしてクリームソースに忍ばせました。生のままスライスしたマッシュルームとパルマ産の生ハム、プリッとした歯ごたえの麺が混ざり合い、互いの特徴を引き立てます。「ズコット」は私の店の定番ケーキ。聖職者の帽子を模した形で、ふわっとしたホワイトチョコクリームにナッツの食感がアクセント。庄内の旬の野菜・果物を色鮮やかに仕立てたドルチェやジュラートは、全てテイクアウトが可能です。

  • つるおか旬暦 彩鶴

    和食一筋40年超、庄内が誇る食の鉄人・土岐正富総料理長が手掛ける郷土料理のお店。「その土地で採れた旬の食材を地場の調理法で食べる『土産土法』。これこそが料理の原点」と語る土岐総料理長。その言葉の通り、四季折々の庄内産食材で作り上げる品々は、伝統を守りながらもそこに独自のエッセンスを加えた「懐かしく新しい鶴岡の味」。根底にあるのは、郷土の味を通しておもてなしの心を伝えたいという想い。ランチは「お重膳」「海鮮丼」「天丼」をご用意。和モダンな空間にゆったりと流れる時間も、豊かな滋味を一層引き立ててくれる。

    限定20食、目にも美しい「お重膳」3,000円(税込)季節ごとに工夫を凝らした献立が味わえる限定20食、目にも美しい「お重膳」3,000円(税込) 季節ごとに工夫を凝らした献立が味わえる

    日本料理の普及に尽力する土岐正富総料理長 2017年、調理師関係厚生労働大臣表彰を受彰日本料理の普及に尽力する土岐正富総料理長 2017年、調理師関係厚生労働大臣表彰を受彰

    土岐総料理長お薦めの一品

    ランチタイムの「お重膳」は、海山川里の幸を用い、庄内の自然を三つのお重で表現しています。食材は100%庄内産、添加物を一切使わず素材の味を際立たせました。練り方に秘密がある「胡麻豆腐」は「もっちり感が格別」と好評ですし、鶴岡産の蕎麦の実をトビウオの出汁で仕上げた「むきそば」は私の一押し。あんこうの唐揚げ、おばこサワラの西京漬け、骨まで柔らかいかすべ(エイ)の煮物など、庄内浜の旬を感じられる品も多く取り入れています。特選米「つや姫 極」に殿様だだちゃ豆のとろろをのせたご飯も、ぜひ味わってほしいですね。

フードコート 鶴岡バル

肉・魚介・麺類・お酒といった鶴岡が誇る多彩な食をフードコート形式で楽しめる「鶴岡バル」。各店イチオシのメニューをテーブルに並べれば、どれから食べるか迷ってしまうほど。
もちろんどのお店も味に一切の妥協なし。感動する一品にきっと出合えるはず。

  • 日本酒バー 彩鶴

    「日本一庄内の地酒を取り揃えている」と自負するこちらは、酒どころ庄内が誇る18酒蔵の地酒が並ぶ日本酒バー。「庄内は、鳥海山や月山など山系ごとに異なる硬度の清らかな水が豊富。お陰で上質な日本酒が仕上がる」という。コクがありふくよかな「旨口」が主流だが、その味わいは蔵により様々。その違いを楽しめる「地酒飲み比べセット プレミアム」は、限定酒を多数含む約70種から3種をチョイス。他にも「ジャパン・ワイン・チャレンジ2017」で唯一三冠を獲得した月山ワインや地ビールなど、庄内の美酒に心ゆくまで酔いしれることができる。

    「地酒飲み比べセット プレミアム」1,000円(税込)日本酒と相性の良いおつまみも豊富「地酒飲み比べセット プレミアム」1,000円(税込) 日本酒と相性の良いおつまみも豊富

  • DONBURI

    「特選海鮮丼 竹」2,000円(税込)大きな丼とネタのボリュームに圧倒される「特選海鮮丼 竹」2,000円(税込) 大きな丼とネタのボリュームに圧倒される

    旬の地場食材を使用した海鮮丼と天丼が味わえるお店。土岐総料理長が市場で見定めた7種の鮮魚がたっぷりあしらわれた「特選海鮮丼 竹」は、ネタの一つひとつが厚切りでご飯が見えないほど。春夏は鯛や平目、秋はおばこサワラや寒ブリ、冬はタラの昆布締めなど「日本海の荒波にもまれ独特の旨さを蓄えた魚」が、季節ごとに丼を彩る。お米は特上の「つや姫 極」にこだわり、エビ・蟹・芋煮と、季節の汁物で郷土の味を表現。在来野菜や庄内浜の魚介が山のように盛られた天丼は、サクサクの揚げたてにこだわった豪快な一品。

  • 魚バル il Fri sio
    (イル・フリージオ)

    庄内浜の多彩な魚介を、奥田シェフが選び抜いた5種類の塩と数十種類のオイルで味わえる魚バル。「オイル寿司 おまかせ」は、口細ガレイ×アーモンドオイル、真鯛×バジルオイルなど、共鳴するオイルと塩をネタごとに使い分け。店主曰く「庄内浜に揚がる魚介は138種と非常に多く、香り豊かな『小気味よい味』。オイル寿司は、その香りと魚介の持ち味を生かす食べ方」だという。柚子の香りをふんわりまとった酢飯は、冷めても美味しい「つや姫」。従来の寿司とは異なる「驚き」が口いっぱいに広がる。カルパッチョやアヒージョなどアラカルトも豊富。奥田理論をご賞味あれ。

    「オイル寿司 おまかせ」は7貫で1,500円(税込)仕入れによって変わるネタは新鮮そのもの「オイル寿司 おまかせ」は7貫で1,500円(税込) 仕入れによって変わるネタは新鮮そのもの

  • 肉バル YAKU禄

    「羽黒緬羊 骨付きロース」3,800円(税込)2種の塩と胡椒でいただく「羽黒緬羊 骨付きロース」3,800円(税込) 2種の塩と胡椒でいただく

    鮮度自慢のこちらのお店は、地場のお肉を目の前の鉄板で焼きあげてくれる。流通量わずか2%程度という希少な国産羊の中でも、羽黒山の麓でだだちゃ豆のさやを食べて育った「羽黒緬羊」は、さっぱりとした脂と驚くほどクセのない味わいが特長。柔らかく甘みのあるロースと、ぷりっとした弾力に脂の旨味がたまらないバラ。両方の食べ比べが叶う「羽黒緬羊 骨付きロース」は「ほとんどの方が骨までしゃぶりつきます」という店主の言葉に納得の味。そえられた月山高原のポテトと庄内野菜のピクルスも、付け合せの域をこえた存在だ。

  • そば処 結心

    県産そば粉「でわかおり」を使用した手打ちそばと、鶴岡名産「麦きり」が楽しめるそば処。そばは少し細めでこしがあり、ほのかな甘みが特長のニ八蕎麦。一方、小麦粉を原料としている「麦きり」はうどんより細めで歯ごたえのある平打ち麺。つるっとした食感とのど越しの良さが抜群で、地元民に根強い人気だ。水にもこだわり丁寧にひいた出汁で仕上げたつゆは、塩辛さをおさえそばの風味が生きる味わい。毎朝2時間かけて仕込む数量限定「出羽三山胡麻豆腐」の他、期間・数量限定で登場する山菜や月山筍、キノコの天ぷらもお薦め。

    「あいもり」980円(税込)は甲乙つけがたい味わい 2種の麺は合わせて200g以上とたっぷり「あいもり」980円(税込)は甲乙つけがたい味わい 2種の麺は合わせて200g以上とたっぷり

とれたての食材を販売
「つるおか駅前マルシェ」

広々としたマルシェ店内「鶴岡のおいしい!」がずらりと並ぶ広々としたマルシェ店内 「鶴岡のおいしい!」がずらりと並ぶ

地場野菜や果物、加工品、漁港直送の鮮魚など、四季折々の味に出合えるマルシェ。老舗店とコラボし鶴岡の在来作物を描いたオリジナル手ぬぐい、地元作家が羽黒産のアケビのツルで編んだ籠など、ここでしか手に入らない品も多数。ご飯のお供「しょうゆの実」とつや姫で焼き上げたせんべいや、鶴岡産の梅とブルーアガベシロップを瓶詰にした「香梅鈴」も人気で、定番とは一味ちがったひねりのある逸品揃いだ。奥田シェフが目利きした調味料や、施設内のお店で使用する新鮮な庄内産食材も豊富。セレクト品の一つひとつに対する深い情熱が感じられる。

鶴岡の旬の食材・料理はこちら >

  • 殿や

    「つや姫 極(豆)」2合×2個 1,944円(税込)オリジナル風呂敷包み、桐箱入り「つや姫 極(豆)」2合×2個 1,944円(税込) オリジナル風呂敷包み、桐箱入り

    デビュー以来「米の食味ランキング」で最高評価「特A」を獲得し続けている「つや姫」。その中から大粒のものだけを特別な方法で選別した「つや姫 極」は、精米段階で欠けた粒も丁寧に取り除き、粒ぞろいにこだわった特上の品。粒がそろうことで炊き上がりが均一になり、ムラや雑味のない格別な味わいに。もっちりとした食感もさることながら、嚙むほどに口の中で増す旨味と甘みは、舌の肥えた地元民もうなるほど。鶴岡産の特別栽培米が6種並び、1キロから精米できるので鮮度も抜群。全国でも希少な生産者兼「お米マイスター」が店頭で迎えてくれる。

観光案内所機能も備えた
鶴岡観光の拠点「FOODEVER」

  • FOODEVER内には、鶴岡市観光案内所も併設されており、鶴岡市街地の観光施設やイベント情報のご提供など、旅のご相談に応じています。近隣市町村や食文化関連のイベントチラシ、各種観光パンフレット等を取り揃えているほか、レンタサイクルの貸出し(4月~11月)や手荷物預かりサービス(有料)も行っています。
    営業時間  9:30~17:30
    定休日 12月29日~1月3日
    TEL 0235-25-7678
    URL https://www.tsuruokakanko.com/
    cate/ca07.html

    鶴岡市観光案内所カウンター 鶴岡の食や見どころを丁寧に案内してくれる鶴岡市観光案内所カウンター 鶴岡の食や見どころを丁寧に案内してくれる

  • つるおか食文化市場
    FOODEVER(フーデェヴァー)

    つるおか食文化市場 FOODEVER(フーデェヴァー)

    住所
    山形県鶴岡市末広町3番1号
    マリカ東館1階
    アクセス JR「鶴岡駅」徒歩1分
    営業時間 9時30分~23時(店舗により異なる)
    定休日 店舗により異なる
    問合せ先 株式会社Fu-Do ☎0235-25-0100
    HP http://foodever.info/ http://tsuruokamarukajiri.info/ (鶴岡丸かじり)

掲載されている情報、価格(税込)は2017年12月現在のものです。

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