セイコガニ|食文化を味わう!

地元の人が食べちゃうから、
他の地域にまでなかなか流通しないというセイコガニ。
噂の真相を探るべく、福井にやってきました!
さっそく、セイコガニの秘密を求めて、
地元の人に聞きこみを開始します!

東京駅~ 東海道新幹線ひかり+北陸本線特急しらさぎで約3時間半
大阪駅~ 特急サンダーバードで約2時間

10:00
中学3年生、学校でセイコガニと格闘!
12:00
我が前のカニなら、脚の身もいっぺぇ入ってるでのぉ
15:00
地元のお母さんに聞いた!わが家流の味わい方
19:00
アツアツの日本酒を注いで味わう、甲羅酒
09:00
「活きたカニが欲しいんかぁ?あんたら、そりゃ、もぐりやわぁ!」
12:00
海の宝石セイコガニ8杯分をトッピング!

中学3年生、学校でセイコガニと格闘!

福井県では、中学3年生になると、全員が「セイコガニ」の食べ方を学ぶ。
漁業関係者が学校に出向き、直接、食べ方を指導するらしい。
生徒たちの顔は真剣そのもの。いったんカニを食べ始めると、
いつのまにか沈黙に…。

セイコガニを隅から隅まで食さずして、福井県民とは言えず!?
この取り組みは、若者の魚離れ解消を目的として、
県内全域で実施されているのだとか。

我が前のカニなら、脚の身もいっぺぇ入ってるでのぉ

プチプチした食感を楽しめるのが外子。
内子は、トロッと濃厚な味が楽しめる。

ほやのぉ。この辺では、成長した雄(オス)のズワイガニを「越前ガニ」、雌(メス)を「セイコガニ」って呼んでるんや。
越前ガニはぁ、お客さん用やでぇ、セイコガニが家庭用やの。
いつもぉ食卓に並んでるのがセイコガニなんやざ。

ほやほや、「我が前のかに」って呼ばれるカニもあるんやざ。
我が家の前の海にいるっていう意味でぇ、昔はよぉけぇ取れたんやざ。
普通のセイコガニより脚の身もいっぺぇ入ってぇ、うめぇんやがのぉ。

地元のお母さんに聞いた!わが家流の味わい方

買い物中のお母さんに直撃インタビュー。
地元では、セイコガニをどうやって味わっているんだろう?

カニ爪の使い方によって、カニ通かどうかバレちゃうらしい

うちではぁ、どうやって食べられるんですか?

ほやのぉ、中身をほじるだけほじってぇ、アツアツの白ごはんの上に乗せての、しょうゆをタラっと垂らして食べるのがうめぇんやわ
(翻訳)そうだな、中身をほじるだけほじって、アツアツの白ごはんの上にのせてね、しょうゆをタラっと垂らして食べるのが美味しいよ

お子さんたちには、どんな食べ方をさせてるんですか?

カニばっかりやったら栄養が足りんさけぇ、塩もみしたきゅうりやぁ、やっこく茹でたホウレンソウと、和えたりするんやざ
(翻訳)カニばっかりだったら栄養が足りないから、塩もみしたきゅうりや、やわらかく茹でたホウレンソウと和えたりするよ

お母さんは、セイコガニのどの部分が好き?

うーん、うらはぁ、やっぱり内子やわ。ミソと混ぜてぇ、すだちをギュッと絞ったら、あんたそりゃうめぇんやざ。
(翻訳)うーん、私はやっぱり内子かな。ミソと混ぜて、すだちをギュッと絞ったら、そりゃ美味しいよ

アツアツの日本酒を注いで味わう、甲羅酒

セイコガニの甲羅を外したら、そこに熱燗をガッと注ぐ。
甲羅にカニの身やミソをわざと残しておくのが、通の流儀。
箸でこそぎ落とせば、濃厚な甲羅酒が出来あがる。

蟹至福について
福井県の蔵元が、カニに合う味を求めて作った日本酒。
その名も「蟹至福」。酒自体に、あえて香りを持たせず、
カニの香りや旨味を最大限に引き出す味わいとなっている。

活きたカニが欲しいんかぁ?あんたら、そりゃ、もぐりやわぁ!

昨日行った酒屋さんでマル秘情報をゲット。
茹でたての新鮮なカニが買えるという越前朝市に、早起きして行ってみた!

漁港近辺の町に住んでいても、
生のセイコガニにお目にかかれることはめったにないらしい。
地元のお母さんたちが買っていくのも、茹でられたセイコガニばかり。
生のカニは脚が早いというのもあるが、理由はそれだけじゃない。
浜から上がったばかりのカニを、大釜で茹でたほうが、数倍も美味しいからである。

流通がよくなり、地域のスーパーでも買えるようになったが、
行商のおばちゃんがリヤカーを引いて売りに来る姿が、今でも時折見られるらしい。

海の宝石セイコガニ8杯分をトッピング!

現地ならでは味わい方がしたい!ということで、ランチは、幻の丼と噂されている
「開高丼」に決定。
芥川賞作家「開高健」が愛食していた丼らしい。

ボリュームがあるとは聞いていたが、出てきた丼を見てびっくり!
思わず「え?これで、本当に4人前ですか?」と聞いてしまうほどの大盛りなのである。
セイコガニ8杯分の中身がぎっしりと並び、きらめく様子は、まさに海の宝石箱。
カニの旨味をすべて吸いこんだ、福井産のコシヒカリも、これまた最高!
シンプルでありながら、セイコガニのすべてを味わえる、贅沢極まりない丼なのだ。

「開高丼」を提供している ふるさとの宿こばせ の女将さんよりメッセージ
「2012年の開高丼の提供期間は11月7日~1月15日。
生け簀でセイコガニを活かしていますので、1月15日以降でもご提供可能な場合もございます。ご希望の場合は事前にご予約をおねがいします。」

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情報提供いただいた皆様

福井県農林水産部販売開拓課、水産課
動画著作:めがね会館IT社長 株式会社jig.jp 福野泰介
福千歳醸造元 田嶋酒造(株)
ふるさとの宿 こばせ

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