むらさきおりな|山形県

紫折菜

生産者の減少によって「幻」となりつつあるツケナ

概要

幻のツケナと呼ばれる紫折菜が育つのは、鳥海山を望む広大な庄内砂丘のはずれにある砂地。酒田市古湊地区で古くから栽培されてきた紫折菜だが、現在は栽培農家の減少によってその存在自体が幻と言われている。
もともとは昭和の初めに、中国から日本全国に導入された野菜だが、厳しい寒さを越し、根腐れ等を起こさないように栽培するにはその環境と生産者のたゆまぬ努力が必要なのだ。
酒田市古湊地区は、砂地ならではの水はけの良さや、日本海からの偏西風の影響で降雪量が少ない環境であったことと、各自が自家採種をし、おいしくて収量の取れる系統を選抜するなどのこだわりを持った生産者により、栽培の難しい紫折菜をこの地域ならではの特産物への成長させることができたのである。
最近ではその貴重さゆえに、少しずつ人気の出てきた紫折菜だが、一方では農家の後継者不足という深刻な問題も抱えている。
本当の「まぼろし」にならないよう、栽培する人が増えてほしいと、現在の紫折菜の農家は言う。

基本情報

ジャンル ご当地グルメ
地域 山形県庄内酒田
2月 3月 4月
このご当地情報の登録者 ぐるたび事務局
備考 -
PAGE TOP