きょうとのひなあられ|京都府

京都のひなあられ

京都のひなまつりはしょっぱい味で祝う

概要

関東のひなあられが米から作る軽くて甘いポン菓子に対し、京都を中心とした関西圏では餅を炙ったあられ菓子のことを指す。かきもち(煎餅)の元祖とされる京都のひなあられは直径1センチほどの大きさで、一般的に塩味系でおもに醤油や青海苔、海老などで味付けされている。ひなあられの発祥にはいくつかの説があるが、平安時代に貴族の間で雛遊びが流行していたため、京菓子司が考案したという説が濃厚とされている。宮中で小さなものを「ひな」と呼んだことから「小さなあられ」という意味であった「ひなあられ」。その言葉が、江戸時代に庶民の間で広まった現在のひな祭りと結びつけられたのでは、と考えられている。関東のひなあられは当時庶民の間で親しまれていた米菓子に、桃の節句用に色付けしたのがはじまりとされている。また、平安の貴族が川原で雛遊びをする際のおやつとして、持ち運びやすいように菱餅を小さく砕き、炒ったのがはじまりとされる説もあるが、いずれにしても現在のようなひな祭りに楽しむお菓子として定着したのは明治以降のようだ。ちなみに名古屋では俵型が主流。

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