このページは2014年1月のリニューアルよりも以前に掲載していた内容です

食文化と豆知識

 

岩手

行事ごとに来客につきたての餅をふるまう風習も特徴

太平洋沿岸はリアス式海岸で磯の魚介類に恵まれる。冷涼な気候で米の代わりにそば、ひえ、あわ、きびなどの雑穀中心の食文化を持つ。北上川流域には米作地帯が広がり、餅料理が発達した。行事のたびに餅をつき、つきたての餅を来客に提供するというのもこの地方の特徴である。

岩手県TOPページへ戻る

ニッポン食の歴史紀行

日本の食文化探訪 だし編

岩手の食文化を探求する

  • あの名物の謎をひもとく

    なぜ韓国料理の冷麺が盛岡に?

    朝鮮半島の北部で生まれた青木輝人氏が「食道園」を昭和29年開業、 盛岡で初めて冷麺が提供された。 透明で、いわゆるゴムのような麺は青木氏が修行していた東京数奇屋橋の店 で既に出されていたそうだが、レシピはなく、地道な研究と舌の記憶のみで現在の麺を作り上げたそう。その後昭和40年代になると県内に焼肉店が数多くオープン。 食道園の味をベースに、各店で盛岡ならではの素材を使い、より地域に受け入れられるための工夫が加えられ、 盛岡冷麺はじわじわと普及し始めた。

  • あの名物の謎をひもとく

    わんこそば、どうしておかわりをするの?

    「わんこそば」といえば、岩手県に伝わる楽しんで食べる郷土料理。かたわらの給仕さんが「はい、どんどん。はい、まだまだ!」のかけ声とともに、お椀にふたをするまで、次々とおかわりの蕎麦が入れられる。にぎやかな様子や、早食いのイメージから、庶民の伝統のように感じるわんこそば。実は、お殿様にルーツがあったとする説がある。 およそ400年前、南部藩のお殿様が、江戸に旅立つときに、岩手の花巻城に仮泊した際に特産の蕎麦を差し上げた。お殿様だからと、木のお椀に上品に、少しだけそばを盛ったところ、何度もお代わりをされ、これが、わんこそばの起源になったといわれている。 また、この地方では大勢の客をそばでもてなすために、すこしずつそばをいれて客人に出し、食べている間にそばを茹で上げておかわりを出す風習もあったそう。ちなみに、毎年盛岡で開催される全日本わんこそば選手権、制限時間が15分の中での最高記録は、平成12年大会の451杯!

  • あの名物の謎をひもとく

    話題の「甘くてしょっぺー」汁の歴史とは?

    北三陸地方が舞台の人気ドラマの影響で一躍知名度を上げた、久慈市山形町(旧山形村)に伝わる郷土料理。煮干しと昆布でダシを取り、ニンジン、ゴボウ、焼き豆腐、油揚げなどの具がたくさん入った煮込み料理だ。中でも特徴的な具が、小麦粉を練った団子の中に黒砂糖とクルミを詰めた「まめぶ」。約200年前に、凶作で麺やそばきりを食べることを禁じられた農民が、その代用として食べ始めたのが起源と言われている。現在、まめぶを提供している飲食店は久慈市内に約15店あるほか、まちおこし団体「久慈まめぶ部屋」が昨年開催された「B-1グランプリin姫路」に初出店するなど、活動の場を広げている。

PAGE TOP